溶融していない??? 東電での見解では・・・定義が不明???
東電はわずかな期待を見事に裏切ってくれました。
4月20日19:00の東電の記者会見を見ています。
「1号機の燃料棒が70%は露出していおり、被覆管も壊れていると認めています。内部のペレットも高温で一部溶けだしているかもしれないが・・・・・・確認できないので熔解とは言えない。」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
意味不明???
つまり、原子炉が冷めて炉内を確認できるまで溶融を確認できないので熔解を認めないという意味でしょうか?
溶融の定義は判らない。
「溶けている状態がどうの程度で溶融というのか判らない。」
溶融の定義が決まっていないので溶融という言葉が適当かどうか判らないと逃げた。
・汚染水の測定データーは出て来ない。
・温度の上がっている原因は様々な要因が考えられるので判らない。
・汚水の解析に意味が判らない。
・困ったときはご意見をお預かりします。
今日も同じことの繰り返しです。
溶融を認めると何か不都合なことがあるのでしょう。溶融の定義だけで1時間の押し問答の論議がなされたような気分です。(無駄な時間ですね!?)
1歩も話が進むことはありません。
東電も潰さないといけない会社かもしれません。
(福島でがんばっている方々への不満ではないです。)
話は変わりますが、本日のアンカーで青山繁晴が行程表のことで話しています。
(詳しいことは明日か明後日の“ぼやきくっくり”をご覧ください)
行程表を作ったのは官邸で、内容はアメリカとフランスの協議で決まっている。
これが事実なら菅政権もいよいよ末期です。
国の明暗を分けることを他国の任せるなど信じられないことです。
もちろん、協力と援助を断る必要はありませんし、アメリカGE社が福島の設計図を持っているのですから、協力なしに解決できないのは勿論の話です。しかし、基本は日本の技術者が論議して、アドバイザーがGE社やアルバ社でなければなりません。国家の命運を握るのが他国の外国人であるなどあってはならないと私は考えます。もし、これが事実なら日本のぎ技術者は無能な集団だと罵られるます。もちろん、事実なら甘んじて受け入れなければなりませんが、そう言った技術者を排除して、他国に命運を任せるなど、常軌逸しています。
理由は判ります。
アメリカのご機嫌を損ねたくない。
その一心で行っていると私は思えます。
あくまで、青山繁晴氏の情報が事実なら・・・という条件付きです。
しかし、なんとなく信じてしまいます。
あの菅直人ならそうしようだと思えるからです。
因みに、青山氏は福島原発周辺の取材をしてきました。
これだけで1時間くらい時間を取ってもらいたいものです。
現場を見るということは、取材する者としてあるべき姿だと尊敬します。
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ON THE ROAD 青山繁晴の道すがらエッセイ
http://blog.goo.ne.jp/shiaoyama_july
ぼやきくっくり
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/
「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”を文字起こししています。
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