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怒り心頭、福島には住みたくない。福島小児科医(会報誌)の見解を見て

院長の独り言さんのブログで「福島県医師会報に載った福島県小児科医の見解」が載った。

・福島県医師会報に載った福島県小児科医の見解
http://onodekita.sblo.jp/article/57199567.html

「福島は危険・子どもを疎開させよ」という意見は、ネット上では私を含めて多くの方が述べている意見であります。しかし、この会報では大手メディアや地元メディアも同調しているそうです。
この会報を書かれた方は、「御用学者」と野次られたことを根にもっておられるようで、冷静に過去の疫学調査や放射線の医学的影響を説く専門家の方々がすべてホルミシス派であり、ラッキー博士の論文を元に月間100mSvまで安全と唱えているような書き出しであります。

ユーリー・バンダジェフスキー博士やクリス・バスビー博士や児玉龍彦教授など方とはあったことを見たこともないのでしょうか。
少なくとも児玉龍彦教授は何度も福島に訪れておられるハズです。
また、矢ケ崎克馬(琉球大学名誉教授)・肥田舜太郎(医師) ・山形俊男(東大教授)などその他大勢の医師もそう主張されていますが、見たこともあったこともないと言うのであれば、学識を疑いたくなります。
さらに、医師でない科学者でも小出 裕章・武田邦彦先生なども何度も福島で講演会を開いています。
それらを氷山の一角、すべてネット情報の弊害とされております。

そして、この会報を送られた方と同意見なのは、チェリノブイリ事故との比較であります。
「ロシアでは事故後3日間政府からの公表がなく、非難開始は8日後でありました。」
避難開始は確かにロシアに勝っておりますが、避難した先が汚染地帯であったことの開示はいつだったのでしょうか?
この会報の見解では、飯館村は日本に存在しないのでしょう。

ベラルーシでは5年後に移住措置が取られたのではなく、移住が必要だと認識されたのであって、この日本も例外とは言い切れません。
まるで福島事故が30年前のような書き方であり、本当にここに住んでいて大丈夫かと考えさせられてしまいます。

安全化どうかは、理論ではなく、実際に子供達の健康調査に基づいてものでなければなりません。
安全なハズだから調査もしないという理屈を振り回させては敵いません。

私は危険だから避難しろではなく、危険か安全か判らないから避難、または疎開しろ派であります。
危険と判ったから逃げたロシアの悪い例を真似ず、安全を確認してから帰郷する方がいいにきまっています。

ここに掲載されている福島県医師会報を読む限り、報道される人災は真っ赤な嘘であって、これは天災である。
不安を煽るネットやマスコミの情報は真っ赤な嘘で健康に被害はない。
そういった子供たちの心のケアを福島の小児科医は行わなければならない。

少なくとも私は、福島事故が完全に忘却されている小児科医に子供を預けたくありません。

もし、何か発見しても、そんなハズはあり得ない。見間違いだから治療しませんと言われそうで、(会報誌を作った方ばかりだったら)そんな福島には住みたくありませんね。

PS.この会報を送られた先生がおられるように、すべての福島の医師がこんな会報を作られた方々のような人ではありません。(確認できないので数は判りませんが・・・)

----------------○----------------
・福島県医師会報に載った福島県小児科医の見解
http://onodekita.sblo.jp/article/57199567.html

普段は開封もせず、従って読みもしない雑誌ですが、偶然、開いたら目に飛び込んできまして…。
こんな論稿が医師から発信されている現実…。
これを最初にご覧になった全国の小児科医の皆さんは、どう思われたのでしょう…。

平素よりお世話になっております。
いつも先生のブログやツイッターをフォローさせて頂き、勉強させてもらっています。
改めまして感謝申し上げます。

以前、購入したDVDも有効に活用して、住民の今後の生活、避難・疎開に結びつくように情報を提供、共有していきたいと思います。

ところで、メールにも書かせて頂きましたが、福島県医師会報(2012年7月号)に掲載された、「福島県での被ばくとその影響」と題する論稿に驚愕して筆を取っています。

元々、これは日本小児科医会会報(第43号、36-42 2012)に投稿されたものだそうです。

是非、小野先生にもご覧になっていただきたく、同封させていただいた次第です。
本文は一貫した事実の矮小化、そして自分の逃げ道は常に用意して逃げを打ってある、という文章です。

以下、「聞き捨てならない」部分をいくつか拾ってみます。
・年間20mSv論争の頃、ネットメディアの「福島は危険・子どもを疎開させよ」という情報があふれ、大手メディアや地元メディアもこの論調に同調していた印象がある。この時期に冷静に過去の疫学調査や放射線の医学的影響を説く専門家の方々のほとんどが「御用学者」よばわりされた。
 ←大手、地元メディアがそんな主張をした印象は少なくとも私には皆無です。この論者は別な惑星のテレビや新聞をみていたのでしょうか。
そもそも【冷静に】ってなんでしょう。この期に及んでまだこんな見解を述べる医師がいるのです…。

・自分や近隣の医師が診察した範囲では鼻血を主訴に受診した子供はほとんどいない。下痢・倦怠感も同様と。
←肥田舜太郎先生の「ぶらぶら病」にも言及しているが、驚くべきことにやんわり否定しています。「免疫力の低下から通常の感染症も増える」という肥田先生の主張を、都道府県別統計を持ち出し、
それなら福島県の感染症罹患数が前年度より抜きん出ていなければならないが「感染性胃腸炎」ではのような事実は認められないとしている。
手足口病など、全国的に増えたとされる疾患については「福島県だけが突出しているわけじゃない」と。

・ネット情報の弊害  子育て世代の若い親たちは想像以上にネット情報を得ているということを銘記して、情報を流すべき
←あらかじめ多くの利用者が折込済みであるネット情報の負の部分にしか言及していない。

・低線量被ばくによる健康被害は起きるのか
チェルノの対応と比較して見せている。「チェルノでは3日間政府からの公表がなく~」そして驚愕の一言。
→【一方、日本では事故は即日周知され、事故後の国の対応も素早かった】 
さらにこの論者には「10日後に予測しても意味がない」という認識はないようです。
【事故から10日後にSPEEDIによる予測線量が発表され~】

・「規模も質もその後の国の対応も異なる。それを考慮せず、同様の健康被害が起こるに違いないかのような情報は誤りである。」
 →私は、規模は上回り、対応もソ連以下なので、同様どころかそれ以上の健康被害が起こると懸念しておりますが・・・。

誤りであると打ち消しておいて、直後にこう続けています。

・「ただし、福島県での今後の健康調査及びフォローアップが必要であることは言うまでもない。
 →姑息にもこうして「言うまでもない」ことを言って逃げを打ってあるのですね。健康被害が起こらないなら「健康調査やフォローなど必要ない!と主張しても良さそうなものですが・・・。

・ガラスバッジによる外部被ばく調査 から 
「これらの結果から、外部被ばくによる子どもたちの将来の健康被害の可能性は低いと推察される。」
 →しっかり(ちゃっかり)『「外部」被ばくによる』、と書いていますね。用意周到です。本当に悪質。

・内部被ばく調査
 「住民の不安を払拭する目的もあり(中略)南相馬市立病院が県内でいち早く行なったことは、評価されるべきことである」(中略)「このことから、現在までのところ南相馬市の子どもたちは、食事などによる内部被ばくは、ほぼ無いに等しいことが推測されている。」
→この後半に取り上げた文章は酷いですね。「現在までのところ」、「食事【など】」、「【ほぼ】無い」と少しずつ断言を避ける文章になっています。悪質。

そしてここの結びは、
「これまでに出揃っている県内の各地域のデータを総合的に判断すれば、福島県の子どもたちに将来健康被害をきたす可能性は極めて低いことが予想される。」
です。←県の「データ」への疑問は一切なく、「総合的に」判断を下しています。。。
そもそも「総合的」ってなんでしょう。意味不明です。

ここからが凄い。
・リスクのとらえ方と伝え方
1)土壌汚染を指標に避難を決めるべきか?
・今中哲二氏の論文に「強制移住」という表現はない。
・ベラルーシでは5年間は住民への対策が取られなかった。
・さらに当時のソ連と現在の日本は医療・経済状況が異なる。
「これらの違いを考慮することなく、土壌汚染のみで健康被害の可能性を示唆し「避難・疎開」を勧めるべきではないと考える」
←論者は、本当にこう述べています。更に自主避難をするかしないかは、「それぞれの家庭で(勝手に)決めてくれ」と。国の対応と瓜二つ。THE御用の称号を与えたい。

2)自主避難と被災地からの避難
・「危険だ」という情報に煽られるようにして親類縁者のいない他県に避難してしまった親子の中には、避難先の地域になじめず、不登校になっている子どももいる。これらの親子のほとんどは、県内に父親が残り母子だけの避難である。また、離婚などの家庭崩壊をきたした家族や、親子兄弟や友人との不仲を招いている方々がいるというのが現状である。実際の被災地から中通りなどに避難している家族の中にも同じような問題を抱えている子どもたちがいるが、むしろ懸命に暮らしているという印象が強い。
←非常に憤りを感じた一節です。
  まるで、県外に避難した親子はエゴを通したが故に家庭が崩壊し、一方で、中通りに避難してきた親子は(福島から逃げず)懸命に生きていて素晴らしいとでもいうのでしょうか?
そもそも「実際の被災地」ってなんでしょうね。「中通りは違う」という意識の表れでしょうか。かなり違和感があります。中通りこそ「住民が放置された汚染地帯」として問題だと思いますが。
そして決定的なのは「むしろ懸命に暮らしている」という言い回し。これは「県外に避難した母子は懸命に生きていない」と言っているのですね。もはや、この論者は精神を病んでいるとしか思えません。

3)福島県に留まっている親子
・報道では自主避難住民が後を絶たないという印象を与えているようであるが、実際には8割以上の子どもたちが福島県内で生活している。この子どもたちの親のほとんどは、冷静に現状を把握して県内で生活することを選択した。(中略)メディアでは「遠方に避難して頑張っている家族」ばかりが取り上げあれるが、県内に留まって前向きに生活している多くの住民をなぜ取り上げないのか、残念で仕方がない。
←私の地元メディアが伝えている報道の印象は正反対です。西日本に自主避難している子どもを前向きに取り上げた場面を(少なくとも私は)みたことがありません。北海道に疎開した家族を前向きに取材したのは北海道のメディアでした(放送も北海道のみ)。福島のメディアは一貫して、普段通り生活する子どもばかり取り上げていますがね。この論者はどこのメディアをみているのでしょうね。
駅伝、マラソン、鼓笛隊、部活動、高校野球、水泳・・・。すべてが普段通りに(震災前の通りに)進んでいますが・・・。

そして『御用』の常套句、「冷静に」がここでも使われていますね。悪質。

4)子どもたちの思い
・福島県の子どもたちは、メディアや一部の識者によって、将来「がん」になる率が高い、将来障害を持つ子どもが産まれるかもしれない、
と宣告されているに等しい状況なのである。
また「障害を持つ子どもが産まれたら困る」かのような表現にも、小児科医として憤りを感じる。
どのような子どもであれ、産まれてきた命に優劣はない。

この文章も相当に悪質です。前半は事実であり、まず直視して内部被ばくのリスクをできる限り下げる努力を続けなければ、現実になる可能性が高まるだけです。
そしてこの論者が「小児科医」として「憤って」みせている、「障害を持つ子どもが産まれたら困る」という(メディアの)表現も、実は、「(将来親になる)子どもたち自身がそう考えていること。」なのです。それは偽らざる気持ちでしょうに。
この論者は「産まれてきた命に優劣はない」などと偉そうな見識を臆面もなく披露していますが、所詮は「他人事」なんでしょうね。じゃあ、何故、チェルノ後の汚染地帯には次々と「孤児院」が出来たのでしょう。
何故、多くの障害児や、奇形児の存在が現実としてあるのに「今も(マスメディアからは)隠されたまま」なのでしょう。
この論者は 「どこ行くの、パパ?」 (ジャン=ルイ・フルニエ 著) を読んだ事もないでしょうね。障害者が自分の家庭にいるという現実、そして日常を知らないのではないでしょうか。

多分、想像もしたことすらないでしょう。そういう物言いです。
http://oisiihonbako.at.webry.info/201107/article_3.html

「おわりに」と題して、この論者はこれから「福島県の小児科医としてなすべきこと」として、「この地でこれからも生き、生育していく子ども達を心身共に守ることであると考えている」と結んでいます。つまり「『この地』でこれからも生きる子どもしか助けない」と言っているのです。
「県外に逃げた子どもなんか知らん」と言っているのです。

私にはそう聞こえます。

最後まで驚愕の文章でした。

是非、可能ならブログで紹介して頂きたいくらいです。
ネットでは医師ならメディカルオンラインでダウンロードできるようですが、それでも有料ですので・・・。
長文失礼しました。 2012年7月13日
福島県**市 *医院
*** 拝

いかがでしょうか。これは、前回初回致しました医師会の講演内容に合致しますね。私個人としては、肥田先生の内部被曝説をあたかも誤りと断じているところに、非常に憤りを感じました。そこは、本当に許せません。肥田先生のお話をニセモノだという医師がいることに信じられない思いがします。

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コメント

「線量計の音抑えられる」鉛カバー指示の役員会見(12/07/23)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=hn1uz4VbRKU

外国の方が日本の福島原発周辺に普通に住んでいることを知ってクレイジーだと言われたとか。公的機関も福島から自主避難された方には支援しないとかあるいは検査等は福島に来て行うとか通告されたなんて話も耳にします。最近になって福島のみならず東京電力福島第一原発の事故後、大気中に放出された放射性ストロンチウム90が福島、宮城両県以外に10都県で降り注いでいたことが、文部科学省の
調査で24日、わかったなんてデータを出しています。マスク必須で登校するのもその環境下で校庭で運動するのもプールで泳ぐのも異常です。教師も医師も一部を除いて聖職とは言えません。

福島原発事故由来のストロンチウム、10都県で初確認
http://www.asahi.com/national/update/0724/TKY201207240365.html

ショウさん、こんにちは

月刊100mSvまでなら安全と信じているのでしょう。
信じるのは自由ですが、それを強制するのは犯罪です。

20mSvまで認めると政府は言っていますが、その10倍の年間200mSvを浴びて問題なかった前例、あるいは20mSv/年を10年以上浴びて問題がなかった研究成果を見せて頂きたいものです。

日本の製薬会社は、その厳しい審査基準に泣かされています。

突如、20mSvが安全と言われても、誰が信じますか?

2011年3月11日以前の基準は何だったのでしょうか?

道理を曲げれば、無理が通るとでも思っているのでしょう。

※無理が通れば道理引っ込む:道理に外れた事が世の中で平気で行われれば、正しいことが行われなくなる。

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