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若狭湾周辺の原発は、直下地震の場合はもたない

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政府の地震調査研究推進本部は、連動地震に関して「仮に連動を伴う地震が発生しても問題はない」と結論づけた。

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この本部が想定したのは、400ガル(cm/s2)である。

〔 各原発の耐震強度 〕
・高浜ー基準地震動Ss(最大水平加速度550cm/s2)
・美浜ー基準地震動Ss(最大水平加速度750cm/s2)
・大飯ー基準地震動Ss(最大水平加速度700cm/s2)

よって、すべての原発は安全であると判定されている。

ちょっと待ってほしい。

最近の直下型地震を見てほしい。

・東北地方太平洋沖地震 2011年3月11日 マグニチュード7.2(栗原市築館6.6)栗原市築館の最大加速度は2933ガル

・岩手・宮城内陸地】2008年(平成20年)6月14日 マグニチュード7.2 最大加速度4022ガル

・新潟県中越地震 2004年(平成16年)10月23日 マグニチュード6.8 最大加速度2,516ガル

直下型地震の場合 最大加速度2,000ガルを越えてくる可能性を無視していることが判る。

5分の一、または 10分の一の地震を標準に考えて、地震調査研究推進本部は耐震設計に安全と言っている。

400ガル(cm/s2)以上は想定外だと言っている。

もし、原発直下の地震が起れば、すべての原発が炉心損傷を起こすのは間違いない。

<総電源喪失だけが原発の危険性ではない>

今回の福島F1の事故が総電源喪失であったが、電源喪失だけが危険ではない。

地震においてもっと恐ろしいのは給水菅の喪失である。

配管は炉心のように鋼鉄60cmの厚みはない。耐震強度にそって安全基準を遵守しているだけである。

今回、福島の原発事故によって、原発の安全装置の全容がほぼ公開された。

原発ならではの安全装置が如何に脆いものかを暴露してしまった。

極端にいうならば、ビルや工場に置かれたボイラー菅と対した変わりがない。

地震に対しても、最新の基準地震動を想定していない。

大飯原発において最大水平加速度700ガル(cm/s2)の耐震設計であり、2000ガルの地震では全損する可能性が明らかになった。

配管破損すれだ。

原発は水を供給する手段を失い、爆発するしかない。

そして、福井県の原発は、そのほとんどが断層の直上であり、すべてが30km圏内にある。

このような劣悪な環境で安全評価が下されるのだろうか。

あまりにも不可解な判断である。

<耐震評価の添付資料>

>添付5-(1) 耐震評価設備等リスト
>添付5-(1)-2 若狭湾周辺の主な活断層
.01mi
各原発から30kmの円が描かれております。
活断層が発見された時点で、耐震指針が大きく変ってきますが、現在まで耐震補強をしたという報告を聞いたことがありません。

この添付資料では、この活断層から地震が発生した場合の規模が7.4または7.5が予想されております。

この地震から起因とした炉心損傷に至る起因事象
・主給水損失
・外部電源損失
・2次冷却系の破断
・格納容器バイパス
・大破断LOCA
・中破断LOCA
・小破断LOCA
・ATWS
・補機冷却水の損失
・手動停止

その結果、炉心損傷

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〔添付資料の炉心損傷過程〕

炉心損傷に至る起因事象は、400ガルに地震に対して、すべて安全と評価されているが、2000ガル以上の直下型地震の場合の評価をぜひ見てみたい。

おそらく、日本の原発は直下型地震が原発に直下に起らないことが前提になっている。

そんなことは、神のみぞ知るところなのが、政府&電力会社は神の視点で計画を進める。

津波は想定外。

直下地震も想定外。

想定外に責任はもたない。

一言言わせて貰おう。

『ふざけな!』

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地震で原発が壊れる訳がない。by原子力会議分科会
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-be11.html
>【東北地方太平洋沖地震】2011年3月11日 マグニチュード7.2(栗原市築館6.6)
>3月の地震で観測された栗原市築館の最大加速度は2933ガル。

>【岩手・宮城内陸地震】2008年(平成20年)6月14日 マグニチュード7.2
>一関西(岩手県一関市、震源に最も近く最大加速度4022ガルを観測した

>【新潟県中越地震】2004年(平成16年)10月23日 マグニチュード6.8
>川口町の地震計で当時世界最高の2,516ガルを記録。

・阪神淡路大震災(1995年)最大加速度818ガル

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若狭湾周辺の主な活断層
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/33339.html

活断層に「新たな連動なし」 若狭湾周辺、関電など3事業者

(2012年2月29日午後7時50分)

関西電力、日本原電、日本原子力研究開発機構は29日、原発の耐震安全性評価(バックチェック)の一環として、東日本大震災の知見を踏まえ若狭湾周辺の複数の活断層が連動する可能性を再検証した結果、新たに連動を考慮する必要はないとの結論をまとめ、経済産業省原子力安全・保安院に報告した。

 政府の地震調査研究推進本部は主要活断層評価で5キロ以上離れた断層は連動を考慮する必要はないとの考え方をとっており、保安院の審査もこれに基づいてきた。しかし1月、距離が5キロを超える複数の活断層を含め、各事業者が連動性を否定していた活断層に関して再検討するよう指示していた。

 3事業者は共同で検証を実施。「浦底―内池見断層と敦賀断層」「柳ケ瀬断層とウツロギ峠北方―池河内断層」など計15通りの組み合わせを選定し、地形・地質の状況や断層の配列、傾斜、地下深部の構造などのデータを基に数値解析した結果、新たな連動を考慮する必要はないと結論づけた。

 連動による巨大地震の可能性が専門家から指摘されている熊川断層周辺と柳ケ瀬断層南方については、半年程度かけて追加調査を行い、データを拡充する方針。

 一方、熊川断層と大飯原発北方にある二つの断層が仮に連動した場合の地震動を算定。三つの断層の全長を約63キロとして評価したところ、大飯原発の基準地震動700ガルをほぼ下回った。関電は大飯3、4号機のストレステスト1次評価による安全裕度は基準地震動の1・8倍となった点を挙げ「仮に連動を伴う地震が発生しても問題はない」と説明した。

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地震調査研究推進本部
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/chubu/p18_fukui.htm

野坂・集福寺断層帯
野坂断層帯 7.3程度
集福寺断層 6.5程度
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野坂・集福寺断層帯
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f063_nosaka_shufukuji.htm
野坂断層帯は、若狭湾から福井県三方(みかた)郡美浜(みはま)町を経て敦賀市に至る断層帯です。長さは約31kmで、北西-南東方向に延びており、左横ずれかつ北東側が相対的に隆起する逆断層です。

<過去の活動>
 野坂断層帯の最新活動時期は、15-17世紀と推定され、その平均的な活動間隔は、約5千6百-7千6百年もしくはこれらよりも短い間隔であった可能性があります。
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直下型地震(地震調査研究推進本部)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kabataf/katudansouhyouka.htm

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添付5-(1) 耐震評価設備等リスト
http://www.kepco.co.jp/pressre/2012/pdf/0113_1j_07.pdf

原子力安全・保安院「耐震設計審査指針の改訂に伴う 関西電力株式会社 高浜原発」
添付5-(1)-2 若狭湾周辺の主な活断層

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