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太平洋の放射能汚染図、グリーンピースの報告は話半分、でも、政府がやらないので何も判らない。

太平洋の調査をグリーンピースが発表している。

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本来、日本が行なうべき調査なのだが、水産庁は近海の水質調査のみしか行なっていない。また、各漁業組合で行なっているサンプル調査も新聞やテレビでは報道されない。

昨日、報道ステーションで堆肥がセシウムを吸収するという報道をしていたが、その生産された野菜の放射能レベルが何ベクレルかは報道しなかった。国の基準値の500ベクレルより下なのは判るが、安全かどうかを判断する最も簡単な目安を公表しないのでは安全とは言いがたい。

水産庁の調査結果を私なりに考察すると、

福島産の魚介類は食べるのを控えることが好ましい。
茨城や千葉のワカサギなども30~100Bq近い数値をしましているのでお勧めできない。
8月末から9月に掛けて、かつおに数Bqの放射能が計測されるようになった。
今後は、北日本で取れるかつおやマグロも多少計測されるかもしれない。
そうそう岩手・千葉産のブリも数十~30Bq程度を計測されているので要注意だ。
そして、今回最も危険と思った魚がアユである。
福島産は当然として、栃木からも高い300Bqレベルの放射能が検出されている。500Bqに達していないので流通すると思うが、食べないことをお勧めする。

水産庁の調査には2つの不満がある。
・1つはストロンチウムの計測をしていないこと。
・1つはどこで取れた魚かを詳しく調査していないこと。
これでは汚染参考にはなっても、海洋汚染がどこまで進行しおているか全く判らない。

《グリーンピースの主張は信じません》

私もグリーンピースや各NGO、NPOの情報は信じております。しかし、その主張は信じません。

「不都合な真実」という映画が上映された頃、グリーンピースを始め、多くの団体が二酸化炭素が地球温暖化の原因だと騒ぎました。

今でもその迷信を信じている方が多いと思います。

産業革命以降の温度・二酸化炭素・各地の異常データーを重ねるとそういう結論にもなります。

しかし、バイキング時代にグリーンランドと名付けられたの緑の草原の土地という意味で氷河に包まれた土地という意味ではありません。人類発祥以前からの二酸化炭素にデーターから地球温暖化と関係ない動きが見られます。これをどう説明するのでしょうか。

彼らは無視を決めています。

不都合なデーターは見ないというのが、グリーンピースをはじめとする団体の特徴なのです。つまり、グリーンピースが上げてくるデーターは真実です。

今、グリーンピースは、『福島の海洋放射能物投棄による太平洋汚染』というシナリオを書きそれを立証するデーターを作っております。

たとえば、南海の海では、過去の水爆実験でまだ残留放射能が残っております。

現時点、調査を行ない。そのサンプルデーターを公開しておけば、その地区の汚染が日本の海洋投棄でないと主張できます。

または、過去の放射性物質の海洋投棄による汚染です。

まだ、海流に乗って汚染されていない地域を調べておくこが重要なのです。

グリーンピースのシナリオでいけば、海洋汚染と同じ速度で、魚介類の調査も行なわれ、汚染された魚介類はすべて福島が原因と主張されるでしょう。過去の残留をまったく無視して、主張すると私は考えております。

そういった悪意もあると、日本政府は考えておくべきです。

PS.「ビキニ環礁などの核実験の爪痕」はtetsuのコメントで、ビキニ核実験のことを聞かれて書いた文章ですが、結果的に何も判らないということを長々と書いているだけでしたので没にしました。
暇な方は読んで見て下さい。

http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-c974.html
水産庁は西日本の魚介類の調査もしてくれるとありがたいのですが・・・
冬から春にかけて、マグロやかつおが食べられなくなるかもしれませんので、今のうちに沢山食いだめをしていて下さい。

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水産庁の調査

水産物の放射性物質の調査結果について(8月31日公表分まで)(PDF:246KB)
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/pdf/110831_result1_jp.pdf
水産物の放射性物質の調査結果について(9月1日公表分以降)(10月4日更新)(PDF:154KB)
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/pdf/111004_result_jp.pdf

水産物の放射性物質調査の実施状況(地図)(10月4日更新)(PDF:341KB)
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/pdf/111004_map_jp.pdf
     水産物の放射性物質調査の実施状況(地図)遠洋漁業種(10月4日更新)(PDF:227KB)               
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/pdf/111004_map2_jp.pdf

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ビキニ環礁などの核実験の爪痕

ビキニ環礁で行われた水爆実験(1954年3月1日、キャッスル作戦)は、広島型原子爆弾約1000個分の爆発力(15Mt)の水素爆弾(コード名ブラボー)が炸裂したと言われます。

海底に直径約2キロメートル、深さ73メートルのクレーターが形成された。

1945年から約半世紀の間に2379回(その内大気圏内は502回)の核実験が行なわれ、大気汚染を引き起こしました。

502回の大気圏内核実験の総量は440メガトンで、2万9000発分に相当することになります。

その502回の大気汚染によって世界中の放射能汚染レベルが上昇し、私たちは何も知らずに生活をしてきました。

そう言った意味では、関東圏の放射能レベルが当時と比べれば大した事無いという意見ができいるのも不思議なことではありません。

実際、降下した放射性物質の月別推移を見ても、東京ではやや高い数値を示しているだけです。

当時、大騒ぎにならなかったのは、偏に放射能への知識不足と放射能に遅効性の為でしょう。

実際の被害があったかどうか?

それはもう今となっては、相関関係が複雑過ぎ、調べることすらできないのが事実であります。

《ビキニ環礁 水爆実験の公文書》

高知県太平洋核実験被災支援センターの山下正寿事務局長らが2010年3月、米エネルギー省のホームページから入手したと報じられている。

その公文書の中身を見たことがないので、今のところコメントできませんが、山下さんが「農作物などが汚染された可能性があり、住民への影響も早急に調査するべきだ」と指摘してきしていることもあり、私は大気汚染のことではないかと思っております。

その山下正寿の講演が2011年2月19日付けでYouTubeに載っています。

その約1ヶ月後に福島がおこったことは、皮肉としか言いようがありません。

ビキニ環礁の放射能汚染はどうでしょうか?

実際、この公文書内に書かれているかもしれませんが、広島型原子爆弾約1000個分という放射能が残留しているなら、マーシャル諸島の帰島が進む訳がありません。

海底に直径約2キロメートル、深さ73メートルのクレーターの境界面を除いて、ほとんどが気化してしまったと考える方が合理的です。

原子爆弾の一般知識として、大気中実験において爆発直後の温度は3000℃を越える超高熱になっています。

そこに存在するウランもプルトニウムもすべて気化する高熱です。

爆発した多くの放射性気化物は、爆発の上昇気流にのって対流圏を越え、成層圏まで達しているという報告もあります。

ビキニ環礁の水爆実験は、ビキニ環礁という限定的な放射能汚染ではなく、100~300km、または、それ以上の広域の汚染が広がったと考える方がいいでしょう。

《広島・長崎の復興は偶然ではなく必然》

今話題の「死の町」発言がありますが、広島・長崎が半世紀近く「死の町」と成ると信じられていました。

ヒロシマ原爆(リトルボーイ)に積載されたウラン235の50㎏は、大量の放射能を含んでいます。

50kgの内、800gのウラン235が核分裂を起し、10の24乗のエネルギーの核分裂を起こし、熱線と放射線が周囲の大気を一気に膨張させ、音速を超える爆風と衝撃は波が一瞬にして、広島の町を廃墟と化しました。

半径2kmを全焼倒壊、3km内は火傷や家屋の自然発火を起こすほどの威力です。

このヒロシマ原爆の放射線を浴びた方々は、放射線障害を起こして今も苦しんでいます。

しかし、広島は「死の町」になることはありませんでした。

残留放射能は24時間後には80%が消滅し、放射能物質も予想より遙かに小さいことが判りました。

ウラン235が核分裂してできたセシウムやストロンチウムの様々の核物質、残りの42.8kgのウラン235は、爆発直後の3000℃を越える超高熱がほとんどの物質を気化していたのです。

爆発の熱量は、急激な上昇気流を生み出し、キノコ雲と呼ばれる原子雲を発生させます。

つまり、一度拡散した放射性気化物は、この上昇気流でかき集められ、1時間後には16kmまで達していたと最近の資料から議論されています。

その放射性気化物は対流圏の最上部まで達しており、予想以上に被害が広域に拡散したと考えられます。

その御陰というのは語弊がありますが、広島・長崎の放射能被害が幾分和らぎ、「死の町」とならずに済んだと推測されるのです。

もし、広域に拡散しなかったら、現在も広島・長崎は高濃度の汚染地域として隔離閉鎖されていたでしょう。

その一部は、「黒い雨」となって大地に降り注ぎましたが、その総量は限定的であったと考えられます。

結果的に、

原爆の放射能は、

1つは、半減期の短い放射性物質が多かったこと。

1つは、ウラン・プルトニウムといった核物質がより広範囲に拡散し、その地域に限定して蓄積されない。

以上によって、長崎・広島が復興できたのは偶然ではありません。

では、そのウラン・プルトニウムはどこに行ったのか、それは全世界に漫然無く拡散されたと考えられます。

《海洋汚染と福島の放射性物質の放出量》

一般的な知識として、現在福島から放出されている放射能は、セシウムやヨウ素という物質です。

詳しいことは、「子供を守ろう SAVE CHILD」さんのブログで極めこまかく表にされています。
http://savechild.net/archives/3891.html

この主な問題となる放射性物質は半減期からセシウム137とストロンチウム90であることが判ります。

最近報道された「海洋汚染1.5京ベクレル超」でも、ストロンチウム90の話がでていないので、こちらの放出量は未だに不明ですが、漏洩した放射性物質の中にそれが含まれているのは確実です。

水産庁の東京電力による海域モニタリング結果を見て判るようにストロンチウム90は検出されています。

魚介類にどれほど影響あるかはこれからの検査に掛かっていますが、ビキニ環礁と福島の比較はどうでしょうか。

基本的に核爆弾におけるエネルギーは放出直後が凄まじいですが残留放射能は1年後に10分の1以下に下がります。

一方、福島はセシウム137やストロンチウム90は半減期が長くすぐに下がることがありません。

広島型原子爆弾約1000個分の水爆であったとしても、一回の水爆実験では福島ほどの水質汚染は起こせないと考えられます。

しかし、核実験の一覧から数えるだけでも30回を越える水爆実験を行なっております。

規模や方法が異なるので、どれほど海洋汚染がされたかは未だに不明ですが、福島で放出された放射能と比較にならないほど大量の放射能が海洋に流されたと考えられます。

すでに30年を過ぎていますので、セシウムやストロンチウムの影響は半分以下に下がっていましが、未だにどれほどの影響が残っていると思われます。しかし、そう言った研究成果の報告がされていないので、今の不明です。

《海洋汚染の犯人捜しはできない》

過去の原爆・水爆実験、海洋投棄などによって海は確実に汚染されております。

また、天然のウランやラジウムが海水に溶け出しており、放射性物質を含まない海も存在しません。

普通に考えれば、国際法を無視して海洋投棄した福島第一発電所の罪は、非常に大きいものです。

短期的に、高レベルの放射能汚染が海草、貝、プランクトン、小魚、中型魚類、そして、大型魚類へと汚染が拡大してゆきます。

おそらく、数十ベクレル~数ベクレルの検出が報告されることになります。

福島の海洋汚染が本年度中に解決すると仮定して、

2~3年は、要注意期間と考える方が良いでしょう。特にマグロや鰹といった回游魚は、その巡った進路によって大きく違ってきます。その群によって違ってきます。

それを知る方法もないのでサンプル検査を怠らないことが重要です。

さて、問題は仮に放射能が検出されたとして、誰が犯人かは判らないことです。

しかし、直近の犯人にすべての罪をなすり付けるという便乗犯がでてくることは間違いありません。

東電、および、日本政府は、そう言った苦情に対応する為にも、広範囲での放射能サンプルの検出と魚介類の調査を行なっておく必要があります。

南太平洋で検出される放射能魚類や中国近海で取れる魚介類まで保障の対象にされては堪りません。

日本の正当性を証明する証拠が必要になってくると考えるべきです。

世界は善人が住み、そんな盗人はいないと信じている東電や日本政府の高官の感覚が私には理解できないのです。

《世界は放射能だらけ》

福島第一原発事故は今年六月の国際原子力機関(IAEA)閣僚会議に対する日本政府報告書、広島原爆については「原子放射線の影響に関する国連科学委員会二〇〇〇年報告」を基に試算されている数値では、

セシウム137の放出量は、福島第一原発1~3号機が一万五〇〇〇テラベクレル(テラは一兆)、広島原爆が八九テラベクレル。このほかの主な核種では、福島事故で大量に飛散したヨウ素131(半減期約八日)は、福島が一六万テラベクレル、広島が六万三〇〇〇テラベクレルで、福島は広島原爆約二・五個分。半減期が約二十八年と長く、内部被ばくの原因となるストロンチウム90が、福島が一四〇テラベクレル、広島が五八テラベクレルで、広島原爆約二・四個分となる。

チェリノブイリ事故では実感できなかったが、原発事故の凄まじさは遙かに想像を超えるものであった。

広島の1000倍と言われる水爆クラスの爆弾が2つほど爆発した威力が原発事故と言えば、判り易いだろうか?

しかも、実効性の威力はさらに数倍になる。えっ、何故かって???

手榴弾という爆弾をご存じだろうか?

手榴弾という爆弾は、本来殺傷性を目的とした爆弾ではない。敵を殺さずに傷つけることを目的している。

死んだ骸は無視して進むことができるが、生きている仲間を無視して進むのはできない。

結果として、回収、治療、介護とより多くの人員を割かれることになる。

原爆が爆弾とするなら、原発事故はまさに手榴弾である。

国土の復活、今後の治療費、これを考え始めると天文学的数字になってしまう。

原爆や水爆による被害は、膨大な熱と上昇気流に変換され、全世界へと拡散する。

一方、原発は、風や気象条件、地形によって限定的に汚染が進行する。

チェリノブイリは内陸部であった為に、海洋汚染は考える必要がなかった。

日本は海洋国家と言われるくらい海に面している。

ベントなどで放出された放射能は大部分が太平洋の海洋に沈んだと考えられる。今、悩まされている大半は、3号機の爆発した時、風が西向きの為、内陸部に飛散した放射能である。

(この爆発の時だけでも、風向きが東であったならと天の采配を怨んでしまう。)

チェリノブイリ、福島の原発事故の現象を見ても判るように、広範囲ではあるが限定的に放射能汚染が進行する。

一方、原爆や水爆実験では、世界規模の汚染が先行し、残留放射能で被爆地の汚染が残る。

原発事故では、ヨウ素やセシウムという放射能元素が多く飛散するのに対して、原爆・水爆実験では、多種の放射能を放出する。

半減期を考えれば、原爆・水爆実験より原発事故の方が遙かに損害が大きいことが判った。

一方、プルトニウムという放射能は、すでに全世界に広まっており、回収は不可能な状態である。今のところ、致死量に達していないが、危険あ物質であることは間違いないのでこれ以上の飛散は避けてもらいたい。

《日本の責任》

ビキニ環礁などの水爆実験などで海洋はかなり汚染されていると考えられる。

しかし、具体的な研究もなされていないので、当時の魚介類を食べたことによって、どれほどの日本人に影響があったかは不明である。

原因不明の心臓病などを持った子供の原因が、実は汚染された魚を食べたかもしれない。

すべてが仮定であり、何の証拠も残されていない。

今、日本がしなければならないのは、太平洋全域の魚介類の調査とその継続である。

おそらく、今後、海流に乗って汚染された海水が拡散してゆく。

その拡散状況を把握し、その影響を世界に発信することが、海洋投棄した日本の責任である。

これによって、すでに汚染されているものと、今後汚染されるものが判別できる。

さらに、悲惨な話であるが、今、日本で行なわれている人体実験の結果は、放射能が人体に与える影響を適時に推測できる資料となるだろう。

未来の試金石となりうる。

海洋投棄した責任は、人類と放射能の関係を明らかにすることで償うべきだろう。

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海洋汚染1.5京ベクレル超=東電推定の3倍―原子力機構が試算・福島第1原発
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jiji-08X951/1.htm年9月8日(木)

2011

 東京電力福島第1原発事故で、日本原子力研究開発機構は8日までに、汚染水の流出に加え、大気中からの降下分などを合わせた海洋への放射能放出総量が1.5京(1京は1兆の1万倍)ベクレルを超えるとの試算をまとめた。東電は4~5月に海に流出した汚染水の放射能量を約4720兆ベクレルと推定しているが、試算はこの3倍以上に達する。
 原子力機構の小林卓也研究副主幹(海岸工学)らは、漏えいした汚染水の影響に加え、東電が公表したモニタリング数値などを用いて、大気中に出されたヨウ素131とセシウム137が海に降り注いだ状況をシミュレーション。同原発放水口付近の海水から放射性物質が初めて検出された3月21日から4月30日までの放出総量を試算した。
 その結果、海に放出されたヨウ素131は1.14京ベクレル、セシウム137が0.36京ベクレルで、計1.5京ベクレルとなった。セシウム134はシミュレーションでは考慮していないことから、放出総量はこれを超えるという。 
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1万5千テラベクレルが海に流出 東電発表の約3倍
http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011090801000397.html
2011/09/08
 東京電力福島第1原発事故で、3月21日から4月30日までに海に流出した放射性物質の量は1万5千テラベクレル(テラは1兆)に達するとの試算を日本原子力研究開発機構などのグループが8日までにまとめた。

 東電は4月1~6日に2号機取水口付近から海に流出した高濃度汚染水に含まれる放射性物質(ヨウ素とセシウム)を4700テラベクレルと発表していた。もとになる期間が異なるが、今回の試算は約3倍に上り、原子力機構の小林卓也研究副主幹は「ほかのルートからも放射性物質が流れ出ていた可能性を示すものだ」と指摘している。
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水産物についてのご質問と回答(放射性物質調査)~9 月8日更新~
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/Q_A/index.html

・東京電力株式会社福島第一原子力発電所周辺の海水中の放射能濃度分布(ストロンチウム)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/08/06/1308860_080610s.pdf

・東京電力株式会社福島第一原子力発電所周辺の海水中の放射能濃度分布(ストロンチウム)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/07/09/1308252_070910s.pdf

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原子爆弾
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%88%86%E5%BC%BE
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核実験
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93
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原爆放射線について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/genbaku09/15e.html
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広島原爆のキノコ雲、高さ倍だった? 広島市大発表
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK201003040038.html
2010年3月4日
広島への原爆投下で生じたキノコ雲が、1時間後に高さ16キロ、最大幅15キロに達していたと推測されることが広島市立大の研究グループの解析でわかった。従来の高さ8~12キロという説より雲が大きかった可能性が出てきた。政府は放射性物質を含む「黒い雨」が降った地域の中の「大雨地域」を援護対象に指定しており、その範囲をめぐる論議に影響を与えそうだ。

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60年代は米ソ中の核実験により、東京の放射能は1万倍だった
http://www.j-cast.com/tv/2011/04/07092463.html?p=2
<前略>
新潮は「あなたが子供だった時、東京の『放射能』は1万倍!」で、米ソが挙って大気圏内核実験をしていた時代に、「凄かったのは60年代前半で、日本人の体内セシウム137の量が大幅に増えたことも確認されています」(神戸市立工業高専の一瀬昌嗣准教授)と、私の若い頃さかんにいわれた、黒い雨に気をつけろというキャンペーンを思い出させてくれた。
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1960年代と同水準、米ソ中が核実験「健康被害なし」 東京の放射性物質降下量
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110428/trd11042823060023-n1.htm
2011.4.28
東京電力福島第1原発の事故で現在、東京の地表から検出される放射性物質(放射能)の量は事故前の数万倍に上る。しかし1960年代初頭にも、海外の核実験の影響で、日本でも同レベルの放射性物質が検出されていた。それでも健康被害が生じたことを示すデータはなく、専門家は「過度な心配は不要だ」との見方を示している。(小野田雄一)

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核実験のマーシャル諸島、半世紀を経て帰島進む
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=46867
米ソ冷戦時代の1946~58年、米国は中部太平洋、マーシャル諸島共和国のビキニ環礁とエニウェトク環礁で計67回の核実験を行った。8月末、最後の実験から半世紀以上を経た同国を訪ねた。

 核爆発の破壊力は苛烈で、原子力発電所事故とは影響や性質は異なる。だが除染を経て人々が帰った島や帰島準備が進む島もあり、「福島再生」への示唆に富んでいた。

 8月末、エニウェトク環礁の一部、ルニット島に許可を得て上陸した。放射性廃棄物が埋設され、立ち入りが制限されている無人島。

 真っ白な砂浜を横切り、植物のツルをかきわけて進むと、灰色の円形ドームが見えた。直径約110メートル、汚染土壌などを封じ込めたコンクリート製の「ルニットドーム」の表面にはひび割れが目立つが、約1時間たっても線量計の数値は「0」だった。

 77年から、米国はエニウェトク環礁で、島々の表土をはぎ取るなどの除染作戦を実施。実験機材や生コンに混ぜた汚染土が、核実験で生じたクレーターに投入され、ドームで覆われた。

 核実験場にされる前に他の島々に移住させられた住民らは、同環礁南部の除染終了後の80年、33年ぶりにエニウェトク本島などに戻った。実験の影響による同環礁の放射線量は年間約0・01ミリ・シーベルトと、日本の平常時の基準の100分の1だ。

 一方のビキニ環礁。54年3月に水爆「ブラボー」実験が行われ、爆心から約160キロの海上にいた日本のマグロ漁船、第五福竜丸の乗組員が被曝(ひばく)したことで知られる。ビキニの人々は46年に強制退去させられ、別の島で暮らしていた。68年、米国はビキニに「安全宣言」を出し、住民の一部は帰島した。だが78年に宣言は撤回され、環礁は封鎖される。

 その後、米国はビキニ環礁の除染を行い、今大気の放射線は問題がないレベルだ。ただ線量の高い場所もあり、許可なく立ち入れない。半世紀以上を経ても戻る見込みは立っていない。

(2011年9月9日 読売新聞)
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ビキニ水爆被災から50周年 核実験場とされたマーシャル諸島の今
http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0402_4.htm
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ビキニ核実験 人体実験 消えぬ疑惑
http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/nuclear_tests.html
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ビキニ環礁(世界遺産登録) 水爆実験で「体、頭痛い」
http://blog.goo.ne.jp/05a21/e/659db589aa81d3133d943589403dc325
<前略>
米国が1954年3~5月、太平洋ビキニ環礁で実施し、第五福竜丸も被ばくした核実験「キャッスル作戦」による放射性降下物(死の灰)が周辺だけでなく、米国本土、中南米など広範囲に降り注いでいたことが20日、米公文書で確認された。日本も範囲に含まれ、当時国内各地に降った雨から検出された放射能が、実験によるものだったことが裏付けられた。
日本も範囲に含まれ、当時国内各地に降った雨から検出された放射能が、実験によるものだったことが裏付けられた。
 ビキニ問題を調査している高知県太平洋核実験被災支援センターの山下正寿事務局長らが今年3月、米エネルギー省のホームページから入手した。
 山下さんは「農作物などが汚染された可能性があり、住民への影響も早急に調査するべきだ」と指摘。54年末までに延べ856隻の日本漁船で魚の汚染が確認されているが「第五福竜丸以外の漁船も多くが被ばくしたが、実態はまだ解明されていない」としている。
 公文書は、55年に米原子力委員会が米気象局と作成した報告書の抜粋版で、84年に機密解除された。
 54年2月末から約4カ月間、122カ所に設置した観測地点で放射線量を測定し、キャッスル作戦の死の灰の総量を22・73メガキユリーと算出
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「わしも死の海におった」上映と山下正寿さん講演会
http://www.youtube.com/watch?hl=en&v=Dfy80hxcyj8&gl=US
2011-2-19
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流出のセシウム、北太平洋を循環  20~30年で
http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack_c.cgi?c_main+CO2011091401000033_2
 東京電力福島第1原発事故で海に流出した放射性セシウム137は、黒潮に乗って東へ拡散した後、北太平洋を時計回りに循環し、20~30年かけて日本沿岸に戻るとの予測を気象研究所の青山道夫主任研究官らと電力中央研究所の研究チームがまとめた。札幌市で開催の日本地球化学会で14日発表した。

http://www.youtube.com/watch?v=Zv37Vpg86MA&feature=related

 また海に直接出たセシウム137は、5月末までに3500テラベクレル(テラは1兆)と試算した。ほかに大気中へ放出された後に海に落ちた量が1万テラベクレル程度あるとみており、総量は1万3500テラベクレル。過去の核実験で北太平洋に残留している量の十数%に当たるという。
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核実験の一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

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太平洋の放射能汚染図
http://iii4iii.posterous.com/72982742テラBq(セシウムのみ)が海に直接流されて、さらに原子炉から出た蒸気や煙の中でまた1万テラBq(セシウムのみ)が海に落ちたそうです(日本政府数値)。漏れがまだ続いているそうです。Ken Buessler(チェルノブイリの海汚染研究の方)によると史上最大の海汚染だそうです。チェルノブイリ事故後、黒海の濃度は1000Bq/m3だったが、福島事故一か月後でも10万Bq/m3でした。7月は福一40キロ圏内の海はまだ、1万Bq/m3でした。しかし、海流のため、福島周辺より高い濃度のところがあります。海底やプランクトンの濃度がまだわかりませんが、貝の汚染は考えられますし、濃縮は、魚の種類によってピークの時期が違っていて2~3年後がピークな種類もある。

3500

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Fukushima’s Contamination Produces Some Surprises at Sea
http://green.blogs.nytimes.com/2011/09/28/fukushimas-contamination-produces-some-surprises-at-sea/
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1960年代と同水準、米ソ中が核実験「健康被害なし」 東京の放射性物質降下量
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110428/trd11042823060023-n1.htm 22:56
東京電力福島第1原発の事故で現在、東京の地表から検出される放射性物質(放射能)の量は事故前の数万倍に上る。しかし1960年代初頭にも、海外の核実験の影響で、日本でも同レベルの放射性物質が検出されていた。それでも健康被害が生じたことを示すデータはなく、専門家は「過度な心配は不要だ」との見方を示している。(小野田雄一)

2011.4.28

パニック起きず

 研究機関「気象研究所」(茨城県つくば市)によると、これまで放射性物質が国内の地表から最も多く検出されたのは63年(昭和38年)6月。東京で放射性セシウム137が、1カ月間で1平方メートル当たり550ベクレル検出された。

 米国や旧ソ連が繰り返した大気圏内での核実験で拡散した放射性物質の影響によるものだ。以降、数年間、1カ月に1平方メートル当たり数十~数百ベクレルを観測した。

 その後、60~70年代の中国などによる核実験やチェルノブイリ原発事故(86年)で放射性物質の降下量が一時的に増えたものの、90年代以降、1カ月の地表への降下量はピーク時の1万分の1以下となる0・01ベクレル程度に落ち着いていた。

 「雨が降ると、親や先生から『放射能が含まれているのでぬれないように』と注意された」。都内に住む男性(61)は小学生当時をそう振り返る。ただ、社会がパニックになった記憶はないという。

 1962(昭和37)年度の厚生白書などによると、相次ぐ核実験を受け、国は61年、「放射能対策本部」を設置。同本部は「汚染はあるものの人体に影響はない」と判断していた。このため、水や食品の摂取制限などは行わなかった。

4月は数百ベクレル

 都内の放射性物質を測定している「東京都健康安全研究センター」(東京都新宿区)の4月1~28日の観測によると、同区の1平方メートル当たりの降下量は、最大値が11日の170ベクレル、最低値が12日の4ベクレル。降下量は降雨など天候で大きく増減するが、単純計算すると、月間数百ベクレルとなる。

 同センターは「健康に影響が出ることはないと考えている」としている。

 原発周辺の福島県の1平方メートル当たりの降下量は、測定結果がまとまっていない日も多く、月間降下量が不明で、これまでのところ過去との比較はできない。

過度の心配不要

 「放射線医学総合研究所」(千葉市稲毛区)も、現在の東京の地表から60年代と同レベルの放射性物質が検出されていることについて「望ましいことではないが、健康への影響はないと考えられる」とする。

 「このレベルの放射性物質が健康に影響するなら、50~60年代を生きた世代のがん発生率や死亡率が他の世代に比べ高くなっているはずだが、そうした統計的なデータはない」と理由を説明した。

 ただ、インターネット上には放射性物質とがんの因果関係を結びつけるような書き込みもある。

 「日本人の死因は長らく(1)脳卒中(2)がん(3)心疾患-の順だったが、81年にがんが首位になり、がんで死ぬ人の割合は右肩上がりに伸び続けている。50~60年代に放射性物質を多くの日本人が取り込み、がんの発症率が高まったためだ」

 この指摘に対し、同研究所は「長寿になるほど、がんの発症率は上がる。がんは複合的な要因で発症するが、がんが増えた一番の理由は、日本人が長寿化したためだと考えられる」と否定。その上で「ストレスがたまると免疫機能が低下し、がんなどの発症率が上がってしまう。神経質になりすぎるのも禁物だ」と過度の警戒に注意を促している。

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