選挙前日、4年後の衆議院選の争点は放射能被害になっているだろう?
遂に選挙前日となりました。
悲しいことに、最後の最後まで放射能被害が争点にならない選挙できした。
放射能が危険か安全か?
その結論を私は持ち合わせていません。
判っていることは、
・外部被ばくなら1Sv/年でも成人なら安全だという事実
・内部被ばくでは5Bq/kgでも危険性があるという研究結果があるという事実
相反するような研究成果しか、証拠として上げられていないことです。
そして、福島の現実は、厳格な調査すらなされていないということです。
ソビエトも5年間も放射能被害を隠していた為に、評価できる研究資料が少なく、福島で今、何が起こっているか予測できません。
そして、福島でも事細かな調査がされていないので永久に放射能の影響を限定できないでしょう。
判らないから放射能の影響でないという暴論が続きます。
甲状腺ガンが放射能の影響と認めたのは、ヨウ素の半減期の性質上から判ったことです。
セシウムやストロンチウムは半減期が30年近くある為に特定できません。
特定できないから影響はない。
これは暴論であります。
影響の「ある」・「なし」に関わらず、
健康調査だけでもしっかりとして頂ければ、放射能安全基準もはっきりします。
結局、被害者がある程度拡大しないと、
本格的な調査に乗り出さないという元来の姿勢が、水俣病を起こし、被熱製剤によるエイズ患者を生み、尼崎公害訴訟を起こし、アスベスト問題も拡大化させた原因です。
もし、放射能が安全というならば、
「沢山の研究結果がある」という言葉ではなく、その知っている研究結果を公開して貰いたいものです。
そうして頂ければ、わずかしかない灰色の脳みそをフル活動して解析を試みます。
検証するデーターもなしに、どう判断しろというのでしょうか。
チェリノブイリに残っているのは、放射能被害者と思われる患者だけです。
ソビエトは故人の厳密な調査をしておりませんから断定できません。
沖縄でウリミバエ根絶にコバルト放射線を放射し、不妊虫放飼によって根絶しました。
人間などの動物は遺伝子が二重螺旋構造の為に影響がないと言っていますが本当でしょうか?
もし、影響がでるとしても、100~500年くらいのスパンが必要なだけかもしれません。
レントゲンが放射能を発見したのが1895年です。
核兵器の開発が1945年7月16日に完成してから67年です。
遺伝子への影響の結論を出すには早すぎると思います。
2011年3月11日三陸沖地震が起こって、1年と9ヶ月しか経っておりません。
チェリノブイリの実情を鑑みれば、2016年頃に甲状腺ガンの小児患者が急増するハズです。
私が注目しているのは福島ではなく、北東北と関東・東海です。
福島以外でも多くの患者がでるのではないかと心配しております。
外れてほしいと思う悪い予感ほど当たるもので、実際当たってほしくないと思っています。
ただ、2016年は次の衆議院選になり、その焦点が放射能被害者の対処でないことを祈りたいものです。
被害者がごく少数となる可能性もわずかにですがあります。
それは普段から昆布やわかめなどヨウ素を多く含む食品を多く摂取している民族であるという可能性です。ヨウ素が満たされていれば、放射性ヨウ素の吸収量が抑制され、被害者が激減する可能性があるのです。
逆にもっと深刻な危険性もあります。
平成24年7月24日から26日、熊本の下水汚泥からヨウ素131が検出されたことです。
ヨウ素131の半減期は8.04日です。
明らかに福島と違う放射能が飛散しております。
さらに、9月18~19日の千葉と東京の汚泥にもヨウ素131が検出されています。
これは福島311事故と別の放射能です。
出所が福島か、それ以外かも判りません。
このヨウ素131を吸った被害者が存在するハズです。
北東北と関東・東海に留まらず、全国規模で何かが起こっているのかもしれません。
2016年
それは不吉な年となりそうな予感がしてなりません。
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