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宮城県議会、広域処理必要ない。VS 細野大臣、広域絶対必要。

宮城県議会が県議員全会一致で、広域処理の撤回を求めている。

放射能を拡散する可能性のある広域処理を止め、その予算を復興予算に回して貰いたいと言っているのだが、細野環境大臣は絶対に(宮城県で)埋め立てさせないと豪語した。

その理由が非常に面白い。

ヒ素やクロム、アスベストを含むガレキを埋め立せられないと言うのだ。

・モーニングバード・そもそも総研より
20120705 細野大臣に聞く ガレキの広域処理必要なの?
「ガレキは本当に広域処理しないといけないのか? 第2弾 細野大臣に聞く!」
http://www.dailymotion.com/video/xryzrp_20120705-yyyyyyy-yyyyyyyyyyyy_news#from=embediframe

九州の広域ガレキ試験を行ったのは日明工場である。
1日に600トンのごみ処理が可能で、ごみ焼却時に発生する熱エネルギーを有効利用し、最大6,000kWの発電を行うことができる。
焼却施設は、連続運転式ごみ焼却炉(ストーカー式)を採用しているので、可燃ごみは850~950℃で2時間(炉内に入ってから灰になるまで)焼却しているハズです。
さて、ヒ素やクロム、アスベストの沸点と無毒化を考えてみましょう。

・ヒ素:1気圧下において616℃で昇華します。融点は817℃です。砒素を回収するための砒素回収方法がありますが、日明工場に設置されているか確認しなければなりません。

・クロム:融点は1903℃、沸点は2200℃ですから燃えて無くなることはありません。飛灰として拡散しないようにはできていると思うので拡散の心配はありませんが、これを埋め立てするとなると問題です。灰をリサイクルセンターにもっていけば、クロムの回収率は95%ですので問題はありませんが、遂先だって、千葉の焼却灰から放射能が流出した事件もあり、セシウムとクロムの回収が並行して行えるとは思えません。

・アスベスト:融点は1500℃ですから普通の焼却では焼却灰に残ります。アスベストの無害化処理(非繊維化)として、現在認められているのは溶融による処理方法です。溶解点が1521℃ですので、廃棄物処理施設の溶融炉を1500℃以上の超高温にすれば、分解できることになります。それ1500℃以下ならアスベスト入りの危険な焼却灰となります。

日明工場が普段の処理で超高温処理をやっていると思えませんが、1500℃以上の処理ができるかどうかになってきます。

普段の記事を調べても、800℃以上の運転を心掛けているというような記事以外は見当たりません。

細野環境大臣がそこまで考えて言ったのでしょか?

いずれにしろ、県議会が全会一致で広域処理の撤回を求めているのに、考慮もしないと断言していることには呆れるばかりです。

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