大飯町の住民を悪役に仕立てる政権の愚、地熱発電の開発で一挙両得
原発再稼働、この重大な決定事項を大飯町民に押し付けようと政府が目論んでいる。
事故が恒久的に起こらなければ問題にならないが、
もし、事故が起こった場合、誰が大飯町民に救いの手を差し伸べるのだろう?
背負わされる方も迷惑な話である。
関西約2000万人の命を大飯町民に委ねるとは正気の沙汰ではない。
後付けで、「政府が責任を持って」などと言ったところで、大飯町が反対しなければ、再稼働という規定路線を作った時点で、責任がすべて大飯町民に掛かってくる。
関西全域の住民投票でもさらに後ろに付け加えないと大変なことになる。
悪役を一町に押し付けるとは、さながら見下げ果てた政権である。
<原発銀座を改めて、地熱金座へ>
大飯町の町民の悩みは、原発を抱えたすべての町の問題である。
町や市の財政の半分以上が原発補助金という赤字体質を改善は当然として、就職先の不安を抱えて選択は選択に値しない。
今日死ぬか、明日死ぬかの違いしかない。
さて、そこで提案なのだが、新しい就職先を提供するということで原発停止を目指したい。
1つは地熱発電である。
「高温岩体発電」、「マグマ発電」は日本全国のいたる場所で建設が可能である。
活断層を抱える地層なら必ず比較的浅い地層に高温岩体があると思われる。
原発銀座を地熱金座へ昇格されてあげよう。
今まで使ってきた送電網がそのまま利用できる上に、建設ラッシュで需要も見込まれる。
これで半分の就職先が確保できる。
次に、中間貯蔵施設である。
残念ながら新たに用地を確保するというのは、中々困難で何十年も用地確保に時間を掛けることになる。その間、危険な原子炉あるいは燃料プールに保存することになる。
しかし、停止した原子炉でも危険な上、地域住民の失業者も発生せしまう。
ならば、原子炉の横に中間貯蔵施設を建設してはどうだろうか?
最低でも50年、最長100年くらいは存続することになる。
施設建設から維持管理まで、町や市の財政に貢献してくれるだろう。
地熱と合わせれば、町で暮らしてゆくこともできるだろう。
そして、50年以上という時が、町の生業を変えるには十分な時間を確保できると思われる。
こう言った将来図を提示して、
原発停止か、原発稼働かの議論を始めてほしいものだ。
◎ 少し不自由だが、安全な未来という原発停止か
◎ 充実した生活だが、危険を背負った未来という原発稼働か
責めて、そういった選択でなければ、選択と呼べない。
大飯町民の方には、気の毒だが厳しい現実の中で選択をお願いするしかない。
本当に、この政府は残酷である。
・高温岩体発電
天然の熱水や蒸気が乏しくても、地下に高温の岩体が存在する箇所を水圧破砕し、水を送り込んで蒸気や熱水を得る高温岩体発電(hot dry rock geothermal power; HDR)の技術も開発されている。地熱利用の機会を拡大する技術として期待されている。既存の温水資源を利用せず温泉などとも競合しにくい技術とされ、38GW以上(大型発電所40基弱に相当)におよぶ資源量が国内で利用可能と見られている。多くの技術的課題は解決している。2000年から、2年間実証実験、発電が実施された。 また現在の技術ならばコストも9.0円/kWhまで低減する可能性が指摘されている。
2008年には、googleがベンチャー企業等に1000万ドルを出資して話題になった。2010年時点では、オーストラリアのジオダイナミクス社により7万5000kWの大規模な高温岩体地熱発電プラントの建設が進められている。
・マグマ発電
さらに将来の構想として、マグマだまり近傍の高熱を利用するマグマ発電の検討が行われている。開発に少なくとも50年はかかると言われるが、潜在資源量は60億kW(6000GW)におよぶと見積もられ、これを用いると日本の全電力需要の3倍近くを賄えるだろうと言われている。
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地熱発電
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%86%B1%E7%99%BA%E9%9B%BB
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20120427 たね蒔き「原発再稼働に揺れる町~おおい町住民説明会」
http://www.youtube.com/watch?v=6oMF0RGREoM
http://www.youtube.com/watch?v=61_xiYUIxdo&feature=relmfu
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コメント
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どこにでも利権というのは存在します。原発に限って言え仰るように地熱をはじめ他の発電システムにかえていくべきでしょう。地熱等のインフラ構築、また原発廃炉作業にも何年も(もしくは何十年)もかかるから雇用として問題ないはずです。
余談ですが被災地で原油に代わるオーランチオキトリウムに支援をという声を知っている一部の有識者(国会でも述べられた方がいたように記憶しています)がいるのですが既存の勢力からはよく思われていないようです。イランをはじめとする原油輸出国に紛争の噂が絶えない中、国策と進めればいいと個人的には思っているのですが。
有名なのでご存知かもしれまえんが一応転載しておきます。
産経新聞 4月10日(火)12時1分配信
東日本大震災の被災地、仙台市で石油を生み出す藻が、復興計画のシンボルになっている。
環境浄化のコスト削減とエネルギー生産を同時に実現する全国にないプロジェクトだからだ。
仙台市の東部沿岸にある下水処理場の南蒲生浄化センターは昨年3月11日、10メートルを超す津波に襲われ、施設が壊滅的な打撃をうけた。市の生活排水の7割に当たる日量約39万トンを処理する大規模施設で、完全復興には4~5年、900億円もの費用がかかるとされる。
その復興計画で浮上したのが、「オーランチオキトリウム」という藻類を使うアイデアだ。
平成22年に筑波大大学院生命科学研究科の渡辺信教授が沖縄の海でマングローブの林の中から発見した。
光合成を行う葉緑素を持たない種類で、廃水などに含まれる有機物を吸収して、活発に増殖する。
体内にため込む物質は、サメの肝油で知られる「スクワレン」という炭化水素で、石油などと同じ成分の燃料になる。
この藻を使って、廃水に含まれる有機物を除く一方でエネルギーを得るという一挙両得のプランなのだ。
渡辺教授は宮城県の出身で、実用化に向けて同様のプランを練っていたこともあり、仙台市の申し出に即座に応じた。昨年11月には、仙台市と筑波大、東北大の3者で研究協力協定を結んだ。
試験プラントを建設し、筑波大が藻の培養、東北大が油分の抽出について実証実験する。
渡辺教授は「藻を培養する栄養源に廃水の有機物を使うので産業化のネックだった製造コストが下げられます。復興のためにもさきがけのプラントとして成功させたい」と意欲を語る。
投稿: ショウ | 2012年4月28日 (土) 18時14分
ショウさん、こんにちは
オーランチオキトリウムも大変重要な将来のエネルギーです。
現在、藻から作るバイオ燃料は、1L当たり800円で、10分の1にコスト削減をする研究中です。
成功すれば、ガソリンの代わりになりますので期待大です。
高温岩体発電も現在、アイスランドで建設中ですので、成功すれば採算の目途が付きます。
予定では8円程度です。
マグマ発電は、エネルギー効率が良いのでコスト安になるのは間違いないのですが、マグマ溜まりを捉える技術や安全性など、確認する実験が数多く残っているようです。
最短で10年後実用でしょう。
実施されましと、エネルギー事情が一気に変わることになりますよ。
投稿: (管理人)donnat | 2012年4月30日 (月) 16時15分