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中傷と誹謗は自立と自尊の放棄でしかない

誰かに何かを主張することと誹謗することは、似て非なるものです。
「モラルを失い、何物かに対する服従感と献身と義務の自覚」を放棄しています。
最大の誤りは、民族の歴史的生命ともいうべき伝統と規範を否定していることです。

他国の恥ずべきところを模範して、自国の誇るべきとこを放棄するのは、愚かな行為にしか過ぎません。
修己治人にあるように、
「心正しくして身は修まり、身が修まれば家が治まり、国が治まり、そして天下は平らかになる」と大学にあります。
神道・儒教・仏教は、日本の自然と合い重なりあって、日本の精神・日本の文化となっております。
これを伝統として、守り養い育てていかなければならないのです。

情けは人の為ならず
「情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、誰にでも親切にしておいた方が良い」という日本人らしい思いやりは、大切にしなければなりません。

他国の文化である誹謗中傷は、日本人の自尊心を傷つけるだけです。
同じ土俵に上がらず、
間違ったことを正しく主張することを大切です。

日本の心を傷つける誹謗に対して、「それは違います。正しくはこうですよ」と教え、無意味な中傷には「悲しい人達ですね。人を傷つけることでしか癒されないのですね」と情けを掛けてあげましょう。
それが日本の心であり、文化であり、日本人らしい自尊心のあり方なのです。

大いなる自然にいだかれて、時に慰められ、時に傷つけられ、万里万象と共に歩む日本の精神は共存共栄を体現しており、エゴ(利己主義 )という原始的人類を超越した存在であります。

ボリシェヴィズム(マルクス・レーニン主義)とファシズムを「野蛮状態への後退」、「原始主義」として批判したスペインの哲学者ホセ・オルテガ・イ・ガセトの言葉を借りますと、「自らに高い要求を課さない存在、凡庸であることの権利を堂々と主張してやまない存在、欲望の赴くままに行動し義務の観念を持たない存在、自分の行為の意味を理解しない存在、ノーブレス・オブリージュを持たない存在こそ大衆であり、大衆は国家という単なる装置や機械を養う肉やパンに化してしまう」と大衆で政治の限界を唱えております。
つまり、原始的な衝動だけで大衆政治を行えば、ただただ欲望を満たすだけの存在に成り下がるということです。
しかし、不思議なことに明治維新を起こした日本人は、大衆でありながら国家を論じておりました。日本人は不思議な民族ですね。

大阪に松竹座という大衆演劇場がありました。
その看板役者は、『藤山 寛美(ふじやま かんび)』と申しました。
アホ・バカを演じる喜劇役者でありましたが、舞台の最後はお涙ちょうだい、どんなアホ・バカであっても一寸の命がある。どんな小さな存在でも国家を論じる。
江戸時代の大阪庶民は、『帝はん』と共に暮らしてきたと言われます。
仁徳天皇の「民のかまど」の話にあるように、国家を修める天皇はんとその日暮らしの庶民が一体感を持って暮らしている。
もちろん、それは神話であり逸話であります。
しかし、その精神こそ、日本の心そのものなのです。
『大一大万大吉』石田三成の旗印
『One for All, All for one』(一人は皆の為に、皆は一人の為に)アレクサンドル・デュマが書いた「巌窟王」の中で「三銃士」が剣を合わせ誓う言葉
これすべて、『一燈照隅 万燈照国』の心なのです。
伝教大師 最澄の言葉に「一隅を照らす、此れすなわち国宝なり」という言葉あり、一つの灯りは隅しか照らせないが、万の灯りは国全体を照らすことができるという意味であり、日本人は一人一人が1つの灯であることを自覚していた民族であります。

もうお判りですよね。
一人一人が国家を背負う使命感を持つ『公』の心
自らの欲望に素直になり自由を満喫する『私』の心
その相反する二つに心を『公私』といい、公私の区別ができるのが日本人の良さなのです。

万里万象、すべての物に命があり、みな神仏になる。
喧嘩も、粋のいい気風もいいですね。
火事と喧嘩は江戸の華ともいいますし、「やっちゃえ、やっちゃえ」って感じてすよね。
しかし、終り良ければ、すべて良し。

禍根を残し、相手を恨み続けるようなことは止めましょう。
言うだけ云えば、すっと水に流して、何も残さない。
「60年前、100年前、1000年前、いつのことを言っているんだい」
昔のころを掘り返して、根ほり葉ほりする他国の駄目な所を真似る必要はないのです。

いつも『一燈照隅 万燈照国』の心を忘れずにいて下さい。
日本人は一人一人が、自立して自尊心を持つ。国家を支える一燈なのです。

国家の威信を傷つけないで下さいね。

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