無関を楽しむ
人の心は折れやすい。
1つ、2つの困難にあっても『がんばろう』と言って、困難を克服する。
しかし、それが3つ、4つと続いてくると、『どこまでこの困難は続いていくのだろう』と考え始めて、5つ、6つとなると『もう駄目だ』と諦めてしまう。
困難は続く、心の関所はいくつもある。
どこかで諦めれば、成長は止まり、努力することを忘れてしまう。
でも、思い出してほしい。
1+1=?
2×2=?
できないことが、できるようになる喜びを。
問題はどんどん困難になり、難解難透になる。しかし、その本質は変わらない。
幼い頃に覚えた本質は何ら変わることはない。
できないことができるようになる。
それが楽しいである。
その問題を解決する喜びは至上の喜びである。困難が大きいほどその喜びも大きくなる。
これを『関と遊ぶ』という。
関を苦に感じないようになれば、初めの1歩。
関と遊ぶようになって、半人前。
関が楽しとなって、一人前。
幾重にも続く、無限の関を楽しむことができるようになって、初めて人は自由を得ることができるのです。
できた。
失敗した。
嬉しい。
苦しい。
一喜一憂して、日々を繰り返す私には、まだまだ遠い胸中であります。
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