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福島第1の4号基が爆発するなんて言ってないからね

福島第1の1~4号基の危険性を再三お伝えしている。それぞれの原子炉はそれぞれの事情を抱えおり、その危険性も様々である。

最も危険な状態になると仮定して、1~3号基は水素爆発の危険性が残されているが、4号基は爆発より野焼きの危険性が最も高い。

1~3号基の水素爆発は密閉されている為に起こりうる。稼働中の原発事故に水素爆発が起こるのは、水やその他の物質と放射性物質が反応して水素が発生する為であり、その水素がどこかに貯まって爆発するのである。

この爆発が建屋を壊したような大爆発になる可能性は小さい。

しかし、爆発の副産物で建屋が崩壊するなどという可能性がない訳でもない。

いずれにしろ、起こさないに限る。

4号基も水が無くなると、ジルコニウムが空気と反応して発熱をする。そのとき水素を発生させるのだが、青天井に放たれた水素は大気中に拡散して水素爆発は起きない。

ゆえに、大爆発を心配されている方はトンない勘違いをされている。

1号基や3号基のような水素爆発も核爆発も起こらない。

しかし、問題がない訳ではない。

問題はジルコニウムとペレットとの発熱量である。

ウラン・プルトニウムを含むペレットが融解するのは、2700~2800℃くらいである。ペレットが解け始めれば、中にあった放射性物質が飛散を始める。ウラン・プルトニウムなどの沸点は沸点3200℃以上でペレットの沸点より高いが、温度が上がればそれも飛散を始める。

4号基の中には 1331本、204本と1535本の燃料棒が収納されている。ということは、二酸化ウラン量 265555kgが燃え出すというこだ。

(燃料棒1本当たりの二酸化ウラン量 173kg/本)

すべてが飛散しないというものの、広島型原爆ではウラン235が約60kg使用されたと言われているので、広島型原爆4426個分のウラン235の野焼きをすれば、さぞ盛大な放射能飛散が起こるだろう。

風向きが悪ければ、関東圏一円が全滅もありうるのだ。

自衛隊や消防車、さては東電に勤める職員の犠牲で、放水を行えば野焼きを阻止することができるかもしれなiが、その被爆量はトンでもない量であることは間違いない。そんな犠牲を払う命令をできるのだろうかと疑問に思う私は、そういったことにならないように移送をお願いしているのだ。

移送による放射能被爆は想定内で収めることができるが、野焼きが起こった場合の被爆は想定外の決死隊である。

因みに

2号基の水素爆発で一番恐ろしいのは、2号基燃料プールの底を壊してしまうことである。4号基ほどエネルギー量はないが、それでも使用済み燃料が587本、 未使用が28本も残っている。

いずれにしろ、1~4号基は壊れた建屋なので、すべての燃料プールの燃料棒を安全な場所に移送が急がれると思う。

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コメント

1~3号基は水素爆発の危険性より地震の方が怖いです。

4号基も当然、一番怖いのは地震です。

壊れた建屋の耐震強度を期待する政府の見解には理解できません。

ろくな耐震チェックしかできない状態で、下部が爆発で壊れている建屋の上部建屋の耐震強度が爆発前と同じか、それ以上と判断するのは可笑しいと思いませんか?

私が設計技師なら、外部に補強建材を立てて内部と連結、内部に何本か補強資材を組み合わせないと元の強度は維持できないと判断を下します。(それでも元の強度が確保できるか疑問が残る)

地震以外でもいろいろと騒がせてくれるので、今の東電体質で大丈夫かという心配は尽きません。

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