汚染4月5日~7日に日本全土へ 安全です。でも、念のために ←枝野風に言ってみました
原発 緊急情報(47) 汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ???
武田邦彦(中部大学 教授)が放射能の汚染予報を出している。
東京から西、名古屋、大阪、果て九州まで飛散地域になっております。
被爆地帯にはホッとスポットというべき、密集地帯が突然現れます。
それが10km先か100km先、300km先かは判りません。
地形のシュミレーションから予想できるかもしれませんが、生憎そんな便利なものは持ってません。ですから、どこに現れるかわからないホットスモットに注意する訳にいかず、全体的に注意が必要です。
確率的にはほとんど影響しない範囲なのですが、宝くじを当てるくらい運の悪い人はいるかもしれません。
その為の処置と思って下さい。
※ ホットスポット:私が作った造語です。風の気流に加減で、ある一帯だけに放射能物質が舞い落ちる地帯という意味です。
警告を発しているのはドイツです。
ドイツのシュミレーションなので精度は疑われるが、そのシュミレーションの図と2011年4月4日 9時00分の気象図です。
4月5日から6日のシュミレーション
そのあとに偏性風にのって太平洋へ流される。
この図では北海道の方も流される感じになっている。
2011年4月4日 9時00分(こちらは本日の気象図、西の高高気圧が東へ移動する)
この気象図から判ることは、西の大きな高気圧が日本の上空を通過すると大きな南風が起こることは推測される。
不幸なことにというべきでしょうね。
周辺に低気圧が見当たらないので、広範囲の南風になる恐れはある。
十分に注意が必要のようです。
という訳で、このニュースの賛同します。
妊婦・幼い子供のいる家庭は注意して下さい。
4月5日~7日は、
・可能な限りの外出は控える。
・外出時はマスクをする。
・公園でのお遊びを控える。
・洗濯物は屋内に干しておく。
・換気は極力避ける。
言っておきますが、危険な量が降ってくることはまずありえません。
しかし、
今後も気象配置によっては度々起こるかもしれません。放射能が安全な域だからといって、必要以上の危険率を上げる必要もありません。
注意するのに越したことはありません。
放射能物質の大きさは0.3μミクロンです。(インフルエンザの粒子の0.1μミクロンの3倍。マスクで十分防げます。)
しかし、風に乗ってふわりふわりと飛んできます。
そして、気まぐれに落ちて逝きます。
均等の落ちてくれればいいのですが、何故か一か所に固まることがあるのです。
本当に自然に起きる偶然という奴です。
部屋の隅に埃がたまり易いのと同じです。
落ちやすいところに落ちてきます。
それはどこかは判りません。
私はそれをホットスポットと呼んでいますが、それでもマスクをするだけで防げます。
外部被爆は人体に影響を出すほどの放射線を出しませんので、気を付けるのは内部被爆オンリーで大丈夫だと考えております。
外に干しておいて、付いた放射性物質。
外で吸い込んだ放射性物質。
これを気を付けるだけで十分だと考えられます。
念の為に、もう一度言っておきます。
飛来する放射能が1度くらいなら、健康に害はありません。
放射能はある程度、蓄積します。
同時に、人体は放射性物質は外部に排出する機能が付いています。
ある程度の汚れた放射性物質は除去できます。
この除去機能の限界を超えない為の、念の処置です。
あって欲しくないですが、夏に向けて何度も飛来しないとも限りません。
不必要な放射能は少ない方がいいので、少しでも少なくなるように気を付けましょう。
そのくらいの軽い気持ちで対応して下さい。
あと2~3ヵ月で原子炉の問題が解決すれば、本当に杞憂で終わる話ですから!?
危険は御座いませんが、それこそ念の為に確率を減らしておきましょう。
※ ホットスポット:私が作った造語です。風の気流に加減で、ある一帯だけに放射能物質が舞い落ちる地帯という意味です。
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原発 緊急情報(47) 汚染・6日に日本全土に拡がる怖れ???
http://takedanet.com/2011/04/47_afa2.html
ドイツの気象サービス及びノルウェーの発表では、4月5日から7日にかけて、福島原発からの風が一旦、南に行き、四国・九州にまで南下し、そこからさらに偏西風で日本列島を縦断して、北海道に達する上ると予想されています。
この図はドイツ気象サービス(DWD)のシミュレーションで、日本で4月6日頃にあたります(あまり時間は厳密に考えない方が良い)。
パソコンで図を見ることができない人がおられますので、文章でも説明しますと、福島から一旦、太平洋に出た汚染物質は、その後、東風でぐるっと回って日本の房総半島、静岡、四国、九州とまわり、山陰から福井まで達します。
つまり4月6日頃を中心にして初めて福島原発の汚染物質が西日本を汚染する可能性がありますので、注意が必要です。
次に示す図はノルウェーのシミュレーションであり、上のドイツの気象サービスのデータから約1日たった状態です(7日ぐらい)。
一旦、日本の西日本に到達した福島原発からの放射性物質は、その後、偏西風に乗って北に進み、日本列島を縦断して北海道まで達すると予想されている。
この頃、新たに福島原発から放射性物質が漏れれば、それもともに北海道の東海岸に到達すると計算されています。
このシミュレーションの結果は、あくまでもドイツとノルウェーの結果であって日本の気象庁の予想ではありません。
日本の気象庁は、現在のところ福島原発の放射性物質がどのように飛散するかの予報を出していません。花粉予想や噴煙の予想は気象庁の役割でありますが、どうやら放射性物質を飛散については気象庁の役割範囲にはないそうです(税金は?)。
いずれにしても、できるだけ多くの情報を集めて、私たちと家族の安全を守りたいと思います。
ドイツとノルウェーの情報が、どのような基礎的なデータに基づいているのかわからないので、ここでは日付もはっきりとは示していません(もとデータは時間もハッキリ示してありますが、それほど精度が無いと思うので、「絶対にそうなる」と断定的に考えないでください。
しかし、私たちにとって重要な情報であることは確かです。この情報に基づいて、
「もしかすると、西日本もしくは日本全体に放射性物質が飛散するかもしれないので、4月5日から7日ぐらいにかけて、外出を避けたり、マスクをする、子供を外で遊ばせない、家の戸締りをしっかりするという対策を取っておく。」
と考えてください。
ドイツとノルウェーの予想が外れるかもしれません。外れたら申しわけないけれども、それは仕方がないので、その時は、多少無駄な時間を過ごしてしまったと思ってください。
・・・・・・・・・
ところで現実に九州まで放射性物質が飛んで、例えば鹿児島が1時間当たり1マイクロシーベルとまで放射性物質が上がり、それが1週間続いたとします。
その場合の被ばく量は、
1×7×24=168マイクロシーベルト
で、今回限りであれば、長期的にも、赤ちゃんにも、妊婦にも問題はない。
(注)さらに詳しい計算(鹿児島の人の1年間)
168+(0.05*358*24)=597マイクロシーベルト
で、今回限りであれば、累積放射線も大丈夫です
.
鹿児島が大丈夫なのは「ずっと続けて被曝する」というのが恐ろしいので、一時的な被曝はあまり影響がないということです。
でも、被曝は少なくしておくのが良いので、自衛してください。
(平成23年4月4日 午前8時 執筆)
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日本で公表されない気象庁の放射性物質拡散予測
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/yomiuri-20110404-00603/1.htm年4月4日(月)14時30分配信 読売新聞
2011
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が同原発から出た放射性物質の拡散予測を連日行っているにもかかわらず、政府が公開していないことが4日、明らかになった。
ドイツやノルウェーなど欧州の一部の国の気象機関は日本の気象庁などの観測データに基づいて独自に予測し、放射性物質が拡散する様子を連日、天気予報サイトで公開している。日本政府が公開しないことについて内外の専門家からは批判が上がっており、政府の原発事故に関する情報開示の在り方が改めて問われている。
気象庁の予測は、国際原子力機関(IAEA)の要請に基づくもの。国境を越える放射性物質汚染が心配されるときに、各国の気象機関が協力して拡散予測を行う。
同庁では、東日本大震災当日の3月11日から毎日1~2回、拡散予測を計算している。具体的には、IAEAから送られてきた放射性物質の放出開始時間や継続期間、どれくらいの高さまで上ったかを、風向きや天候など同庁の観測データを加えた上で、スーパーコンピューターに入力し、放射性物質の飛ぶ方向や広がりを予測している。
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