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デマを流す人々!? 誰がデマを流しているのか?

誰が嘘を言っているのは判らない。

池田信夫は反原発主義者を「嘘付き」と呼んでいる。

しかし、池田信夫も嘘付きである。

池田信夫blogで「『チェルノブイリで数十万人が死んだ』という彼の話は、最新の国連科学委員会の調査で否定されました。確認された死者は62人。それ以外に発癌率の増加は観察されていない。」などと言っております。

この死亡者62名という数字はどこからでてきたのでしょうか?

平成23年4月15日の政府発表で、『チェルノブイリ事故との比較』という発表があります。

チェルノブイリで、3週間以内に28名が亡くなっている。

その後現在までに19名が亡くなっている。

小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用し、現在までに15名が亡くなっている。

28名+19名+15名=62名

まさか、この数字が根拠になっているなどとは言わないでもらいたい。

この『チェルノブイリ事故との比較』は、実に都合のいいところだけを抜粋している。

原子力推進派のIAEA(国際原子力機関)でもチェルノブイリの死者を4000人程度と見積もっているのに対して、62名というのはご都合主義でもほどをわきまえていない。

常識や良心のかけらも残っていない人々しか言えない台詞だ。

チェルノブイリの死者を62名と言っている池田信夫が、如何に破廉恥で畜生な人間かが想い知らされる。

<何人の人が亡くなったか? 判らないチェルノブイリ>

長期的に数十万人が死に至るなどと言われていたチェルノブイリだが、実際の死者は遙かに小さかった。

しかし、実際の死者数は未だに不明のままである。

IAEA(国際原子力機関) 4,000人
WHO(世界保健機関) 9,000人
IARC(国際がん研究機関) 1万6,000人

チェルノブイリ事故が原因で亡くなったかを特定する手段がないからである。

私はあまり信じていないが、未だに多数の死者を出しているという団体もいる。

欧州緑の党 約3万から6万件
環境団体グリーンピース 9万3,000件
ロシア医科学アカデミー 21万2,000件

実際の被害は疫学的検証でしか証明されない現状において、実際の死者数を知ることは困難である。

4000人が62人に減少するとは考えられない。

汚染地域からの避難を考えると人口減少も参考にならない。

しかし、チェルノブイリ事故前のウクライナにおけるLugyny地区の平均寿命75歳が、事故後、65歳にまで減少したという事実は実に興味深い。

WHO(世界保健機関)に報告されいるベラルーシの子供達の運動能力低下の報告もある。

人間の体が対放射線には抵抗力が大きいことは判ってきているが、放射能物質が人体に有害であることも事実である。

それなりに知識がある方々が、何故、子供でも判るような嘘を平気でつくのだろう。

武田邦彦氏、小出裕章氏、広瀬隆氏、クリス・バズビー氏、岩上安身氏、早川由起夫氏、いずれも加害者などではない。

原発を爆発させたのは東電と政府である。

天災などではない。あきらかな人災である。

あらかじめ想定できた事故に対する対処を怠った人災である。

よって、各々の方が有名になったのは副産物とでも言うべき事態であり、多少の齟齬があるものの福島原発事故を心配して言っている。

その方々に対して、実に非礼である。

もし、チェルノブイリ事故の死者の数が62人ならば、池田信夫氏、ならびに、日本政府はIAEAやWHOなどの世界の様々な機関に真実を告げなければならない。

オオカミ少年、日本政府の話を聞く機関はあればだが・・・

※ 池田信夫blogでも批判は、あまりにも幼稚なので批判させて頂いた。
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原発事故の加害者たち
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51761007.html
2011年12月09日 09:21  その他
今年は原発事故で、今まで世の中に相手にされなかった人々がスターになった年だった。今週のメルマガが「笑える」と好評だったので、一部を転載しておこう。武田邦彦:「原発が核爆発する」という発言で物笑いの種になり、さすがに元の記事を訂正したが、私が批判したら意地になって「臨界=核爆発」だと言い始めました。この定義によれば、すべての原発は「核爆発」していることになる。「1mSv以上はすべて危険だ」とか「福島の野菜は青酸カリより危険だ」などという話は、もっと根も葉もないデマ。彼は放射線医学の専門家ではないのだから、こういう話には何の科学的根拠もない。

小出裕章:「チェルノブイリで数十万人が死んだ」という彼の話は、最新の国連科学委員会の調査で否定されました。確認された死者は62人。それ以外に発癌率の増加は観察されていない。このように微量放射線の健康被害のデータが蓄積されて、その影響が軽微であることがわかってきたのが最近の進歩ですが、それは小出氏にとっては「不都合な真実」なのでしょう。

広瀬隆:彼も昔から放射能デマを飯の種にしてきた人物。福島事故の直後にも、「福島第一は全壊する」とか「大阪まで死の灰が飛んでいく」などと恐怖をあおりました。特にECRRなる団体の情報を根拠にして山下俊一氏などを刑事告発したのは、言論人としての自殺行為です。その「治療法」として「うちの娘のつくった生味噌は放射能にきく」と言っている。

クリス・バズビー:このECRRはEuropean Committee on Radiation Riskというもっともらしい名前がついていますが、EUとは何の関係もない反核団体。その実態はクリス・バズビーなる人物の「ひとりNGO」です。「福島事故で40万人死ぬ」などと誇大な被害を宣伝し、彼も「放射能にきくサプリ」を売っています。

岩上安身:彼が「スクープ」した横浜のストロンチウムは、文部科学省の調査によれば「原発とは無関係」。その量も最大1.1Bq/kgと、暫定基準値の数千分の一。最近は「お待たせしました!福島の奇形児についてスクープです!」とツイートして批判を浴びました。いうまでもなく先天性奇形は一定の確率で生まれてくるもので、被災地で一人生まれたからといって何の証拠にもならない。

早川由起夫:おまけ。群馬大学の教授(火山学)。「福島の農家はオウム信者と同じ」などとツイッターで発言して訓告処分。本人はまったく反省せず、「福島県ナンバーの車がこわい」などとデマを流し続けている。

悪名は無名にまさるというが、武田氏などはこれで数千万円はもうけただろう。しかし彼が「青酸カリより危険だ」と宣告した福島県の野菜をつくっている農家や、岩上氏が「奇形児が産まれる」という偏見を流布した福島県の母親の迷惑を、彼らはどう考えているのだろうか。チェルノブイリ事故の死者は数十人だが、必要もない退去命令で20万人が家を失い、1250人がストレスで自殺し、10万人以上が妊娠中絶した。原発事故の最大の被害を生み出しているのは、こういうデマゴーグなのである。

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チェルノブイリ事故との比較
http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g3.html
平成23年4月15日

チェルノブイリ事故の健康に対する影響は、20年目にWHO, IAEAなど8つの国際機関と被害を受けた3共和国が合同で発表(注1)し、25年目の今年は国連科学委員会がまとめを発表(注2)した。これらの国際機関の発表と東電福島原発事故を比較する。

原発内で被ばくした方
*チェルノブイリでは、134名の急性放射線障害が確認され、3週間以内に28名が亡くなっている。その後現在までに19名が亡くなっているが、放射線被ばくとの関係は認められない。
*福島では、原発作業者に急性放射線障害はゼロ(注3)。

事故後、清掃作業に従事した方
*チェルノブイリでは、24万人の被ばく線量は平均100ミリシーベルトで、健康に影響はなかった。
*福島では、この部分はまだ該当者なし。

周辺住民
*チェルノブイリでは、高線量汚染地の27万人は50ミリシーベルト以上、低線量汚染地の500万人は10~20ミリシーベルトの被ばく線量と計算されているが、健康には影響は認められない。例外は小児の甲状腺がんで、汚染された牛乳を無制限に飲用した子供の中で6000人が手術を受け、現在までに15名が亡くなっている。福島の牛乳に関しては、暫定基準300(乳児は100)ベクレル/キログラムを守って、100ベクレル/キログラムを超える牛乳は流通していないので、問題ない。

*福島の周辺住民の現在の被ばく線量は、20ミリシーベルト以下になっているので、放射線の影響は起こらない。

一般論としてIAEAは、「レベル7の放射能漏出があると、広範囲で確率的影響(発がん)のリスクが高まり、確定的影響(身体的障害)も起こり得る」としているが、各論を具体的に検証してみると、上記の通りで福島とチェルノブイリの差異は明らかである。

長瀧 重信 長崎大学名誉教授
  (元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療協会名誉会長)
   
佐々木 康人 (社)日本アイソトープ協会 常務理事

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ウクライナ犠牲150万か チェルノブイリ原発事故
http://www.47news.jp/CN/200504/CN2005042401003588.html
【モスクワ24日共同】23日のタス通信によると、1986年に旧ソ連ウクライナ共和国で起きたチェルノブイリ原発事故の被害者でつくるウクライナの「チェルノブイリ身体障害者同盟」は、事故に関連する同国内の死者が150万人以上に上ったとの調査結果をまとめた。事故発生から19周年となる今月26日を前に公表した。  調査によると、事故で被ばくした人はウクライナ国内で約350万人で、うち120万人が子供だという。  ロシア政府によると、同事故による隣国ロシアでの被ばく者は145万人に上っている。
2005/04/24 12:49   【共同通信】

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コメント

調査はするものの治療はしない 福島大学と放射線医学総合研究所がまた動き出したようです。被爆者を救おうとせず国や東電と同じく今回の事故に便乗しているように思えます。

緊急被ばく医療研究センター被ばく線量評価部内部被ばく評価室長 1名
ID2879

1. 所属 職名
緊急被ばく医療研究センター被ばく線量評価部内部被ばく評価室長 1名

2. 業務内容
•被ばく医療における内部線量評価の実施と指導
•特にアクチニド核種の内部線量評価の高度化に係る研究および指導
•内部線量評価に関する国内協力体制の確立と国際的ネットワークの拡充
•国内外の放射線被ばく事故への対応と国際協力
その他、REMAT構成員として被ばく事故発生時に国内外において事故対応にあたること

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