福島県浪江町や飯舘村の住民計3373人が安心??? 言ってる意味が判らないんですけど。
福島県浪江町や飯舘村の住民計3373人を対象に行われた内部被ばく線量の先行検査について福島県は12日、生涯にわたって受ける推定線量が3ミリシーベルトを超える人はおらず、健康面で問題はないとする結果を公表した。
ホールボディーカンンターのことだろうか?
まず、その結果が安全と出たならその結果に感謝したい。
ホールボディーカンンターは波長の長いα線を測定する装置なので、それが測定できないということはある一定以上の放射能汚染が進行していない証明になる。
しかし、残念ながらα、β、γ線の内、β、γ線は測定できない。
つまり、ある一定レベルでセシウムやヨウ素の内部被曝に対して測定できないのだ。
3373人は、高い放射能汚染者でないと証明されただけで、3mSv以下と決めるのは早計なのだ。
放射能の距離の次乗に反比例して、エネルギーを小さくする。
どんなに小さい放射能物質であっても、内部被曝した細胞との距離はほとんどゼロである。
つまり、少ない内部被曝であっても、用心を怠ってはいけねいということだ。
素直に安心してもらいたい。しかし、定期検査を怠らずにこまめに検査してもらいたいものだ。
国がそう言っているなら、ちょっと考え違いをしている。
報道が中途半端ならしっかりやってもらいたい。
福島県浪江町や飯舘村の住民は、様々な高レベルの汚染地域で内部被曝をしてきた。
それは牛や鶏の状態を見れば判る。母親の母乳にも出ている。
すでに体外にそのほとんどを排出したと推測されるだけであって、放射能汚染を受けていない訳ではない。
住民に安心感を与えることは大切であり、その結果も嬉しいことだ。
しかし、「だから、もうあなたたちは安全ですよ」と突き放すような国の対応や報道もやってもらいたくない。
その記事を読んだだけでは、住民計3373人が放射能汚染されていなかったように受け取れる。
それは事実誤認というものだ。
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内部被ばく先行検査 3ミリシーベルト超の住民なし 福島県
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110913t61006.htm
福島県浪江町や飯舘村の住民計3373人を対象に行われた内部被ばく線量の先行検査について福島県は12日、生涯にわたって受ける推定線量が3ミリシーベルトを超える人はおらず、健康面で問題はないとする結果を公表した。
先行検査の対象になったのは、ほとんどが子どもと妊婦。体内に残存している放射性物質の量から、成人の場合は原発事故後50年間、子どもは70歳になるまでの積算線量を推計した。
検査では浪江町の男児(7)と女児(5)が2ミリシーベルト以上3ミリシーベルト未満、同町の5~7歳の男女5人が1ミリシーベルト以上2ミリシーベルト未満、その他の人は全て1ミリシーベルト未満だった。
先行検査は6月27日~8月31日、放射線医学総合研究所(千葉市)と日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)の2カ所で実施された。対象になったのは原発事故で警戒区域などになっている田村市と浪江、川俣、広野、楢葉、富岡、大熊、双葉各町、飯舘、葛尾、川内各村。
2011年09月13日火曜日
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週刊SPA9/13日号で飯館村で大量のプルニウムが見つかったと報道しています。匿名なのであまり信憑性はありませんが。
http://nikkan-spa.jp/56272
投稿: たけ | 2011年9月13日 (火) 20時51分
たけさん、こんにちは
プルトニウムが見つかっても不思議なことはないと思います。
大量というのには疑問を持ちますが、2度目の水素爆発が原子爆発ではないかという疑問が持たれております。
具体的は、水素爆発によって燃料プールのウランとプルトニウムが反応して、核爆発に至ったのではないかという疑惑です。
その証拠は、爆発が音速を超えていることです。
むき出し状態で、プールに保管されていた訳ですから可能性は残されております。
ただ、爆発の規模から言って、大量のプルトニウムが発見されるのはありえません。
と言う訳で、土壌から微量のプルトニウムが見つかったというニュースなら信じてもいいかもしれません。
投稿: (管理人)donnat | 2011年9月16日 (金) 08時46分
また大本営発表ですか。うんざりしますね。
超がつくほど汚染されてしまった 村に一生住んでも安全だと?
だったら、東電の社宅と国会議員の宿舎を、そこに建設すればと思うんですが。
私は爆発は炉自体の爆発じゃなかったかと思っています。
何故なら、放射性物質による汚染地域が広大で東北はもちろん、関東まで汚染されてしまった。
低い汚染値でいえば日本全国が汚染された。
その後、水素爆発だったと繰り返し発表している。
核燃料が数百度もの超高温高圧になり、冷却機能を失ったら、炉が耐えられず
ドカンといくはずです。
投稿: 忘れて去られたプルト君 | 2011年9月19日 (月) 06時49分
忘れて去られたプルト君さん、こんにちは
コメントありがとうございます。
未だに政府から一般学者が提唱する見解や検証データーに対する反論や公式見解が発表されず、官房長官や大臣や東電の一般会見のみであります。
追求されないと認めないという姿勢は変わっておらず、何が正しいか困ったものです。
最近、ひまわりを責めていますが、これも困ったものです。
最初から表面の放射能の削った方が効果があり、地中に埋没した放射能は、植物によるファイトレメディエーションが効果的と判っていることを、今更検証して、ひまわりの効果が薄いと報告しております。
ケースバイケースですよ。
報告書の書き方をもう少し考えてほしいものです。
まずは、表土を削って、残りの地中分をファイトレメディエーションで取り出すのが最も効果的なことは判っていると思っていたのですが、違うようです。
困ったものです。
投稿: (管理人)donnat | 2011年9月20日 (火) 18時34分