1月22日 月と木星が接近とパイオニア10号
1月22日(21日)の宵のころ、南の空の高いところで月と木星がすぐそばに接近しているのが見られるハズだった。おうし座の赤い1等星アルデバランも並び、深夜から夜明けにかけては三重奏を西の空で奏でるハズだったが、あいにくの雨で見ることはできない。
木星といえば、パイオニアを思い出す。2003年1月22日、太陽系外へ向け飛行中のNASAの惑星探査機「パイオニア10号」との通信がこの日の信号を最後に途絶した。
太陽から木星までの距離の2倍になる想定していた受信できる距離を超えても発信され続け、パイオニアによって多くの発見がなされた。
パイオニア10号は、木星周辺の衛星写真や木星の磁気圏やヴァン・アレン帯の観測を行った後に木星圏を離れた。1983年6月13日に海王星の軌道を横断したパイオニアは、地球から53光年離れたアルデバランの方向へ向けて今も航行を続けている。
木星の横にあるアルデバラン、遥か遠くで見ることもできないが世界初の木星探査機パイオニア10号( Pioneer 10)が今もそこを飛行を続けている。2006年、打ち上げから34年目で運用は終わっている。2003年1月22日は海王星の約 2.7 倍にあたる 82.1 天文単位から最後の信号が送られてきた日から丁度10年に当たる。
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