東京湾や大阪湾に何故!? 原発を作らなかったのか???
これは昔から言われる議論、長い送電線を引くより近くに作る方が合理的。
しかし、東京湾に原発を作ろう。
国会の地下に作ろうという話を聞いたことがない。
原子力発電はとても危険だ!!!
誰もが知っていることだからだ。
私は原子力推進派だが、原発は反対派だ。
原発は未来の技術。
爆弾は作れても、制御できないエネルギーは利用のしようがない。
1つまちがえれば、今回のような大惨事を引き起こす。
とても、リスキーで扱えるエネルギーでない。
現在のところは・・・
人類の進歩を信じるなら、遠くない未来では原子力が世界の主たるエネルギーになっているだろう。
(最も燃料がウランとは限らないのだが・・・・・・)
いずれしろ、現在の技術では原子力ほど怖いものはない。
歩く時限爆弾を背負って生活などしたくない。
当然のことながら、原発反対だ。
しかし、推進派の人間は合理的な説明をすることもなく推進しようとする。
不経済で、不安全なエネルギーを合理的に説明などできない。
それでも推進派なのだ。
本当に不可解で、不愉快な連中である。
橋下知事が怒るのも仕方がない。彼らの横暴ぶりは如何ともしがたい。
関電は節電の協力を訴えている橋下知事を無視して、15%の節電を訴えている。
もし、企業として協力を申し入れるならば、15%に特典を付けて協力を申し出るところであろう。
公共の立場であるなら、データーを開示して各団体に協力を仰ぐべきであろう。
しかし、彼は電気を人質にして、強圧的な節電のお願いである。
目的は原子炉の再稼働を示唆したものだろう。
本当に不愉快である。
最も反対派の方々もユニークな方が多い。
その中でもかなり知的な方が小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)である。
しかし、その小出先生でもおかしなことを言う。
福島第1原子力発電の現状を聞くと、まだ最悪のシナリオを出しいていないと言っている。
2ヵ月前の先生の話を総合するとすでに水蒸気爆発の危険性が回避されて最悪のシナリオを出しいている。本人もそう言っている。しかし、それと同等なほど気険なチャイナシンドロームまで言いだして不安を煽っているように思われる。
まぁ、実際に深刻な状態であることのは変わりない。
70京ベクレルとか、10京ベクレルという放射能はとてつもない放射能の量であり、本当に深刻な話なのだが、これまで東電が言っていた福島第1原発がすべてチェリブイリみたいなことになる可能性がなくなったことだけでも、奇跡的なことなのだ。
敢えて表現するならば、
東北と関東が壊滅するほどの気険性から南東北から北関東が放射能汚染地帯になった程度の違いがあり、おそらく1万分の1程度の被害が縮小したと思われる。
しかし、しかしだ。
それでも現在の福島が深刻で危機的なことには変わりない。
小出先生は緊張を和らげることなく語っているので、現状が改善した気がしない。
本人もよく判っているのに、そこ語らないのは彼らしさ、反原発派のおかしいところである。
“深刻ぶりっ子”とでも名付けよう!?
もっとも政府が無能という一番の障害と思える。
少し土木工事を知って、放射能のことを少し勉強した方なら、
福島第1原発の問題は解決する気があるのかと疑いたくなるだろう。
仮に燃料がコンクリートを突きぬけていたとしても、地球の裏側まで落ちることはないので深刻な問題ではない。地下水の汚染も地下ダムを作れば防ぐことができる。大気汚染も然り。結局、この政府が本気で原子力事故を止める気がないのだと思うしかない。
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橋下知事の「大阪湾に原発建設」 例え話みたいな発言の真意
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-98647/1.htm
2011年6月17日(金)12時40分配信
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、「脱原発」を主張している大阪府の橋下徹知事が、「原発が本当に必要なら、一大消費地である大阪に造るという話を府民の皆さんにしなければならない」と発言し、物議をかもしている。
2011年6月12日には、自身のツイッターで「大阪湾のどこかに原発を立地する。大阪府民の皆さん、リスクを採るか、利便性・経済性を採るか、どちらにするか」と書き込んでいた。
「府民は原発を自分のこととして考えていない」
福島原発の事故後、橋下知事は「原発依存度を下げていかなければいけないという政治家としての思いがある」と語り、「脱原発」の旗印を鮮明にした。大阪府の電力は原発が集中する福井県に依存していることから、「府民は原発を自分のこととして考えていない」と指摘。「電力のあり方」を府民にたびたび問いかける一方で、原発推進派を強くけん制してきた。
半面、「何でもかんでも原発はダメというつもりはない」(橋下知事)とも話し、大阪府民が「原発が必要」というのであれば、その方向に舵を切ると柔軟さもにじませる。
ただ、「方向転換」には前提がある。原発問題は、生活の快適性とリスクを比較して住民が判断すべきこととし、「原発が必要だと府民が決めて、大阪湾に造るなら、それなりのリスクを覚悟しないといけない」と、原発に「賛成」する府民にリスクを負う「覚悟」を突きつけている。
大阪府の広報担当者によると、「大阪湾に立地する、とは例え話でしかない」そうで、具体的な原発構想はない。知事お得意のアドバルーンだったようだが、「橋下知事は、脱原発の姿勢を崩してはいませんよ」とも強調する。
背景に関電への「怒り」
ところで、今回の橋下知事の発言は、どうも関西電力への「怒り」が背景にあるようだ。関電は6月13日、この夏の15%節電を大阪府や地元企業などに要請した。定期検査中の原発4基の再稼働のめどが立たず、さらに舞鶴火力発電所(90万キロワット分)が5月末の大雨で停止したままで、「再開時期はわからない」(関電)状況だ。
八木誠・関電社長は、「(節電が)確実に実施されないと大規模停電も起こり得る」と、危機感をあらわにした。
これに対して、橋下知事は関電に「15%の根拠」を示すよう強く求めている。そもそも橋下知事は関西エリアでも節電の必要性はあると認め、「5~10%」の節電方針を打ち出し、府民にお願いしていた。関電にもどう対応するのかを問い合わせし、八木社長への面会を求めてもいた。
それを関電は放置。橋下知事は「かなり怒っていた」ようで、周囲に「こちらからの問いには一切答えず、また根拠も示さずに突然15%節電しろとは、そう(電力を「人質」に恫喝している)としか思えない」と漏らしたという。
「関電はとにかく何が何でも原子力発電をやりたくてしかたないという態度ですから、一切僕には協力したくないようです」とも明かしていた。
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