「原子力規制委員会」の委員長 田中俊一前原子力委員会委員長代理
知っていました?
福島第1原発の収束宣言をしているのに、原子力災害対策特別措置法の「原子力緊急事態宣言」は解除されていないことを。
つまり、超法規的に何でも内閣総理大臣が原子力に関して決定できるのです。
収束宣言と一緒に、解除していたと思っていました。
このまま50年くらいは解除しないで行くつもりでしょうか?
少し調べないと怖い気がしています。
いずれにしろ、「原子力規制委員会」は、規制しない委員会として発足が決まった。
保安院が名前を変えただけになりました。
昔からこういうことわざがあります。
「古い酒は新しい器へ」
味なんて判らないから器を変えて相手を騙すという意味です。
元々は、新約聖書「マタイによる福音書」第9章からではないでしょうか?
「新(あたら)しい酒を古い革袋(かわぶくろ)に入れる」
訳:新しい内容を古い形式に盛り込む。多く内容も形式もともでないと生きないことにいう意味。
形式というモノは、時代と共に発展してきたので、それを全部新しく弊害より、新しいモノを古い形式に取り込むほうが効率的であるという意味です。
これを象徴的に表した言葉が、『維新』です。
明治維新とは、古いモノと新しいモノの融合でした。
一方、新しいモノをすべて新しい形式で行うことを『革命』といいます。
それが悪い意味で形を変えて使われているのです。
「古い酒は新しい器へ」
国民は馬鹿だからシステムを新しいすれば、騙されると思っているのでしょう。
まったくふざけた話ではないでしょうか。
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国会の同意得ず、首相が任命へ 原子力規制委人事
http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012090501001084.html
政府、民主党は5日、原子力の安全規制を一元的に担う新組織「原子力規制委員会」の委員長と委員4人について、国会閉会後の今月中旬にも野田佳彦首相が任命する方針を固めた。国会の同意が必要な人事だが、民主党内に異論があるため今国会の採決を見送り、規制委設置法の例外規定を適用する。国会同意人事で首相の任命権行使は極めて異例。
政府の人事案通り、初代委員長には田中俊一前原子力委員会委員長代理を、委員に中村佳代子日本アイソトープ協会主査ら4人をそれぞれ起用する。
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