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無法国家ニッポン 幼稚園給食から放射性セシウム

法律違反した販売業者が書類送検、または起訴猶予処分にしない方針らしい。

日本に法律は現在100ベクレル以下と定められた。「茨城県の乾燥しいたけ」は規定値の14倍の1400ベクレルの放射性セシウムが愛知県などの検査で検出された。

販売業者は当然法律違反状態である。

これは民事ではないので、警察は即時に介入できる。

しかし、販売業者に検査を現実的に行なう能力はなく、政府における検査態勢の不備もある。

責任がすべて業者にあると思えないので、“起訴猶予処分”というのが妥当な筋だ。

愛知県は起訴や行政処分は行なわない方針である。

愛知県は流通経路の調査を始めたが、茨城県知事は茨城産でそんなハズがないと否定している。

結局、基準が改正されても遵守されないのであれば、意味をなさない。

ホンの少し前なら、赤軍の釈放時に給金をあげるほど法令に遵守する公務員が圧倒的に多数を占めていたが、最近は法令遵守ではなく、命令遵守に変わってきた。

政権が命令をすれば、赤いものも青と言い、鹿を馬と言う。

よって法令を遵守すれば、困るのは政権であって、命令を下すことがない。

愛知県は、

「1人が摂取する放射性物質の量にすると少なく、直ちに健康に影響するおそれはない」

と言っている。

つまり、

どんな法律違反をしても、多数の人に直ちに迷惑を掛けないなら法律違反の罪ではないらしい。

隣の国は、ミサイルを撃ったり、核実験をしたり、人権を無視して、国民を洗脳する悪い将軍様がいるらしいが、

原発を爆発させたり、住民を避難させなかったり、人権を無視して危険地帯に放置したり、放射能は安全ですよと洗脳する総理大臣いる国とどこが違うのだろうか?

ホンの少し前までは、建前だけでも民主主義だったのだが、今ではその看板も下ろしている。

国民のほとんどが望まないことを突き進む。

これを過去の偉人は『独裁』と呼ぶ。

『独裁』とは、民主主義から生まれる異端児である。

国民から望まれて生まれ、国民を裏切って突き進む。政府の大本営発表がその顕著な表われではないだろうか。

願わくば、良心の呵責を残している議員が、この政権を終わらせて頂けることを願う。

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幼稚園給食から放射性セシウム
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120405/t10014248141000.html
4月5日 20時34分
愛知県岡崎市の幼稚園で、先月、給食として出された乾燥しいたけから厳しくなる前の暫定基準値の3倍近い1キロ当たり1400ベクレルの放射性セシウムが愛知県などの検査で検出されました。
乾燥しいたけは茨城県から出荷され、およそ30キロが流通していますが、愛知県は直ちに健康に影響するおそれはないとしています。

愛知県などによりますと、先月21日、岡崎市の幼稚園の園児と教職員およそ530人分の給食で、うどんの具として出された乾燥しいたけを保健所で検査したところ、暫定基準値の3倍近い1キロ当たり1400ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。これは、今月から食品に適用された新しい基準にすると14倍になります。
幼稚園では2キログラムが給食として出されましたが、愛知県は、1人が摂取する放射性物質の量にすると少なく、直ちに健康に影響するおそれはないとしています。これまでの調査で、乾燥しいたけは茨城県から出荷され、愛知県豊川市の加工業者が仕入れ業者を通じて仕入れて、1袋500グラムに分けて販売し、合わせて30キロが岡崎市などで流通しているとみられています。
愛知県などは乾燥しいたけを回収するよう販売業者に求めるとともに流通のいきさつについて調べています。

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原発震災(53)「シイタケから放射能」をどうとらえるか
http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/e/b5db717e442a6a958f8643da2f28e9f8
 愛知県岡崎市の幼稚園で食材に使われていた茨城県産干しシイタケから、1400Bq/kgの放射性セシウムが検出され、大々的に報道された。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120405/t10014248141000.html報道によれば、幼稚園では2kgを用いて530人分のうどんの具の一部としたという。一人あたりどれほどか計算してみると、1400Bq/kg×2kg/530人=5.3Bq/人。15kgの体重の子どもであれば、体内濃度として、5.3Bq/人÷15kg=0.4Bq/kgとなる。これ一回だけなら、子どもでもおとなでも体内に自然放射性物質であるカリウム40の放射能が70Bq/kg程度あるので、それと比べれば無視できる数字である。(それに対して、毎日摂取し続けると、その約100倍の放射能となるので、無視できなくなる。)

 私が入手した情報では、この幼稚園の園長先生は、食材の放射能についてはかなり心配していて、産地をはっきりさせるなど努力されていたという。保護者の一人が、園長先生の了解を得て、気になる干しシイタケを名古屋市にある市民放射能測定センター(Cラボ)http://tokainet.wordpress.com/hsc/に測定を依頼し、その結果、放射能が高いということが分かり、保健所に届けた、というのが実際の経緯である。当初行政側は、園の名前を伏せて公表することを打診したそうだが、園長先生は、実名でOKと回答し、ご本人は保護者通信にこのことを報告するとのことだったという。園長先生が報道機関に発表されたコメントの全文を紹介しよう。

「放射線内部被曝から、被曝にもっとも弱い子どもたちを守りたいという思いで、給食食材の食品放射能分析を実施しました。3.14以来、食材業者と産地特定など細かいところまで注意してきましたので、結果については大変残念です。今回の干ししいたけは、一般に市販されているものであり、安全だと信頼して購入したものの一つでした。
 私ども一園の問題でなく、このことを社会全体で受けとめることが大切だと思います。みんなで子どもを守るという立場で、五感で感知が出来ない放射能としっかり向きあっていただきたいと思います。これからも長く続くであろう放射能汚染と被曝を少しでも減らしていくための正しい情報を得るためにも、食品放射能分析は必要だと改めて感じています。」

 私はたいへん立派な園長先生だと思う。組織のトップというのは、危機管理が第一の仕事である。その際に大切なのは、迅速な情報の公開と説明である。その責任をきちんと果たそうとされている。

 今回の事例で分かったことは、政府の基準があっても、それを上回る放射能を示す食材が流通している可能性があるということ。一方で、これが大々的に報道されたということは、そういう事態は今ではごくまれになっているということでもある。今回の事態は、一度は子どもたちの口に入ってしまったけれども、保護者、幼稚園そして、市民放射能測定センターの連携によって、今後は防止できるという、よい事例と見なすことができる。地道であるが、このような成功事例をひとつひとつ積み重ねていくことが大切と思う。

 また、もうひとつの観点からの理解を忘れないようにしたい。昨日、埼玉県の有機農家から聞いた話では、原木シイタケはもう収穫できないので山に放置しているという。そうすると、イノシシがやってきてそれを食べるのだという。人間の子どもの被曝は今回の事例のようにして守られるのであるが、イノシシのこども、ウリボウを守るすべはない。野生の生き物たちの内部被曝が進んでいるはずである。人間の一員として、本当に申し訳ないと思うし、被曝が生き物たちの病気につながらないよう、ただ祈るのみである。

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愛知県、交通違反の検挙を全廃か?・・・園児1400ベクレル・瓦礫搬入と続く
http://takedanet.com/2012/04/1400_8f05.html

愛知県の幼稚園の給食に、1キロ1400ベクレルの椎茸を使っていたことがわかった。これは、政府が決めたいい加減な規制値の14倍、本来、幼児に食べさせて良い法律で決まっている濃度の32倍である。

まもなく担当者が逮捕されると思ったら、愛知県は「1月しか食べていない。食べた量がわずかなので、健康に影響はない」という趣旨で取り締まらないことを発表した。例によって愛知県も「足し算」ができないから、園児は、空気もすわず、お米も食べず、遊びもせず、鉛の服を着て外部線量もゼロ、として計算している。

愛知県は園児(私たちの宝)に放射性物質を食べさせても、規制値や法律に反しても「実質的に悪いことが起こらなければ良い」という基本方針を出した。瓦礫引き受けに次ぐ、「法治県の放棄」を宣言したものと考えられる。

どんな規制値を破っても「そのたびに実質的に被害がでなければ取り締まらない」と決めたのだから、これは現代日本の規制行政に大きな影響を与えるだろう。

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愛知県警は直ちに「交通取り締まりの中止」を決めるか、または知事が命令するだろう。これまでは、交通違反の取り締まりは「事故が起こる前」に「道路交通法」に基づいて行われていた。制限速度50キロの道路を80キロで走って事故を起こさなくても白バイに捕まった。

でも、2012年4月からは違う方針が出たらしい。制限速度をいくら超えていても、「たまに80キロで走っても危険ではない。事実、私も歩行者も損害を受けていない。」といえばもちろん無罪放免だ。

愛知県は規則で取り締まることをやめて、実質的に事故が起こったときに取り締まる方針に変えたのだし、憲法の法の下の平等を守るのだから、取り締まることはできない。

速度違反だけではない。家宅侵入罪で逮捕されそうになったら、「家に入ってもたまたま家人がいなかったので、何も問題はなかった。靴を脱いで入ったので汚してもいない。愛知県は法律や規則を破っても、実質的に損害を与えていないなら取り締まらないとしたではないか」と言えば良い。

これまでなら「規制値」というのはそれを超えて「何かが起こった」ときに問題ではなく、「規制値を超えること自体で罪になる」というのが日本社会の常識だった。愛知県はそれにくさびを打ったのだから、すごい!!
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それにしてもかわいそうなのは愛知県の園児だ。おそらく園児自身は新聞も読めないし、知事に文句も言えないだろう。ひたすら大人を信じてセシウム入りの椎茸を頬張ったに相違ない。かわいそうに・・・

東電や政府は強いから文句も言わず、弱いものならどこまでもいじめる・・・そんな愛知県に住みたくない。おそらく責任者は「すみません」と言い、規制担当者(生活衛生課)は「違反しても大丈夫」と言うだろう。大丈夫なら何で規制があるのか! いくら大人が頭を下げても、食べたものを子供がはき戻すことはできない。

東京都の医師からの情報によると、原発事故前はほとんど見られなかった徐脈性不整脈や内科的に異常所見が無く全身倦怠感を感じている子供が増えているという。愛知県の職員がなぜ「法律に違反している放射性物質を食べて」、自分の判断で「安全だ」といえるのか? それも子供は椎茸だけを食べているのではない。

大人は私たちを信じている子供をもっと真剣になって考えてあげなければ大人ではない。

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