東京の水道水がヤバい >> 雨の当日、翌日の水道水を飲まない。それでほとんど防げるから大丈夫
雨が降ると河川の放射能量が増える。これはもうほとんど常識と言っても差し支えのない事実。
因みに、都内の水道ではND(不検出)が続いているが、実は少しトリックがある。
雨の影響がある場合で概ね50Bq/m2未満の場合は「ND(不検出)」と書かれている。
普段は、0.2Bq/kg未満の場合に「ND(不検出)」と表示しているが、雨の影響がある場合は、3Bq/m2未満、50Bq/m2未満と「ND(不検出)」の条件が変わってくる。
つまり、雨の日とその翌日の水道水は飲まない方が賢明ということだ。
さて、その水源となる上部群馬の航空モニタリングが公開されている。
航空写真は、文部科学省を検索し、“文部科学省ホームページ”をクリック。
放射線モニタリング情報から放射線量等分布マップ等の航空機による広域のモニタリング[文部科学省]をクリック。
“文部科学省(米国エネルギー省との共同を含む)による航空機モニタリング結果”というページに辿りついていただけただろうか。
後は各県別にモニタリング測定結果が掲載されている。
今回は群馬なので、“文部科学省及び群馬県による・・・”をクリックする。
群馬も汚染されていたことが判ると思う。
次は長野県である。
大阪の淀川河川敷の水道局も6月29日に淀川(守口市大庭町)で採水した水道の原水から放射性物質が検出されたという。
さて、その原因は不明ではあるが、私としては関西といえど安全などとは思っていない。
また、京都や滋賀でセシウム入りの廃材再利用品や食品が流通すれば、淀川の源流である琵琶湖や鴨川なども汚染されてゆくと考えている。
国が率先して拡大を促進しているので止める手立てもない。
国民意識が高ければ、反対運動もできるのだけれども、被災地の方々の困難と放射能を互いに分かち合おうというキャンペーンのお陰で何ともしがたい状態である。
水俣病にしろ、アスベストにしろ、遅効性の毒というのは本当に厄介である。
政府とマスコミが共同戦線を張って、嘘を捏造すると『放射能の毒』の真実はまったく表に現れて来ない。
もちろん、情報を統制している訳ではないので責めることもできない。
一般国民が認識できないのである。浸透しないのである。
“東京の水道水がヤバい”というのは、半分嘘。
正確には、雨の日とその翌日の“東京の水道水がヤバい”というのが真実である。
検査に1日要するので、雨の日に水道水を飲まないのはBEST!
ひとまず安全かどうかが判るのは翌日になる。
それでも、50Bq/m2未満という数値を危険と考えるか、安全と考えるかで、その表現も微妙にニュアンスも変わってくる。
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“水源”群馬と奥多摩の深刻なセシウム汚染で東京の水道水がヤバい
http://wpb.shueisha.co.jp/2011/10/19/7471/
2011年10月19日
再び東京で“水道水パニック”が起こる? 文部科学省が発表した「福島第一原発事故で放出された放射性セシウムの土壌蓄積量」の航空機モニタリング測定結果が波紋を呼んでいる。
この測定マップを見ると、汚染が東日本全域に広がっていることは明らか。しかも、これまで認知されていなかった場所が高線量であることがわかる。例えば、東京都では葛飾区や江戸川区がホットスポットとして有名だったが、今回の測定結果を見ると西部の奥多摩地域でも汚染が見られる。
なかでもセシウムの沈着量が多い奥多摩町北部の汚染は1㎡当たり10万~30万ベクレル。これを人体が受ける放射線量に換算すると、毎時約10~30マイクロシーベルト以上。チェルノブイリ原発事故後の管理区域値(5.0以上)をはるかに上回る値だ。
今回の文科省の発表について、放射能汚染を研究するタイ国立大学講師・小川進博士(工学・農学・気象学)はこう説明する。
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文部科学省(米国エネルギー省との共同を含む)による航空機モニタリング結果
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/index.html
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_around_FukushimaNPP_MEXT_DOE_airborne_monitoring/
可搬型モニタリングポストによる空間線量率のリアルタイム測定結果[文部科学省]
http://www.r-monitor.jp/
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都内の水道水中の放射能調査結果
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/w-past_data.html
現在の測定状況においては、水道水は測定値が概ね0.2Bq/kg未満の場合に「ND(不検出)」と表示します。
また、降下物は、降水の有無等によって影響を受けるため、水道水に比べて測定値や測定誤差の変動が大きくなります。現在の測定状況においては、測定値が雨の影響が無い場合で概ね3Bq/m2未満、雨の影響がある場合で概ね50Bq/m2未満の場合は「ND(不検出)」と表示します。
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コメント
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丁寧な情報提供ありがとうございます。都内には幼い幼児がいる従兄弟が、東京よりの埼玉には赤子のいる兄夫婦が住んでいます。食料もですがやはり水が一番不安のようです。
投稿: ショウ | 2011年10月21日 (金) 12時35分
ショウさん、こんにちは
ウチも千葉に親戚がいますが、今のところは問題はないようです。
将来を考えると不安ですが、簡単に引っ越しとかできませんものね。
福島の半分の子供達を2年間くらい疎開させたいのですが、現実は難しく、しかし、ツイツイ考えてしまいます。
投稿: (管理人)donnat | 2011年10月26日 (水) 09時23分