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2011年5月

ドキュメンタリー映画「100、000年後の安全」が上映中

・地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~ 
・放射性廃棄はどこへ「終わらない悪夢」
・10万年後の安全

「10万年後の安全」は、全国上映されるかどうか判らない作品であった。
しかし、福島の原発事故によって、全国公開が決まったという不幸なのか幸運なのか、まったくもって判らない作品であります。
ブラックジョークを飛ばしたいところですが言ってしまうと、笑いではなく鉛が飛んできそうなので止めておきます。
NHKで放送された「地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~」と、どこが違うかはこれから行って確かめてくるつもりです。
幸い、5/28から上映が始まっています。

誰が考えても10万年という期間は普通に想像できる未来ではありません。
逆から考えて見れば、
・約10万年前:現代人(ホモ・サピエンス)がアフリカを出て世界各地に拡がった。
・8万1000年前 - 地球温暖化に伴う海面の急速な上昇が起こっていた。
・約5万年前 - 隕石の衝突でバリンジャー・クレーター(アメリカアリゾナ州)が形成される。
・約2万年前 - ウルム氷期(最終氷期)のピーク。
・約1万年前 - この頃、最後の氷期(最終氷期)が終わったとされる。
この時点でまだ文明と呼ばれるものはありません。
・古代エジプト文明、メソポタミア文明が起こったのは5000年前です。

さて、本当に10万年も保存しする施設を作ることができるのでしょうか???
特に、この日本では、仮に1000m以上も地下に埋めたとして、そこに火山が10万年間誕生しないという保証は誰ができるのでしょうか?
三陸沖地震の発生すら予測することができない人類が、火山列島の帯のどこに安全地帯があると予想するのか、非常に興味があります。
しかし、実のところ答えは判っております。
今年の流行り言葉でいうならば、『想定外』だったと言うのでしょう。
“ここに地震や火山が起こることはない。それ以外は想定外である”
そう言うに違いありません。
非常に残念ですが間違いありません。

《不経済なエネルギー原子力》

原子力が経済的でないことは、多くの科学者が知っていることです。
上記に述べられている最終処分場の建設費だけを取って見ても、10万年も保存することを前提とした構造物に一体どれだけの建設費が掛ると思いますか???
100ワット当たり1円で済むのでしょうか?

経済活動を金銭に換算してみましょう。
燃料棒は約1年毎に3分の1取り替えられるのが一般です。
50~80本に束ねられた燃料棒が、400~800体の燃料集合体として原子炉に収められます。(BWRの場合)
110万kW級の原子炉からは、年間約30t(ウラン重量)が出ます。
2006年3月末で全国の原発敷地内には約1万1520t(ウラン重量)の使用済み核燃料が貯蔵されえているというのですから困ったものです。
もう、すでに処理施設はパンク状態です。

2009年の10電力会社の合計の年間総発電量は957TWhです。
その内、原子力発電による発電量はその29%で278TWhになります。
原子炉の炉数54基です。
2009年12月末現在、商業用の原子力発電所は合計出力4884.7万kW(キロワット)が運転しています。

使用されるウランは、
3%濃縮ウラン燃料 1t が燃える前の組成はウラン238が 970kg、ウラン235が 30kg であるが、燃焼後は、ウラン238が 950kg、ウラン235が 10kg、プルトニウム 10kg、生成物 30kg となる。

中間貯蔵
使用済み核燃料が冷えるまでの約30年間を冷却プールで冷やす。

再処理工場では、
ウランとプルトニウムを分離して中性子を吸収する核毒のない新しい燃料(MOX)を製造する。そして、核毒部分は高レベル放射性廃棄物 (HLW)を廃液として排出される。
この処理費用が、1kg重金属あたり1000ドルと言われ、ウランを買うより高い為に、燃料棒のままで処分(ワンススルー)を検討する国も少なくない。
また、この再処理で、1t の使用済み核燃料から高レベル放射性廃棄物を最終的に 30~50kg+α まで減らすことになる。

最終処分場となる地下では、
高レベル放射性廃棄物はガラス固化するものの、半減期数万年の MA と高発熱量 FP が混入しているため、冷却しながら30年、その後数万年の保管が必要になる。

まとめ
経済産業省の試算では、中間貯蔵以降の経費が計上されていない為に、正しい原子力の電力コストが試算できていません。
確実にかかる中間貯蔵の冷却期間30年の冷房費用だけでも相当必要です。さらに毎年約1300tの保管場所を拡大しなければならない為に、その建設コストも必要になります。
さらに、再処理の費用、最終処分場の用地確保と施設の建造。これらがすべて原子力発電に掛るコストとなります。
原子力のスバらしい所は使用燃料の少ないことであり、再処理を施すことでさらに効率的になります。
しかし、あくまで使用燃料が少ないというだけであり、コスト高であることに変わりはありません。

原子力が低コストであるという嘘は、以前から暴露されていましたが、それを経済的な圧力で国民に知らさないようにしてきました。
「嘘を100回言えば、本当になる」とは、原子力を推進してきた方々に投げかけられる言葉です。
そして、現在は放射能が安全であるかのごとき嘘が、風潮されています。
本当に悲しいことです。
また、正しいコストを算出するだけのデーターを公開していないのも事実であります。
(下の計算はあくまで概算です)

・概算なので単純に計算します。

★年間に出てくる使用済み燃料の量
年間原子力発電所出力÷110万kW原子力×110万kW原子力から出る使用済みウラン量

4884.7万kW÷110万kW×30t=1332t/年

★使用済み燃料を冷蔵する費用
冷蔵庫の一時間当たりの電気代:1.21円/kWh・?
年間の電力使用量:24 × 365 = 8760時間
年間の電力使用電気代:10560円/kW年・?
(あまり当てにならないデーターですが、これを使用します)
ウランの比重  19
・年間出来る使用済み燃料の量÷比重×年間の電力使用電気代=毎年増加する電気代
1332t/年÷19×10560円/kW年・?×1000=7億4000万円/年
・すでにある使用済み燃料の量÷比重×年間の電力使用電気代=毎年増加する電気代
1万1520t÷19×10560円/kW年・?×1000=64億円/年
(契約者1800万件として、1件当たり355円、毎年41円の値上がり)

★貯蔵施設建設費
貯蔵施設の容量5,000トンUで、プール貯蔵の場合で 2,997憶円。
1万1520tの貯蔵に必要な建設費:6,905憶円
毎年増加する貯蔵に必要な建設費:798憶円
(1800万件として、1件当たり3万8361円の徴集と443円の値上がり)

★再処理を行った場合
1kg重金属あたり1000ドル(85円/ドル)で8万5千円。
1万1520tの貯蔵に必要な処理費:9兆7920億円
※すべてを再処理することに意味があるかが疑問(1件当たり54万円?)

★最終処分場の建設?
ここに至っては、概算すらできない。
数兆円~数百兆円くらいが妥当な金額になるのではないか???
「地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~ 」を見れば判るが、地底都市を建設するくらいの予算と時間が必要になる。
(これを電気量に加算するとなると、総額で1件当たり10万~1000万円の増額になるでは・・・・・・毎年に分散すれば、払えないこともないが、これを安いコストと思える人は、かなり大人物である。)

いずれにしろ、あまり意味のない試算である。
政府・東電から建設予算や処理費、または試算が開示されていないので概算でしかない。

さらに言うならば、
事故を起こせば、数十兆円の被害額が計上される。
本来なら事故が起こった場合の対策予備費として、経理に計上しなければならないが、数兆円規模の予備費を会計上で認めることができるのか?
また、それを電気料金に加算してよいモノか?

それ以前に、原発事故を起こしてもいいのか?

一時的に原子炉をすべて止めることが必要だが、どうやって止めるかを議論する前に、原発が必要と騒ぐ方々と戦わなくてはならないのが非常に残念である。
こういった事故を起こしても、反省すらしていないのはどういう了見であろうか?

責めて、原子力発電が軽コストでないのは、いい加減認めてもらいたいものである。

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地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~ 
http://www.youtube.com/watch?v=rSKbY3yKu2U
http://www.youtube.com/watch?v=x2jgdJzNM6g&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=UeVZ980wB2Q&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=5gH_qNHuf2c&feature=related
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2/16 NHK BS1 地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~ 
http://kayophils.blog.so-net.ne.jp/2011-02-11-1
各国が頭を痛める原子力発電所の廃棄物問題。北欧のフィンランドが世界に先駆け、核のゴミの最終処分場の建設に乗り出している。「オンカロ」(フィンランド語で「隠し場所」)と呼ばれる処分場は、太古の岩盤層を深さ500mまで掘り下げた先に作られ、施設が国内で排出される核廃棄物で満パンになる約100年後に、入口を完全封鎖されるという。

核廃棄物の最終処分が難しい理由は、実はその先である。廃棄物が出す放射線が、生物にとって安全なレベルに下がるまで、欧州の基準では少なくとも10万年かかるとしている。つまりオンカロは、人類の歴史にも匹敵する膨大な歳月の間、安全性の確保が求められるのだ。革命や戦争が起きたり、気候や地殻の大変動に見舞われたりしたとしても・・・

最も危惧されているのは、今の人類が姿を消したあとの未来の知的生物が処分場に侵入し、放射線が漏れ出してしまうシナリオだという。そうならないよう、近づくと危険だという警告を伝えた方がいいのか?しかし、どうやって?あるいは何もせず、記憶から消し去ってしまう方がいいのか?原子力というパンドラの箱を開けた人類が直面する難問を描く。2010年 国際環境映画祭(パリ)グランプリ受賞作品

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放射性廃棄はどこへ「終わらない悪夢」
http://www.youtube.com/results?search_query=%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%BB%83%E6%A3%84%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%B8%E3%80%8C%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E6%82%AA%E5%A4%A2%E3%80%8D&aq=f
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10万年後の安全
http://www.uplink.co.jp/100000/

  放射性廃棄物問題を正面から描いたドキュメンタリー映画「100、000年後の安全」(マイケル・マドセン監督)が話題を呼んでいる。2日に単館で公開したところ大反響で、16日から拡大公開が始まり、6月までに全国の40館で上映が予定。福島第1原発の事故により、原子力問題への関心の高まりが示された格好だ。

 この作品は、フィンランドが建設している世界初の放射性廃棄物の最終処分場「オンカロ」が題材。危険性が10万年続くとされる高レベル放射性廃棄物を、地中深くの堅い岩盤内に埋め込んでしまう計画だ。

 しかし、10万年といえば、石器時代から現代までに相当する長大な時間。人類にこの場所が危険だと警告し続けることは可能なのか。文明が変われば、文字も通じないのではないか。もし、財宝と誤解して、未来の人類が放射性廃棄物を発掘してしまったら…。マドセン監督は関係者に質問を繰り返し、彼らが苦悩する様子を記録している。

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「核のゴミ」にかかるコストはどれくらいか?
http://homepage3.nifty.com/radioactivewastes/jastjj/page_2/article_4.htm

再処理費用は平均で、1kg重金属あたり1000ドル(標準的な再処理法)。この価格は、プルサーマルを利用する場合で、ウラン価格が1kgウランあたり360ドルになって初めて等価になる(最近のウラン価格は1kgあたり40ドル)。

①国内のコスト比較問題の火付け役にもなった米国二大学のレポートの概要を紹介する。さらに②核燃料などの価格について歴史的な変動を明らかにするほか、③再処理処分で必要になる18・8兆円というバックエンド費用の中身にも踏み込む。

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福島原発、年内の収束絶望的
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2011052901000604/1.htm年5月30日(月)2時2分配信 共同通信

2011

 福島第1原発事故の収束に向けた工程表について、東京電力が「年内の収束は不可能」との見方を強めていることが29日、複数の東電幹部の証言で分かった。1~3号機でメルトダウン(炉心溶融)が起き、原子炉圧力容器の破損が明らかになったことで、東電幹部は「作業に大きな遅れが出るだろう」としている。東電は4月17日に「6~9カ月で原子炉を冷温停止状態にする」との工程表を公表、1号機の炉心溶融が発覚した後の5月17日にも工程表の見直しはないとしていた。東電幹部の一人は「9カ月という期限はあくまで努力目標だ」としており、原子炉を安定状態に持ち込んだ後に想定していた政府による原発周辺住民の避難見直し時期についても影響が出そうだ。東電は5月初旬まで、原子炉格納容器に水を満たし燃料が入った内側の圧力容器ごと冷やす「冠水」に向けた作業を続けていたが、12日に1号機の炉心溶融と圧力容器の損傷が明らかになり、冠水を断念。原子炉建屋にたまった大量の汚染水を再利用する「循環注水冷却」という新たな方法で原子炉を冷却する方針に切り替えた。

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低コストで太陽電池 金沢工大教授が開発
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110528103.htm
 金沢工大工学部の南内嗣(ただつぐ)、宮田俊弘の両教授は27日までに、銅板と亜鉛 を組み合わせた新型太陽電池の基板を開発した。従来のシリコン製に比べ100分の1の 費用で製造できるとしている。福島第1原発事故を経て政府が「サンライズ計画」を発表 し太陽熱エネルギーが関心を集める中、両教授は「低コストの太陽電池をぜひ実用化させ たい」と意気込んでいる。
 新型太陽電池の基板は電熱器で焼いた銅板(多結晶亜酸化銅)に亜鉛膜を重ねて作った 。太陽光が基板に当たると青と緑色の光を吸収して電気に変える仕組みで、光から電気へ の変換効率は3・8%。1980年代に同じ手法で米国で製作された基板の変換効率1・ 8%の2倍程度に高まり、実用化のめどがついたとしている。

 南、宮田両教授によると、従来のシリコン製太陽電池の基板は直径15センチの円盤状 で製造に約8千円かかるの対し、今回、開発した基板は数十円で作ることができる。製造 コストをおよそ100分の1まで下げることで、一戸当たり約300万円かかるとされる 太陽光発電施設の設置費も大幅に抑えることが可能になるという。

 研究成果は23日、社団法人応用物理学会の審査を経て同学会報の電子版に掲載され、 世界に発信された。

 南教授は宮田教授が金沢工大生のころ指導したという間柄。師弟コンビは「新型太陽電 池は希少金属(レアメタル)を一切使わず、無毒の銅や亜鉛が素材で原料が豊富という点 でも有効と考える」と語った。
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放射性物質 微生物で回収 劣化ウラン弾処理 視野 広島国際学院大と関西の企業との研究グループ
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=2008051217501978_ja
記者 平井敦子

 広島国際学院大(広島市安芸区)と関西の企業との研究グループが、土壌や河川を汚染しているウランなどの放射性物質を微生物を使って回収する技術を開発したことが23日、分かった。劣化ウラン弾による放射能汚染への活用も視野に入れ、2009年の実用化を目指している。

 研究グループの統括代表者の佐々木健・同大教授(生物環境化学)によると、これまで回収に成功している放射性物質は、ウラン、ストロンチウム、コバルトの3種類。Y字型のセラミック(全長5センチ)に封じ込められた特殊な光合成細菌が帯びるマイナス電気が、プラスイオンの放射性物質を引き寄せる仕組みだ。

 放射性物質20ミリグラムを含む1リットルの水に、細菌入りのセラミックを6日間入れた実験では、セラミック1個当たり2ミリグラムの放射性物質を回収できた。この実験などから、放射性物質に汚染された土壌にセラミックを埋め込むと、3―6カ月間で、1個当たり10―20ミリグラムの放射性物質を回収できると推定している。

 放射性物質は、薬品で除去することができるが、高価で環境への負荷も生じる。特に、低濃度で広く汚染されている場合は、今回のバイオ技術の方が低コストで環境にやさしい、という。

 研究は8年前からスタート。大学院生を中心に計6人で取り組み、1月末に特許を申請した。佐々木教授は「劣化ウラン弾の処理や、地震の時などに漏れた放射性物質の回収に活用できる技術。ヒロシマ発で世界に発信したい」と話している。

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使用済み核燃料貯まる一方  原発は「トイレのないマンション」
http://www.j-cast.com/2011/05/30096255.html
2011/5/30 11:00         
東京電力福島第1原子力発電所の事故で、保管していた核燃料の問題がクローズアップされた。

   政府は使用済み核燃料を再処理して再び燃料とする「核燃料サイクル」を進めてきたが、肝心の再処理施設は稼働が遅れに遅れ、最終的な処分場も決まらぬまま、使用済み燃料がドンドン貯まる一方だ。今回の事故がこれに影響を与えるのは確実で、「トイレのないマンション」ともいわれる原発の弱点が改めて問題になっている。

再処理工場はトラブル続発で完成20回も延期

   福島では、原発の建屋の上の方にプールがあって、そこに使用済みや定期検査中に一時取り外した燃料棒が水につかって保管されていた。

   今回の事故で、この事実を知った国民がほとんどだろう。これが損傷し、大量の放射性物質を放出しかねない危険な実態が白日の下にさらされた。

   それ以上に問題なのは、その先の使用済み燃料の処理だ。原発内で温度を下げた後の燃料は、電力会社などが出資する日本原燃(青森県六ケ所村)に運ばれる。ここの再処理工場で溶解され、取り出したプルトニウムはウランと混ぜて「MOX燃料」に加工して通常の原発で再び燃料として使用する「プルサーマル」を進めることになっている。

   しかし、再処理工場は試運転を始めたものの、トラブルが続発して完成は20回も延期され、稼働予定は当初の1997年の予定から遅れに遅れて2012年10月予定にずれんでいる。このため、福島第1(2号機)、九州電力・玄海、四国電力・伊方の3原発で海外製のMOX燃料を使い始めているところだ。

   むつ市の備蓄センター予定通り完成できるか

   そんな状況だから、使用済み燃料は貯まる一方だ。再処理工場内の一時貯蔵施設は容量3000トンのうち2800トン余りが埋まっていて満杯に近い。東電などが中間貯蔵する備蓄センター(3000トン規模)を青森県むつ市に建設中で、2012年7月完成予定だが、事故を受けて地元が受け入れるか、懸念する声が出ている。再処理工場が稼働しなければ、備蓄センターがなし崩し的に最終的な貯蔵場所になりかねないからだ。

   そうなれば、原発にそのままため込んでおくしかないが、原発内のプールや貯蔵設備もそう余裕はない。容量に対して、2010年秋時点で平均66%が埋まり、猶予は5年程度といわれる。

   菅直人首相は2011年5月17日に、共産党の志位和夫委員長と会談した際、核燃料サイクルについて、

   「再処理施設に持っていくサイクルが機能しない状況になっている。それも含めてエネルギー基本計画を白紙から見直したい」と表明したという。「プルサーマル」はエネルギー資源に恵まれない我が国のエネルギー政策の根幹とされていたが、根本的に見直すしかない状況に追い込まれている。

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「白煙上がった」「半径300キロ内壊滅」  「もんじゅ」巡るデマ騒動相次ぐ
http://www.j-cast.com/2011/05/29096821.html
2011/5/29 18:41         
  福島第1原子力発電所の事故に終息のメドが立たないなか、今度は高速増殖原型炉「もんじゅ」への懸念が高まっている。過去に何度もトラブルを起こし、今は原子炉容器内に機器が落下したまま運転がストップした状態だ。

   そのせいか最近、もんじゅに関してネット上で騒ぎが相次いだ。出所不明の資料に基づいた「デマ」も広がった。

   「もんじゅから白い煙が上がっている」との情報がツイッター上に出始めたのは、2011年5月28日午前。もんじゅを運営している日本原子力研究開発機構(原子力機構)では、ウェブサイト上で15分おきにもんじゅの外観のパノラマ画像を更新、公開しているが、それを閲覧した人が「異変」を発見したのだ。

   ネット掲示板には、更新されたパノラマ画像が張り付けられたが、午後になっても白煙が出続けていた様子が分かる。ツイッターでは「いよいよやばいの?」「絶対に起きてはならない事が起きているのかもしれない」と、事態を恐れる投稿が書き込まれ、中には「拡散をお願いします」と情報を広めようとするユーザーまで現れた。

   結局この白煙は、トラブルではなかった。原子力機構は煙について「ボイラーから放出されている蒸気で、放射性物質を含んでいない」と説明。サイト上でも「異常ではありません」と呼びかけた。

   もんじゅは1995年、ナトリウム漏れによる火災が発生し、運転を停止。2010年5月に運転を再開したが、同8月には核燃料の交換の際、原子炉容器内に機器が落下する事故が起きていまだに引き上げられないでいる。不始末続きのうえ、福島第1原発の事故で誰もが神経質になっているときに起きた「白煙騒ぎ」に、大勢の人がつい飛びついてしまった格好だ。

   出所不明の「もんじゅ被害想定マップ」

   しかし、その数日前に起きた騒動は少々悪質だ。5月23~24日にかけて、ネット掲示板に「もんじゅ被害想定エリア」なる画像が出回ったのだ。ネットの地図サービスを利用したと見られる画像は、日本地図の上に、もんじゅのある福井県敦賀市に目印が打たれ、そこを中心に半径300キロ圏内を示す赤い円と、半径600キロ圏内を示す青い円が描かれている。

   地図の左下には、半径300キロ圏内は「壊滅的被害」として、「24時間以内死亡/即死」と刺激的な表現が踊る。この円内には大阪や名古屋、紀伊半島全域や四国東部、伊豆半島の東側まで含まれている。また、東京や福岡は半径600キロ圏内となり、ここも「72時間以内死亡率50%」と書かれている。

   画像がネットに出回るにつれ、「どこにも逃げられない」「諦めるときは諦めなければいけないのか」と嘆く投稿がツイッターに寄せられた。一方で、「このマップのソースが分からない」と冷静に考える人も少なくなかった。実際に画像の出所は不明で、画像を見る限りでは「想定エリア」も被害の内容も根拠が一切示されていない。その後、元画像自体が削除されてしまった。

   もんじゅに対して人々が抱える不安が、「デマ」によって増幅されてしまったようだ。

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下水汚泥、焼却灰に放射性物質 関東各地の自治体が処理に頭抱える
http://www.j-cast.com/2011/05/26096589.html
福島第1原子力発電所の事故を受け、関東各地の下水処理場や浄水施設の汚泥から放射性セシウムが検出されている。多くの県は汚泥を保管しているが、国は放射性物質を含む汚泥の扱いについて全国的な基準を設けておらず、どこも処理に困っている

   東京都では、2011年5月10日から12日にかけて都内12か所、全ての下水処理施設を調査。全ての汚泥と汚泥焼却灰から放射性セシウムを検出し、江戸川区の葛西水再生センターでは、焼却灰から最高1キロ当たり2万9100ベクレルを検出した。同センターは汚泥も最高値の1700ベクレルだった。

セメント企業も受け入れストップ

   汚泥から比較的高い放射性物質が検出されるのは、雨に含まれた放射性物質が処理過程で濃縮されるためだ。焼却して灰になると更に濃度は高まる。

   埼玉県では県内5か所の浄水施設から出た汚泥を6日に採取したところ、全ての施設の汚泥で放射性セシウムが検出された。最も高いところで3900ベクレルだった。

   どこの地域でも困っているのが、汚泥をどうするか。国は12日、福島県内で出た下水汚泥について「当面の考え方」を発表。放射性物質が10万ベクレルを超えた汚泥は可能な限り県内で保管。焼却灰は飛散防止のため容器に入れなければならない、などだ。

   しかし、これはあくまで福島県についての考え方だ。県内6か所の浄水施設の汚泥から放射性セシウムが検出された群馬県、下水環境課の担当者は「国土交通省に5月中旬に問い合わせたら『福島県の考え方を援用して差し支えない』という返答があったが、群馬は高くても700ベクレルとかのレベル。福島の考え方には低いレベルについて決まりがないので、それでは困る」と話す。

   普段はセメントに再利用するためセメント企業に搬出しているが、放射性物質が検出されれば、企業も引き取ってくれない。結局現在、汚泥は民間施設に保管。6月中旬には保管量が限界に達してしまう所もあるという。

   保管できなくなって屋外に置くケースも

   埼玉県の水道管理課も「福島県に限っての基準で埼玉には適用できない。これだったら安全という基準がない」と困惑した様子で話す。いつもは園芸用土やグラウンド土に再利用しているが、メーカーへの売却をストップ。県内施設に保存しているものの、7月初めには一杯になってくるという。

   県が管理する4か所の下水処理場から放射性セシウムを検出した神奈川県も、現在汚泥を焼却灰にして処理場の建屋内に置いているが、場所によっては、屋外にブルーシートを敷いてその上に土嚢に入れた焼却灰を置き、そこにまたブルーシートをかけている。

   こうした現状を受け、神奈川県は25日、国土交通省に緊急の要望書を提出した。放射性物質含む汚泥などの取り扱いに関する明確な基準を策定することや、汚泥をセメントの原料として再利用するための具体的な方策を策定することなどを求めた。県の下水道課の担当者は「国には具体的でかつ実施可能な処理基準を早急に設けてもらいたい」と話している。

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高レベル放射性廃棄物 ートイレなきマンション
http://www.nuketext.org/mansion.html

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放射性廃棄物
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9
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平成22年度予算概算要求等に係る事前評価書
http://www.meti.go.jp/policy/policy_management/22fy-hyouka-new/33.pdf
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中間貯蔵施設の建設コスト
http://www.ne.jp/asahi/ma/ru/energy/shiyozumi.html
本試算は、プール貯蔵とキャスク貯蔵の貯蔵コストの関係を把握することを主目的として概算を行ったもの。不確定要素が多いため余裕を持たせたものとなっている。

1.試算の前提

(1)貯蔵施設の容量5,000トンU
(2)貯蔵期間40年間
(3)貯蔵費用(資本費十運転費十輸送費)
 イ)プール貯蔵の場合 :2,997憶円
 ロ)キャスク貯蔵の場合:1,608憶円
(4)貯蔵費用のうち建設費及ぴキヤスク費
 イ)プール貯蔵の場合 :1,428憶円
 ロ)キヤスク貯蔵の場合:1,300億円
(5)貯蔵費用構成費目の試算
 1.建設費及ぴキャスク費:メー力一調査を踏まえて試算した概算値。
 2.解体・処分費、維持修繕費及び一般管理費(注)
  イ)解体・処分費:建設費の10%として試算。
  ロ)維持修緒費 :建設費の1%+キヤスク費の0.1%として試算。
  ハ)一般管理費: 人件費及ぴユーティリティ費の合計額の10%として試算。
 3.人件費:必要作業項目1二要する作業日数で試算。
 4.ユーティリティ費:当該施設の運営に必要な電力量のみ試算。

不愉快なほど放射能のニュースが少ない

福島第一原発がどうなるか、それはまったく判らない。
「どうすればいいのか?」という議論ならいくらでもできるのだが、どうも政府か東電が嫌がっているようで、何をやっているのか、まったく判らない。

福島第一原発の問題は、大きく2つに別れている。
・原発をどうやって止めるのか?
・放射能汚染の拡大を防ぐのか?

《原発をどうやって止めるのか?》
こちらはただ水で冷やす以外の方法がない。しかし、炉心が残っている場合は、再臨界し難く、冷温停止させ易い。しかし、メルトダウンしている現在では、どういう形で現存しているかは把握できない。つまり、いつ停止するかはまったく判らない状態である。ともかく、すべての測定温度が低温状態を維持するまで水で冷やすしかない。
「循環が無意味だ」という方もいる。
概ね間違っている訳ではないが、水が循環している方が冷却機能として効果が高いと私は推測するので、循環は行うべきであろう。
ただし、原子炉内を循環させることに意味がない。
原子力建屋全体で循環させることに意味がある。原子力炉内、格納容器内、建屋下部を一体のものとして冷却機能を設置しておくことが重要である。
しかし、政府や東電がどう考えているかは理解できないので何とも言えない。
「行程表に変更はない」という意味がよく判らない。

いずれにしろ、水を切らさない限り、いつかは止まる。
早ければ、1年くらい、長ければ10年くらいである。判断ミス・作業ミスがないことだけを祈るしかない。

《放射能汚染の拡大を防ぐのか?》
汚染水と水蒸気による大気拡散の2つがある。
注入した水がどこかに消えているので、汚染水として海か地下に流れているか、水蒸気となって大気に拡散している以外は考えられない。
東電も政府も嘘つきであるので、どちらに消えているかは判断できない。

しかし、チェルノブイリ2倍近い放射能が原子炉内にあり、それが漏れ出している訳だ。
(福島第1原発のウラン総量はチェルノブイリの19倍)

注入した水から逆算すれば、相当の量の放射能が流失、または拡散しているハズだ。
大気中であれば水蒸気が原因であり、東京ドームのようなテントを設置することで拡散を防げる。

地下水への流出なら地下ダムで防止するしかない。

放射能汚染という作業困難な状況であるということを除けば、どちらも防止することができる。
しかし、政府や東電がその作業に掛ったという情報はない。

私の推測するところ、まだ原因を特定できていないという感じが否めない。
どちらの工事をするにしても、膨大な予算が必要である。
「無駄な工事を・・・」などと考えているようなら、止まるものも止まらないであろう。
無駄になることを承知で、同時並行で作業に着手する覚悟が必要なのだが、そんな度胸がこの政府にあると思えない。あるくらいなら初日に原子炉を放棄して、その後の事故を未然に防いでいただろう。
少なくと福島県民をすべて避難させて、放射能被爆だけは防いでいたに違いない。

いずれしにろ、汚染水が溢れて海の流出のニュースを聞くことになると思う。

しかし、そんなことは枝葉に過ぎない。

《不愉快なほど放射能のニュースが少ない》
台風接近で何を一番警戒するか?
・地震による河川の被害状況である。
これは、まず正常に報道されていると感じられる。

次に、
・福島県からの放射能の飛散は大丈夫か?
こちらは、まったく報道されない。
これから茶畑やウメのセシウム検出騒ぎが頻繁に起こることになる。
学校の基準が20mSvから1mSvに下がったことや表土を除去する自治体が増えてきていることは嬉しいことだが、その元凶となる地域には人がほとんど存在せず、もちろん表土の除去作業をしている自衛隊がいるなどというニュースを聞いたことがない。
普通に考えれば、せっかく削った表土の上に、新しいセシウムが付着している可能性を考えなくれはならない。

良心的な自治体は測定してくれると信じている。
しかし、これは日本国民全員が自覚し、福島県および周辺の県に協力する気持ちが重要である。この地域を美しい国土に戻さなければ、日本全土が低濃度の放射能汚染地域に拡散するのである。
私は大阪に住んでいるが、今日の雨に放射能が含んでいるのか、それとも明日だろうか、そう思いながら空を見ている。
風は東から西、そして、北から寒気を伴った風が吹き下ろす。
日本海に抜けた風が落とされて、福井や京都当たりから大阪、奈良へ落ちてくるハズだ。

もちろん、それが健康に害をなすほどの量でないことは承知している。
しかし、今度30年間の累積となればどうだろうか?

広島の放射能被爆を調査したアメリカの研究員は、5年なら5年、10年なら10年、20年なら20年と被爆者が増加していったと述べている。
私はこれを累積する体内被曝によるものだと推測している。
食べ物や生活の違いで異なってくると思われる。

たとえば、福島の滑り台を調査したデーターでは、滑り台の降り口の当たりが最も高い放射線量を示している。
おそらく、滑り台に降った雨が滑り台を滑って、降り口に固まったからだと思われる。
滑り台が好きな子供は、沢山の放射能に当たり、飛散した放射能物質を吸っている可能性が高い。
それが毎日の累積で大きく変わってくる。
つまり、被爆しやすり子供としにくい子供に差になるのだ。

セシウムは30年間なくならない。正確にいうなら、30年経っても半分にしかならない。放射能の影響がほとんど無くなるまで100年近く掛ると考えておくべきものなのだ。

つまり、今年始めての台風は、洪水の次に、放射能拡散という危険なものなのだが、ほとんど語られなかった。

極端に言うなら、福島近隣の子供は屋外禁止を警告するくらいでも良かった。
あまり放射能を気険視し、怯えるのもどうかと思うが、同じだけ気険な可能性が残っていることをもっと大人が自覚してあげないと、5年後、10年後に後悔しても遅いのだ。

そうそう、“異常すぎる日本の「暫定基準値」”を見ると、日本の規定が異常かが良く判る。
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もちろん、日本の基準が間違っているという意味ではない。
福島県を始めてする日本国民をモルモットとした、実験の結果。
安全値が算定され直す可能性がある。

さて、日本人をモルモットにする政府の行為を許せるなら、人類にとって大きな1歩となるだろう。
しかし、残念ながら私はモルモットなるのも、子供達をモルモットさせるのも賛成できない。

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異常すぎる日本の「暫定基準値」 乳児に与える飲料の基準は国際法で定められた原発の排水より上
http://rocketnews24.com/?p=99214
2011年5月28日
現在日本で定められている、食品や飲料の『暫定基準値』が国際的に見てどれぐらいのレベルなのだろうかと心配する声は多い。

有名人でも作家の室井佑月さんがNHKのテレビ番組で子供に与えても良いのかと疑問を投げかけるなど、一般人でなくともその関心は非常に高い状態だ。

不安に思っている人たちはサイト「放射能について正しく学ぼう」を見ていただきたい。ここでは様々な放射能に関わる数値やグラフなどが分かりやすく描かれており、暫定基準値についても記載されている。

食品や飲料の暫定基準値について言えば、日本では乳児で1リットルあたり100ベクレル、成人でヨウ素300ベクレル セシウム200ベクレルと定められている。これだけでは一見どういった数字なのか分からないが、この数値と比べるとどれだけ異常な数字なのかが分かる。

なんと国際法で定められた原発の排水基準値は1リットルあたりヨウ素40ベクレル、セシウムは90ベクレルまでとなっている。つまり、乳児の暫定基準値ですら、現在の日本では原発の排水より高い放射性物質が残留しても良いという設定値になっているのだ。

つまり政府が定めた数値を守るだけなら、原発の排水で作ったミルクを幼児に飲ませて良いということになる。ちなみにWHOで定められた平常時の飲料の基準は1リットルあたり1ベクレルまでなので、それに比べると乳児ですら100倍まで基準が高められているのである。

また、野菜の暫定基準値についても1キログラムあたりヨウ素2000ベクレル、セシウム500ベクレルと設定されているが、これもWHOが定めた餓死を避けるための非常事態の数値、1000ベクレルの2倍ほどの数値だ。いくら暫定的な数値とは言え、事故以前に定められていた餓死を避けるための数値より高い放射性物質が残留している食品の流通が許可されているとは、非常に恐ろしいことではないだろうか。

事実、口にするものの暫定基準値以外にも年間に浴びてよい放射線の基準値20ミリシーベルトを、ノーベル賞を受賞した国際的な医師団体が高すぎる数値だと指摘、文部科学省に対し引き下げを要求している。このように世界的に見ても高い数値の暫定基準値が定められいつまでその基準が続くのか分からない現在、子供の給食に基準値以下の食品を使用するというのは親たちから反対されても仕方が無い。

だが国内の飲料メーカーは消費者の思いを見越しているのか、例えば日本コカ・コーラは米国から独自に測定機材を購入したり、サントリーは同社の安全性科学センターで放射性物質を測定し、安全性を検査している。一般企業がこういった努力をしているのに、政府はなんという体たらくなのだろうか。なぜか食品に残留している放射性物質の数値を出すことは無いのにテレビなどで「きちんと検査しているから安全」といった無責任な発言をしている学者やコメンテーターたちにも見習ってほしいものだ。

現在はインターネット上でもこのような情報を知っている人たちからは、暫定基準値や発表が到底信じられないとの意見が続出している。今後は後手後手で発表したりなどのミスすることなくきちんとした対応をしない限り、政府が国民の不安をぬぐうことは出来ないだろう。

自然はでっかい放射能除去システム

地上では、植物がセシウムを吸収して、放射能を隔離してくれます。
特に、ひまわりや菜の花は沢山のセシウムを吸収してくれます。

海洋では、藻や植物プランクトンが放射性物質を吸収してくれます。

この構造を理解していれば、地上であれ、海洋であれ、放射能除去をすることが可能になります。
もちろん、完全に除去できる訳ではありませんが、生活の問題ないレベルまで下げることができます。

しかし、問題は放射能の特性と食物連鎖を理解していない行政にあります。
放射能を含んだ食品を拡散すれば、どこで濃縮され、影響がどこで浮き彫りされるか判らなくなります。
特に、子供への影響がどこで起こったかを、特定することもできなくなります。

現在、茨城産や千葉産の野菜が市場に出ておりますが、本当に放射能除去が済んでいるかは疑問を持たねばなりません。
2~3年間の間、生産を続ければ、植物は土壌の放射能を吸い尽くして、放射能除去が完了すると推測されます。
しかし、除去された放射能はどこにいったのでしょうか?

少なくとも、東電や行政が回収しているという話は聞きません。
拡散して消える訳ではありません。
半減期を何度も繰り返す必要があります。
少なくとも100年近く影響が残るハズなのです。

どこに消えたが、それは食品を食べた動物の中です。
そして、下水道やゴミ焼却場へと消えてゆきます。
ある日突然、下水道処理上の残土から高濃度の放射能が検出されるかもしれません。
また、ゴミ焼却場の高炉から検出され、周辺の住民の健康が心配されるかもしれません。

少なくとも100年。
今の対応では、放射能と仲良くつき合っていく必要になって逝きます。

今回の原子力事故は幸いにして、被害範囲が限定的です。
チェリノブイリの10分の1です。
しかし、被害者の数はどうでしょうか?

今のような行政では、5年後、10年後、50年後の被害者の数は、チェリノブイリの100倍に達しているかもしれません。
なぜなら、チェリノブイリの汚染地域には多くの住民が避難していますが、我々は避難していません。
東京 13,157,428人
千葉 6,216,419人
群馬 2,005,426人
埼玉  7,197,441人
茨城 2,966,892人
福島 2,025,461人
宮城 2,347,300人
岩手 1,327,153人
新潟 2,370,066人
神奈川9,050,370人

チェリノブイリの当時の人口10万人以上であり、事故後は避難した為に約1,200人(推定)に減少しました。
さて、さて、日本の被害はどこまで拡散するか???
わずか拡散で高濃度の被害地区に住む住民の数が、爆発的に増加する気険性を孕んでいると思いませんか?

何度も言っていますが、ソビエトと日本では地理的条件が異なります。
一刻も早く放射能除去を始める必要があるのです。
自然の力を借りて、私達は私達の住む所を守る必要があるのです。
たとえば、
・空き地や公園の植えれる所すべてに植物を植える。
・植物は枯れる前に根っこから回収して、新たに植える。
・道路や住宅は洗濯を小マメに行う。
・農地は検査をしっかりと行い、汚染された野菜は出荷しない。
・森や林は枝葉を切って回収する。
・雑草を取って回収し、植物を新たに植える。
・芝生も検査して、必要ならば張り返る。
・池の水を検査をし、必要なら水草を植える。
多少時間が掛っても、根気よく、大地と共に、子供の為に、未来の為に・・・

はやく終息することと、台風や強風が少ないことを祈るばかりです。

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ミカヅキモが汚染水から放射性物質を除去する可能性
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0411&f=it_0411_010.shtml
2011/04/11
  英・総合学術誌「ネイチャー」のウェブサイトによると、米国の科学者が近日開催されている米国化学学界年度大会で、放射性廃棄物に含まれるストロンチウムとカルシウムを区分することができる藻類があることを発表し、放射能事故の汚染除去に効果を発揮するかもしれないと述べた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  米国ノースウェスタン大学の研究員ミナ・クレシー氏は、「この淡水に生息する藻類の名前は『ミカヅキモ(Closteriummoniliferum)』と言い、三日月の形をしたネンジュモ属のこの藻類には見事な能力がある。ミカヅキモはバリウムを必要とするが、高いエネルギーの放射線を出すストロンチウムの同位体ストロンチウム90はバリウムと構造が似ているため、ミカヅキモはこれを吸い上げ、細胞内の液胞で結晶化して隔離する」と発表した。

  ストロンチウム90は非常に危険な物質であり、牛乳、骨髄、血液などの体内組織に浸透し、高いレベルの放射能を放出し、発ガン作用がある。クレシー氏は、「ストロンチウム90の半減期は30年で、原子炉から放出されてから100年経った後でも、健康被害を及ぼす可能性がある」と指摘した。

  ストロンチウムはカルシウムに非常に構造が似ており、生物学では2つの元素を見分けることは非常に困難だ。また、原子炉の放射性廃棄物と事故によって漏洩した放射性物質の中に含まれているカルシウムはストロンチウムの100億倍で、もっと効率的な方法で区分する必要がある。

  クレシー氏の研究では、放射性廃棄物にバリウムを加えたところ、ミカヅキモはバリウムとストロンチウムを結晶化することを発見した。ミカヅキモの細胞には硫黄が豊富に含まれているが、バリウムとストロンチウムは硫黄液への溶解能力が比較的低いことがわかっており、そのため、細胞内に浸透せずに沈殿し結晶化する。ミカヅキモの生存環境のバリウムの量を変えれば、より多くのストロンチウムを吸収することが可能だ。クレシー氏は「大量のバリウムが必要だが、藻の生存環境の硫黄濃度を変えることで細胞に含まれる硫黄の量を変えれば、このプロセスを加速することもできる」と指摘。

  藻が放射能で汚染された環境の中で生存できるかどうかについてはまだ調査していない。しかし、この方法が成功すれば、結晶化のスピードも速く、藻が生存している間に充分にストロンチウムを除去できる。クレシー氏は「藻は30分から1時間足らずで結晶化することができる。また、この種類の藻は培養も非常に簡単である」と述べた。(編集担当:米原裕子)

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確実に沿岸の植物プランクトンの放射能汚染が進行している
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1025.html
前略
そこで、文献をひもとくと、放射線医学総合研究所の「放医研50年史 第2章環境研究」には100ページ目に以下の記述がすでにある。
         
「海洋における生物生産量の大部分を占めるといわれる植物プランクトンは、放射性物質の生物濃縮に直接あるいは間接的に影響を及ぼしている。特に沿岸域では河川の流入などによって栄養塩が豊富なため種類や量も多い。また、植物プランクトンの代謝速度は速く生物生産性も高いために栄養塩類、水温、日射量(光)、共存物質などの変化によって水質汚濁は、すぐに植物プランクトンの汚染を引き起こし、その結果、これらを飼料としている栄養段階における低次消費生物に短期間に汚染が拡がることになる。原子力施設から沿岸へ放出される放射性物質はまず植物プランクトンに取り込まれ、食物連鎖を通して,高次消費者へと拡がっていくことが十分考えられる。」

福島1原発事故 2・3号機 オーバーフローまで秒読み中!!!

高濃度汚染水の輸送綱渡りが続いている。

汚染水の輸送先である集中廃棄物処理施設が2~3日で満杯になる。メガフロートが近隣にきているので、今頃検討していると思われるが、仮に採用されたとして1万トンであるから、20日ほど延命される程度しかならない。抜本的解決には至らない。

汚水処理施設の完成が6月中旬に延長されているので、時間的にギリギリになってきた。
もし、アレバ者の処理施設の稼動が再延長になれば、敷地内から海へオーバーフローする。

まともな管理者であれば、もしもに備えて次の手を考えておくものである。
警察、消防、自衛隊は、無駄の温床であれば、国民が幸せであり、無駄であり続けることがよい。
それと同じで、もしもの為の仕様を準備しておき、無駄になれば、幸いと思わなければいけないのだが、どうもこれを無駄と認識しているようで話が進んでいない。

国内であれ、海外であれ、可能な手段がすべて準備しておくくらいの決断ができないと、この問題は解決できない。
結果的に、最悪の海洋投棄という手段を再び取りかねないのが心配である。

私なら工事現場などで使う水槽や原油輸送などのタンカーを準備しておく。
さらに、石棺ブロックともいうべき、コクリート構造物を用意し、紙オムツなどに使われる吸収剤と一緒に固形化して保存する。

考えれば、沢山の解決策があるが、それが一向に見えてこないのは、政府にその処理能力がないと疑うしかない。

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東日本大震災:福島第1原発事故 2・3号機、汚染水移送先が満杯に--週内
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110524ddm008040095000c.html

 ◇浄化施設完成は来月

 東京電力は23日、福島第1原発2、3号機から高濃度の放射性汚染水の移送先となっている集中廃棄物処理施設が、今週中にも満水になるとの見通しを明らかにした。汚染水は新設する浄化施設で放射性物質などを除去した後に原子炉の冷却に再利用する予定だったが、施設の完成が6月中旬までずれ込む見通し。東電は移送先が満水になった後は汚染水の移送を中止し、タービン建屋などにためたままにしておく方針。

 汚染水は2号機から毎時12立方メートル移送され、集中廃棄物処理施設内の建屋での収容量は23日現在約8700立方メートル。3号機は毎時20立方メートル移送され、施設内の別の建屋での収容量は約2700立方メートルとなった。どちらもあと約1300立方メートルしか余裕がなく、計算上は2号機は4~5日、3号機は2~3日で満水となる。一方、東電は「浄化施設の完成が予定より遅れており、施設の稼働に合わせて移送を考えていたので少しミスマッチが出ている」と説明する。【江口一、奥山智己】

毎日新聞 2011年5月24日 東京朝刊
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汚染水ためるメガフロート到着
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110521/t10013026591000.html
東京電力福島第一原子力発電所で、放射性物質に汚染された水の保管場所の確保が課題となるなか、比較的濃度の低い汚染水をためる施設として使われるメガフロートと呼ばれる鋼鉄製の人工島が、21日午前、福島第一原発に到着しました。

メガフロートは、東京電力が静岡市から提供を受けた長さ136メートル、幅46メートルの鋼鉄製の人工島で、内部に最大でおよそ1万トンの水をためることができ、福島第一原発で放射性物質に汚染された水をためる施設として使われます。メガフロートは、20日午後6時ごろに停泊していた福島県いわき市の小名浜港を出港し、21日朝、福島第一原発に到着し、9時35分に原発敷地の中にある専用港に接岸しました。福島第一原発では、爆発などで放射性物質が飛び散った地面に雨が降って地下水となるなど、比較的濃度の低い汚染水が増え続け、施設の地下にしみ出すケースも出ていますが、汚染水は処理しないまま流すことができないため保管先に移すしかなく、梅雨に入ると事態がより深刻になると懸念されています。メガフロートにはこうした比較的濃度の低い汚染水を一時的に保管していく計画で、接岸後は、水を移すための配管の設置作業などが行われる予定です。東京電力によりますとメガフロートは1か月かけて水漏れやさびを防ぐ工事が行われているということですが、今後、海に浮かんでいる間に汚染水が漏れ出さないようにする対策も求められることになります。
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原発汚染水処理能力、アレバの20倍 金沢大が粉末 毎時1000トン、東電に採用働き掛け
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E3EBE2E3EA8DE0E0E2E7E0E2E3E386989FE2E2E2
金沢大学の太田富久教授らは、放射性物質を含む汚染水を効率よく浄化する粉末を開発した。研究段階の成果だが、実用化すれば1時間に 1000トンの水を処理でき、東京電力福島第1原子力発電所で採用された仏アレバの処理能力の20倍に相当するという。東電などに採用を働き掛ける。
粉末は吸着剤のゼオライト や金属の凝集作用をもつ化学物質を数種類組み合わせたもので、汚染土壌用の浄化剤を改良した。海水中の放射性物質を効率よく取り込んで沈殿する。浄化剤メーカーのクマケン工業(秋田県横手市)と共同開発した。
放射性でないヨウ素やセシウム、ストロンチウムを1~10PPM(PPMは100万分の1)の濃度に溶かした水で実験したところ、ほぼ100%除去できた。放射性物質の場合でも処理機能に違いはないとしている。
太田教授らはすでに大規模な処理システムを設計済みで、政府や東電に設置を提案していく。

小出裕章助教はすばらしい人だが、何でも鵜呑みにするのは良くない

参議院 行政監視委員会で参考人と呼ばれた小出裕章助教がすばらしい答弁をしました。

インターネット審議中継 2011年5月23日の行政監視委員会をヒットすれば、ご覧になれます。

インターネット審議中継 2011年5月23日 行政監視委員会
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
一度、ご覧になっては如何ですか。

残念ながらテレビ中継は衆議院の菅総理を中継していましたので、テレビでは放映されませんでした。
同じ中継をするなら、行政監視委員会の審議の方が有意義な審議でありました。

しかし、このすばらしい小出裕章助教も1つ、欠点があります。
原子力反対、原発反対派の為に、推進派から様々な妨害を受けてきたようです。その為に言葉が非常に慎重になっております。

たとえば、「ウランが希少な資源であった」とか、「悲惨な状況をどうすればいいのか判りません」とか言っております。
しかし、ウランが枯渇するという話は昔の話であり、現在のところ、石炭や石油、天然ガスなどと同様に枯渇する資源ではありません。
また、放射能汚染についての対策に除染の話をしなかったことは、意図的に思われました。

おそらく、放射能除去のことを言えば、推進派に利用されると慎重になっていたと私は推測しております。

しかし、一般の傍聴者から見れば、福島はチェリノブイリと同等かそれ以上という印象を与えるだけであり、その発言が未来に対して寄与していない印象を受けてしまいます。
そこが実に残念な所でした。

いずれしろ、自分で勉強して判断することが大事です。

因みに、小出裕章先生の福島についての発言は、以下のサイトでまとめられているので必見です。

小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)非公式まとめ
http://hiroakikoide.wordpress.com/

東京は高濃度汚染地区、関東全域が汚染地域の自覚を持とう!!!

汚染の実態が少しづつ明らかになってゆく。

政府がSPEEDIの情報に基づいて、着実に避難・除染を行っていれば、こんな事態にはならなかったのだが、残念ながら関東全域も汚染地帯となっており、今後の対策も決まっていない。

5月10日、文部科学省がSPEEDIの情報を1部公開している。
これは3月25日のSPEEDIのヨウ素131汚染区分(3月25日時点の地表堆積量)である。

ヨウ素131汚染区分(3月25日時点の地表堆積量)
.131325

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/10/1305799_0325.pdf

超高濃度汚染地区(黄色):1,000,000-10,000,000Bq/m2
福島県東部(避難エリア)だけでなく郡山市北部から福島市中心地を経て宮城県白石市南部あたりまで、そしていわき市より南の茨城県北茨城市・日立市あたりまでのエリア。ちなみに同じ資料の2ページ目を見ると、福島県本宮市や茨城県高萩市あたりまでヨウ素131による幼児甲状腺等価線量が50-100ミリシーベルトという凄まじいレベルの汚染エリア(オレンジ色)、福島県福島市や宮城・茨城・千葉の一部に20ミリシーベルト以上の超高濃度汚染エリア(黄色)が広がっていることが分かる。

 

高濃度汚染地区(緑色):100,000-1,000,000Bq/m2
福島県中部の大部分、宮城県の約8割、山形県の南東部、茨城県のほぼ全域、栃木県の約5割、千葉県の北部・東部と南端部、埼玉県の約4割、群馬県の約2割、東京都の奥多摩を除く大部分、神奈川県の約5割(横浜市の一部含む)、静岡県伊豆半島(熱海市から伊東市にかけて)などのエリア。

 

中濃度汚染地区(水色):10,000-100,000Bq/m2
上記以外の東北・関東・静岡・山梨のほぼすべて、秋田県南東部、新潟県の約5割(南側)・長野県北東部などのエリア(※福島県西部は東京都心より濃度低い)。

 

低濃度汚染地区(濃い水色):1,000-10,000Bq/m2
東海地方の一部、日本海側の北陸・東北地方の一部。

SPEEDIは想定データーであって、確定データーではない。しかし、まったくデタラメな数値を示している訳でもない。
迅速に事態を収束する為のデーターとして、十分な参考資料となりうる。

そして、それを確認するデーターも上がっている。

山崎秀夫・近畿大学教授による土壌調査によると、チェリノブイリと比較しても東京都荒川土手の検出データーは、補償付任意移住(第二区分)に近い水位値を示している。
もちろん、測定計算方法が異なれば、また違った見解もできるのだが、いずれししろ、そういった検出結果が、SPEEDIの想定を十分な裏付けとして認知できる。

山崎秀夫・近畿大学教授による土壌調査
.Photo_2

どれだけ福島第一原子力発電所の付近以外が安全とアピールしたところで、科学検証によって覆されてしまう。
考えられる気険性を十分に認識し、その対策を早急に行わなければならない。
福島双葉町で測定されたセシウム量は、現在東京に飛散したセシウムの軽く1000倍以上が堆積している訳であり、これらが強風や台風と言った2次的に要因で拡散することは疑いようのない事実である。
東京を含む関東・南東北地方を放棄するというのが、日本政府の方針ならば、特に指摘することはない。
しかし、私はそれらを放棄することは、日本の存続に影響すると考えている。
ならば、2次放射能汚染を防ぐ努力を惜しむべきではない。

極端話、福島第一原発で行っている飛散防止剤を原発周辺を含む広域で使用するくらいの議論がなされていてもおかしくないのだが、残念ながら国会はその議論まで至っていない。
本当に認識の甘さが悔やまれる。

さて、それと同じくらい問題なのが、住民の内部被爆である。
最近になって、やっと議論が上がってきたことを嬉しく思うと同時に、今後が心配される。
しかし、嘆いていても時間は戻って来ない。
私は、福島県民すべてと周辺の都道府県の体内被曝量計測(ホールボディカウンタ)を提唱したい。
幸いレントゲン車のような車両があるので、随時継続的に測定を実施することも可能である。
国民の安全を検証するには、直接的な人体データーも必要である。

ホールボディカウンタ車(体内被曝量計測機器)

.Photo


いずれにしろ、東京、および、関東全域が汚染地帯である自覚が必要である。
自分の住んでいる地域が“ホットスポット”になっていないか?
学校や公園の放射能濃度がどうなっているか?
野菜や果物の汚染状況はどうなっているか?
残念ながら国が安全管理を疎かにする為に、自ら確認しなくればならない悲惨な状況になっていることを自覚してもらいたい。

もし、安全な国を取り戻したいなら声を上げるしかない。
“放射能を除去する。”という意思があれば、日本は再生できると信じている。

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緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)等による計算結果
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1305747.htm
ヨウ素131の地表面の大気中濃度(平成23年3月25日0時現在)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1305799_0325_1.pdf

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東京、一部で高濃度 土壌セシウム、茨城超す[朝日新聞]と豊洲について
http://savechild.net/?p=575
2011年5月16日
新聞が手元に無かった為、5月16日の午前中に朝日新聞本社(大阪)に問い合わせた所5月15日の5面に「東京、一部で高濃度 土壌セシウム、茨城超す」という記事を掲載したとのこと。

この東京の一部というのは「江東区」の事だそうで、他の関東6県は土壌調査をしているが東京都だけは行っていないということ、4月16日時点の江東区亀戸で土壌1㌔あたり3201ベクレルのセシウムとあり、ヨウ素も同じような傾向という事です。

東京都内は、福島よりも高濃度な”危険エリア”があるとの見方もあり充分注意が必要です。
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土壌調査をまとめてみた:広域での体内被曝検診を求めます
http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-50.html

■ 山崎秀夫・近畿大学教授による土壌調査について

単位が1キログラムあたりのベクレル数なので、これを平方メートルに換算して比較することは厳密には難しい。ただしいろいろ調べたところ、今中哲二氏が検討したことがある20倍にする方式と、安全委員会が文部科学省データについて回答したという65倍にする方式とがあるようなので、参考までに両方の方式で換算してみた。(※換算方法は採取した土の深さや土の質量によって違ってくるようです。農林水産省のように15cmくらいまで採取する場合はキログラムあたりの値が極端に小さくなりますので150倍にする方式で換算しないといけません)

上の換算方式で推定するなら、福島市光が丘のセシウム137濃度(20倍換算で7.5キュリー/km2、65倍換算なら24.3キュリー/km2)は、少なくとも【参考】に書いたチェルノブイリでの第二区分に相当することになる。これが人口の多い福島市中心地や福島大学からも近いエリアでの値なので、深刻に受けとめざるを得ない。東京都江東区亀戸の土壌中濃度(20倍換算で0.9キュリー/km2、65倍換算なら2.8キュリー/km2)は、少なくともチェルノブイリ第三区分にほぼ匹敵する濃度になる。アスファルトの上は一般的に雨などで放射性物質が下水に流されるため土砂の地表よりは汚染されていないと思われるが、東京でも部分的には相当な汚染があることがこの土壌調査からも分かる。

■ 文部科学省の土壌調査について

文科省の土壌調査もキログラム単位であるが、文科省のデータの場合は65倍換算で良いらしいので比較できる。福島県内の比較的原発から近いエリアのみであるが、飯舘村Aポイントでの143キュリー/km2や浪江町での685キュリー/km2は目を疑うような値だ。今回の福島原発から出ている放射性物質の量のすさまじさを改めて見せつけられる。

■ 大量汚染が示されている以上、体内被曝検診を実施すべき。ホールボディカウンタ車・尿検診を要求しよう!

原発利権集団が、情報を隠し計測をボイコットしゆるい暫定基準まで作って被害を隠し、風評だ何だと言って原発災害の責任を一般庶民に転嫁することを、これ以上認めるわけにはいかない。得られるデータを総合的に見て言えることは、福島原発から放出された放射性物質はとてつもない量であり、汚染は相当広範囲に広がっている。今のところ土壌調査はごく限られたポイントでしか計測されていないため、土壌調査だけからは全体像はまだ見えてこないが(同じ市町村内でも計測ポイントや土質等によってかなりのばらつきがある)、先日公表されたWSPEEDIの広域予測値もあわせて考えれば、首都圏も含めてかなり広範囲に放射能汚染が広がっていることは疑いようがない。大地が汚染されていれば水もそうであり、生き物の生態濃縮や食べ物を通じて内部被曝を被る人々が増える。

大規模かつ広範囲の放射能汚染が示された以上、実際の被曝被害から目を背けるべきではない。政府は土壌・食品・水・空気などの中のアルファ線物質(プルトニウム・ウランなど)やベータ線物質(ヨウ素・セシウム・ストロンチウムなど)も含む放射性核種ごとの徹底的な調査をすべきであるとともに、もはや人体を直接調査すべき事態であると考える。服などに付着した放射能をただ測るのではなく、一人一人の体内被曝量を計測できるホールボディカウンタ車を増産して各エリアに配置し、アルファ線・ベータ線物質が検出できる尿検査も含めて、巡回して子供から順に無償で検診を始めるべきだ。あなたやあなたの家族が10年後や20年後にガンや白血病を発病しても、今現時点でどれだけ被曝しているかのデータを示せなければ、因果関係がはっきりしないとかいろいろ理屈を出してきて被害や補償を認めないという理不尽が起きることは目に見えている。現にチェルノブイリ被害者の多くがそうした経験をしてきた。自分の被曝量が分からないままでは不安は払拭できないし、今ならまだ被曝量を把握した上で対策を考える時間がある(最初の頃に体内に取り込んでしまった半減期の短いヨウ素の被曝量を測るにはもう手遅れかもしれないけどセシウムその他の被曝量が分かるだけでも全然まし)。そして体内被曝が計測されるということが、行政にしっかりとした放射能対策をさせるプレッシャーともなる。みなさん、体内被曝検診を自治体などに要求していきましょう!

追記:農林水産省の作付け規制基準について

ちなみに農水省が決めたという稲の作付け規制の土壌基準とされている、放射性セシウム5000ベクレル/kgとはどういう値なのでしょうか。

農水省の土壌調査は地中15センチくらいまで掘っていますので、もしも土の比重を1と仮定すると平方メートル単位に換算するには150倍する計算になります。またこれまでのデータを見る限りはセシウムのほとんどはセシウム134と137なので、セシウム137だけなら2500Bq/kgと置き換えられます。計算してみると、

2500x150= 375,000 Bq/m2 =10.1 Ci/km2

チェルノブイリでは5から15キュリー/km2までのエリアは補償付き移住が認められました。5キュリー以下の第三区分ですら、そこで自給自足的生活をしていた人たちからガンや白血病が出ています。食品のうち放射能をチェックされるのはごくわずかなサンプルだけなので、このままだと大量の放射能汚染米が流通することになると危惧します。少なくとも私はこんな基準でつくられた東日本の米を買いたいとは思いません。政府が基準を改めて汚染土壌を除去するまでは買わないでしょう。

政府は被害と補償を認めないために農家と市民を分断して放射能汚染食品を市民に強要していますが、これは憲法で保障された市民の基本的人権を侵害しています。当ブログはこれを原発災害の責任転嫁と捉えています。私たちは原発利権が引き起こした世界史的大惨事の責任を、放射能汚染食品の摂取という形で転嫁されているのです。私たちは体内被曝も計測してもらえないため将来ガンや白血病になってもこのままでは泣き寝入りです。市民と農家は連帯して、政府に徹底した汚染除去事業・補償・厳格な基準・体内被曝検診などを求めていくべきだと考えます。

■ WSPEEDI情報の一部がようやく公開された・・・

文部科学省が5月10日、隠し続けてきたWSPEEDI情報の一部をついに公開した。WSPEEDI(第二世代SPEEDI)とは数千km圏内をカバーする広域SPEEDIのことで、日本全域が範囲内のはずだが、今回公表されたのは静岡・長野の一部から岩手・秋田の一部まで、しかも3月25日まで、ヨウ素131のみ、というごく限られたデータである。予測値ではあっても、4月に気象庁が公表した飛散濃度予測マップよりもかなり細かい放射性物質汚染分布が分かるので、人々の安全にとって最重要情報の一つであるはずだ。事故発生から約2ヶ月経ってのこの公開はあまりにも遅すぎると言わざるをえない。情報隠蔽を決定した者たちの罪が法廷で問われるべきであるが、その怒りはここではいったん抑えて、今回公開されたWSPEEDIのヨウ素131の地表堆積量(沈着積算量)の濃度区分から読み解ける新たな情報を見ていきたい

■ ヨウ素131汚染区分(3月25日時点の地表堆積量)

超高濃度汚染地区(黄色):1,000,000-10,000,000Bq/m2
福島県東部(避難エリア)だけでなく郡山市北部から福島市中心地を経て宮城県白石市南部あたりまで、そしていわき市より南の茨城県北茨城市・日立市あたりまでのエリア。ちなみに同じ資料の2ページ目を見ると、福島県本宮市や茨城県高萩市あたりまでヨウ素131による幼児甲状腺等価線量が50-100ミリシーベルトという凄まじいレベルの汚染エリア(オレンジ色)、福島県福島市や宮城・茨城・千葉の一部に20ミリシーベルト以上の超高濃度汚染エリア(黄色)が広がっていることが分かる。

高濃度汚染地区(緑色):100,000-1,000,000Bq/m2
福島県中部の大部分、宮城県の約8割、山形県の南東部、茨城県のほぼ全域、栃木県の約5割、千葉県の北部・東部と南端部、埼玉県の約4割、群馬県の約2割、東京都の奥多摩を除く大部分、神奈川県の約5割(横浜市の一部含む)、静岡県伊豆半島(熱海市から伊東市にかけて)などのエリア。

中濃度汚染地区(水色):10,000-100,000Bq/m2
上記以外の東北・関東・静岡・山梨のほぼすべて、秋田県南東部、新潟県の約5割(南側)・長野県北東部などのエリア(※福島県西部は東京都心より濃度低い)。

低濃度汚染地区(濃い水色):1,000-10,000Bq/m2
東海地方の一部、日本海側の北陸・東北地方の一部。

※超高濃度・高濃度・中濃度・低濃度という言葉は当ブログ独自もので、あくまでWSPEEDIの濃度区分に便宜上当てはめただけです。画像にある通り「実際の放射線量」ではなくあくまで予報データではありますが、広域での各地の相対的なヨウ素131堆積濃度については今のところ一番信頼できる情報だと思います(都道府県別降下量実測データは3月18日以前の一番肝心な部分が抜けている点が致命的)。ちなみにヨウ素131は放射線を出し終わるとキセノン131という放射性物質に変化します。

■ セシウム137の地表堆積量を推定してみる

当ブログでは文科省が公表してきたヨウ素131・セシウム137の地表降下量(3月19日以降、福島・宮城はデータ欠損)を集計してきたが、3月25日までの降下量累積でヨウ素131のセシウム137に対する倍率を求めると、静岡3.3倍、茨城8.1倍、東京13.2倍、千葉40倍など地域によってかなりばらつきがある(福島県についてはデータの得られる3月28日以降の1週間の合計値で比較すると約20倍)。この比率をWSPEEDIデータに適用して、3月25日時点でのセシウム137堆積量を推定すると、以下のようになる。

<セシウム137:推定値>
千葉県千葉市:250-2,500Bq/m2(実測値では53,000Bq/m2)
東京(奥多摩以外の大部分):7,700-77,000Bq/m2
静岡県の一部(熱海・伊東など):30,000-300,000Bq/m2
茨城県(北茨城・日立除く):12,500-125,000Bq/m2
福島県福島市中心地:50,000-500,000Bq/m2

ただし千葉市については日本分析センターの土壌調査(調査地点は4月14日)で、小石混じりの土の表面から、ヨウ素131が48000Bq/m2、セシウム134が53000Bq/m2、セシウム137が53000Bq/m2検出されている(3月26日から4月14日の分が含まれてしまっているが各種データを見れば3月25日までの分が圧倒的な割合を占めることは確実)。東京の大部分が千葉市よりも1ランク高濃度であるという新たに分かった事実と、この千葉市の53000Bq/m2という実測値を合わせて考えると、東京のホットスポットの値が53000Bq/m2を下回ることはほとんど考えられない(文科省の降下量データでも千葉より東京の方がセシウム137降下は多い)。また福島市の中心地より東側のエリアについては、5月6日に公開された航空モニタリングの結果でもセシウム137の堆積量が300,000Bq/m2以上という値が出ている。これらのことから、上の予測値の中の最低値よりも最高値の方が現実に近い値であると考えられる。

以上のように今回のWSPEEDIの一部公開によって、3月25日時点のおおまかな値ではあるが、各地のセシウム137の地表堆積量を以前よりはましな方法で推定できるようになった。それにしてもこの国の政府、アルファ線も地表からの放射線の多くもキャッチできないビル屋上で測った放射線量でよくもまあ人々を騙してくれたものだ。

■ チェルノブイリ汚染区分に当てはめてみると・・・

最後にチェルノブイリの汚染区分と比較しておこう。ここでは先述した理由から予測値の最高値を使って計算する。

<セシウム137:推定最大値>
東京(奥多摩以外の大部分):77,000Bq/m2(MBq/km2)=2.1Ci/km2
茨城(北茨城・日立除く):125,000Bq/m2(MBq/km2)=3.4Ci/km2
福島市中心地:500,000Bq/m2(MBq/km2)=13.5Ci/km2
※1Ci(キュリー)=37000MBq(MBqは百万ベクレル)
<チェルノブイリ>
第一区分(強制移住エリア):15Ci以上/km2
第二区分(補償つき任意移住エリア):5-15Ci/km2
第三区分(放射線管理エリア):1-5Ci/km2

福島市中心地の13.5Ci/km2とは、補償つき自主移住が進められたチェルノブイリの第二区分(5-15Ci/km2)に匹敵する。東京の2.1Ci/km2はチェルノブイリの第三区分(1-5Ci/km2)に匹敵する。この記事ですでに千葉市が第三区分に含まれると書いたが、WSPEEDIの情報から東京の大部分も第三区分に含まれる可能性が濃厚になった。この第三区分のエリアでは、住み続けても安全だと言われていたにもかかわらず、チェルノブイリ災害から10年から20年の間に、その地域で呼吸しその地域の食品を食べていた人々(成人含む)の中でガンや白血病や遺伝的病気が増加した。

これらは3月25日までの堆積量の推定値であるが、もちろんその後もセシウムは放出され続けている。地表がコンクリートでかなり下水に流れたエリアを除けば、堆積量もさらに多くなっているはずだ。福島市近辺でもすでに第一区分(15Ci/km2以上)つまりソ連が強制移住としたレベルにまで達しているかもしれない。航空モニタリングのデータでは30km圏外の飯舘村で81Ci/km2以上(セシウム137)というとんでもない値が出ている。

引き続き政府には、まだ隠し持っているすべてのデータ・予測値の公表と、一向に行われないプルトニウムやウランの計測を求めたい。また25人に1人の子供をガン死させるレベルの学校の基準値や、国際基準より数十倍ゆるい食品・水の基準値を早急に見直し、徹底的な放射性物質の除去・排除に努めてもらいたい。

荒茶の検査要請、産地続々拒否 

恐れていたことがすでに始まっている。

生産者は慈善事業団体ではない。
生活の為に、誰かを犠牲に生きなければならない時がある。しかし、たとえどんな小さな罪であろうと犯してしまえば、心は荒んでゆく。
1つ1つは小さな悪であっても、それが積み重ねれば大罪へとなってゆく。

人が人である為に、お日様の下を歩けるように“道徳”という大道を歩いて行かねばならない。
放射能を拡散し、小さな命を気険に晒す。
小さな命が消えたというニュースを聞いたとき、彼が心を濁すだろうか?
彼らを責めることは出来ない。

“善人なほもつて往生をとぐ、
 いはんや悪人をや
 しかるを世のひとつねにいはく、
 悪人なほ往生す、いかにいはんや善人をや
 この条、一旦そのいはれあるに似たれども、
 本願他力の意趣にそむけり”

親鸞が言った言葉が思い出される。
親鸞にそう言わしめたのは、時代の世情であった。彼一人でその潮流を変えることのできない虚しさと、民を想う優しさから生まれたと私は解釈している。
それを紆余屈折して、まったく異なる意味に解釈する者もいるがそれは私の本意ではない。
「民に罪はないが、罪は罪。罪を自覚してこそ、救われる道もある」と私は解釈している。

今回の場合もまったく同様であり、
民を追い詰めているのは世情である。この世情をなんとかしなければならない。
『仁・義・礼・知・信』
私達は1つ1つを失い始めている。

自らが生きる為に、誰かを犠牲していいのか。
自らの糧を得る為に、放射能を拡散し、その犠牲者を出していいのか。

『信』を失えば、『欲』に飲み込まれ、その国はいずれ滅亡する。それは歴史が証明する事実である。
この負の連鎖、止めなければならない。
そうしなければ、この国は終わってしまう。

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東日本大震災:荒茶の検査要請、産地続々拒否へ
http://mainichi.jp/life/food/news/20110520ddm041040123000c.html

厚生労働省が、生茶葉を乾燥させた「荒茶」の放射能検査を東日本の14都県に求めた問題で、神奈川、埼玉、栃木の3県は19日までに、検査をしない方針を決めた。静岡県の川勝平太知事も18日、検査要請に応じないと表明しており、産地自治体の反発が広がっている。【小島正美】

毎日新聞 2011年5月20日 東京朝刊

恐怖のホットスポット!? 日本全国が放射能汚染地帯へ!!!

これからの放射能との戦いは2次汚染である。
北海道、岩手、宮城、神奈川、静岡、京都、大阪などの都道府県でセシウムが検出されている。
測定値はあくまで目安であり、その地域にどれくらいの放射能があるかなどは、測定してみなくては判らない。

今までは福島第一原発が原因だったが、これからはその周辺地域すべてが元凶となる。
強風、台風、竜巻など自然現象で舞い上げられたセシウムは風に乗って日本全国へと飛散してゆく。
均等に散らばるなら影響は微々たるものなのだが、均等でないことが悲劇を生んで逝く。

風に舞い上げられた放射能は、山や前線などの壁に当たって舞い落ちる。1度なら差して問題ないのだが、2度3度と同じことが起こるとその地帯はかなりの汚染地帯へと変貌してしまう。
さらに悪いことに、セシウムの元素はカリウムに似ている為に植物に吸収される。
そこで育った野菜や果実は、セシウムを凝縮したものと変化してゆく。
これを人間が長期間に渡って食べれば、放射能障害が後々になって表れてくる。

広島・長崎の放射能調査を続けた米科学者が、5年調べれば、5年。10年調べれば、10年。20年調べれば、20年と被害者増加してゆくと嘆いている論文を発表している。
私はこの原因が内部被爆によるものだと考えている。
その土地で育った野菜や果実を摂取した人間が、ゆるやかに内部被爆を進行させる。セシウムなどは100日から200日で対外に排出されると言われる。私もそう考えている。しかし、食物連鎖とは恐ろしいもので、排出されたものが肥料となって再び野菜などに吸収され、人体へと帰ってゆく。そうして、ゆるやかに内部被爆を進行した者が発病へと至ったと考えている。
残念ながら、そこまで精密な調査を行って国は未だに存在しない。
あくまで私の仮説に過ぎない。
「食物連鎖を通じた放射能汚染」が一体どれほどの人体への影響を及ぼし、発病へ至るか。
20年後、30年後の日本で発表されるかもしれない。

しかし、私は甘んじて受け入れたくない。
2次汚染の原因である福島を除染することで、日本全国の汚染度を極小に抑えることができるからである。
草木に吸収された放射能は燃やすなどの処理をしない限り拡散することはない。グランドや公園といった表土は回収して隔離するのが一番である。雑草や野菜など汚染物も回収して隔離するのが好ましい。人工的に除染を意識するなら、菜の花やヒマワリのような植物を植えてゆくのがもっと好ましい。福島とその周辺の県から放射能を除去する。ただ、それだけで、そこに住む住民も日本国に住むすべての国民の安全が保障されるのだ。
これをないがしろにするのは、将来に禍根を残すことになる。

政府は放射能回収に費用を出し、災害復興と同じくらい放射能除去に精力を注ぐ必要がある。

簡単に言うならば、法案を1つ通過させるだけでよい。
「放射能回収義務法」:放射能を排出した企業は、すべての放射能物質を回収する義務を生じる。当事者は被害者及び放射能回収者にその費用を支払らわなければならない。
つまり、農作物やその他の回収費用を出した東電に引き取ってもらうという法案である。

たった1つの法案で、生産者の被害費と回収費用が保障され、農家は安全な生産ができるように努力できる。

しかし、現行の政府対応では、生産者に死ねというようなものである。
放射能の測定を拒否する業者が出てくるのも致し方ない。しかし、これを放置すれば、風評被害などでは済まない。本当に日本全国が放射能汚染地域になってしまう。

日本を救えるのが現政権であると思うと、心もとない感が否めない。

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放射能が関東から近畿沿岸に拡散 ドイツ気象局22、23日予測
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20110521/dms1105211608008-p1.htm
2011.05.21
ドイツ気象局による22日午後3時から23日の午後3時の放射性物質の拡散濃度予測は図の通り。放射性物質は関東から近畿沿岸の一部にも広がり、太平洋上に拡散する見込み。日本の気象庁による22日の福島県浜通り地方の予報は「北の風、くもり一時、雨」となっている。

 ※予測は一定量の放射性物質が福島第1原発から放出されたと仮定し、濃度の違いを色の濃さで相対的に示したもの。現実の放射性物質の濃度を示すものではない。

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宮城県の牧草から基準値超の放射性セシウム
http://www.news24.jp/articles/2011/05/18/07182949.html
2011年5月18日
 県は今月11日、県内3か所の公共放牧場で牧草を採取し、放射性物質の量を測定した。丸森町のサンプルからは一キロあたり1530ベクレル、大崎市のサンプルからは一キロあたり350ベクレルの放射性セシウムが検出された。これは、国が乳牛と肉牛に対して定めた暫定規制値の300ベクレルを超えている。

 県は、今後の調査で「利用可能」と確認できるまで、県内全域で乳牛と肉牛への牧草の利用を見合わせることなどを畜産農家に要請した。
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南足柄産の茶の生葉から基準値上回る放射性セシウム/神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110511-00000034-kana-l14
5月11日(水)17時15分配信
神奈川県は11日、南足柄市産の「足柄茶」の生葉から、暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出されたと発表し、今年産の出荷自粛と自主回収を呼び掛けた。

 放射性セシウムが検出されたのは、9日に南足柄市内(露地)で採取されたチャ(生葉)で1キログラムあたり550ベクレルと570ベクレルを検出。これは食品衛生法上の暫定規制値(1キログラムあたり500ベクレル)を上回った。県は南足柄市と農協に出荷の自粛を要請した。放射性ヨウ素は不検出だった。

 県は「数回摂取しても健康に影響を与えることはない」としている。
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岩手県でも牧草から規制値上回るセシウム
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110513-OYT1T01036.htm

 岩手県は13日、滝沢村で採取した牧草から、農林水産省の規制値を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。

 牧草1キロ・グラムあたり359ベクレルで、乳用牛や肥育牛の飼料用牧草の規制値(300ベクレル)を上回った。同県によると福島県より北で、牧草が規制値を超えたのは初めて。

 県は同村など北西部12市町村に対し、既に牧草の利用自粛や放牧見合わせを指導しているという。

(2011年5月13日19時43分  読売新聞)
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茶葉などから通常を上回る放射性物質 静岡
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110511/szk11051118450013-n1.htm
2011.5.11 18:42
静岡県は11日、御前崎市で採取した茶葉とタマネギ、浜岡原発周辺海域のシラスから、過去の変動幅を上回る放射性物質を検出したと発表した。福島第1原発からの放射性物質の影響と考えられ、県はいずれも「健康への影響を心配するレベルではない」としている。

 御前崎市の茶葉1キロからは、通常はほとんど検出されないセシウム134が41・3ベクレル、セシウム137が41・6ベクレル、ヨウ素131が1・51ベクレル検出された。国は茶葉について放射性物質の暫定基準値を定めていないため、野菜類の基準値を準用して「問題ない」と判断した。

 しかし県は「茶葉をそのまま食用にすることはほとんどない」として、茶葉を湯に入れて抽出した飲用茶で追加調査を実施。菊川市内と磐田市内で採取した茶葉を使った飲用茶で検査したところ、いずれも微量の放射性ヨウ素と放射性セシウムを検出した。県は、飲料水の暫定基準値と比較しても「安心して摂取できるレベル」としている。

 しかし、茶葉は本県の特産品であり輸出品でもあることから、県は今月中にも県東部と中部で採取した茶葉で追加調査を行い、放射性物質の検出状況を確認する。
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大阪市内で福島の放射性物質を観測
http://media.yucasee.jp/posts/index/7681?la=0003
2011年05月21日 12時20分
 大阪府公衆衛生研究所は、福島第一原子力発電所の事故によるものとみられる放射性物質が、大阪市内でも検出されたと発表した。ただし、ごく微量で健康に影響はないという。

 計測器で雨やちりなどを集め詳しく分析した結果、4月1日からの1カ月間のサンプルから、微量の放射性セシウム134、セシウム137が検出されたという。

 3月の1カ月間の降下物や水道水からは異常な人工の放射性物質は検出されていないことから、福島第一原発の事故によるものだと、同研究所は見ている。

 年間被ばく放射線量に換算しても、通常の年間被ばく放射線量と比較すると極わずかであり、健康に影響のない値だという。

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泊原発周辺町村でセシウム、ヨウ素を検出
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/293731.html
05/20 17:26
 道は20日、北電泊原発(後志管内泊村)周辺町村で採取した大気中のちりから、3月に続いて福島第1原発事故に由来するとみられるごく微量の放射性物質を検出したと発表した。道は「環境や健康への影響はない」としている。

 道原子力環境センター(同共和町)が3月31日~5月2日の約1カ月間、周辺4町村の5カ所で測定。全地点でヨウ素131とセシウム137に加え、今回初めてセシウム134も検出した。検出量は国が定める濃度限度の約7万分の1~約10万分の1。
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京都市内で微量、セシウム134検出 健康影響なし
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20110422000070
2011年04月22日
京都府は22日、府保健環境研究所(京都市伏見区)で3月1日から1カ月間集めた雨水やちりから、微量の放射性物質セシウム134を検出したと発表した。府内でのセシウム134の検出は、チェルノブイリ原発事故後の1987年以来24年ぶりという。福島第1原発事故の影響とみられるが、健康には影響がないとしている。

 検出量は1平方メートル当たり0・088ベクレル。外部線量を評価すると府内で通常観測されている値(毎時0・04マイクロシーベルト前後)の1万分の1程度、87年に検出した同67ベクレルに比べても約千分の1という。

 セシウム134は同じ放射性物質のセシウム137とともに、核爆発や原発の燃料の核分裂によって生じる。セシウム137は半減期が約30年と長く、府内でも過去の核実験や原発事故で放出されたものが現在も0・05~0・07ベクレル検出しているが、セシウム134は半減期が約2年と短く、通常は検出されない。

 府によると、同時期の自治体の調査で、府と同レベルのセシウム134が香川県、福岡県、長崎県で検出されている。
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専門家が再測定 東京・葛飾区の放射線量は政府発表の5倍
http://www.news-postseven.com/archives/20110520_20864.html
2011.05.20 16:00

4月19日、文部科学省によって、校舎・校庭を利用する際の放射線量の暫定目安「年間20ミリシーベルト」が定められた。これに対し、「日本医師会」は5月12日、「子供に対し、国の対応はより慎重であるべきだ」として、その数値の引き下げ、つまり基準をより厳しくするよう求める見解を発表した。

そもそも文科省の基準は、国際放射線防護委員会(ICRP)が3月21日に出した「今回のような非常事態が収束した後の参考レベルとして、1~20ミリシーベルト/年の範囲で考えることも可能」という声明に基づいたものだが、文科省は1~20のうち、その最大値をとっている。

では、20ミリシーベルトと1ミリシーベルト。この2つの値には一体、どれくらいの違いがあるのだろうか。あくまで単純な計算だが、1日24時間屋外にいると仮定した場合、年間20ミリシーベルトは1時間あたりに換算すると、2.283マイクロシーベルトとなる。一方、年間1ミリシーベルトは1時間あたり0.114マイクロシーベルトとなる計算だ。

1時間あたりの全国各地の放射線量は連日、文科省が発表し、新聞にも毎日掲載されている。1時間あたり、2.283マイクロシーベルト以上となると、原発周辺の地域のみだが、0.114となると、つくばや日光も含まれてしまう(5月15日測定分)。

また、東京都内では新宿の数値が発表され、0.0632となっている(同)。0.114以下なので安心かと思いきや、実は発表されている数値にはとんでもない“誤差”があった。近畿大学原子力研究所講師・若林源一郎氏が話す。

「文科省が発表しているのは、各地の測定所から送られてくる数値を集めたもの。測定する場所に決まりはないので、測定器が公共施設や研究施設の屋上にとりつけられているところもあります」

地上から10m以上だったり、場所によっては、20m近い位置での測定値ということもあるという。

「事故発生から2か月以上。大気中に放出された放射性物質はほとんどが地表に降下しているので、地表近くでの測定値は、建物の屋上で測定されたものより高い数値を示すことがあります」(若林氏)

若林氏は放射線や原子力教育の関係者を有志で募り、全国の放射線量モニタリングを行った。測定位置を地上から100cmに統一して計測したところ、ほとんどの地域で文科省のデータより高い測定値が出た。

5月10日に文科省が測定した東京(新宿区)の値0.0662に対し、若林氏らのチームが測定した値は0.124と約2倍。さらに同じ東京都内でも葛飾区では0.359という5倍にも相当する値が出た。

先に計算した年間1ミリシーベルト=1時間0.114マイクロシーベルトを基準と考えた場合、原発から200km以上離れた都内でも、葛飾区や新宿区、文京区、渋谷区では子供にとって警戒が必要な数値となってしまう。他にも関東地区では千葉県柏市や茨城県水戸市、ひたちなか市、つくば市などが0.114を超えている。

※女性セブン2011年6月2日号
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原発メルトダウン“菅災”海水注入を中止させていた!
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110521/plt1105211606001-n1.htm
2011.05.21
原発事故の悪化は人災を超えた「菅災」だった!? 東京電力福島第1原発1号機で、3月12日に開始された海水注入は菅直人首相(64)が「激怒している」との情報を受け、55分間中断していたことが21日までに政府関係者などの話で分かった。首相は注入開始について「聞いていない」と怒り、海水によって再臨界が起こる危険性を指摘していたという。

 政府発表では3月12日午後6時、炉心冷却に向け真水に代え海水を注入するとの「首相指示」が出た。だが、政府筋によると、原子力安全委員会の班目春樹委員長が海水注入による再臨界を「あり得る」とし、いったん指示を見送った。

 ところが、東電は現場の判断で同7時4分に海水注入を始めた。これを聞いた首相が「聞いていない」と激怒したとの情報が入った。

 東電側は首相の意向を受けてから判断すべきだとして、同7時25分に海水注入を停止した。その後、海水注入でも再臨界の問題がないことが分かり、同8時20分、再臨界を防ぐホウ酸を混ぜたうえでの注水が再開されたという。

 再臨界は連続的な核分裂が再び起こる現象。再臨界が起きると燃料が水蒸気と反応して爆発、圧力容器などが壊れて大量の放射性物質が大気中に放出される危険がある。

 海水注入の中断はどのような影響を及ぼしたのか。北海道大の奈良林直教授(原子炉工学)は次のように分析する。

 「海水の注入は続けるべきだった。注入できなかった55分間は、圧力容器に対して非常に厳しい状況だっただろう。たとえ炉内の状況が分からなかったとしても、メルトダウンや圧力容器の損傷を防ぐ意味で注入を続けるべきだった。ホウ酸を加えることは間違いではないが、注入を止めてまですることではない」

 また、大阪大の住田健二名誉教授(原子力工学)も「東電が(原子炉にダメージの大きい)海水注入をためらい、官邸側が『冷やせ』と指示したのならば分かるのだが、真相はどうなのだろう」との見解だ。

 首相は震災直後、「僕は原子力にものすごく詳しい」と胸を張ったといわれる。ただ、後に有識者に向かって「臨界って何だ?」とたずねたとも。臨界の意味もよく分からず海水注入の中断させ事態の悪化を招いたなら、原発事故は「菅災」にほかならない。
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「原発は必要悪」ウソだった?“全停止”でも大丈夫なワケ
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110520/dms1105201629028-n1.htm
2011.05.20
 収束の見えない東京電力福島第1原発の事故を受け、国内54基の原発がすべて停止する可能性が出てきた。各地で稼働中の原発は来年3月までに全基が定期検査に入り、一時的に運転を止めるが、その後の再稼働に対する住民の反発は必至。つまり、いったん止めたら二度と動かせなくなるというのだ。日本の原発がすべて止まったら、どうなるのか? 太陽光や風力などの自然エネルギーで代替できるのか?

 福島第1原発事故の再来を未然に防ぐため、政府は中部電力に浜岡原発の停止を要請。中部電は稼働中の4、5号機を13日から14日にかけて停止した。

 すべての原子炉が停止し、静まりかえった浜岡原発。同じ光景が列島各地で見られるようになるかもしれない。

 現在稼働中の原発は来年3月までの間に順次、定期検査に入る。再稼働を前提とした検査ではあるが、現実には各電力会社は地元住民の不安や反対に配慮し、再稼働できずにいる。九州電力は4月下旬を予定していた玄海原発2、3号機の再稼働を見合わせているほか、北海道電力や関西電力でも検査終了後の原発が営業運転に移れないでいる。他の地元住民からも「すべて止めるべき」との声が上がっており、一度止めたら再稼働は困難な状況なのだ。

 電気事業連合会(電事連)によると、国内の原発は54基、合計出力は4884・7万キロワットに達する。かりに、このすべてが止まったら、日本の電力状況はどうなるのか?

 電事連がまとめた昨年度の電力生産量のうち、最も多い火力は49%、次いで原子力が27%、水力は7%を占めている。原発を止めて何の対策もしなければ、現在の生活から約3割の電力が消えることになる。

 その代替手段として、太陽光や風力など、いま注目のクリーンエネルギーに全電源の3割もの量を転換できるのだろうか。まず風力から検証してみよう。

 巨大な風車を設置した内陸部の一部地域では、住民から「騒音で頭痛がする」といった苦情が寄せられた。そこで検討されたのが海上への設置。茨城県神栖市の風力発電所「ウインド・パワーかみす」では、海岸線から沖合50メートルに直径80メートル(支柱の高さ80メートル)の風車を設置した。運営する小松崎都市開発(水戸市)は「7基を250-300メートル間隔で2キロメートルに渡って設置しました。1基あたり2000キロワット、合計出力は1万4000キロワット」(担当者)という。

 この風車で原発4884・7万キロワット分をまかなうとすると、どれだけの海岸線が必要か。試算すると、総延長は6978キロメートル。青森県の下北半島最北部から太平洋岸に設置していった場合、東京や紀伊半島を経て兵庫県に達する。とても現実的ではない。

 太陽光はどうか。東京電力によると、100万キロワットを発電するのに必要な太陽光パネルの面積は67平方キロメートル。原発の発電能力すべてを置き換えた場合、3272平方キロメートル分が必要になる。これは東京都(2187平方キロメートル)をくまなく覆い、さらに大阪府(1896平方キロメートル)の半分以上を使う計算だ。

 水力発電はどうだろう。新潟県と福島県にまたがる奥只見ダムの奥只見発電所は、国内最大56万キロワットの出力を誇るが、原発の代替にはこの規模のダムが実に87個も必要となる。それ以前に、「コンクリートから人へ」と八ツ場ダム(群馬県)の建設を止めた民主党政権に、ダム乱造の判断はできないだろう。

 そもそも、これらの試算はコストを度外視したものだ。経済産業省によると、発電原価(1キロワット時あたり)は原子力が4・8-6・2円と最も安い。火力では石油が10-17・3円、石炭は5-6・5円、液化天然ガス(LNG)が5・8-7・1円。水力は8・2-13・3円。クリーンエネルギーでは風力は10-14円だが、太陽光はパネル設置に費用がかさむため、46円とダントツに高い。

 結局、危険を承知で原発を使うしかないのだろうか。だが、京都大原子炉実験所の小出裕章助教は「原発が必要悪と思わされているのは、まったくのウソ」と指摘する。

 「原発の稼働率は60-70%で、他の発電手段よりも高いですが、これは一度動かすと止めるのが難しい性質のためです。実は、最も発電能力の高い火力の稼働率は48%にとどまっている。つまり、原発の発電量をすべて火力に置き換えても、なお火力には約3割の余裕がある。原発からは即刻、抜けられるのです」

 最大6000万キロワットといわれる夏場のピークについても、「火力と水力だけで足りる。夏のピークは真夏の数日、しかも午後の数時間だけのこと。ピンチになったとしても節電で十分にしのげる」というのだ。

 火力発電にはコストに加えて二酸化炭素排出の問題がつきまとうが、少なくとも原発停止で日本の3分の1がいきなり真っ暗になるということはないようだ。原発停止で足りなくなる分を石油の火力でしのぎ、その間にLNGやクリーンエネルギーの発電規模を上げていくのが現実的な策なのかもしれない。

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冷温停止にもっていけるの??? それは神のみぞ知る!?

行程表がよく取り出さされているが、普通に原子炉の原理を考えてほしい。
稼動中の原子炉に水を大量にぶっかけて止めるなどということはほとんどやられない。
だた、幸いなことに1・2号機の原子炉内では温度があまり高くないように思えるので、臨界が起こっていないと推測される。
臨界が起こっていない状態であれば、冷温停止にもってゆける可能性はある。

一方、3号機は水が注入できていないか? 臨界が起こっているか?
どちらか判断できないが、おそらくそのどちらかであろう。
水蒸気などの状態を考えて、おそらく前者の水が注入できていないのではないかと推測する。

配管がどこかで壊れることも予想していた。
「現場の鉄則は、危険域を最短で抜けるとである。」と何度も主張していたのは、まさにこの事態を避ける為でした。

※福島第一原発 1号機 制御不能へ
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-eb19.html

ただ、今回の幸いは、すでにメルトダウンが終わっていると予想されることです。
原子炉の底が抜け、格納容器もどこかが壊れている。
逆に考えれば、格納容器の外部からも水を注入できる環境にあるということです。
外部にある燃料プールのように送水によって、水を外部面から内部に注ぐことも検討できる訳です。

ただ、心配なのは政府の無能さです。
物事は1面に囚われるのではなく、臨機応変に対応しなければなりません。
水を抜くという作業に囚われて、3号機のタービン建屋内の水を抜いてゆけば、原子炉建屋内の水位も下がり、格納容器の水を減ります。
格納容器の水が減れば、冷却機能が低下して、さらに、燃料が発熱する可能性があります。
あまり燃料が高熱になることは良い状態とは言えません。
水と反応して、水素を発生させる可能性も上がってきます。
(“水素爆発に触発されて、核爆発が起こる”可能性も増してくる訳です。)
基本的には、あり得ない現象です。心配するほどのことはありません。
しかし、政府の対応が遅いと何が起こるか判らない状態になってゆきます。
そこが心配です。

池田元久経済産業副大臣が「最悪の事態、神のみぞ知る」と4月13日の段階で発言しております。
メルトダウンのことを知っていたと考えれば、妥当な発言です。
臨界が起こるかどうかで、終息時期が異なってきます。
臨界が断続的でも起これば、5~10年、場合によってはそれ以上の期間を要することになります。
いつ終わるかは推測できない状態です。

とにかく、冷やして、冷やして、冷やすだけです。

【原発周辺20年住めない】

菅総理は言っていないらしいですが、現実になりそうです。
メルトダウンを知っていたことから出て来た言葉としか思えません。
こちらも4月13日の発言です。
1ヵ月以上も謀っていた罪は大きいです。

そして、現菅政権の元で対応を見ていると、有言実行されそうな手際の悪さに頭を抱えてしまいます。
どうやら、菅政権は福島の高濃度汚染地域を20年間も隔離するつもりなのでしょう。

仮にそうならなくても、放射能汚染による被爆患者が5年後くらいから発病し始めれば、安全を考えて、出入りに規制が掛けられることになると私は推測してしまいます。
それほど政府の対応が拙過ぎると思うのです。

除染という考え方を政府が持っていれば2次的な放射能の拡散が防げるのですが、今のままでは2次拡散は防げそうもありません。
ありとあやゆるものか汚染されてからでは、手間が掛り過ぎます。
この1次的な汚染段階で、すべてを回収するくらいの気持ちを持って対応して貰わないと、汚染国家“日本”となり、おそらく、2次的な汚染物の廃棄場として、福島が選択されるのは間違いないでしょう。
可能な限り除染をして、可能な限り汚染物を回収・隔離する必要があります。

汚染された農作物や木々や雑草もすべて回収し、隔離しなければなりません。

しかし、経済的費用が掛るという理由から政府はそれを行うとしません。5年後が恐ろしく思えます。

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20年住めないと言う菅総理、そんなことはない。10年も待てるか!? 福島は住めるようにできる。
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/2010-585f.html

「原発周辺20年住めない」 首相発言として伝わり波紋 全村避難の村長「これが政治家の言葉なのか…」と涙
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110413/fks11041321410021-n1.htm
2011.4.13 20:52
 菅直人首相が13日、官邸で松本健一内閣官房参与と会った際、東京電力福島第1原発の半径30キロ圏の避難・屋内退避区域について、少なくとも10年間は居住が困難との認識を示したとの情報が駆け巡った。原発被害の深刻さを示す衝撃的な発言だけに、情報は一気に広がった。首相は同日夜、公邸に戻る際、記者団に「私が言ったわけじゃありません」と否定した。

 情報の発信源は松本氏が首相との会談直後に行った記者団への説明。松本氏は「10年住めないのか、20年住めないのかということになってくると、そういう人々を住まわせるようなエコタウンを考えなくてはいけないということを言っていた」と発言。時事通信が首相発言として速報した。

 波紋は全村避難の対象となっている福島県飯舘村にも広がった。住民への説明会の途中で情報に接した菅野典雄村長は「少しでも早く戻れるようにするのが政治家の仕事なのに、これが政治家の言葉なのか。全く悲しくてならない。直ちに抗議する」と涙ながらに訴えた。住民からは「そうだ」との声が上がった。

 このため首相は、松本氏に電話をかけて記者団に情報を否定させた。ただ、松本氏は、長期間にわたって原発周辺が居住困難になる見通しを首相に説明したことは認めた。その上で移住先として内陸部に5~10万人規模のエコタウンを建設する案を示し、首相も賛同したことを明らかにした。
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【放射能漏れ】
「最悪の事態、神のみぞ知る」経産副大臣が参院予算委で発言

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110328/plc11032815150011-n1.htm
2011.3.28 15:15
 参院予算委員会は28日、池田元久経済産業副大臣が、東京電力福島第1原子力発電所の放射能漏(ろう)洩(えい)事故に関し「予見しうる最悪の事態を考えて(対処して)いるが、それ以上は神のみぞ知る」と発言したことに野党が反発し、審議が止まった。自民党の磯崎仁彦氏が、今後の最悪の事態を質問したことへの答弁。

 これに対し、野党は発言の撤回と陳謝を求めたが、池田氏は「誤解されたとすれば遺憾」、「後段の神発言に遺憾の意を表させていただく」などとの答弁を繰り返して、陳謝せず、審議が5回に渡って中断、休憩に入った。

 休憩後、再開した予算委で池田氏は「最大限、将来を予見して安全対策に当たらなければならないというのが私の真意だ。私の発言の後段中、神以下の発言については、おわびをして取り消す」と述べ、陳謝して、発言を撤回した。
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杞憂です(2)規格外作業という恐怖
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-6dbb.html

杞憂です(4)現場のリスクと市民のリスク
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-c747.html

福島第一原発 1号機 制御不能へ
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-eb19.html

今頃、モルタル注入??? こんな政府で原子炉が止まるハズがない。

現在、トレンチにモルタルを入れる作業が行われているらしい。
トレンチを潰さないのは、何か重大な機能がある為に潰せないのかと思ってきた。
どうやら、そういう事ではないらしい。
単に止水方法を検討していただけみたいだ。
何という行動の遅さだろうか???
亀より鈍い。
こんな決断の鈍い政府・東電で原子炉を止めることができるのだろうか?
私は、クレーンが倒れるなどの人心事故から重大な事故へと発展するのではないかと心配をしてしまう。
事故を起こすのは人であり、
事故を回避するのも人の知恵である。
私は心配を隠せないでいる。

「高濃度汚染水が直接流出」というニュースがでたのは、4月2日の共同通信である。
私は、それを止めるのは簡単だとブログで言っている。
ダム建設における先行工事で行う地下ダム工事、川や海の地下トンネルを掘削する為の先行地盤改良をやっていた会社に勤めていた私から見れば、通路を止水する程度の事は容易いことである。
大阪で主にそういった工事を行っているの会社は、日特建設、日本基礎技術という会社である。
鹿島や大林、竹中といったゼネコンに相談すれば、すぐにどこかの会社を手配してくれるだろう。

※高濃度汚染水の止水 注入剤で止水が可能!!
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-abe2.html

トレンチを止水する作業は1日。放射能計測や材料の搬入や工事場所の確保を入れても1週間の工事である。
さらに、建物外部の止水作業を行うとして、1ヵ月程度で漏水による地下水や海水へに汚染は当面の間、心配する必要がなくなる。
つまり、5月初旬、ゴールデンウィークが終わる頃には、一次的な問題は解決する。
その後に、1~3年ほど掛けて福島第一原子力発電所周りに地下ダムを建設して、放射能汚染の拡大を完全に防ぐ必要がある。
海側に面しているのでかなり困難な工事になると思う。
おそらく、最終的には防波堤と一緒に海の中にダムを作る必要がでるのではないだろうか!?
いずれにしろ、本格的な放射能汚染を防ぐ工事は長い期間が必要になる。しかし、仮止め程度なら1ヵ月もあれば、終了する。

今回の場合、トレンチにモルタルを今頃流している。1週間の作業を1ヵ月半も掛けてやっている。この様子だと仮の止水工事は1年ほど掛りそうな様子である。
一体どの程度の高濃度の汚染水が海水や地下水を汚染することになるのだろうか?

日本にどれほど技術力があろうとも、何ができるかが判らなければ、何も協力はできない。日本のマンパワーも技術力もこの政府では活用できない。
日本人を一番信用していないのは、この現在の日本政府であろう。

それでは、止まるものも止まらなくなる。

福島県民の命など家畜と同然、虫けら以下!!! これが日本政府の考え方だ!?

悲しいことだが、これが現実である。
11日の地震当日に水素爆発、または水蒸気爆発の可能性があることを推測しながら、1県民の避難を勧告しなかった。
もし、万が一の場合、チェリノブイリのようになった可能性があった訳である。
しかし、日本政府は県民に避難を告知しなかった。正確には10kmしか避難指示を出さなかった。
保安院の家族が80~100kmに避難していたのとは対照的に県民は地震の被害処理に勤しんでいた訳である。
爆発しなかったのが、不幸中の幸いとしか言いようがない。

メルトダウンの情報をいっさい外部に通報しない東電。
爆発の可能性を知りながら何の対処もしなかった菅総理。
どちらも同罪である。

5月12日、政府は警戒区域内の家畜の殺処分を決めた。
同じように警戒区域の住民は生殺し状態である。政府は東電に住民の救済を急ぐように要請するが、政府が率先して何かする気はない。東電は政府からの補助が決まらないと決められないと逃げる。相方が相方に責任を押し付け合っている。一時金で何ヵ月の生活費になるのだろう。本格的な保障はいつになるか目処も付いていない。こんなことは阪神淡路大震災で経験しているのでめずらしいことではないが、何度聞いても腹立たしい。
政府は国民を見捨てる。
本来あってはならないことだが現実である。
左翼政権の菅内閣なので同じことが繰り返されることは容易想像できたが、まさに現実になってきた。

「個人保障はしない」

これが当時の政府発表であった。今回はどういう言葉で言うつもりだろうか?

【恥ずかしいブログ】

3月11日、3月12日の自分のブログを見ながら書いているが、我ながら恥ずかしい。

<福島第1原発があぶない!!!>2011年3月12日 (土)
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/1-7c8f.html

在日米軍将校より連絡があった。
「放射線量の単位が6時にナノグレイからマイクログレイへ1,000倍増えた時点でメルトダウンでしょう。作業中の自衛隊は死ぬかもしれないです。米軍も危険を承知でやります」

この時点では、メルトダウンを一番心配して、かなり慌てているのが感じられる。
実際、この後に3号機が爆発しているので、杞憂で終わっていない。

当時は官邸・東電の隠蔽体質から次々へと心配ごとが増えていった。
そして、19日から原子炉内の水位を報告するようになっている。
20日から態度が一変した。
中で何が起こっていたのだろ???
この辺の事実がはっきりするのはしばらく掛るかもしれない。

いずれにしろ、これほど命を冒涜した企業と政府の罪は万死に値する。

【たぶん、もう爆発しない原子炉】

3号機の温度が上がったままなので、心配と言えば、心配である。
「核爆発はない」と言われていた原発で、「核爆発」らしい爆発が3号機で起こっている。
「ありえない」と言うことは何もない。
ただ、確率的に3号機の大爆発は考えていない。(水蒸気が大量に吹きあげるような爆発はあるかもしれない。)
原子炉から落ちた燃料が、拡散して格納容器内の水で冷やされていない可能性がある。
大量に水を注入する必要があるのと同時に、その他への漏水を抑える作業を並行する方が良いと思える。
格納容器内の水位がある程度上げることができれば、鎮火すると考えられる。
その分の漏水速度は上がるので、そこをどう解決してゆくかが問題になってゆくだろう。

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警戒区域の家畜 殺処分へ 政府、福島県に指示
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/291929.html
 政府は12日、東京電力福島第1原発事故で設定された警戒区域内に残されている家畜について、所有者の同意を得た上で殺処分する方針を固めた。立ち入り禁止で家畜の飼育が不可能なことから、衛生面も踏まえ、殺処分が必要と判断した。菅直人首相が同日、福島県に指示する。

 農林水産省によると、福島第1原発から半径20キロの警戒区域内の家畜数は、東日本大震災前の時点で牛が約3400頭、豚が約3万1500頭、鶏が約63万羽。

 福島県は独自の判断で所有者の同意を得て既に殺処分する方針をすでに決めており、今後は農水省も協力して殺処分にあたる。

状況確認が不可能になった福島第一原発!?

先週、“福島第一原発1号機の水が無い”という衝撃な発表がありました。
当初は私も完全に熔解しているのではないか!?
そんな風に考えていた時期もありましたが、海水を注入後に原子炉内に水が半分は残っているという発表に考えを修正しました。
原子炉の気密性は破壊されており、配管等から漏水している。
原型を留めているかは不明だが、半分の燃料棒は原子炉内にまだ存在している。
そう考えて検討していた。
それが偽りであった。“最初から熔解していると思っていた”とか言っているとか、いないとか???
人を愚弄するにもほどがある。

【何故、発表を信じたか?】
理由は簡単である。水位と温度は比較的簡単に測定できるからである。
様々なセンサーがあり、いくつものデーターが取れる。
しかし、一番決定的なことは、水位と温度は外部からでも測定できるということである。
水に遮蔽されている放射能物質は放射線が少なく。水が無くなると遮蔽物が無くなり放射線の量を増す。そこから水位をおおよそ測定できるのである。
温度も赤外線で表面温度からどこが熱くなっているかを測定できる。
つまり、現場は温度と水位を把握できていると考えていた。
細かい水位はともかく原子炉内に水が残っていると東電は考えていると考えてしまった。

【疑い始めるとキリがない】
12日15:36 1号機爆発は水素爆発である。
14日06:10 2号機の異常音によって制御室が破壊された。
14日11:01 3号機爆発は核爆発と言われている。
すべて11~12日に掛けてすべて燃料棒が熔解し、原子炉を破壊していたと仮定するならその時点で格納容器も破損し爆発に至った。
そう考えるとベントによって、建屋内にどうして水素は入ったかの謎が解明される。
つまり、ベントと関係なく、原子炉内で発生した水素は、格納容器内に洩り出し、高圧力に耐え切れなくなった格納容器の一部が破損して、建屋内に漏れたのだ。
3号機はプルサーマル使用であった為に、プルトニウムの量が多く。
建屋内で水素爆発が起こった際に、偶発的に核爆発を引き起こした。
2号機は偶然に建屋内の一部を損傷した為に、水素爆発を回避することになった。
メルトダウンが当初に起こっていた場合は、こう言った説明になっていただろう。
さて、現在の発表では、
1号機は地震から16時間後に燃料の大部分が溶け落ちた可能性が高い。東電の解析によると1号機の水位の低下は早く。11日の午後7時半ごろから空炊き状態であった。2号機は14日の最初頃であったらしい。
海水中注入が、1号機は12日20:20、2号機は14日16:34である。
空炊き状態に時間は、1号機は24時間50分、2号機は約16時間である。
アメリカの学者の解説では、炉心は約16時間くらいで完全に溶融するという研究発表をしていたような気がする。
東電が最初から正しい情報を公開していたなら、空炊き状態の時間から違った結論を出していただろう。
メルトダウンを否定した為に、敢えて水があると言ったとすると悪質を通りこしている。
マサに大本営発表である。

【思えば、3月20日、そう3月20日】
東電の記者会見は、当初何も判らないの連続で記者も職員も苛立っていた。14日以降は爆発もあって、東電職員もがんばって情報を出そうという気持ちが少しは現れてきたようにも思えていた。しかし、3月20日の記者会見から情報のシャットアウト(隠蔽)と思われる態度が目立ってきた。
何よりも記者会見に対応する職員に余裕が生まれている。
はっきり言って、私の目には違和感を覚えた。
思えば、あの時からメルトダウンを確認していたのではないだろうか!?
まだ、正式には発表されていないが、近い内に2号機・3号機の水位も間違っていたと発表されるだろう。
原子炉が完全に抜け落ちているならば、水蒸気爆発は起こらない。
つまり、次なる最悪はあり得ないということになる。
彼らはそれを知っていて発表していないというなら、辛辣にして陰険な人間である。
事実なら1月半の私達は道化師である。
さぞ、陳腐なことを言っていると細く微笑んでいたことだろう。
私もまったく同感である。
あり得ないことを人々に風潮して、余計な心配を撒き散らした。
自分自身が許せなくなる。
もし知っていたならば、爆発の警戒よりも放射能除染のことを訴えていただろう。
「危ないから福島原子力発電所に近づくな!!! 逃げろ!!!」などとは言わず。
「年配者は町を守りましょう!!!」と叫んでいただろう。
放射能除染は早ければ早いほど良い。
上からさらに降ってくる放射能を次から次へと除染を続けなければならない。
除雪と同じである。
雪の重みで家が倒壊する可能性があるように、放射能も地下に浸透すればするほど除染に時間が必要になってゆく。ほこりや泥と一緒に付着するものも出てくる。
そういう風にならない内に、小まめに掃除を繰り返すことが放射能を除去する近道である。
具体的には、
小まめに掃除すること。
表面の土を削ること。
ひまわりや菜種や植物を植えて放射能物質のセシウムを回収すること。
放射能除染は気の長い戦いになる。
野菜に放射能が検出されれば、売ってはいけない。
保管して閉じ込めることが最善の道である。土壌が綺麗になったと喜ぶしかない。
いずれにしろ、
1ヵ月半の間、ほとんど除染について議論されていない。
この問題は、各業者では解決できない。
政府や自治体で決めてゆかないと経済活動が立ち行かなくなる。難しい問題である。

【5月13日から更新されない官邸情報】
今頃、官邸ではどこまで情報公開するかを議論しているのであろう。

東電が原子力安全・保安院に報告している資料には、1・2・3号機のすべての水位が今でも記入されている。
1号機
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/011_1F1_05160600.pdf
2号機
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/021_1F2_05160600.pdf
3号機
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/031_1F3_05160600.pdf
プラント情報
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/index-j.html#anchor01

さて、この情報をどう読めばいいのだろうか???
3号機のフランジ温度は、269℃で高い状態を維持している。
信じられる情報と信じられない情報の分別ができないと状況把握など不可能である。
正しい情報が公開されないと、何も語ることができないというのが現状である。

唯一の救いは、すでに最悪の状態になっているという可能性が高まっており、その過程で起こるかもしれないと懸念していた水蒸気爆発の可能性が小さくなっていることだ。
戦中の大本営とまったく同じ状態になっていることは、残念を通りこして、日本人として恥ずかしく思える。

茶葉から基準超の放射性物質、『ファイトレメディエーション』であって、それは悪いことではない!!!

神奈川県南足柄市で栽培されたお茶の葉から、国の暫定基準値を超す放射性物質が検出された。

それは悲しい事実である。

しかし、悪いことではない。植物には放射性セシウムを吸収する能力がある。だから、植物から放射性物質が検出されることは自然な流れである。これによって土壌の放射能が除去され、土壌が綺麗になってゆく。これを『ファイトレメディエーション』という。
特にひまわりなどが優れており、1回の栽培で95%の放射能除去ができたというケースもあるらしい。

放射能に汚染された植物は、出した張本人である東電に買い取ってもらい。
日本全国を放射能汚染されない国土にすることができる。

福島や茨城のような高濃度の汚染地帯は表面の放射能除去を推薦するが、それ以外の低濃度の放射線除去には『ファイトレメディエーション』をお勧めする。

町中をひまわりで埋め尽くした翌年では、芝生の寝転がっても安全な土壌に戻っているかもしれない。
東京や神奈川、群馬、埼玉、岩手などにお勧めの除去方法である。

【国と東電が責任を持てば、日本はクリーンな国に再生できる】

国や自治体では、放射能を除去するという意思を持ってもらいたい。
どんな場所であっても除去する方法はある。

放射能は恐ろしいものではあるが、管理できないものではない。隔離することで人類の脅威にならないようにすることはできる。

・放射能は隔離する。

次に、経済的にダメージを受ける農家に対して、放射能の拡散者である東電が責任をもって買い取る。これが日本再生の第1歩である。
販売できない農作物は、『ファイトレメディエーション』の一環として東電がすべて買い取りと回収を行う。
これで農家も潰れない。
水産業も潰れない。
自治体も積極的に、“ひまわり”などを埋めて放射能除去を推進できる。
放射能回収が経済活動の一環になれば、日本に散った放射能はすべて回収することを可能になってゆく訳である。

東電は、国の力を借りてでも回収したものを隔離する必要がある。
・1つは、濃縮する工場を作る。
・1つは、隔離する土地を手に入れる。(ゴミの山ではなく、放射能の山である。)
・1つは、回収物の管理である。(約30~60年間の管理でほぼ無害になる。)

国と東電と国民が協力すれば、日本はクリーンな国に再生できるのである。

<否、やらなければ、30年間は汚染された国のレッテルを貼られてしまう。>

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茶葉から基準超の放射性物質
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110511/t10015827511000.html
5月11日 19時15分

神奈川県南足柄市で栽培されたお茶の葉から、国の暫定基準値を超す放射性物質が検出されました。神奈川県は、直ちに健康に影響を与えるレベルではないとしていますが、この春に県内で収穫され、すでに出荷されたすべてのお茶について、回収を要請しました。

神奈川県によりますと、9日、南足柄市で栽培されたお茶の葉を採取して、放射性物質について検査したところ、国の暫定基準値の1キログラム当たり500ベクレルを超す、570ベクレルの放射性セシウムが検出されました。神奈川県は、直ちに健康に影響を与えるレベルではないとしていますが、南足柄市とこの地域を管轄する「JAかながわ西湘農協」に対し、この春収穫されたお茶の出荷を当面、自粛するよう求めるとともに、すでに出荷したお茶の回収を要請しました。また、神奈川県内で栽培されたお茶は、産地名は表示せず、すべて「足柄茶」という商品名で販売されているため、神奈川県は、ほかの市町村で栽培されたお茶の葉についても、順次検査を行うとともに、お茶を扱っているすべての農協に対しても、今月6日以降に出荷した分の回収を要請しました。神奈川県によりますと、東京電力の福島第一原子力発電所の事故のあと、お茶の葉から基準値を超す放射性物質が検出されたのは、初めてだということです。また、神奈川県で生産された農産物から国の基準を超す放射性物質が検出されたのも初めてです。

隠蔽は続くよ!!! どこまでも・・・福島原発3号機333.9℃に上昇してた。ばかやろう!!!

圧力容器胴フランジ温度 333.9℃???
『なんじゃそりゃ!!!』
い~や、またまた叫んでしまいました。

原子力安全保安院が公表している情報がある。
5/10 11:00の原子炉の温度
A…原子炉給水ノズル温度 214.5℃
B…圧力容器下部温度   151.9℃
雰囲気温度(原子炉内の気体温度)
A…RPVベローシール 205.5℃
B…HMV戻り     144.8℃
私が普段見ているのは4つではある。しかし、原子力安全保安院のサイトのプラントデーターに多くの温度が掲載されている。
333.9℃は5/9 11:00のRPV胴フランジのデーターである。

<原子力安全保安院のサイト>
http://www.meti.go.jp/press/index.html
プラントの温度データ(真中より少ししたの3号機を開いてほしい)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/index-j.html#anchor01

何故か5/10 5:00から132.4℃に急降下している。5/11 5:00の時点で155.9℃である。
5/10 5:00の原子炉給水ノズル温度が215.3℃とまだ下がっていないので安心などできない。しかし、データーを見る限りではすでに峠は越えたようだ。
危なかったのは5/6から5/9であったと予想できる。
5/8に謎の煙がでた映像写真もあるので、その頃が一番危なかったのかもしれない。

しかし、政府、保安院、東電の方から3号機が危ないかもしれないという情報はあがらない。
「3号機で、燃料を入れた原子炉圧力容器の温度が大幅な上昇傾向を示し、8日には容器上部で206度に達した。」
その程度の発表であって、危険性を言っていない。

(200℃くらいなら私も危険とまでは思わない)

しかし、このデーターをよくみてほしい。
RPV胴フランジの5/8 17:00で322.9℃23:00で326℃となっている。
設計温度302℃を超える直前の5/6 23:00の291.7には気険な温度になっていると警戒警報は出してもらいたいものである。3号機の気密性が壊れているので、3002℃を超えてからでも遅くないから5/7には警戒警報を出すべきであった。

私も完全に見落としていた。
もっと注意深くデーターを参照するべきであった。実際、危ないときはデーターの公表が遅れるのでいつ公開されたかも定かではないが、見落としていたのは事実である。

いつになっても気険な状態を国民に知らせるという意識ができないらしい。
5/6から5/9の間に大規模な水蒸気爆発が起こってもおかしくない状態であった。
故意に隠しているというよりは知らせる気がない。
何の為の公開かを理解していない。

危険な状態を知らせておき、最悪の時に備えるのが情報公開の意味である。このような意識では、最悪の事態に最悪の状態を迎えることになってしまう。

もちろん、最悪事態などあってはいけないことであり、確率的に起こらない方が大きい。
しかし、現実とは無残なもので、起こってはいけないことが起こるので備えておくのである。
堤防しかり、地震対策しかり、そして、原子力発電所の爆発もそうである。
情報公開とは、心の堤防を作ることである。
最悪の事態を知らせて置くことで、最悪の時に心のパニックを防ぐ。その意識を持って貰いたいものである。

さて、送水量を増やした効果で若干ではあるが改善しているように思える。12日には3号機の送水管を変える作業が続いているらしい。巧くいけば、13日から下降傾向に変わってゆくかもしれない。
しかし、緊張を緩めない方がいい。
状況が常に好転するとは限らないからである。
もし、事故が起きると想定すると風向きもあまりよくない。
北関東から宮城の方で何か報告が入った場合は、建物に避難する心構えだけは忘れてほしくない。(報告が入るかも疑わしいが・・・)

データー的には改善傾向にあると言っておこう。

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3号機一部「上限300度」超え 「マジか」「涙目」ネットで不安の声も
http://www.ustream.tv/recorded/14604404
2011/5/10 19:30
  福島第1原発3号機の原子炉圧力容器の温度が上昇傾向を続けている。注水の一部が原子炉内に届いてないと見られ、注水配管の切り替え工事も始まった。同圧力容器は「設計温度300度」とされているが、原子炉の場所によっては300度を超える数値も出ている。東京電力は「余裕をもって定めた上限なので現状は問題ないものの、注視していく」と説明している。
   東京電力は2011年5月10日、3号機の注水配管を切り替える工事を始めた。配管切り替えを発表した7日の会見では、圧力容器の下部温度が、安定していた4月下旬から40度近く高くなり、7日5時現在149.6度だったことが明かされた。7日配信の日本経済新聞記事は、3号機圧力容器の下部温度を伝えた上で「設計上の上限は300度程度だが注意が必要だという」と指摘している。

1週間強で230度以上も上昇
   圧力容器の温度については、下部温度だけでなく数か所の温度が公表されている。例えば、東京電力や経済産業省の原子力安全・保安院が連日発表している「プラント関連パラメータ」には、下部温度と「給水ノズル温度」が記載されている。マスコミ各社の報道も同2か所のいずれか、もしくは両方の数字が紹介されることが多いようだ。
   3号機の温度関連で最も高い数値を現在見せているのは、「胴フランジ」部分だ。圧力容器上部の本体と上ぶたの接続部分で、5月7日11時には300度を超えた。以降も微増を続け、9日11時現在では333.9度。3日連続で300度超の状態が続いている。1日5時現在では99.6度だったため、1週間強で230度以上も上昇したことになる。もっとも、東電は発表資料で「正しく測定されていない可能性のある計測器も存在している」としている。
   3号機の一部で「設計上の上限300度」を超えたことで、インターネットのツイッターや2ちゃんねるでは、「マジか」「涙目」「大丈夫なのか」などと取り上げる人が少なからず見受けられた。

12日にも冷却注水配管切り替え
   計器不良の可能性があるとはいえ、「胴フランジ」の300度超えについて、東電はどう考えているのか。東電によると、「設計温度302度」は余裕をもって設定した上限で、「それを超えないよう運用していこうというもの」だという。また、圧力容器の温度を判断するには、胴フランジなど1部だけでなく全体的な数値を総合する必要があるとしている。原子力安全・保安院も同様の見解を示している。
   しかも、圧力容器が損傷するような影響が出るのは、温度だけでなく圧力も関係するそうだ。東電は、圧力容器の温度が400度で、かつ現行の93倍以上の圧力がかかる状態が同時に起きれば損傷につながるが、現状では温度も圧力も余裕がかなりあると説明した。
   事故直後の3月19日には、3号機の圧力容器下部温度は352度に達したこともある。3号機の冷却注水配管切り替えは、順調にいけば5月12日にも実行される予定だ。
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5月10日 3号機300度超は異常な状態 小出裕章
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/10/tanemaki-may10/
要約
・(半径20キロ圏内の警戒区域内住民の一時帰宅が始まった。帰宅後の被曝量を調べたところ1?10マイクロシーベルトだった。どうか?)その程度で収まってよかった。被曝に関して安全量はないが、住民の方にとっては当然必要な行動だった。この被曝量であれば少し安心した。
・(ペットを連れ帰りたい人が多いため、職員が連れ帰り、基準値を上回ったときは水で除染すると言うが?内部被曝は?)もちろんペットは内部被曝はしている。ペットから人間がどういう被曝をするかについては大した危険はないだろう。ただペットは汚染した空気を吸い込んでおり、水も食べ物も摂取しただろうから、放射性物質を取り込んでいるはず。そうしたペットの鼻から出た息を吸い込めば、人間が被曝することもありえる。が、相手が人間だったら当然汚染地域から連れ出すし、ペットを家族とみている飼い主からすれば、被曝はどうであれ連れ帰るのは当たり前。
・(リスナーからの質問。3号機の圧力容器の温度が毎日上昇しているが大丈夫か?)私も不思議だと思ってデータを見てきた。東電の発表は後に訂正されることがあるから、今回も間違いであればいいとは思うが、圧力容器の温度は333度になっている。
・(4月末は80度代だったが300度超になった要因は?)よく分からないが、測定器が正しいのであれば冷却に失敗している証明。外から水を送る配管に破れがあって水がきちんと入っていない心配がある。東電もそれを疑って、別の配管にする予定と報道されている。
・(何度になるといけないのか?)運転中であっても280?300度。それが今回300度を超えているというのは、異常な状態になっているということ。
・(温度を下げるために新たな配管をつくって冷やす?)と、東電は言っている。
・(燃料棒が再度熱を持っているという判断か?)可能性はある。運転中の燃料ペレットの最も高温の部分は2000度。いまは連鎖反応は止まっていて温度は下がっているはずだが、電源がなくなり、燃料被覆管が壊れ、ペレットは2800度くらいになり溶けてしまって、それは東電も認めている。溶けたペレットは炉心に留まっていると予想してきたが、もしかするとそれが圧力容器の底に流れ落ちて、それにより温度が上がっている可能性もある。ただしこれは最も恐れているメルトダウンではない。これなら水蒸気爆発は起きない。燃料が一部溶けた状態で圧力容器の底に留まって温度を上げているのかも。
・(最近出ている即発臨界説と関係あるか?)関係ない。
・(3号機の使用済み燃料プールの写真が公開されたが、瓦礫だらけで燃料が見えない状態だが?)3号機はすごい爆発だったため燃料プールは破損しているはずで、燃料も破損している心配がある。きちんと調べてほしい。詳しく知りたい。
・(この燃料プールで、通常は検出されない放射性物質が5月8日現在で検出されているらしい。通常の1000倍程度の濃度。1立方センチメートルあたりセシウム137が15万ベクレル、セシウム134が14万ベクレル、ヨウ素131が1万1千ベクレルだが?)いま聞いた限りでは、使用済み燃料棒が破損していて、それがプールの中に漏れてきたものと思われる。不審なのはヨウ素131。これが他の10分の1としたら、多すぎる。これは半減期が8日。既に事故発生から二ヶ月経っており、100分の1以下にはなっていないとおかしい。多すぎる。もし多いとすると、途中で核分裂の連鎖反応があったということかもしれない。3月11日の時点で核分裂の連鎖反応は終わっているはずだが。いま聞いたので正確な分析はできないが。
・(東電は高い放射能濃度の原因は、燃料棒の損傷ではないと言っているが?)それはおかしい。
・(東電は、原子炉損傷による核分裂生成物の落下、あるいは瓦礫に付着した放射性物質がプールに落ちて溶けた、と説明しているが?)正気かどうか東電に聞いてほしい。そんなことでは到底説明不可能。瓦礫はどこから来たのか?使用済み燃料プールのフロアで爆発があったが、そのフロアで最も放射能濃度が高いのは使用済み燃料そのもの。それが壊れていないというなら、それ以外にどれが原因になりえるのか東電に聞いてみたい。
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3号機の圧力容器温度が大幅上昇 底に燃料落下?
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110508/dst11050819580014-n1.htm
2011.5.8 19:51
福島第1原発3号機で、燃料を入れた原子炉圧力容器の温度が大幅な上昇傾向を示し、8日には容器上部で206度に達した。
 東京電力は、差し迫った危険はないとの見方だが「燃料が崩れて(圧力容器の)底に落ちた可能性も否定できない」として、温度の監視を強め原因を分析している。
 4月末、圧力容器上部の温度は80度台で推移。多少の上下はあるが比較的安定していた。
 5月に入り上昇傾向が顕著になったため、東電は4日、圧力容器への注水量を毎時7トンから9トンに増やした。しかし上昇は収まらず、5日朝には144度に。さらに7日夜には202度に跳ね上がり、その後も“高止まり”の状況だ。圧力容器下部の温度も上昇傾向を示している。
 東電は既に、3号機の燃料は約30%損傷したとの推定を示しているが、ここにきて燃料が圧力容器の底に落下したとすれば、過熱が進み、溶融が再度起きた可能性がある。

高濃度の放射能を低濃度というマスコミに洗脳されるな!!!

1号機原子炉建屋の扉を開放
http://www.youtube.com/watch?v=bE6xq9fd5-0

保安院は大気中に放出される放射性物質の量を5億ベクレルと予想されると言っている。
それを政府及びマスコミは低濃度の放射能と言っている。

確かに、原子力安全・保安院は37万テラベクレル(370ペタベクレル)、原子力安全委員会は63万テラベクレル(630ペタベクレル)と比べれば、1億分の1に過ぎない量である。
しかし、これは決して低レベルの放射能などではない。

5億ベクレルとは、それだけで国際原子力事象評価尺度(INES、International Nuclear Event Scale)でレベル4からレベル5の間に相当する放射能の外部放出に相当する。

放射能水の海洋投棄でも低濃度という表現をされているが、まったくデタラメである。

都合によって低レベルにするいい加減な基準を誰が信用するだろうか???

高濃度の放射能物質を大気に放出することを苦渋の決断と認識し、それでも原子炉を止めねければいけないという決意が必要である。
低濃度という言葉で誤魔化してはいけない。

たとえ一時的に大気に放出してもすべて回収し、放射能物質は封じ込める。
そう言った国家的な意思を表明しなければ、日本全体が汚染国家の烙印を押されてしまうという自覚を持たなければならない。

“毒リンゴ”
たとえ健康に害がなくても、毒リンゴは毒リンゴである。
牛海綿状脳症(一般的に狂牛病)の発症確率は、交通事故と同じなので安全と言われても、消費者(日本人)として米国産よりオールトリア産を重宝されたように、世界の消費者は日本産を敬遠するようになる。
それを防ぐには、世界一基準が厳しいと思われる国でなければならない。
日本に流通するものは世界一安全であると思われてこそ、安全神話は復活する。
自らの規制を緩めて、“安全宣言”したところで、世界は日本産は“気険”と思われるだけである。

いずれにしろ、やることは1つである。
放射能除去を行い、安全な国にする以外に日本のとるべき道はない。
しかし、放射能除去は一日遅れるほど困難になってゆくことを日本政府は理解していない。

たとえば、表層の5~10cmの除去をすることでかなりの放射能が除去できる。しかし、田畑の為に土を掘り返せば、掘り返したすべての土が放射能汚染度となってしまう。雨が降って地面に浸透すれば、地下水も汚染される。放射能との戦いはマメに根気よく戦うしかない。しかし、今の政府の対応では、汚染度の酷い所はチェリブイリのように25年経っても帰宅できないことになりかねない。

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福島第一原発 被曝放射線量を国立がん研究センタ-が調査
http://www.youtube.com/watch?v=WIB-7pZ0THE
・住友セメントの材料から高い放射線
・郡山の下水の汚泥から高い放射線が検出。

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岡田幹事長、10キロ圏内捜索を視察
http://www.youtube.com/watch?v=kLGlJOCYfEA
・例外はルールを作らないといけない。
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東京 渋谷で脱原発デモ1万人超 2011.5.7
http://www.youtube.com/watch?v=_Glv5_a1NtI
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放射性物質、大気放出=1号機原子炉建屋の扉開放―福島第1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110508-00000067-jij-soci
時事通信 5月8日
 福島第1原発事故で、東京電力は8日夜、1号機原子炉建屋内で作業するため、タービン建屋との間の二重扉を開放した。放射性物質を含む原子炉建屋内の空気が大気中に放出されるが、経済産業省原子力安全・保安院は「環境への影響について支障はない」としている。
 原子炉建屋は水素爆発で屋根がなくなった状態で、二重扉が開いて空気が流れると、上方へ吹き抜けるようになる。
 開放後、空気の流れの急変を避けるため、同建屋の二重扉に設置している換気用ダクトの一部だけを撤去し、8時間程度は放射性物質の放出ペースが緩やかになるよう調整する。
 9日午前4時ごろ、二重扉付近の資材を撤去後、東電社員が入り、線量などを調査。原子炉格納容器を水で満たす冠水(水棺)作業のための計器調整や、空冷式代替冷却装置の設置に向けた作業を始める。
 保安院は大気中に放出される放射性物質の量を5億ベクレルと想定。被ばく管理やモニタリングを適切に実施するよう東電に指示し、線量調査時には職員を立ち会わせる。
 国と東電の事故対策統合本部は事前に福島県と周辺13市町村へ通報。外国に対しては外務省を通じて説明したり、大使館にファクスを送ったりするなどした。 
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文部科学省が米エネルギー省と共同の放射線汚染調査を発表、改めてチェルノブイリ並みの汚染が明らかに
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/3fe59bffc5df6f8e9e3ccf763d0d23de
11/05/07 | 00:56
文部科学省は5月6日、米エネルギー省と共同で行った航空機による放射線モニタリング調査の結果を発表した。
 
 空間線量率(放射線量)と、放射性セシウム(134、137)による土壌汚染の状況を開示している。この結果は従来、米エネルギー省が発表してきたものとほぼ同じ傾向。
 
 発表によると、福島第一原発から北西30キロメートルにかけて、毎時19マイクロシーベルトを超える高い放射線量(空間線量率)による汚染地域が広がっている(図1)。この地域では年間で約20ミリシーベルトを超える放射線を浴びることになる。
 
 また、放射性セシウムによる土壌汚染地域は、30キロメートルを超えて飯舘村にかけて、1平方メートル当たり100万ベクレル以上の汚染地域が広がっている(図2、3)。この1平方メートル当たり100万ベクレル以上の汚染地域は、チェルノブイリ事故で立ち入り禁止とされた30キロメートル圏内の汚染に相当する(図4)。
図1■空間線量率
.
図2■放射性セシウム(134,137)による土壌汚染地域
.
図3■セシウム137による土壌汚染地域
.
図4■チェルノブイリ事故でのセシウム137による土壌汚染地域
.
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【放射線量】放射性物質放出量はチェルノブイリの1割 37万~63万テラベクレル
http://www.47news.jp/47topics/e/204670.php
 原子力安全・保安院によると、福島第1原発事故による放射性物質の放出量はチェルノブイリ原発事故の1割とみられる。大気中への放出量について原子力安全・保安院は37万テラベクレル、原子力安全委員会は63万テラベクレルと推定。レベル7の基準である数万テラベクレルを大きく上回る。
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国際原子力事象評価尺度
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E8%B1%A1%E8%A9%95%E4%BE%A1%E5%B0%BA%E5%BA%A6

原発情報 ←(5/10更新)謎の爆発??? 3号機の水蒸気爆発か???

3号機の温度が上昇していることは以前も言いました。
今も上昇を続けて、高い温度を出しています。
5/8 雰囲気温度        209.7℃
   原子炉給水ノズル温度 210.4℃
TBSのライブ放送の5/8の放送写真が掲載されている。
http://yfrog.com/z/hszk9fej
見た感じ、どこかで爆発が起こっているような映像写真の連続である。
.201105080116
しかし、爆発が起こっているには5/8・5/9統合対策本部会見が和やかに行っているのを見ると杞憂だろうかとも思えてしまう。
TBSのライブ放送の5/8写真はデマなのだろうか?
実際に所はよく判らない。

5/4から3号機の注水量を毎時7トンから9トンに増やしたが収まらず、5/8の9時の会見で10トンに増やすと言っている。
政府関係者は水配管の一部が損傷しているために十分に水が行き届いていない可能性があると言っている。
これは私が以前から忠告していることであり、地震と津波と爆発であらゆる箇所で損傷の気険性が隠されている。いつまでも注入できると考えている方がおかしい。

結論:政府の情報がはっきりしないので情報が錯綜している。本来なら統合対策本部会見に細野豪志首相補佐官が出席していたので情報がそこで総括されなければならないのだが、実際に機能していないのだからそうとしか言えない。しかも出席時間が益々少なくなっているので、この政府の機能不全は相当深刻である。土壌汚染などの2次的な被害も拡大しており、対策の遅れが致命的な結果を呼ばなければ良いが、おそらく政府が期待する結果とは異なる結果になるのは容易に想像できる。
はっきりしていることは、3号機の注水量を増やしても一向に温度が下がらない状態が続いているということだけである。
おそらく違う配管を使っての注入も行って行くだろうからいずれ鎮火すると予想しているが、3号機の損傷は進行しており、いつか対処できなくなるのではないかと心配している。

東日本大震災への対応~首相官邸災害対策ページ~
http://www.kantei.go.jp/saigai/
■ 平成23年(2011年)福島第一・第二原子力発電所事故(東日本大震災)について
5/09 17:00
http://www.kantei.go.jp/saigai/pdf/201105091700genpatsu.pdf
■ 福島原発原子炉の状態 原子炉の温度
http://atmc.jp/plant/temperature/
■ 政府・保安院・東電 統合対策本部会見
http://www.ustream.tv/recorded/14586508

■前回の原発情報
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/418-fad3.html
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-f7cb.html

原発情報

※政府官邸の情報と東電の記者会見をベースにまとめています。
2011年5月9日17:00更新 
《福島第一原子力発電情報》

【福島第一原発の状況】
世界基準:レベル7、深刻な事故
福島第一原発:水蒸気爆発の可能性あり。1~3号機のすべて原子炉破損中
作業員の環境:国的には基準値以内。しかし、現実は把握できなくない。
福島県の状況(政府発表):20~30kmの県内退避中、順次退避中だが、進まず。
      (法律基準):危険地域指定水準(危険地帯)←<法律違反中>

総括:福島県の避難対策はまるでザルである。児童には20mSvまで安全だと言うし、避難する地域は中々定まらない。地域を放棄する気がないなら放射能除去を直ちに行わなければならないのだが、その方針も決まっていない。
一部では産業が再開し始めて、放射能物質を含んだ食品や製品、瓦礫などが県外に飛び出している。これはもう日本全体を含んだ放射能人体実験が始まっているとしか言いようがない。否、なし崩し的にそうなってしまう。一度拡散してしまった放射能を回収する方法はない。拡散させないことが原則なのだが、政府はその原則を無視している。
この政府の対応では、いずれ“レベル7”では済まない。“レベル8”(拡散を防げない深刻な事故)を新設定しなければならなくなってしまうのではないだろうか?
結果として、人類における放射能の影響を知ることができ、大きな人類の功績となるのだろうが、被害に会うのが日本人では笑えないジョークとしかいいようがない。

【原子炉、炉心状況】

【1号機】臨界停止の可能性あり(暴走中)←圧力容器温度115.8℃(9日)
【2号機】臨界停止の可能性あり(暴走中)←圧力容器温度110℃(9日)
【3号機】上昇中 臨界の可能性あり(暴走中)←圧力容器温度210.4℃(9日)
【4号機】<ありません>
【5号機】正常(完全停止中)
【6号機】正常(完全停止中)

圧力容器温度には、
A…原子炉給水ノズル温度
B…圧力容器下部温度
A…RPVベローシール
B…HMV戻り
の4つがあり、上記の温度はその中の最高温度を表示している。

《福島原発原子炉の状態 原子炉の温度》

原子炉温度
A…原子炉給水ノズル温度
B…圧力容器下部温度
※原子炉の設計温度(耐久できる最大温度)302度を点線で表しています。

福島原発 1号機 (153.4 ℃)
- 4/12  4/13  4/14  4/15  4/16  4/17  4/18  4/19 4/20 
A 216.2 206.2 203.6 197.0 189.9 180.4 173.9 169.0 164.1
B 119.0 119.0 119.5 119.4 118.3 116.6 115.4 115.1 113.9

4/21  4/22  4/23  4/24  4/25  4/26  4/27  4/28 
153.4 137.4 142.6 134.2 137.7  134.7 132.0 107.3
113.6 113.0 112.6 111.2 111.3  110.9 110.5 98.5 

4/29  4/30  5/01  5/02  5/03  5/04  5/05  5/06  5/07  5/08  5/09
114.7 134.9 142.0 142.3 142.1 138.4 135.2 134.7 124.8 119.8 115.8
95.0 102.7 105.2 105.8 105.7 103.6 102.0 102.8  99.4  96.9  95.4

福島原発 2号機 (136.1 ℃)
- 4/12  4/13  4/14  4/15  4/16  4/17  4/18  4/19 4/20 
A 165.8 170.1 159.7 150.0 142.8 141.1 141.8 136.5 134.7 
B 208.1 183.2 116.3 116.0 115.3 114.8   

4/21  4/22   4/23  4/24  4/25   4/26  4/27  4/28 
136.1 131.2  128.0 125.2 122.9 121.2 120.4 119.9

4/29 4/30  5/01  5/02   5/03  5/04  5/05  5/06  5/07  5/08  5/09
119.2 119.1 118.7 117.9 117.3 117.2 117.0 116.5 116.1 115.6 115.6

福島原発 3号機 (110.4 ℃) 
- 4/12  4/13 4/14  4/15  4/16  4/17  4/18  4/19 4/20
A 105.4  92.2  90.4  91.2  91.1  90.7 101.5 102.2 100.2 
B 119.3 117.3 122.6 121.5 121.3 121.7 114.3 110.3 109.5 

4/21  4/22   4/23  4/24  4/25  4/26  4/27  4/28 
104.0  93.3  85.9  81.1  74.6  67.9  72.0  86.0
110.4 111.6 109.4 110.6 110.8 110.4 110.7 109.6

4/29  4/30  5/01  5/02   5/03  5/04  5/05  5/06  5/07  5/08  5/09
81.3  84.8  93.7 100.8 116.6 128.5 156.6 163.5 180.2 206.2 210.4
112.9 113.4 118.4 125.3 135.1 140.0 143.5 147.4 150.3 151.9 153.0

福島原発 5号機 (45.5 ℃)
-4/12 4/13 4/14 4/15 4/16 4/17 4/18  4/19 4/20
A 33.1 43.4 33.5 45.1 45.3 44.4 45.5  34  42.4 

4/21  4/22  4/23  4/24  4/25  4/26 4/27  4/28
42.7  43.6   43.5  46.3 46.8 50.5  38.3 43.9

4/29 4/30 5/01 5/02 5/03 5/04 5/05 5/06 5/07 5/08 5/09
47  48.5  45.4 45.7 43.2 42.9 43.4 50.3 47.6 47.4 44.8

福島原発 6号機 (22.4 ℃)
- 4/12 4/13 4/14 4/15 4/16 4/17 4/18  4/19 4/20
A 22.7 48.6 24.1 47.1 33.5 33.3 22.4  47.7 30.3 
B _ _ _ _ _ _ _

4/21  4/22  4/23  4/24  4/25  4/26 4/27  4/28
50.3  23.5  49.1  24.4  39.9 26.3  47.9  47.5

4/29 4/30 5/01 5/02  5/03 5/04 5/05 5/06 5/07 5/08 5/09
25.3 47.7 30.2 29.1  44.0 29.9 27.9 50.3 26.5 47.9 26.2

雰囲気温度(原子炉内の気体温度)
A…RPVベローシール
B…HMV戻り
※原子炉の設計温度(耐久できる最大温度)302度を点線で表しています。

福島原発 1号機
   4/17  4/18  4/19 4/20 4/21  4/22  4/23  4/24 
A  121.4 120.2 119.4 118 117.3  116.8 115.9 114.0
B   97. 5 96.9  96.9 96.3 96.8   96.5  96.7  96.6

4/25  4/26  4/27  4/28 4/29 4/30 5/01 5/02
114.0 113.4 112.6 100.5 95.5 103.3 105.8 106.5
96.5  96.9  97.2  88.3 92.0 94.3 94.8

5/03  5/04  5/05  5/06  5/07  5/08  5/09
106.5 104.3 102.6 103.1  99.4  97.0  95.5
95.0  92.8  92.3  94.9  92.6  91.0  89.9
福島原発 2号機

   4/17 4/18  4/19 4/20 4/21  4/22  4/23  4/24 
B  131  132  128  124  126   122   116   114 

4/25  4/26 4/27 4/28 4/29 4/30 5/01 5/02
113  113  112  111  110  109  109  108

5/03 5/04 5/05 5/06 5/07 5/08 5/09
108  107  108  110  111  111  110

福島原発 3号機
   4/17  4/18  4/19 4/20  4/21  4/22  4/23  4/24 
A  253.2 240.4 226.5 216.6 193.9 138.6 134.2 128.3 
B  103.9  80.1  79.5 78.3 69.4   63.7  56.2  65.2 

4/25   4/26  4/27  4/28 4/29  4/30  5/01  5/02
124.3 117.9 121.7 125.4 128.3 128.8 138.7 189.0
67.8   67.3 101.9 102.1  98.6 101.2 101.7 108.3

5/03  5/04  5/05  5/06  5/07  5/08  5/09
205.0 213.1 228.1 243.1 206.0 208.6 209.7
106.0 111.2 119.6 137.1 153.0 157.7 154.5

総括:1号機は安定温度に入ってくれるかもしれない。循環システムの発表は5/4にされたがその続報が入らないので難航しているのだろう。それも最初から予想できていたので驚くニュースではない。
2号機は温度を見る限りでは問題なし、むしろ燃料プールの方が心配である。
3号機は遂に来るべき時が来たとしかいいようがない。何度も低温安定にするべきと騒いでいたが、官邸には届くことはなかった。
まるで想定外のように配管が壊れているかもしれないと言っているが、普通に現場を預かる者なら想定できる事故である。むしろ心配なのは、5/8の深夜のTBSのライブ映像である。
http://yfrog.com/z/hszk9fej
煙が上がっているのが判る。何号機で何が起こっているのか???
可能性が高いのが、3号機である。
原子炉給水ノズル温度210.4℃まで上がっている。
圧力容器がメルトダウンして格納容器に燃料が落ちた為に起こっているかもしれない。
そう考えると、水蒸気爆発による煙かもしれないが・・・・・・
5/8・5/9の統合対策本部会見では話題に上がらないので、デマの可能性もある。
いずれにしろ、3号機の原子炉給水ノズル温度が下がらないのは、何らかのトラブルが続いているのは間違いない。

【原子炉・タービン建屋の汚染状態】

【1号機】原子炉圧力容器:機密性あり(漏水状態)
     原子炉格納容器:破損あり、窒素注入中
     原子炉建屋  :水素爆発
     タービン建屋 :放射能汚染水が漏水中
【2号機】原子炉圧力容器:機密性なし(破壊状態)
     原子炉格納容器:破損あり、特に圧力制御室破損による機能不全中
     原子炉建屋  :一部破損
     タービン建屋 :放射能汚染水が漏水中
【3号機】原子炉圧力容器:機密性なし(破壊状態)
     原子炉格納容器:破損あり
     原子炉建屋  :水素爆発
     タービン建屋 :放射能汚染水が漏水中
【4号機】原子炉圧力容器:不使用
     原子炉格納容器:不使用
     原子炉建屋  :水素爆発
     タービン建屋 :地震の被害、及び燃料プールが破損

総括:1号機の2重ドアを解放したと騒いでいるが、要するに1号機建屋内の放射能を大気中に放出するというトンでもないことをやっている。作業を否定するつもりはまったくないが、放射能を屋外に出す行為のタブー性には自覚を持って貰いたい。1次的に原子力を止めることに全力を尽くす。2次的に放射能の拡散を防ぐ。この境界を東電も政府も理解していないことが非常に不安である。

【放射能拡散情報】(5/9)

計測された主な地域である。

岩手県(盛岡市)
 -     5/04 5/05 5/06 5/07 5/08
ヨウ素 131  0   0    0   0  0
セシウム134  2.1  0   0  20  0
セシウム137  3.0  0    0  20  0

山形県(山形市)
 -      5/04 5/05 5/06 5/07 5/08 
ヨウ素  131  0   0  0   0   0
セシウム 134  0   0   4.5 18  0    
セシウム 137  0   0  0  19   45

福島県

茨城県(ひたちなか市)
 -      5/04 5/05 5/06 5/07 5/08 
ヨウ素  131  0  0   0  0   0
セシウム 134  0  0   0  0   0
セシウム 137  0  0   0  0   0
(測定されていないのですが、信じられません)

栃木県(宇都宮市)
 -     5/04 5/05 5/06 5/07 5/08 
ヨウ素131   0   0  0   0  0
セシウム134 41   0  9.5  0  0
セシウム137 44   0  11   0  0
 
群馬県(前橋市)
-      5/04 5/05 5/06 5/07 5/08 
ヨウ素131  0   0  0   0  0
セシウム134 4.4  0  0   0  0
セシウム137 3.2  0  4.0  0  0

埼玉県(さいたま市)
-      5/04 5/05 5/06 5/07 5/08
ヨウ素131   0   0  2.6  0  0
セシウム134  0   0  5.5  0  0 
セシウム137  0   0  6.2  0  0

千葉県(市原市)
-      5/04 5/05 5/06 5/07  5/08 
ヨウ素131   0   0   0   0   0
セシウム134  0   3.4  7.2  4.8  0
セシウム137  0   0   7.2 6.3   0

東京都(新宿区)
 -    5/04 5/05 5/06 5/07 5/08
ヨウ素131  0   0  1.5   0  0
セシウム134 0   0  0    0  0
セシウム137 0   0  0   13  5.0

総括:数字だけを見る限りでは安定しています。特にヨウ素がほとんど検出されていません。福島第一原子力発電所の問題が終息したかのような数字です。しかし、私はこういう数字を見ると不安を覚えてしまいます。確かに原発周辺に飛散防止材を撒いた効果があるのかもしれませんが、原子炉に注入された真水がどこに消えているのか? そう考えると、何ら特別な対策を打っていないのに減ってゆくのは都合が良過ぎるような気がするのです。
測定値が変更されたりしていないのかとか心配になってしまいます。

全国放射線量マップ
http://atmc.jp/

《1・2・3・4号機、原子炉の状況》
平成23年4月27日(17:00)現在
原子力災害対策本部より
【1号機】
INES評価 レベル7
炉心燃料健全性           炉心損傷
格納容器健全性            健全
交流電源を要する原子炉冷却機能   機能喪失
交流電源を要しない原子炉冷却機能  機能喪失
建屋健全性             大きく損傷
原子炉圧力容器内水位        (A)-1650mm(B)-1650mm位(5月9日11:00)
原子炉圧力容器内圧力        高圧状態 (A)0.465MPaG(B)1.288MPaG位(5月9日11:00)
原子炉圧力容器内温度        高温中 116.6℃位(5月9日11:00)
格納容器圧力<窒素注入中>     安定 0.120MPaabs位(27日11:00)<破損確定>
炉心への注水            実施中(淡水)
格納容器への注水          実施中(淡水)
格納容器ベント           実施中
使用済み燃料プール内の燃料健全性  水温23℃位(26日)
電源受電完了(3日より仮設ポンプを稼動中)
5月8日 2重ドアを開き、建屋内を換気

【2号機】
INES評価 レベル7
炉心燃料健全性           炉心損傷
格納容器健全性           損傷の疑いあり
交流電源を要する原子炉冷却機能   機能喪失
交流電源を要しない原子炉冷却機能  機能喪失
建屋健全性              損傷
原子炉圧力容器内水位           (A)-1500mm(B)-2100mm位(5月9日11:00)
原子炉圧力容器内圧力        安定 (A)-0.020MPaG(B)-0.018MPaG位(5月9日11:00)
原子炉圧力容器内温度        維持 115.8℃位(5月9日11:00)       
格納容器圧力            安定 0.060MPaabs位(5月9日11:00)
圧力制御室             破損状態
炉心への注水            実施中(淡水)
格納容器への注水          実施中(淡水)
格納容器ベント           必要無し(ベント解放の必要なし)
使用済み燃料プール内の燃料健全性  水温48℃(5月9日11:00)
電源受電完了(3日より仮設ポンプを稼動中)

【3号機】
INES評価 レベル7
炉心燃料健全性           炉心損傷
格納容器健全性           損傷の疑いあり
交流電源を要する原子炉冷却機能   機能喪失
交流電源を要しない原子炉冷却機能  機能喪失
建屋健全性             大きく損傷
原子炉圧力容器内水位        (A)-1900mm(B)-2100mm位(5月9日11:00)
原子炉圧力容器内圧力         安定 (A)-0.081MPaG(C)-0.091MPaG位(5月9日11:00)
原子炉圧力容器内温度        高温上昇中 216.4℃位(5月9日11:00)       
格納容器圧力            安定 0.1027MPaabs位(5月9日11:00)
炉心への注水            実施中(淡水)
格納容器への注水          実施中(淡水)
格納容器ベント           実施中
使用済み燃料プール内の燃料健全性  水温56℃ サーモ位(26日)
電源受電確認作業中止中
8日12:10 仮設電動ポンプにより使用済み燃料プールに注水(~14:10)(約60t)

【4号機】
INES評価 レベル3
炉心燃料健全性           問題なし
格納容器健全性            健全
交流電源を要する原子炉冷却機能   必要とせず
交流電源を要しない原子炉冷却機能  必要とせず
建屋健全性             大きく損傷
原子炉圧力容器内水位        安全状態
原子炉圧力容器内圧力        安全状態
原子炉圧力容器内温度        安全状態
格納容器圧力            安全状態
炉心への注水            必要とせず
格納容器への注水          必要とせず
格納容器ベント           必要とせず
使用済み燃料プール内の燃料健全性  水温81℃ サーモ(24日)
電源復旧作業中
7日14:05 コンクリートポンプ車により使用済み燃料プールに放水(~17:30) (約120t)

【5号機】
炉心燃料健全性           問題なし
格納容器健全性            健全
交流電源を要する原子炉冷却機能    回復
交流電源を要しない原子炉冷却機能   回復
建屋健全性             問題なし
原子炉圧力容器内水位        安全状態(未発表)
原子炉圧力容器内圧力        安全状態(未発表)
原子炉圧力容器内温度        安全状態(冷却中)
格納容器圧力            安全状態(常圧1気圧)
炉心への注水             回復中
格納容器への注水           回復中
格納容器ベント           問題なし
使用済み燃料プール内の燃料健全性   安定 40.6℃位(9日)
電源復旧済み。外部電源への変更中

【6号機】
炉心燃料健全性           問題なし
格納容器健全性            健全
交流電源を要する原子炉冷却機能    回復
交流電源を要しない原子炉冷却機能   回復
建屋健全性             問題なし
原子炉圧力容器内水位        安全状態(未発表)
原子炉圧力容器内圧力        安全状態(未発表)
原子炉圧力容器内温度        安全状態(冷却中)
格納容器圧力            安全状態(常圧1気圧)
炉心への注水             回復中
格納容器への注水           回復中
格納容器ベント           問題なし
使用済み燃料プール内の燃料健全性   安定 38℃位(9日)
電源復旧済み。外部電源への変更中

共有プール 28℃(9日)

総括:燃料プール等の温度を発表していなかったりする。4号機はしばらく手付かずという感じだ。1号機は少しづつでも進んでいるように見えるが、循環システムはほとんど期待できない状態である。作業開始の8日を過ぎているが、いつ開始するかは未定のままである。2号機は手付かず、3号機は危険な状態が継続中。私は最後までこの綱渡りを渡りきれるのかという疑問が大きくなる一方である。

《周辺地域の放射能問題》

福島県内 放射能測定値(暫定)
(単位μSV/h) 福島  郡山 白河 会津若 南会津 南相馬 いわき
14日  4:00  0.050 0.060 0.080 0.060  0.060 
16日 15:10 19.100 2.910 3.900 0.570  0.100  3.700 1.950
17日 16:30 11.900 2.930 3.000 0.500  0.100  3.060 1.180
18日 15:00 11.200 2.400 2.600 0.420  0.090  3.380 0.980
19日 16:00  9.700 2.080 2.400 0.390  0.090  2.820 0.880 
20日 16:00  8.350 2.390 1.900 0.340  0.090  2.380 0.830
21日 11:00  7.540 1.980 1.600 0.300  0.100  2.390 6.000
21日 16:00  7.260 1.880 1.600 0.330  0.110  2.000 2.450
22日  9:00  6.500 1.720 1.500 0.530  0.100  1.860 2.150
22日 16:00  6.080 1.780 1.500 0.490  0.100  1.780 2.160
23日 16:00  5.130 1.600 1.400 0.410  0.090  1.560 1.600
24日 14:00  4.760 1.380 1.100 0.390  0.090  1.780 1.470
25日 16:00  4.210 3.520 1.100 0.330  0.090  1.400 1.080
26日 16:00  3.840 3.370 0.960 0.280  0.080  1.120 1.090
27日 16:00  3.540 3.070 0.950 0.360  0.080  1.090 0.980←2~3μSv
28日 16:00  3.020 2.690 0.890 0.290  0.080  1.060 0.900
29日 16:00  3.020 2.030 0.820 0.270  0.080  1.000 0.730
30日 16:00  2.810 2.480 0.780 0.240  0.080  0.910 0.650
31日 16:00  2.490 2.280 0.690 0.230  0.080  0.980 0.660
1日 16:00  2.340 2.200 0.690 0.240  0.080  0.930 0.540
2日 16:00  2.550 2.230 0.680 0.230  0.080  0.880 0.530
3日 16:00  2.450 2.140 0.680 0.230  0.080  0.850 0.510
4日 16:00  2.020 2.060 0.700 0.220  0.080  0.800 0.480
5日 16:00  2.010 2.020 0.670 0.200  0.070  0.760 0.450
6日 16:00  1.94  2.02  0.69  0.20   0.07   0.74  0.43
7日 16:00  2.01  1.96  0.75  0.19   0.08   0.74  0.37
8日 16:00  1.89  1.84  0.68  0.21   0.08   0.73  0.38
注).風向きも関係なく、下がる下がる。どこまで下がっていくのだろう。
この結果なら福島の問題は終わっているな!?
全国平均が0.99mSv/年で、0.114μSv/hだから、いわき市はその4倍くらい。
でも、26日の一般者の測定値は2~3μSvだったりする。(不自然に低い数値だ)
<測定場所がビルの屋上に変わったという噂もある>

各県 放射能測定値(暫定)
(単位μSV/h)    岩手 宮城 茨城  栃木  群馬
13日 9:00~17:00 0.052        0.038 0.019
15日 9:00~17:00 0.047        0.701 0.191 
16日 0:00~01:00 0.041  0.194 0.214 0.281 0.501 
17日 0:00~01:00 0.147  0.194 0.232 0.208 0.108
18日 0:00~01:00 0.030      0.203 0.182 0.092
19日 0:00~01:00 0.028      0.183 0.162 0.084
20日 0:00~01:00 0.026      0.166 0.145 0.074
21日 0:00~01:00 0.036      0.170 0.146 0.074
22日 0:00~01:00 0.035      0.322 0.152 0.114
23日 0:00~01:00 0.033      0.321 0.150 0.109
24日 0:00~01:00 0.032      0.317 0.138 0.095
25日 0:00~01:00 0.030      0.292 0.128 0.087
26日 0:00~01:00 0.030      0.269 0.123 0.079
27日 0:00~01:00 0.028      0.252 0.113 0.070
28日 0:00~01:00 0.028      0.238 0.107 0.065
29日 0:00~01:00 0.027  0.105 0.225 0.102 0.061
30日 0:00~01:00 0.027  0.067 0.214 0.098 0.057
31日 0:00~01:00 0.027  0.088 0.201 0.104 0.057
1日 0:00~01:00 0.027  0.083 0.192 0.092 0.054
2日 0:00~01:00 0.027  0.081 0.186 0.089 0.054
3日 0:00~01:00 0.027  0.078 0.176 0.089 0.049
4日 0:00~01:00 0.025  0.075 0.173 0.083 0.048
5日 0:00~01:00 0.025  0.071 0.167 0.081 0.046
6日 0:00~01:00 0.025  0.075 0.163 0.079 0.046
7日 0:00~01:00 0.025  0.075 0.158 0.078 0.045
8日 0:00~01:00 0.024  0.078 0.154 0.077 0.045

(注).μSV/hを42日浴びると1008倍のmSVに放射線量になる。
コンクリート構造物の場合、放射能の遮蔽率は0.2以下(仮に0.1とします)
外部活動を6時間と屋内18時間としても、128日後には1000倍を超えます。
1μSV/hでの屋内退避のリミットと4カ月と推定されます。
また、1mSV/年を1時間に換算すると、0.117μSV/hとなります。
実効線量Sv(シーベル)とは、放射線感受性の相対値で加重してすべてを加算したもの。

総括:土壌汚染のデーターが上がってきたが、避難地域や避難計画地域の変更はない。本当にそれでいいのだろうか?
福島県の農家が作付の準備を始めている所などあったり、瓦礫を再利用したり、放射能の2次拡散が始まっている。
政府の対応の遅れが原因である。
これでは、日本全体が放射能で汚染されているという外国のブラックジョークが現実になってしまう。
放射能は拡散させずに隔離する。
その原則を守らないと日本中が本当に汚染地域になってしまう。
今、問題にしなければならないのは健康に害があるかどうかではなく。その食品や製品に放射能が検出されるかどうかが問題になっているのだ。

1ℓの汚染された牛乳に10ℓの汚染されてない牛乳を混ぜて、検出されないから安全と言う。
しかし、11ℓの牛乳は間違いなく汚染された牛乳である。
こんな政策を続けていけば、すべての商品がいずれ何も売れなくなると考えないのだろうか?
これはいずれ日本経済の構造的な危機になると私は推測する。

もっと放射能を閉じ込めるということに神経質にならないと、日本経済が潰れてしまう。

<9日以降のデーターは、下の官邸情報をあけて確認してください。あまり、確かな情報とは言えませんが・・・>

ドンちゃんの他事総論【福島原発記事】

>2011年4月22日 (金)
放射能拡散情報(4/22) 今度は北海道!? いやいや新潟方面でしょう??
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/422-b750.html

>2011年4月21日 (木)
百年に1度の津波に備えない政府が、数百年に1度の厄災に備えることはない!?
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/1-caca.html

>2011年4月20日 (水)
溶融していない??? 東電での見解では・・・定義が不明???
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-70a1.html

>2011年4月20日 (水)
20日、関西へ放射能拡散・・・でも安心できるレベルだよ。
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/20-07c4.html

>2011年4月20日 (水)
「核燃料、溶融していた」 保安院やっと認める。やっと議論ができるのだろうか!?
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-c68c.html

>2011年4月19日 (火)
まさか!? 原子炉内部の作業ができないことを想定外なんて言わないよな???
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-12d3.html

>2011年4月15日 (金)
風評被害を防ぐには、放射能と戦うしかない!? 
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-1c45.html

>2011年4月14日 (木)
福島原発3号機の温度上昇「14日は250度に上昇した。」なんじゃそりゃ!?
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-97b1.html

>2011年4月14日 (木)
20年住めないと言う菅総理、そんなことはない。10年も待てるか!? 福島は住めるようにできる。
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/2010-585f.html

>2011年4月13日
もう駄目だ。菅内閣、尖閣のような悪夢が再び!?
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-9373.html

>2011年4月12日 (火)
やっと認めた レベル7 と 地震後の福島第一原発の情報が更新されない謎!?
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-c7d2.html

>2011年4月11日 (月)
震災から1ヵ月、もうがんばってとは言わない。
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-3a5f.html

>2011年4月10日 (日)
計画停電なんていらない!?
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-7c1a.html

>2011年4月 9日 (土)
何でも隠蔽、放射能の拡散は予測できていた???
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-54d9.html

>2011年4月 8日 (金)
目新し情報じゃなけど・・・外付け冷却システムが消えた謎
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-06e6.html

>2011年4月 7日 (木)
福島第一にあるウラン燃料の量って!? 2466t 広島型原爆の1233倍、チェルノブイリ 19倍
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/2466-224-73cf.html

>2011年4月 7日 (木)
これはゾンビですか? これは福島第一原発の2号機です。
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-24d6.html

>2011年4月 4日 (月)
汚染4月5日~7日に日本全土へ 安全です。でも、念のために ←枝野風に言ってみました
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-c9a6.html

>2011年4月 2日 (土)
高濃度汚染水の止水 注入剤で止水が可能!!
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-abe2.html

>2011年4月 2日
南相馬市、市長のSOS 南相馬を助けろ!!!
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-477d.html

>2011年4月 1日 (金)
住民を見殺しにする日本政府 = 国際原子力機関(IAEA)の避難勧告を一蹴
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-0c87.html

児童に対する安全基準と見解の違い 1~20mSv/年が20mSv/年と読み取るのだろうか?

内閣府原子力安全委員会の「福島県内の学校等の校舎、校庭等の利用判断における暫定的考え方」という資料が公開されている。
1.学校の校舎・校庭の利用判断における暫定的な目安について
 学校等の校舎、校庭、園舎及び園庭の利用の判断について、現在、避難区域、これから計画避難区域や緊急時避難準備区域に設定されている区域を除く地域においては、次のように国際的基準を考慮した対応をすることが適当である。
 国際放射線防護委員会(ICRP)のPublication109(緊急時被ばくの状況における公衆の防護のための助言)によれば、事故継続等の緊急時の状況における基準である20~100mSv/年を適用する地域と、事故収束後の基準である1~20mSv/年を適用する地域の併存を認めている。
(以下略)

「子どもたちを放射能から守れ」と掲げて政府と説明会を開いている席で、内閣府原子力安全委員会の職員が「安全委員会は年間20ミリシーベルトを安全とは言っていない。」と述べている。
おそらく、内閣府原子力安全委員会が提出したこの資料を元にして言っていると思われる。

たしかに、児童の受ける線量を考慮する場合、16時間の屋内(木造)、8時間の屋外の生活パターンを想定して、屋外線量が20mSv以下なら問題ないだろうと想定している。
つまり、屋外3.8μSv/h×8×365=11.096mSv/年と屋内1.52μSv/h×16×365=8.877mSv/年を想定して計算しているので、合計として19.973mSv/年という計算である。

私としては、これにも異議がある。
個人的に測定した報告やYouTubeの動画を見てから推測されることは、屋内と屋外の放射線量にあまり差がないということだ。
これは換気に優れた日本の建築物の構造に問題があるのか?
出入り中の注意が不十分なのか?
毎日の放射能除染(埃を上げない掃除)が徹底されていない為になのか?
いずれの為なのかは不明であるが、屋内と屋外の放射線量の差別化は意味がないと思われる。
つまり、安全委員会は20mSv/年を単純に時間換算した2.28μSv/h以下であるかどうかを基準にするべきであった。
屋外3.8μSv/hと屋内1.52μSv/hとしたのは間違いである。

《子供が判っていない???》

内閣府原子力安全委員会の判断は不十分である。
まず、「測定位置を地表、あるいは地表より50cmで測定したものを基準とする。」と書き加えるべきであった。
さらに、
子供背丈は大人の半分であり、泥んこ遊びが主な仕事である。
内部被爆を測定する装置(全身カウンタ検査装置)の移動車があるらしい。
学校を巡回して順次測定してゆく程度のケアーを報告書に明記できなかったのだろう。
測定の結果、安全が証明されれば、今後の対応が変わってくるのである。
また、気険であると判明すれば、追加の処置が必要であることがはっきりとする。

いずれにしろ、調査と対応は速やかに来なってゆくことが必要と何故言えないのだろうか?
その点が、不十分であると思われる。

《鬼・畜生の日本政府???》

それよりも酷いのは政府の対応であった。
国際放射線防護委員会(ICRP)のPublication109の事故収束後の基準である1~20mSv/年を20mSv/年と読むのはあまりにも乱暴である。
因みに、政府は事故継続等の緊急時の状況における基準である20~100mSv/年の最低基準である20mSv/年にしたというのであろう。
一般的に事故継続等の緊急時の状況とは、チェルノブイリ事故のような事態を言う。
もし、日本政府がその自覚があるならば、100km圏内の立ち入りを禁止するべきであり、300km圏内を警戒区域に設定する必要がある。

事故継続等の緊急時の状況は、
15日の水素爆発(核爆発という説もある)した日がまさにこれに適用される一日であった。
翌16日には収束している訳であり、事故収束後の基準である1~20mSv/年を適用する地域を20km圏外と設定するのが良心的な設定ではないだろうか!?

日本政府は自分にとって都合のいい解釈をしすぎである。
まるで、小学生が時には大人、時には子供を使い分けるダダッ子のようだ。

原子力安全委員会が学校の校舎・校庭の利用判断における暫定的な目安を1~20mSv/年と言っているのだから、政府は1mSv/年に抑えるように努力義務が生じるハズである。

しかし、政府は、国際放射線防護委員会(ICRP)、原子力安全委員会の判断を盾に、20mSv/年(屋外3.8μSv/h×8時間と屋内1.52μSv/h×16時間)が打倒であると言いきっている。

原子力安全委員会がそんなことを言っていないと言うのは、当然のことである。

現在のところ、政府は意見を変えるつもりがないらしい。

《1mSv/年でもあぶない???》

本当のところ、1mSv/年でも安全など言えない。

いくら綺麗に除染をしたとしても、校舎の隅や郊外、裏路地や林の中などは放射能除去しきなれない所が沢山ある。
子供達に『あぶない所に行ってはいけません!!!』というのがどれほど無意味なことか、大人は自覚できていない。
幼児に『お口に入れちゃいけません!!!』と叱る母親が、幼児は理解したなどとは思っていない。
福島県のいわき市の動画で雨どいの廃棄口や水たまりに100μSv/hの放射線測定が出てたりしている。
子供達がどんな遊びをするかなど想像できない。
どこにどんな放射線が潜んでいるかなど、びっくり箱のようである。

『子供に遊ぶな!?』などと言ってはいけない。

大人にできることは、目に付くところだけでも可能な限り放射能除去を行い。
少しでも安全率を高めておくことだ。

郡山の校庭を除染したことを私は高く評価している。
それを無駄な行為のように言う政府(枝野)の未熟さを非難する。

「子供達に借金を残してはいけない」

そう言っているのは、政府自身ではないか???
その一方で、“子供が死んでかまわない”と言っているようなものである。

二枚舌とは、よく言ったものである。

「将来に借金を残してはいけない」という言葉が如何にデタラメであるかは、ここに証明された。

今は放射能を除去するしかない。

将来、放射能はそれほど怖くなかったと証明される日が来るかもしれない。
しかし、今は希望的な観測であって、現実ではない。

今できることをやっていくしかない。

《福島の3号機、また温度が上がっています???》
雰囲気温度(原子炉内の気体温度)
RPVベローシール
5/05 228.1℃(4/29 81.3℃)

3号機は毎日10℃程度のペースで温度が上昇中です。臨界かどうかは断定できませんが、注入量が同じで、配管に問題がなく、漏水のヨウ素の数値は上昇しているのであれば、臨界中でしょう。
気険な状態とまではいいませんが、このまま300℃に近づくようなら気険です。漏水の問題はありますが、注入量を増やして温度下げて置く必要があります。
1号機も若干上がっていますが、上昇傾向ではありません。
2号機は110~120℃範囲を維持しています。

いずれにしろ、循環システムを構築しないといずれは破綻します。
具体的な政策が明らかにされないので不安は消えません。

ある日突然爆発して、1時間も経ってから避難命令という最悪のシナリオだけは避けてもらいたいものです。

《福島とその周辺を政府は放棄したいの???》

私は今回の原子力事故を“レベル7”と考えています。
しかし、15日の水素爆発と海水の汚染を含めています。
もし、それを省くとすると“レベル6”の事故と思っています。

つまり、何が言いたいかというと、
福島やその周辺の県の汚染度は、“レベル7”ではなく、“レベル6”だといいたい訳です。
今度、大規模な事故が起きないという前提でいえば、福島やその周辺の対応は非常に危険です。
土壌に放射能が固定化されかねません。

もっと除染という意識を高めないと、農業は全滅するかもしれません。

誰もが安全と思える食品でなければなりません。
政府が安全と証明した食品では、誰も信用しないからです。

そう言ったことを自覚して、少なくとも県レベルでは動いてほしいものです。

-----------○-----------
■原子力安全委員会「福島県内の学校等の校舎、校庭等の利用判断における暫定的考え方」に対する技術的助言について
http://www.nsc.go.jp/info/20110502.pdf

-----------○-----------
安全委員会は年間20ミリシーベルトを安全とは言っていない

5月2日「子どもたちを放射能から守れ政府交渉」 6/8
http://www.youtube.com/watch?v=sGu9M9WAAHw
安全委員会は年間20ミリシーベルトを安全とは言っていない
http://www.youtube.com/watch?v=06Xf0mNme-U&feature=related
<越後屋>
原子力安全委員会は20mSvを否定、文科省の決定に根拠なし。

「20mSvを基準とすることは、安全委員会は認めていない」
「基準は子供と大人を違うものとみて、成人と同じとしていない」
「内部被曝を重視するように、文科省にも伝えている」
「4人の安全委員は、子供が20mSv浴びることを誰も許容していない」
-----------○----------- 

内閣不信任案の提出を!!!

余命1年と言われた時、あなたはどうしますか???

手術をするには体力が足りない。
しかし、待っていれば、死期が近づき手術をしても助からなくなってしまう。

これが今の日本ではないでしょうか!?

菅内閣という癌細胞が増殖中であり、外科手術をして取り出さないければならない。
津波と原発事故で弱っている日本にとって、この手術はとても危険な賭けになる。
しかし、この内閣があと1年も存続すると、かってのソビエトのように国が崩壊すると思われます。

あなたは1年の余命を充実して生きることを望むのか?
手術をして奇跡を願うにか?

それは一人一人が考えなければならないことです。

私は気持ちは決まっています。
未来のない世界に興味はありません。
私は未来に生きる日本人がいる世界を望んでいます。

私は内閣の総退陣、あるいは、総選挙を望みます。
菅内閣では日本が潰れてしまいます。

連休明けにその動きがなければいけません。

無為自然(むいしぜん)


爲無爲、事無事、味無味。
大小多少、報怨以徳。

(無為を為し、無事を事(こと)とし、無味を味わう。
小を大とし少を多とし、怨みに報ゆるに徳を以てす。)

日本のことわざの中にも同じような言葉がある。
「負けるが勝ち」、「損して得とれ」などがあるが、勝つことのみが生きるすべではないことを述べている。

・負けるが勝ち
人の話ばかりを聞いて、決められたことに頷いているように思えるようでも、それが採用されると判ってくると考え方に真剣さがます。いい加減なことが言えなくなる。仕事を任された者にも責任感が生まれて巧くいくことがある。
一見、無能に見える人物がいることで全体が巧く機能することがある。
何もすべてを知って、すべてを指図することが有能な人物とは限らない。

・損して得とれ
消費税が3%になった時、「これは消費税です。」と言って1時間ほど説得して、3%を払って貰った。次から買わなくなった。次に3%の消費税を払いたくないと言っている人に、「判りました。3%の消費税は国と直接交渉して下さい。当店では頂きません。」と言った。その人は納得して次からも注文をくれる。
誰でも判る。前者が正しく、後者が間違った対応である。
しかし、経済の活動を見ると、前者は停滞し、後者は潤滑に動いている。正しい判断が正しい行為とはならない。
わざと負けることが、有益なこともあるのだ。

「無為自然」とは、
勝ちたいときにこそ、一歩退いて考える。負けないように生きる。殺されないように生きる。生きるという積極的意志を秘めた言葉である。

国を治めることわざにも、
「大国を治めるは、小鮮を煮るようにせよ」
(自然にまかせて、黙っていることが功を為す)
という言葉ある。

何かを変えようとすると、面倒事は起きるし、責任を負わなければならない。況して一国となると、多岐多忙の業務を一人で行える訳がない。自らは何もせずにすべてを任せることが成功の秘訣であると言っている。
これは、何もしないという意味ではない。
自らが行なうのではなく、任せるという意味である。勝ちたいと思うならば、その勝ちを相手に譲ることによって、自らはより大きな勝ちを得ることができるという意味である。

さらに、老子がこう言っている。

天下難事、必作於易、天下大事、必作於細。
(この世の難しい事は必ず簡単な事から始まり、大きな問題は必ず小さな事から始まるのだ。)

災いが難しなる前に、問題が大きくなる前に対処しなさい。

今、目の前にある国難は、まさにそれではないだろうか?

小さな問題を無視して、自らの味わい(派手さ)のみに目を輝かせ、問題が大きくなるまで手を付けない。
我が宰相は、この間違いに未だに気づいていないことが、何とも嘆かわしい。

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63章
爲無爲、事無事、味無味。
大小多少、報怨以徳。
圖難於其易、爲大於其細。天下難事、必作於易、天下大事、必作於細。是以聖人、終不爲大、故能成其大。
夫輕諾必寡信、多易必多難。是以聖人猶難之、故終無難矣。


無為を為し、無事を事(こと)とし、無味を味わう。
小を大とし少を多とし、怨みに報ゆるに徳を以てす。
難きを其の易きに図り、大を其の細に為す。天下の難事は必ず易きより起こり、天下の大事は必ず細より作こる。是(ここ)を以て聖人は、終(つい)に大を為さず、故に能く其の大を為す。
夫(そ)れ、軽諾(けいだく)は必ず信(しん)寡(すく)なく、多易は必ず難多し。是を以て聖人すら猶(な)おこれを難(かた)しとす。故に終(つい)に難きこと無し。

「特に何もしない」という事をして、「なんでも無い事」を仕事として、「味気の無い生活」を味わう。小さなものを大きく捉え、少ないものを多く感じて、人から受けた怨みには徳をもって報いる。難しい事はそれがまだ簡単なうちによく考え、大きな問題はそれがまだ小さいうちに処理する。この世の難しい事は必ず簡単な事から始まり、大きな問題は必ず小さな事から始まるのだ。だから「道」を知った聖人はわざわざ大事を成そうとはしない、小さな事を積み重ねて大事を成すのだ。安請け合いをしていては信頼など得られないし、安易に考えていると必ず困難な目に合う。しかし聖人は些細な事でも難しい問題として対処するので、結果的に特に難しい事もなく問題を解決できるのだ。
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原発情報 ←(5/3更新)何かあった4/25~4/27!? そして、継続中???

3号機の温度が上昇中です!!!
3号機は再び臨界しているかもしれません。そうでなければ、配管等でトラブルがあったと思われます。臨界なら注水量を増やすなどの方法がありますが、トラブルの場合は問題です。特に発表されないと思いますが、東電等の発表に注目です。
1号機も上がり始めています。臨界と決めつけるには早計かもしれませんが、可能性はあります。要注意です。

放射能拡散情報から4/25~4/27の水棺作業による注水中止の理由が推測されます。
そもそも温度が比較的下がっている状態と言っている1号機の水棺作業を急いだ理由は未だに不明です。私の予想では、公表されていない数値に高温を示す情報があり、作業を急いだと思っております。
しかし、作業の過程で大気中に放射能物質の放出を確認して、作業を中止したと推測されます。
4/18~4/25以前の各地の観測データーから福島の放射能流出が落ち着いているのが読みとれます。

1号機の注水量を増やした結果、
温度の下降が見られたのに注水量を元に戻しています。「酸素が原子炉内に入る可能性がある」と発表されていますが、2号機、3号機の炉内圧力をご覧になって下さい。
2号機(A)-0.020MPaG(B)-0.020MPaG位(5月1日11:00)
3号機(A)-0.068MPaG(C)-0.089MPaG位(5月1日11:00)
2号機、3号機の炉内圧力は常にマイナスになっています。
格納容器より原子炉内の方が気圧が低く、酸素が入る状態になっています。
2号機、3号機の窒素注入を行う必要はないのでしょうか???

1号機の注入を下げた理由は、2号機、3号機の状態の状態と説明に矛盾が生じています。

では、何が起こったのでしょうか?

注水量を上げるとより多くの水蒸気が発生します。
水蒸気が大量に発生すると、原子力内の圧力が上昇するハズでした。
しかし、
原子炉内の圧力は上昇しなかった。

つまり、水蒸気がどこかに逃げている訳です。
(私はここで1号機の原子炉の気密性が壊れていると確信しました。)
注水量が増加したことで、原子炉内の温度が下がり始めています。そのまま安定域に持っていければ、1号機の原子炉内の問題は解決します。後は漏水をどう循環させるかという問題だけになるハズでした。

しかし、残念なことに屋外の放射線量が上がった。
(これは発表されていません。あくまで推測です。)
逃げた水蒸気が屋外で検出されたので、作業を中止し、慌てて注入量を元に戻した。

漏れ出した放射性物質は風にのって飛散され、4/25~4/27の東北地方に放射能物質が検出された。

そう考えるとすべての行動に納得がいきます。

検証
Q:すでに撒き散らされた放射性物質が風で飛散した可能性はないか?
A:その場合、風の強い日のすべてが飛散の対象にならないといけないが、4/25~4/27だけが大量に飛散した理由に値しない。

Q:政府発表の通りに気圧が下がって、酸素が炉内に入る水素爆発の可能性はないのか?
A:ないとは言えない。しかし、その理由なら2号機、3号機の窒素注入を急ぐ必要があるが、なぜ1号機に固執する理由にならない。

Q:漏水が増えたので中止したのではないか?
A:その可能性もある。しかし、漏水が増えることは想定内のことであり、慌てる必要はない。敢えて水素爆発の可能性を示し、作業を急遽中止する東電の慌てようが異常である。

Q:福島内のモニタリングの数値が上がっていないのはなぜか?
A:これは私も謎である。計測方法によって異なってくるとしか言いようがない。

結論:4/25の1号機で行われた水棺作業は、原子力内温度の低下という一定の成果はあった。しかし、1号機も原子炉内の気密性損失という事実を知ることになり、大気中への放射性物質の漏えいによって作業を中止した。
最近の国際世論や国民感情から大気中へ放射能が漏れたことの発表を避け、水素爆発の可能性があるということで作業を中止した。

東日本大震災への対応~首相官邸災害対策ページ~
http://www.kantei.go.jp/saigai/
■ 平成23年(2011年)福島第一・第二原子力発電所事故(東日本大震災)について
5/01 17:00
http://www.kantei.go.jp/saigai/pdf/201105011700genpatsu.pdf
■ 福島原発原子炉の状態 原子炉の温度
http://atmc.jp/plant/temperature/
■【福島原発】4/21/木★1.東電「クロル38検出は間違えでした」2.海洋汚染 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=hEpLyuU_jPs&feature=related

■前回の原発情報
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/418-fad3.html
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-f7cb.html

原発情報

※政府官邸の情報と東電の記者会見をベースにまとめています。
2011年5月1日17:00更新 
《福島第一原子力発電情報》

【福島第一原発の状況】
世界基準:レベル7、深刻な事故
福島第一原発:水蒸気爆発の可能性あり。1~3号機のすべて原子炉破損中
作業員の環境:国的には基準値以内。しかし、現実は把握できなくない。
福島県の状況(政府発表):20~30kmの県内退避中、順次退避中だが、進まず。
      (法律基準):危険地域指定水準(危険地帯)←<法律違反中>

総括:何も解決していないが、汚染水の問題と作業員の被爆量の問題が大きくなっている。時間ロスは高濃度の放射性汚染水を海水に漏水させることになるのだが、案は出されても進んでいるようには思えない。ただし、瓦礫の撤去作業などの準備は進んでおり、現場の人間の努力に感謝したい。しかし、作業員の被爆は進行中であり、いつもで人員を福島に留めておけるかという問題もそろそろ浮上してくるだろう。
現在の作業員は、何がしかの責任感をもって作業を行っていると思われる。
早急に対策を決めないと、実際に行うときに有能な作業員が不足し、人災が起こらないとも限らない。
気険な状態は継続中という訳だ。(前回と同じ)

【原子炉、炉心状況】

【1号機】上昇中 臨界の可能性あり (暴走中)←圧力容器温度142.3℃(2日)
【2号機】臨界停止の可能性あり(暴走中)←圧力容器温度117.9℃(2日)
【3号機】上昇中 臨界の可能性あり(暴走中)←圧力容器温度189.0℃(2日)
【4号機】<ありません>
【5号機】正常(完全停止中)
【6号機】正常(完全停止中)

圧力容器温度には、
A…原子炉給水ノズル温度
B…圧力容器下部温度
A…RPVベローシール
B…HMV戻り
の4つがあり、上記の温度はその中の最高温度を表示している。

《福島原発原子炉の状態 原子炉の温度》

原子炉温度
A…原子炉給水ノズル温度
B…圧力容器下部温度
※原子炉の設計温度(耐久できる最大温度)302度を点線で表しています。

福島原発 1号機 (153.4 ℃)
- 4/12  4/13  4/14  4/15  4/16  4/17  4/18  4/19 4/20 
A 216.2 206.2 203.6 197.0 189.9 180.4 173.9 169.0 164.1
B 119.0 119.0 119.5 119.4 118.3 116.6 115.4 115.1 113.9

4/21  4/22  4/23  4/24  4/25  4/26  4/27  4/28 
153.4 137.4 142.6 134.2 137.7  134.7 132.0 107.3
113.6 113.0 112.6 111.2 111.3  110.9 110.5 98.5 

4/29 4/30 5/01 5/02
114.7 134.9 142.0 142.3
95.0 102.7 105.2 105.8

福島原発 2号機 (136.1 ℃)
- 4/12  4/13  4/14  4/15  4/16  4/17  4/18  4/19 4/20 
A 165.8 170.1 159.7 150.0 142.8 141.1 141.8 136.5 134.7 
B 208.1 183.2 116.3 116.0 115.3 114.8   

4/21  4/22   4/23  4/24  4/25   4/26  4/27  4/28 
136.1 131.2  128.0 125.2 122.9 121.2 120.4 119.9

4/29 4/30  5/01  5/02
119.2 119.1 118.7 117.9

福島原発 3号機 (110.4 ℃) 
- 4/12  4/13 4/14  4/15  4/16  4/17  4/18  4/19 4/20
A 105.4  92.2  90.4  91.2  91.1  90.7 101.5 102.2 100.2 
B 119.3 117.3 122.6 121.5 121.3 121.7 114.3 110.3 109.5 

4/21  4/22   4/23  4/24  4/25  4/26  4/27  4/28 
104.0  93.3  85.9  81.1  74.6  67.9  72.0  86.0
110.4 111.6 109.4 110.6 110.8 110.4 110.7 109.6

4/29  4/30  5/01  5/02
81.3  84.8  93.7 100.8
112.9 113.4 118.4 125.3

福島原発 5号機 (45.5 ℃)
-4/12 4/13 4/14 4/15 4/16 4/17 4/18  4/19 4/20
A 33.1 43.4 33.5 45.1 45.3 44.4 45.5  34  42.4 

4/21  4/22  4/23  4/24  4/25  4/26 4/27  4/28 4/29 4/30 5/01 5/02
42.7  43.6   43.5  46.3 46.8 50.5  38.3 43.9

4/29 4/30 5/01 5/02
47  48.5  45.4 45.7

福島原発 6号機 (22.4 ℃)
- 4/12 4/13 4/14 4/15 4/16 4/17 4/18  4/19 4/20
A 22.7 48.6 24.1 47.1 33.5 33.3 22.4  47.7 30.3 
B _ _ _ _ _ _ _

4/21  4/22  4/23  4/24  4/25  4/26 4/27  4/28
50.3  23.5  49.1  24.4  39.9 26.3  47.9  47.5

4/29 4/30 5/01 5/02
25.3 47.7 30.2 29.1

雰囲気温度(原子炉内の気体温度)
A…RPVベローシール
B…HMV戻り
※原子炉の設計温度(耐久できる最大温度)302度を点線で表しています。

福島原発 1号機
   4/17  4/18  4/19 4/20 4/21  4/22  4/23  4/24 
A  121.4 120.2 119.4 118 117.3  116.8 115.9 114.0
B   97. 5 96.9  96.9 96.3 96.8   96.5  96.7  96.6

4/25  4/26  4/27  4/28 4/29 4/30 5/01 5/02
114.0 113.4 112.6 100.5 95.5 103.3 105.8 106.5
96.5  96.9  97.2  88.3 92.0 94.3 94.8

福島原発 2号機

   4/17 4/18  4/19 4/20 4/21  4/22  4/23  4/24 
B  131  132  128  124  126   122   116   114 

4/25  4/26 4/27 4/28 4/29 4/30 5/01 5/02
113  113  112  111  110  109  109  108

福島原発 3号機
   4/17  4/18  4/19 4/20  4/21  4/22  4/23  4/24 
A  253.2 240.4 226.5 216.6 193.9 138.6 134.2 128.3 
B  103.9  80.1  79.5 78.3 69.4   63.7  56.2  65.2 

4/25   4/26  4/27  4/28 4/29  4/30  5/01  5/02
124.3 117.9 121.7 125.4 128.3 128.8 138.7 189.0
67.8   67.3 101.9 102.1  98.6 101.2 101.7 108.3

総括:福島の炉内上昇も周期的なものなのか? 余震によるものか? 未だ推測の域をでないが、1号機と3号機の温度が上昇中である。気険域にはまだ余裕があるが、何らかのトラブルでないことを祈りたい。

【原子炉・タービン建屋の汚染状態】

【1号機】原子炉圧力容器:機密性あり(漏水状態)
     原子炉格納容器:破損あり、窒素注入中
     原子炉建屋  :水素爆発
     タービン建屋 :放射能汚染水が漏水中
【2号機】原子炉圧力容器:機密性なし(破壊状態)
     原子炉格納容器:破損あり、特に圧力制御室破損による機能不全中
     原子炉建屋  :一部破損
     タービン建屋 :放射能汚染水が漏水中
【3号機】原子炉圧力容器:機密性なし(破壊状態)
     原子炉格納容器:破損あり
     原子炉建屋  :水素爆発
     タービン建屋 :放射能汚染水が漏水中
【4号機】原子炉圧力容器:不使用
     原子炉格納容器:不使用
     原子炉建屋  :水素爆発
     タービン建屋 :地震の被害、及び燃料プールが破損

総括:4号機がかなり危険になっている。たしか5mm程度のステンレスのプールに保管されており、簡単に破損する。そして、すでに破損の疑いがある。注入しても水が堪らない。屋外で原子炉内と同じことがおき始めている。何とか鎮火しないと拙い。(前回と同じ)

【放射能拡散情報】(~4/28)

今回、計測された主な地域である。
(その他は計測されていないので安心して下さい。)

青森県(青森市)
  -     4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素 131  0   0   5.8  45   0
セシウム134  0   0   4.7  38   0
セシウム137   0    0   0   36   0

岩手県(盛岡市)
 -     4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素 131  0   0   30   0  0
セシウム134  0   0   26  43   0
セシウム137  0   0   24   0   0

秋田県(秋田市)
 -      4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素  131  0  0   0  89   0
セシウム 134  0  0   0  76   0
セシウム 137  0  0   0  90   0

山形県(山形市)
 -      4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素  131  0   0  0  0    0
セシウム 134  5.1  17  24  0    0
セシウム 137  6.3  18  28  0    0

福島県

茨城県(ひたちなか市)
 -      4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素  131  0  0   0  0   0
セシウム 134  0  0   0  0   0
セシウム 137  0  8.5  0  0   9.5

栃木県(宇都宮市)
 -    4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素131  0   0  0  0   0
セシウム134 0   0  0  9.7  0
セシウム137 0   0  17  8.8  0
 
群馬県(前橋市)
-      4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素131  0   0  0   0  0
セシウム134 4.4  0  0   0  0
セシウム137 3.2  0  4.0  0  0

埼玉県(さいたま市)
-      4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素131   0  3.3  0   0  0
セシウム134 18  25   6.5 21  5.1
セシウム137 20  29   0  23  6.4

千葉県(市原市)
-      4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素131   0   0   0   0  0
セシウム134  0   3.3  0  27  0
セシウム137  3.8  0   0  26   3.6

東京都(新宿区)
 -    4/24 4/25 4/26 4/27 4/28
ヨウ素131  0   0  0   0  0
セシウム134 5.0  0  5.4  0  0
セシウム137 5.4  5.5 6.6 39  0

総括:まず謝罪。4/18~4/25からの東北地方への飛散は予測していましたが、それまでの数値から不安を煽るだけなので控えました。はっきり言って失敗です。
特に秋田ですが、ヨウ素131が89 Bq/m2(16μSv/日、0.66μSv/h)、セシウム134が76 Bq/m2(28μSv/日、1.166μSv/h)、セシウム137が90 Bq/m2(16μSv/日、0.66μSv/h)であり、合計が60μSv/日、2.49μSv/hであった。
量としてはわずかではあるが、東北地方の4/25 4/26 4/27に飛散したことは間違いない。そして、その期間の福島の測定値は公表されていない。官邸の情報では普段とまったく変化なく、微量に下降を続けている。(福島内の測定方法に問題があるとしかいいようがない)
いずれにしろ、4/25 4/26 4/27の期間で福島原発で何らかの事象があったことが、間接的に証明された訳だ。
1号機で注入を通常に戻した理由は、大気中への飛散を計測した為ではないかと推測される。
もちろん、そんな情報は東電も政府からも発表されていない。
4/28以降の情報はまだアップされていない。しかし、全国放射線量マップの東北地方の放射線量がわずかにアップしていること。1号機、3号機の炉内温度が上昇していることから、1号機、3号機からの大気への流出が続いていると判断できる。現在、関東方面の測定値は緩やかに下降傾向を示しているが、風向きが変われば、再び上昇値に変わるかもしれない。今後も注目する必要がある。

全国放射線量マップ
http://atmc.jp/

《1・2・3・4号機、原子炉の状況》
平成23年4月27日(17:00)現在
原子力災害対策本部より
【1号機】
INES評価 レベル7
炉心燃料健全性           炉心損傷
格納容器健全性            健全
交流電源を要する原子炉冷却機能   機能喪失
交流電源を要しない原子炉冷却機能  機能喪失
建屋健全性             大きく損傷
原子炉圧力容器内水位        (A)-1650mm(B)-1700mm位(5月1日11:00)
原子炉圧力容器内圧力        高圧状態 (A)0.440MPaG(B)1.225MPaG位(5月1日11:00)
原子炉圧力容器内温度        高温中 142.0℃位(5月1日11:00)
格納容器圧力<窒素注入中>     安定 0.130MPaabs位(27日11:00)<破損確定>
炉心への注水            実施中(淡水)
格納容器への注水          実施中(淡水)
格納容器ベント           実施中
使用済み燃料プール内の燃料健全性  水温23℃位(26日)
電源受電完了(3日より仮設ポンプを稼動中)
7日01:31 窒素ガス格納容器内へ注入
14日12:20 1・2号機スクリーン前面及び取水口へのシルトフェンス設置

【2号機】
INES評価 レベル7
炉心燃料健全性           炉心損傷
格納容器健全性           損傷の疑いあり
交流電源を要する原子炉冷却機能   機能喪失
交流電源を要しない原子炉冷却機能  機能喪失
建屋健全性              損傷
原子炉圧力容器内水位           (A)-1500mm(B)-2100mm位(5月1日11:00)
原子炉圧力容器内圧力        安定 (A)-0.020MPaG(B)-0.020MPaG位(5月1日11:00)
原子炉圧力容器内温度        高温維持 118.5℃位(5月1日11:00)       
格納容器圧力            安定 0.075MPaabs位(5月1日11:00)
圧力制御室             破損状態
炉心への注水            実施中(淡水)
格納容器への注水          実施中(淡水)
格納容器ベント           必要無し(ベント解放の必要なし)
使用済み燃料プール内の燃料健全性  水温49℃(26日)
電源受電完了(3日より仮設ポンプを稼動中)

【3号機】
INES評価 レベル7
炉心燃料健全性           炉心損傷
格納容器健全性           損傷の疑いあり
交流電源を要する原子炉冷却機能   機能喪失
交流電源を要しない原子炉冷却機能  機能喪失
建屋健全性             大きく損傷
原子炉圧力容器内水位        (A)-1800mm(B)-2250mm位(5月1日11:00)
原子炉圧力容器内圧力         安定 (A)-0.068MPaG(C)-0.089MPaG位(5月1日11:00)
原子炉圧力容器内温度        高温維持 90.8℃位(5月1日11:00)        
格納容器圧力            安定 0.1027MPaabs位(5月1日11:00)
炉心への注水            実施中(淡水)
格納容器への注水          実施中(淡水)
格納容器ベント           実施中
使用済み燃料プール内の燃料健全性  水温56℃ サーモ位(26日)
電源受電確認作業中止中
21日20:00 灰色の煙発生
23日16:20 黒煙が発生
29日 原子炉へ淡水を注入 

【4号機】
INES評価 レベル3
炉心燃料健全性           問題なし
格納容器健全性            健全
交流電源を要する原子炉冷却機能   必要とせず
交流電源を要しない原子炉冷却機能  必要とせず
建屋健全性             大きく損傷
原子炉圧力容器内水位        安全状態
原子炉圧力容器内圧力        安全状態
原子炉圧力容器内温度        安全状態
格納容器圧力            安全状態
炉心への注水            必要とせず
格納容器への注水          必要とせず
格納容器ベント           必要とせず
使用済み燃料プール内の燃料健全性  水温81℃ サーモ(24日)
電源復旧作業中

【5号機】
炉心燃料健全性           問題なし
格納容器健全性            健全
交流電源を要する原子炉冷却機能    回復
交流電源を要しない原子炉冷却機能   回復
建屋健全性             問題なし
原子炉圧力容器内水位        安全状態(未発表)
原子炉圧力容器内圧力        安全状態(未発表)
原子炉圧力容器内温度        安全状態(冷却中)
格納容器圧力            安全状態(常圧1気圧)
炉心への注水             回復中
格納容器への注水           回復中
格納容器ベント           問題なし
使用済み燃料プール内の燃料健全性   安定 40.2℃位(1日)
電源復旧済み。外部電源への変更中

【6号機】
炉心燃料健全性           問題なし
格納容器健全性            健全
交流電源を要する原子炉冷却機能    回復
交流電源を要しない原子炉冷却機能   回復
建屋健全性             問題なし
原子炉圧力容器内水位        安全状態(未発表)
原子炉圧力容器内圧力        安全状態(未発表)
原子炉圧力容器内温度        安全状態(冷却中)
格納容器圧力            安全状態(常圧1気圧)
炉心への注水             回復中
格納容器への注水           回復中
格納容器ベント           問題なし
使用済み燃料プール内の燃料健全性   安定 35℃位(1日)
電源復旧済み。外部電源への変更中

共有プール 27℃(30日)

総括:4号機のプール温度が気になる。24日の水温81℃以降が気になる

《周辺地域の放射能問題》

福島県内 放射能測定値(暫定)
(単位μSV/h) 福島  郡山 白河 会津若 南会津 南相馬 いわき
14日  4:00  0.050 0.060 0.080 0.060  0.060 
16日 15:10 19.100 2.910 3.900 0.570  0.100  3.700 1.950
17日 16:30 11.900 2.930 3.000 0.500  0.100  3.060 1.180
18日 15:00 11.200 2.400 2.600 0.420  0.090  3.380 0.980
19日 16:00  9.700 2.080 2.400 0.390  0.090  2.820 0.880 
20日 16:00  8.350 2.390 1.900 0.340  0.090  2.380 0.830
21日 11:00  7.540 1.980 1.600 0.300  0.100  2.390 6.000
21日 16:00  7.260 1.880 1.600 0.330  0.110  2.000 2.450
22日  9:00  6.500 1.720 1.500 0.530  0.100  1.860 2.150
22日 16:00  6.080 1.780 1.500 0.490  0.100  1.780 2.160
23日 16:00  5.130 1.600 1.400 0.410  0.090  1.560 1.600
24日 14:00  4.760 1.380 1.100 0.390  0.090  1.780 1.470
25日 16:00  4.210 3.520 1.100 0.330  0.090  1.400 1.080
26日 16:00  3.840 3.370 0.960 0.280  0.080  1.120 1.090
27日 16:00  3.540 3.070 0.950 0.360  0.080  1.090 0.980←2~3μSv
28日 16:00  3.020 2.690 0.890 0.290  0.080  1.060 0.900
29日 16:00  3.020 2.030 0.820 0.270  0.080  1.000 0.730
30日 16:00  2.810 2.480 0.780 0.240  0.080  0.910 0.650
31日 16:00  2.490 2.280 0.690 0.230  0.080  0.980 0.660
1日 16:00  2.340 2.200 0.690 0.240  0.080  0.930 0.540
2日 16:00  2.550 2.230 0.680 0.230  0.080  0.880 0.530
3日 16:00  2.450 2.140 0.680 0.230  0.080  0.850 0.510
4日 16:00  2.020 2.060 0.700 0.220  0.080  0.800 0.480
5日 16:00  2.010 2.020 0.670 0.200  0.070  0.760 0.450
6日 16:00  1.94  2.02  0.69  0.20   0.07   0.74  0.43
7日 16:00  2.01  1.96  0.75  0.19   0.08   0.74  0.37
8日 16:00  1.89  1.84  0.68  0.21   0.08   0.73  0.38
注).風向きも関係なく、下がる下がる。どこまで下がっていくのだろう。
この結果なら福島の問題は終わっているな!?
全国平均が0.99mSv/年で、0.114μSv/hだから、いわき市はその4倍くらい。
でも、26日の一般者の測定値は2~3μSvだったりする。(不自然に低い数値だ)
<測定場所がビルの屋上に変わったという噂もある>

各県 放射能測定値(暫定)
(単位μSV/h)    岩手 宮城 茨城  栃木  群馬
13日 9:00~17:00 0.052        0.038 0.019
15日 9:00~17:00 0.047        0.701 0.191 
16日 0:00~01:00 0.041  0.194 0.214 0.281 0.501 
17日 0:00~01:00 0.147  0.194 0.232 0.208 0.108
18日 0:00~01:00 0.030      0.203 0.182 0.092
19日 0:00~01:00 0.028      0.183 0.162 0.084
20日 0:00~01:00 0.026      0.166 0.145 0.074
21日 0:00~01:00 0.036      0.170 0.146 0.074
22日 0:00~01:00 0.035      0.322 0.152 0.114
23日 0:00~01:00 0.033      0.321 0.150 0.109
24日 0:00~01:00 0.032      0.317 0.138 0.095
25日 0:00~01:00 0.030      0.292 0.128 0.087
26日 0:00~01:00 0.030      0.269 0.123 0.079
27日 0:00~01:00 0.028      0.252 0.113 0.070
28日 0:00~01:00 0.028      0.238 0.107 0.065
29日 0:00~01:00 0.027  0.105 0.225 0.102 0.061
30日 0:00~01:00 0.027  0.067 0.214 0.098 0.057
31日 0:00~01:00 0.027  0.088 0.201 0.104 0.057
1日 0:00~01:00 0.027  0.083 0.192 0.092 0.054
2日 0:00~01:00 0.027  0.081 0.186 0.089 0.054
3日 0:00~01:00 0.027  0.078 0.176 0.089 0.049
4日 0:00~01:00 0.025  0.075 0.173 0.083 0.048
5日 0:00~01:00 0.025  0.071 0.167 0.081 0.046
6日 0:00~01:00 0.025  0.075 0.163 0.079 0.046
7日 0:00~01:00 0.025  0.075 0.158 0.078 0.045
8日 0:00~01:00 0.024  0.078 0.154 0.077 0.045

(注).μSV/hを42日浴びると1008倍のmSVに放射線量になる。
コンクリート構造物の場合、放射能の遮蔽率は0.2以下(仮に0.1とします)
外部活動を6時間と屋内18時間としても、128日後には1000倍を超えます。
1μSV/hでの屋内退避のリミットと4カ月と推定されます。
また、1mSV/年を1時間に換算すると、0.117μSV/hとなります。
実効線量Sv(シーベル)とは、放射線感受性の相対値で加重してすべてを加算したもの。

総括:個人の放射能測定がYouTubeに投稿されている。福島市やいわき市などの投稿があり、水たまりや排水菅付近では100μSvの高い数値は検出されている。一部では放射能除染も始まっているが、もっと大々的にやらなければ、効果は薄い。対応の遅さだけが目についてしまう。
こういった測定値は政府は信用しないだろう。
しかし、私は政府の測定方法にこそ信用ができない。
10m以上、1.5m、0.5m、地表、地下50cm、1mと様々な測定データーこそ必要だと私は思う。
私達がほしいのは、偽りの安全ではなく。
確かな安全がほしいのである。

<9日以降のデーターは、下の官邸情報をあけて確認してください。あまり、確かな情報とは言えませんが・・・>

ドンちゃんの他事総論【福島原発記事】

>2011年4月22日 (金)
放射能拡散情報(4/22) 今度は北海道!? いやいや新潟方面でしょう??
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/422-b750.html

放射線と人体影響の関係

福島における政府の対応は非人道的であり、安全性を無視している。

あらゆる場合を想定して、可能な限り安全な対策を取ることが求められている。
すでに福島県民に非難を呼びかけることは殆ど無意味になってきている。
水素爆発の直後は逃げさせるべきであった???
否、地震直後に県民を非難させることが最善であったと今ならはっきりと言える。

問題なく終息していれば、「県民にご迷惑かけました」と笑い話で済んだからだ。
今となってはもう手遅れである。

今後は気険域に達する毎に非難させるかを住民と話し合うべきであり、その結論によって対策をしておくことがいいだろう。
避難を前提とするなら、避難用のバスを配置して置くことがいいだろう。

今後は放射線と戦うという姿勢が大切である。

【放射能は体に悪い???】

放射能が体に悪いかと聞かれれば、判らないと答えるしかない。

・非常に小さい放射線は無影響
・非常に小さい放射線が長期に浴びると健康になる。
・中期は???
・大きな放射線を浴びると気険である。
・大きな放射線を長期に浴びると死亡する。

地球上で浴びる放射線は非常に小さい放射線で、オゾン層や大気に守られている。
地球から噴き出す放射線も小さな放射線で、ラドン温泉などとして親しまれており、健康に害をなすというより健康になると言われている。

今後、宇宙世紀の時代では人類は太陽からの宇宙線との戦いの世紀になると考えていた。しかし、人生には意外なことが起こるものである。原子力発電事故が我が日本で起こるとは、それこそ想定外の出来ごとである。起こらないなどとは思っていなかった。これほど酷い事故が起こるとは思っていなかっただけだ。現に東電と総理がマトモな判断をできる人材であれば、事態の深刻さは“レベル3”で抑えることができたと推測している。最悪に事態に最悪の人事、最悪の行動によって起きた人災である。
もっとも最善の対処を行っていても、「燃料棒の水位が下がると、燃料棒が空気に触れて大変なことになる」と言って騒いでおり、1号機の漏水と2号機の制御室の破壊はやはり起こっていただろうし、気険度は殆ど変わりない。しかし、それでも放射能は原発内に閉じ込めることは成功していたと思われる。

福島第一原子力発電所は2度の水素爆発を起こし、放射能物質の海洋投棄という問題を起こしている。
空気中に放射した放射能が政府発表の数値のみの累積だけならば、国の安全基準値を超えてはいるが、健康に害のでる可能性はない。しかし、私は最低3倍以上、武田教授は4倍は計算する必要があると言っている。すると10mSvを超えてくるので、やはり気険だと言わざるえない。
さらに、水たまりや掃除されていない部屋で寝転がるなどの行為が内部被爆を促進する。

また、子どもや胎児への影響は大きい。
“水たまり出遊ぶ”や“泥んこ遊び”は子供の特権である。しかし、それが更なる気険性を高めている。
郡山市の小学校が取って放射能除去は3.5μSvから0.5μSvに下げた訳であり、すべての学校や保育所でも率先してほしい。また、部屋の中をウエットティッシュなど埃をたてないようにマメに掃除をしてもらいたい。
それだけでかなりの放射能除去ができる。

大臣が何を言っているか知らないが、安全か危険かの境界線が判らない以上、子供の安全を考えるのが第一ではないだろうか。
もちろん、私が言っていることは単なる杞憂かもしれない。

しかし、安全か危険かの境界線は未だに議論が尽くされたものではない。

.Photo

【放射能の安全と気険の境界は判ったいない!?】

放射能の安全と気険の境界あるが、酒井一夫教授の論文では年間100mSv程度までなら安全そうな事が書いてある。
しかし、同じ100mSvであっても、放射線の浴びる方法や放射線そのものによっても異なる症状を引き起こす。
・集中して照射されたマウスは障害が発生し
・1年間に分けて照射したマウスには異常が見られない。
などが書かれている。

上で言っていた。「直後に避難していれば」という意味は、初期の放射線量が少なければ、福島県民の気険度はかなり低くなっていたと思われる。
そう言った意味で、初期対応の拙さは否めない。

しかし、それを加味しても福島の住民の年間100mSvを超えるとは思えないので、酒井一夫教授の話から福島県民に目立った被害者が出ない可能性もあるのが救いである。

判らないから助かっているかもしれない。
なんと不安なことである。

下に参考となるサイトを紹介しておくので見てもらいたい。
(私も少しずつ調べてゆくつもりだ)
---------○---------
放射線の人体への影響
http://www.aesj.or.jp/information/0527-1300sakai.pdf年5月27日の酒井一夫の論文では、

2010

集団線量とLNTモデルに基づく影響予測の例
対象対象人数平均線量がん死亡予測値
高度汚染地域住民27万人50 mSv 1,500
その他の汚染地域6800万人7 mSv 4,600
欧州全体5億7200万人0.5 mSv 14,100

これまでの死亡者数
小児甲状腺がん発症者4000人のうち15人

まとめ
1.放射線の影響は線量と線量率によって大きく異なる。
2.LNTモデルは、現実の生体影響を反映するものではない。
3.放射線を侮ってはいけない、放射線を怖がりすぎてはいけない。

と結論付けている。

酒井一夫:酒井一夫低線量放射線研究センター上席研究員酒井一夫 菅原努体質研究会理事長京都大学名誉教授
---------○---------
【放射線】 どんな種類がある? 人体への影響は?
http://www.newtonpress.co.jp/newton/radiation/html/radiation.html
---------○---------
人間と放射線1/2
http://www.youtube.com/watch?v=h7dIrV7gYZE
人間と放射線2/2
http://www.youtube.com/watch?v=mHNf7BglNS8&feature=related
---------○---------
日常生活で受ける放射線と人体影響
http://www.enecho.meti.go.jp/rw/hlw/qa/pdf/sanko02.pdf
---------○---------
どれくらいの量の放射線を浴びると、人体にどんな影響を与えるのですか?
http://www.hicare.jp/09/hi04.html
---------○---------
放射線の人体への影響
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data3040.html
---------○---------
放射線の人体への影響 一度に500ミリシーベルト以上がリンパ球へ影響 ミリシーベルトは何マイクロシーベルト?
http://knn.typepad.com/knn/2011/03/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E3%81%AE%E4%BA%BA%E4%BD%93%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF-%E4%B8%80%E5%BA%A6%E3%81%AB500%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%8C%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%91%E7%90%83%E3%81%B8%E5%BD%B1%E9%9F%BF-%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%83%9E.html
---------○---------
人体に対する放射線の確定的影響と確率的影響
http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/030065.html
---------○---------
福島 心配される人体への放射線の影響
http://japanese.ruvr.ru/2011/04/10/48726275.html
---------○---------
年間100ミリシーベルト被曝の発がんリスク 受動喫煙・野菜不足と同程度
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110501/dst11050107010003-n1.htm

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