2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

« 高濃度の放射能を低濃度というマスコミに洗脳されるな!!! | トップページ | 茶葉から基準超の放射性物質、『ファイトレメディエーション』であって、それは悪いことではない!!! »

隠蔽は続くよ!!! どこまでも・・・福島原発3号機333.9℃に上昇してた。ばかやろう!!!

圧力容器胴フランジ温度 333.9℃???
『なんじゃそりゃ!!!』
い~や、またまた叫んでしまいました。

原子力安全保安院が公表している情報がある。
5/10 11:00の原子炉の温度
A…原子炉給水ノズル温度 214.5℃
B…圧力容器下部温度   151.9℃
雰囲気温度(原子炉内の気体温度)
A…RPVベローシール 205.5℃
B…HMV戻り     144.8℃
私が普段見ているのは4つではある。しかし、原子力安全保安院のサイトのプラントデーターに多くの温度が掲載されている。
333.9℃は5/9 11:00のRPV胴フランジのデーターである。

<原子力安全保安院のサイト>
http://www.meti.go.jp/press/index.html
プラントの温度データ(真中より少ししたの3号機を開いてほしい)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/index-j.html#anchor01

何故か5/10 5:00から132.4℃に急降下している。5/11 5:00の時点で155.9℃である。
5/10 5:00の原子炉給水ノズル温度が215.3℃とまだ下がっていないので安心などできない。しかし、データーを見る限りではすでに峠は越えたようだ。
危なかったのは5/6から5/9であったと予想できる。
5/8に謎の煙がでた映像写真もあるので、その頃が一番危なかったのかもしれない。

しかし、政府、保安院、東電の方から3号機が危ないかもしれないという情報はあがらない。
「3号機で、燃料を入れた原子炉圧力容器の温度が大幅な上昇傾向を示し、8日には容器上部で206度に達した。」
その程度の発表であって、危険性を言っていない。

(200℃くらいなら私も危険とまでは思わない)

しかし、このデーターをよくみてほしい。
RPV胴フランジの5/8 17:00で322.9℃23:00で326℃となっている。
設計温度302℃を超える直前の5/6 23:00の291.7には気険な温度になっていると警戒警報は出してもらいたいものである。3号機の気密性が壊れているので、3002℃を超えてからでも遅くないから5/7には警戒警報を出すべきであった。

私も完全に見落としていた。
もっと注意深くデーターを参照するべきであった。実際、危ないときはデーターの公表が遅れるのでいつ公開されたかも定かではないが、見落としていたのは事実である。

いつになっても気険な状態を国民に知らせるという意識ができないらしい。
5/6から5/9の間に大規模な水蒸気爆発が起こってもおかしくない状態であった。
故意に隠しているというよりは知らせる気がない。
何の為の公開かを理解していない。

危険な状態を知らせておき、最悪の時に備えるのが情報公開の意味である。このような意識では、最悪の事態に最悪の状態を迎えることになってしまう。

もちろん、最悪事態などあってはいけないことであり、確率的に起こらない方が大きい。
しかし、現実とは無残なもので、起こってはいけないことが起こるので備えておくのである。
堤防しかり、地震対策しかり、そして、原子力発電所の爆発もそうである。
情報公開とは、心の堤防を作ることである。
最悪の事態を知らせて置くことで、最悪の時に心のパニックを防ぐ。その意識を持って貰いたいものである。

さて、送水量を増やした効果で若干ではあるが改善しているように思える。12日には3号機の送水管を変える作業が続いているらしい。巧くいけば、13日から下降傾向に変わってゆくかもしれない。
しかし、緊張を緩めない方がいい。
状況が常に好転するとは限らないからである。
もし、事故が起きると想定すると風向きもあまりよくない。
北関東から宮城の方で何か報告が入った場合は、建物に避難する心構えだけは忘れてほしくない。(報告が入るかも疑わしいが・・・)

データー的には改善傾向にあると言っておこう。

-----------○-----------
3号機一部「上限300度」超え 「マジか」「涙目」ネットで不安の声も
http://www.ustream.tv/recorded/14604404
2011/5/10 19:30
  福島第1原発3号機の原子炉圧力容器の温度が上昇傾向を続けている。注水の一部が原子炉内に届いてないと見られ、注水配管の切り替え工事も始まった。同圧力容器は「設計温度300度」とされているが、原子炉の場所によっては300度を超える数値も出ている。東京電力は「余裕をもって定めた上限なので現状は問題ないものの、注視していく」と説明している。
   東京電力は2011年5月10日、3号機の注水配管を切り替える工事を始めた。配管切り替えを発表した7日の会見では、圧力容器の下部温度が、安定していた4月下旬から40度近く高くなり、7日5時現在149.6度だったことが明かされた。7日配信の日本経済新聞記事は、3号機圧力容器の下部温度を伝えた上で「設計上の上限は300度程度だが注意が必要だという」と指摘している。

1週間強で230度以上も上昇
   圧力容器の温度については、下部温度だけでなく数か所の温度が公表されている。例えば、東京電力や経済産業省の原子力安全・保安院が連日発表している「プラント関連パラメータ」には、下部温度と「給水ノズル温度」が記載されている。マスコミ各社の報道も同2か所のいずれか、もしくは両方の数字が紹介されることが多いようだ。
   3号機の温度関連で最も高い数値を現在見せているのは、「胴フランジ」部分だ。圧力容器上部の本体と上ぶたの接続部分で、5月7日11時には300度を超えた。以降も微増を続け、9日11時現在では333.9度。3日連続で300度超の状態が続いている。1日5時現在では99.6度だったため、1週間強で230度以上も上昇したことになる。もっとも、東電は発表資料で「正しく測定されていない可能性のある計測器も存在している」としている。
   3号機の一部で「設計上の上限300度」を超えたことで、インターネットのツイッターや2ちゃんねるでは、「マジか」「涙目」「大丈夫なのか」などと取り上げる人が少なからず見受けられた。

12日にも冷却注水配管切り替え
   計器不良の可能性があるとはいえ、「胴フランジ」の300度超えについて、東電はどう考えているのか。東電によると、「設計温度302度」は余裕をもって設定した上限で、「それを超えないよう運用していこうというもの」だという。また、圧力容器の温度を判断するには、胴フランジなど1部だけでなく全体的な数値を総合する必要があるとしている。原子力安全・保安院も同様の見解を示している。
   しかも、圧力容器が損傷するような影響が出るのは、温度だけでなく圧力も関係するそうだ。東電は、圧力容器の温度が400度で、かつ現行の93倍以上の圧力がかかる状態が同時に起きれば損傷につながるが、現状では温度も圧力も余裕がかなりあると説明した。
   事故直後の3月19日には、3号機の圧力容器下部温度は352度に達したこともある。3号機の冷却注水配管切り替えは、順調にいけば5月12日にも実行される予定だ。
-----------○-----------
5月10日 3号機300度超は異常な状態 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/10/tanemaki-may10/
要約
・(半径20キロ圏内の警戒区域内住民の一時帰宅が始まった。帰宅後の被曝量を調べたところ1?10マイクロシーベルトだった。どうか?)その程度で収まってよかった。被曝に関して安全量はないが、住民の方にとっては当然必要な行動だった。この被曝量であれば少し安心した。
・(ペットを連れ帰りたい人が多いため、職員が連れ帰り、基準値を上回ったときは水で除染すると言うが?内部被曝は?)もちろんペットは内部被曝はしている。ペットから人間がどういう被曝をするかについては大した危険はないだろう。ただペットは汚染した空気を吸い込んでおり、水も食べ物も摂取しただろうから、放射性物質を取り込んでいるはず。そうしたペットの鼻から出た息を吸い込めば、人間が被曝することもありえる。が、相手が人間だったら当然汚染地域から連れ出すし、ペットを家族とみている飼い主からすれば、被曝はどうであれ連れ帰るのは当たり前。
・(リスナーからの質問。3号機の圧力容器の温度が毎日上昇しているが大丈夫か?)私も不思議だと思ってデータを見てきた。東電の発表は後に訂正されることがあるから、今回も間違いであればいいとは思うが、圧力容器の温度は333度になっている。
・(4月末は80度代だったが300度超になった要因は?)よく分からないが、測定器が正しいのであれば冷却に失敗している証明。外から水を送る配管に破れがあって水がきちんと入っていない心配がある。東電もそれを疑って、別の配管にする予定と報道されている。
・(何度になるといけないのか?)運転中であっても280?300度。それが今回300度を超えているというのは、異常な状態になっているということ。
・(温度を下げるために新たな配管をつくって冷やす?)と、東電は言っている。
・(燃料棒が再度熱を持っているという判断か?)可能性はある。運転中の燃料ペレットの最も高温の部分は2000度。いまは連鎖反応は止まっていて温度は下がっているはずだが、電源がなくなり、燃料被覆管が壊れ、ペレットは2800度くらいになり溶けてしまって、それは東電も認めている。溶けたペレットは炉心に留まっていると予想してきたが、もしかするとそれが圧力容器の底に流れ落ちて、それにより温度が上がっている可能性もある。ただしこれは最も恐れているメルトダウンではない。これなら水蒸気爆発は起きない。燃料が一部溶けた状態で圧力容器の底に留まって温度を上げているのかも。
・(最近出ている即発臨界説と関係あるか?)関係ない。
・(3号機の使用済み燃料プールの写真が公開されたが、瓦礫だらけで燃料が見えない状態だが?)3号機はすごい爆発だったため燃料プールは破損しているはずで、燃料も破損している心配がある。きちんと調べてほしい。詳しく知りたい。
・(この燃料プールで、通常は検出されない放射性物質が5月8日現在で検出されているらしい。通常の1000倍程度の濃度。1立方センチメートルあたりセシウム137が15万ベクレル、セシウム134が14万ベクレル、ヨウ素131が1万1千ベクレルだが?)いま聞いた限りでは、使用済み燃料棒が破損していて、それがプールの中に漏れてきたものと思われる。不審なのはヨウ素131。これが他の10分の1としたら、多すぎる。これは半減期が8日。既に事故発生から二ヶ月経っており、100分の1以下にはなっていないとおかしい。多すぎる。もし多いとすると、途中で核分裂の連鎖反応があったということかもしれない。3月11日の時点で核分裂の連鎖反応は終わっているはずだが。いま聞いたので正確な分析はできないが。
・(東電は高い放射能濃度の原因は、燃料棒の損傷ではないと言っているが?)それはおかしい。
・(東電は、原子炉損傷による核分裂生成物の落下、あるいは瓦礫に付着した放射性物質がプールに落ちて溶けた、と説明しているが?)正気かどうか東電に聞いてほしい。そんなことでは到底説明不可能。瓦礫はどこから来たのか?使用済み燃料プールのフロアで爆発があったが、そのフロアで最も放射能濃度が高いのは使用済み燃料そのもの。それが壊れていないというなら、それ以外にどれが原因になりえるのか東電に聞いてみたい。
-----------○-----------
3号機の圧力容器温度が大幅上昇 底に燃料落下?
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110508/dst11050819580014-n1.htm
2011.5.8 19:51
福島第1原発3号機で、燃料を入れた原子炉圧力容器の温度が大幅な上昇傾向を示し、8日には容器上部で206度に達した。
 東京電力は、差し迫った危険はないとの見方だが「燃料が崩れて(圧力容器の)底に落ちた可能性も否定できない」として、温度の監視を強め原因を分析している。
 4月末、圧力容器上部の温度は80度台で推移。多少の上下はあるが比較的安定していた。
 5月に入り上昇傾向が顕著になったため、東電は4日、圧力容器への注水量を毎時7トンから9トンに増やした。しかし上昇は収まらず、5日朝には144度に。さらに7日夜には202度に跳ね上がり、その後も“高止まり”の状況だ。圧力容器下部の温度も上昇傾向を示している。
 東電は既に、3号機の燃料は約30%損傷したとの推定を示しているが、ここにきて燃料が圧力容器の底に落下したとすれば、過熱が進み、溶融が再度起きた可能性がある。

« 高濃度の放射能を低濃度というマスコミに洗脳されるな!!! | トップページ | 茶葉から基準超の放射性物質、『ファイトレメディエーション』であって、それは悪いことではない!!! »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

« 高濃度の放射能を低濃度というマスコミに洗脳されるな!!! | トップページ | 茶葉から基準超の放射性物質、『ファイトレメディエーション』であって、それは悪いことではない!!! »