維新の条例案「不起立の教員やめさせる」、私は悲しい!!!
非常に嘆かわしい法案が成立しました。
もちろん、私は賛成派です。
しかし、諸手を上げて「よかった」なんて、喜べません。
そもそもこう言った思想的な法案を 憲法化や法案化、または条例化するのは反対です。思想や信条の自由を奪いかねないからです。しかし、教育者たる教師が常識やルールを破って、己の心情を歪曲して押し通そうとする姿は非常に醜いものです。
国旗国歌で起立しない自由や権利を行使するには、それだけの理由が必要であります。
この日本の姿を変えるビジョンや意志を持って行うべきです。
社会の矛盾に対して、常に先頭に立って戦い、多くの指示を得る行動がその行為を正当化するのではないでしょうか?
しかし、残念ながら現在の教師は、もっと優遇された環境で子供の教育よりも自らの権利を主張しております。そして、社会に訴え、自らの正当性を主張するべきでした。
そして、最低限のルールを厳守する。
具体的にいうならば、
学校側やPTAに集まってもらい、毎年起立しない理由を述べて賛同を得て、行うべきであります。賛同が得られない場合は、教師を辞めるか、意思反して起立に応じるべきです。
そういった、諸事情を省いて、常識を捻じ曲げ、憲法の自由を歪曲して解釈し、道理を曲げて行動するのは、教育者としてあるまじき行為であります。
そして、それを許してきた教育現場に問題がありました。
教育者が教育を忘れ、主義主張を主張する場に学校を選んだ結果、日本の衰退を招いています。戦後最大の戦犯と言えるでしょう。
そういったものを払拭する為に条例が必要というのは悲しい事実です。
【起立するべきか、しないべきか】
これは学校の指針と地域で考える問題です。
子供の教育の一環として考えてべき問題です。
学校として、教師として、親として決めてゆき、子供達をどう導くのかを考えるべきです。
起立するしないは、二の次の問題のです。
自分達でルールを作り、そのルールを守ってゆく。
そう言った姿勢が社会を作り、未来を作ってゆくのです。
誰かが作ったルールを守ることが教育ではなりません。
日本国憲法でさえ、国民の意思で変えてゆく。
その意思が未来を作ってゆくのです。
それが教育なのであります。
教師達は権利を酷使するばかりで、環境を作ってきませんでした。
橋本知事のやっていることは彼らのしっぺ返しであり、彼ら教育者に非難する資格はありません。
いずれにしろ、
『 国家・国旗 』を議論し、その心情を一人一人が考えて、一つ一つの結論になって逝く環境を作って逝かねばなりません。
そういった議論の場もなく、結論だけが強制されてゆく現状は斬首に堪えませんが、今はそれが現実であります。
いずれ、一人一人が『 国家・国旗 』を考えて環境を作ってゆきたいものです。
また、橋本知事は急ぎ過ぎの傾向が強すぎ、後世に結論を託すという大器を身につけて頂きたいものです。
こんな条例がないと、“起立もできない大人しか教育現場にいないのか”と悲しく思います。
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国歌斉唱「不起立の教員やめさせる」 維新の条例案、橋下知事 政令市も検討対象
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110517/lcl11051700070001-n1.htm
2011.5.17 00:06
大阪府の橋下徹知事が代表を務める「大阪維新の会」府議団は16日、5月議会に提案を予定している府立学校での国歌斉唱時に教職員に起立を義務づける条例案について、対象を「府下の公立学校」に拡大する方針を決めた。罰則規定はないが、府教委は政令指定都市の大阪、堺両市を除く市町村の小中高校教員に対しては任命権、懲戒処分権を持つ。
一方、橋下知事は報道陣の取材に対し「政令市も含めて(条例の)対象にすべき。府議が議論して決めたルールに府内の教員は従うべきだ」と強調。「起立しない教員は意地でも辞めさせる。ルールを考える」と、政令市も含め違反すれば処分する考えを示した。
府教委は平成14年以降、府立学校に対し「教育公務員としての責務を自覚し、国歌斉唱にあたっては起立する」と文書で指示しており、今年3月には卒業式での国歌斉唱時に起立しなかった守口市の中学校教諭を戒告処分にした。ただ、政令市の教員については地方教育行政法で政令市に任命・処分権があるため、府教委は「条例の適用対象となり得るかどうか、これから検討する」としている。
また、橋下知事は今春府立高校での入学式で国歌斉唱時に起立しなかった教員が38人いたとし、「国旗、国歌を否定するなら公務員をやめればいい。もう(個人を)特定している。やらないなら府民への挑戦と捉えてやめてもらう。公務員だからといって守られるわけがない」と述べた。
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