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« 66年目の「原爆の日」 | トップページ | 国民を叱る総理でなければいけない »

どちらも被害者、あまり騒がないで方がいい。京都送り火、陸前高田の蒔使用中止

今年は東日本から西日本へ輸送はすべて控えめにすることが最善である。
瓦礫であろうが、蒔であれ、土であれ、藁であれ、
東から西へ移動するのは最小限度の留めておくこが最善の策である。

流通の過程ですべての物資、食品の放射能管理体制を一刻も早く確立することが最優先事項なのだが、一向にそういった気運は起こってこない。
政府の無能ぶりは極まっている。

おそらく、民間の簡易検査が通常化してゆくと思われるので、それが確立するのを待ちたい。
そう意味で今回の騒ぎは、よい教訓になったと思われる。
しかし、これ以上の責任のなすりつけあいは無用である。

すべて、管行政と東電の責任であって、両者とも被害者なのだ。

東北の方々を思う気持ちも本物だが、危険性のあるものを少しでも下げたいと願うのも事実である。
京都の方々も自分さえよければ、東北のことなど関係ないと思っていない。
どちらも正しい選択だ。

何度も言うが、風評被害と言うのは、ありもしない事実誤認によって起こるものであって、200km以上離れた場所でも放射能が検出されている現在の状況で可能性を示唆することは風評被害ではない。

少しでも早く日本全国に放射能を処理できる施設を建設し、この日本から放射能を亡くす日が来ることを願いたい。

送り火への使用中止を非難する方もいるが、私は正しい判断であったと思う。

たとえわずかであっても、自ら放射能を散布する行為は、子供達の未来を奪い取る行為に同義的である。

子供達の未来を守る。

そういう意思は評価されなければならない。

それは福島を始め、全国の子供すべてに対する意味である。

陸前高田のみなさん、京都の実行委員の方々はこの悔しさを送り火に乗せていると思うので、それで許して頂きたい。
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まきに放射性物質 送り火断念
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110812/k10014878261000.html

京都の大文字の送り火で、東日本大震災の被災地から取り寄せた松の木を燃やす計画が放射性物質への不安の声から、いったん中止になった問題について、京都市は、12日、岩手県の陸前高田市から新たに取り寄せたまきから放射性物質が検出され、送り火で燃やす計画を断念したと発表しました。

この問題は、今月16日の京都の大文字の送り火で、保存会が進めていた岩手県陸前高田市の松の木を燃やす計画が、放射性物質への不安の声から中止されたもので、市民などから多数批判の声が上がったことから京都市は新たに松の木を取り寄せ、保存会の連合会に対し送り火で燃やすよう要請しました。これを受けて、陸前高田市からは、11日、新たにまき500本が届けられて準備が進められていましたが、京都市が、民間の検査機関に委託し、まきを調べたところ、皮の部分から、放射性のセシウム134が1キログラム当たり542ベクレル、またセシウム137も588ベクレル検出されたということです。このため、京都市では保存会と協議し、被災地からのまきを送り火で燃やす計画を断念したと発表しました。この問題を巡っては、最初に送られてきたまきからは放射性物質が検出されておらず、いったん中止を決定した大文字の送り火の保存会を含む5つの保存会の連合会が、京都市の要請に応じ、被災地のまきを燃やすことを11日までに了承したばかりでした。

岩手県陸前高田市の戸羽太市長は、記者会見で「せっかくの好意はありがたかったが、こうした事態になってしまったのは非常に遺憾だ。放射性物質の問題は陸前高田市だけの問題にとどまらず、被災地全体の心配につながってしまう。このように話題にせざるをえないこと自体が残念だ」と述べました。

京都市の門川大作市長は「誠に残念な結果になった。陸前高田市の皆さんや、今回の計画にご尽力をいただいた多くの方々におわび申し上げ、陸前高田市とも相談しておわびしに行きたい」と述べました。そのうえで「まきは屋外で野積みされ、泥もかぶっていたから放射性物質が検出されたもので、被災地の産品が汚染されていることを示しているものではない」と述べました。一方、放射性物質が検出された皮の部分を取り除いて燃やせばいいのではないかという質問に対し、門川市長は「放射性物質が検出されれば燃やさないという前提だった」と説明しました。

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送り火中止「騒ぎになって欲しくない」 陸前高田市長
http://www.asahi.com/national/update/0812/TKY201108120582.html
「これ以上、騒ぎになって欲しくない。遺憾だ」。京都市の中止会見を受けて、岩手県陸前高田市の戸羽太市長が12日夕、プレハブの仮庁舎前で、怒りをあらわにした。

 「京都の独自の判断で中止するというのは風評被害をさらに拡大する」と、明確な基準を示さないまま中止を判断した京都市の対応を強く批判。京都市の門川大作市長側からは電話で謝罪訪問したいとの申し出があったが、断ったという。

 さらに、「京都市には陸前高田を心配してくれる人もたくさんいる。京都市は被災者をどう考えているのか。京都市民にも迷惑がかかる話」とも語った。

 当初の計画は、大分市の美術家から協力を求められた京都の「大文字保存会」が進めた。「もう勝手にしてくれという気分。現場に足を運ばずに判断しているのは許せない」。薪にそれぞれの思いを書いて京都に送る当初の計画を呼びかけた陸前高田市の鈴木繁治さん(66)は怒った。

 当初の薪に鎮魂の祈りを込めて「絆」と書いた佐々木倉雄さん(67)は「お盆の時期にことを荒立ててもらいたくない」と話した。
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玄侑宗久さん「日本人の心の混乱が出た」 被災薪問題
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201108120716.html
■福島県に住む芥川賞作家の僧侶、玄侑宗久さんの話

 放射能とどう向き合っていくか。日本人が抱える心の混乱が、京都の送り火というシンボリックな場面で出たと思う。京都市は「被災地を支援したい」との思いから薪を使うことを決めたと思う。でも、放射性物質を帯びているとわかって燃やすことはない。わずかだとしても飛散はする。苦しい思いはわかる。福島県民のなかでも、心の分裂がある。環境中の放射性物質はできる限り取り除きたい心情と、気にしすぎていたら暮らしていけないという心情と。私は、京都を責めないでおきたい。

     ◇

■京都大の内海博司・名誉教授(放射線生物学)の話

 薪の使用中止を決めた京都市の判断を、京都人として恥ずかしく感じる。そもそも薪の表皮を処理してから持ってくる方法もあったうえ、検出された放射性物質の量なら健康には影響しない。市は、「送り火の意味を踏まえ、検出されたが実行する」と言って欲しかった。市は京都の名誉をおとしめるとともに、被災地の風評被害を助長させたと言える。
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送り火中止、京都市長「被災者に申し訳ない」
http://www.asahi.com/special/10005/OSK201108120201.html?ref=recc
 「五山の送り火で天に届けたかった。断腸の思いだ。被災者に申し訳ない」

 門川大作・京都市長は12日、検査結果を聞いた約2時間後の午後4時から記者会見を開いた。厳しい表情のまま、約1時間の会見中に何度も頭を下げた。

 報道陣からは中止を決めた理由への質問が相次いだ。市長は「微量かどうかが問題ではなく、とにかく検出されないことが前提だった」と強調。食品には放射能で国の基準があることを挙げ、「燃やすことへの国の基準がない。早急に要望したい」と述べた。

 今回の薪は、福島第一原発から200キロ近く離れた国の名勝・高田松原の松。京都市は放射性物質が検出されるとは想定しておらず、市長も「念のためという意識で、安心してもらうための検査だった」。

 一方で、被災者に対しては「すぐにでも陸前高田におわびに行きたい」。陸前高田市側から断られたことは「担当者が連絡した。返事はまだ聞いていない」と述べるにとどまった。

 一連の問題で、市には11日までに約2千件の苦情や批判の声が殺到。今回の決定を受け、12日夜までに130件の声が寄せられた。「断念して安心した」という声が多く、中止を批判する声は少なかったという。(岡田匠)
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陸前高田より届いた松からセシウムを検出 京都市「五山送り火」での使用を断念
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110812/lcl11081215500004-n1.htm
2011.8.12 15:46
 京都の「五山送り火」(16日)の一つ「大文字」で岩手県陸前高田市の被災松を使う計画を中止後、大文字保存会が一転して受け入れを決めた問題で、京都市は12日、現地から届いた松から放射性セシウムが検出されたため、送り火での使用を断念すると発表した。

 当初の中止に対し批判が殺到したため、京都市が被災松の割木を500本調達。五山の各保存会でつくる京都五山送り火連合会に受け入れを打診し、11日の大文字保存会で五山全ての送り火で燃やされることになっていた。

 ところが、薪の表皮を削って検査したところ、放射性セシウムを検出したため、取り寄せた500本全てについて、送り火での使用を取りやめることにした。

 この問題をめぐっては、大文字保存会の松原公太郎理事長が11日、市内で会見。「多くの方に心配と迷惑をかけ、われわれの都合で被災者を振り回したことを心よりおわびしたい」と謝罪した。決定が遅れた理由については「いろんな意見を集約できなかった」と釈明していた。

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被災松、京都に到着 五山全ての送り火に 大文字保存会理事長が謝罪
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110811/trd11081121190027-n1.htm
2011.8.11 21:18
 京都の「五山送り火」を運営する5つの保存会のうち、16日の送り火で、方針を転換して岩手県陸前高田市の被災松を使うことを決めた大文字保存会の松原公太郎理事長が11日、京都市内で記者会見。「多くの方に心配と迷惑をかけ、われわれの都合で被災者を振り回したことを心よりおわびしたい」と謝罪した。

 京都市が調達した被災松500本は、11日午後3時ごろ、京都市役所に到着。13~15日に市役所前で市民や観光客らに祈りの言葉などを書き込んでもらう予定。これで被災松が五山全ての送り火で燃やされることになった。

 大文字保存会は、10日夜から11日未明にかけて理事会を開いて検討したが決定には至らず、11日朝になって五山の各保存会でつくる京都五山送り火連合会の要請を受けて決定した。松原理事長は決定が遅れた理由について、「いろんな意見を集約できなかった。心理的なプレッシャーもあった」と釈明した。

 京都市の門川大作市長もこの日会見し、「強い意志で(大文字保存会を)説得すべきだった。風評被害を助長することにもなりかねず、おわびします」と謝罪した。

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コメント

200キロ離れていてもセシウムが検出されるなんて、原発事故の影響は本当に大きいですね。

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