風評被害を防ぐには、放射能と戦うしかない!?
風評被害が止まらないと予測していましたが、現実になりつつあります。
風評被害を防ぐ為にには、2つ条件が必要です。
・正しい情報を発信する。
・正しい知識と理解力を付ける。
上は政府や生産者の責任で行い。下は消費者が行わなくてはいけません。9:13 2011/04/15
現在の所、政府は尖閣問題の時のように嘘の情報を発信していますから信用できません。
昨日も福島第一原発の原子炉内温度の隠蔽を発見してしまいました。また、福島県や北関東に振った放射能物質について正しいコメントをしておりません。残念ながらテレビの解説者も同様であり、正しい知識を発信する方々と2つの意見が対立して消費者を不安に落としています。
私も正しい知識を発信しているつもりですが、間違った場合はすぐに訂正するように心掛けています。
風評被害を止める方法ですが、政府は当てにならないので止めることはできません。
しかし、何もしないという訳にもいかないので、できることをしましょう。
◎生産者は、正しい情報を発信するしかありません。
・まず土壌を調べて下さい。セシウム等の半減期の長い放射性物質を発見したらその土壌は使えません。すべて廃棄するか、放射能除去処理施設で放射能物質を除去しなければなりません。しかし、放射能除去施設はほとんど国内にないので農家等の大量の処理をできないのが実情です。
・放射能汚染された土壌はすべて一か所に集めます。そして、ホームセンターから買ってきたセメントと混ぜて固形化して下さい。そして、防水シートを敷き、ブルーシートを掛けて下さい。これで放射能除去が終わりました。
・放射能除去された畑は安全です。土壌を調べて下さい。もう放射能は検出されません。
〔注意すること〕
・放射能除去は早めに小まめに行って下さい。雨などで地下水と一緒に浸透すると除去が困難になってゆきます。
・注目は放射線量ではなく、放射能物質(セシウム等)です。ヨウ素の測定は不要です。
・ウランやプルトニウムのような半永久的な放射能物質を見つけた場合は政府に連絡して下さい。
・1ヶ所に集めた隔離された放射性物質に雨が当たらないように心掛けて下さい。地下水汚染を避けましょう。
・隔離された放射性物質は30年程度で安全なものに変わります。
◎消費者がすべきことは、正しい知識を得ることです。
Q,放射能は怖いですか?
A,怖くありません。
〔日光浴は宇宙線と呼ばれる放射能を浴びる行為であり、ランド温泉は地球から湧いてくる放射能に浸かる行為です。放射線は人間の体を強くする為にアイテムです。怖がる必要はありません。〕
Q,放射能をいくらでも浴びても大丈夫ですか?
A,それはいけません。
〔食べ過ぎると胃が持たれるように、放射能も浴び過ぎると病気の原因や死にいたります。日本人なら0.117μSV/h以上は不要です。〕
Q,どうすれば余分な放射能を防げますか?
A,現在のところ東京より西は必要ありません。東京より東で福島原発までは、マスクを着用するといいでしょう。帰宅後はウエットティッシュで服の埃を払って、埃が巻きあがらない方法でこまめに掃除をすることです。
〔掃除でウエットティッシュを使用した場合はすぐに捨てて下さい。ゴミ袋は閉じでおくことです。
雑巾をしようした場合は、しっかりと洗浄してから洗濯して下さい。まずは放射能物質を洗浄することが1番です。網やフィルターを台所の流しで利用している方は、雑巾の洗浄後、網やフィルターをゴミ箱に捨てて下さい。そして、ゴミ袋を閉じて下さい。
掃除の際は手袋を使用し、手袋は捨てて下さい。
掃除機はいけません。ダストから放射性物質が舞い上がってしまいます。
庭や屋上の場合は水で流しても構いません。〕
Q,公園で遊んでも大丈夫ですか?
A,ガイガーカウンターか、土壌の検査する機関で調べてからにして下さい。
〔ガイガーカウンターを使用する場合は、地面に一番近い場所で測定して下さい。
0.1~0.2μSV程度なら問題ありません。
0.3μSV以上なら検査に出した方がいいでしょう。
0.5μSV以上の場合は控えて下さい。
また、メーターを振り切れるような場合に近づかないで下さい。〕
Q,汚染された公園やグランドでは遊べませんか?
A,簡単に除去できます。
〔1.公園やグランドに散水をし、放射能物質が飛散しないようにします。
2.表面の5~20cmを掘ってめくる出します。表層の土にセメント材と水を加えてセメント状します。
3.穴を掘って防水シートを引きます。
4.セメント状になったグランドの土を穴に入れてゆきます。
5.セメントの上の防水シートを張って雨水が入るのを防ぎます。
6.上から土を被せておきましょう。
7.グラウンド・公園等の放射能測定を行い下がっていれば、除染終了です。〕
Q,作業のときに気を付けることはありますか?
A,必ずマスクの着用と終了後の衣服の廃棄とシャワーを忘れずに!!!
〔放射性物質は水で洗い流すことができます。作業の後はこまめに洗い流して下さい。湯船につかる必要はありません。〕
Q,集めた放射能物質は気険ではないのですか?
A,大丈夫ですが、測定はして下さい。
〔埋めた場所を測定して、0.2μSV以下なら問題ありません。
0.2μSV以上の場合は、0.2μSV以下になる地点までを立ち入り禁止にして下さい。
ヨウ素等が原因なら1週間、セシウム等が原因なら30年程度で無害になります。
しかし、セメントや土という障壁が生まれますので、ほとんどそう言った測定はされないでしょう。〕
Q,高い放射性が測定される場所でも同じ方法ができますか?
A,方法は同じですが、気険地区を設けて1ッ箇所に集める方がいいです。
〔東京やその周辺は、個人・自治体単位で処理できます。しかし、福島周辺の地域では県・市・町・村の広域で行うべきです。〕
Q,いつまでにするべきですか?
A,可能な限り、速やかに行うべきです。
〔雨水などで地下水が汚染されると、4半世紀の間の汚染が継続することになります。農地などは速やかに放射能の封じ込めを行うべきです。〕
Q,汚染された土地は4半世紀も駄目になるのですか?
A,場合に依ります。
〔高濃度の放射能汚染の場合、人的な処理を行わないと回復に長い時間を必要とします。
ウランやプルトニウムの場合は、半永久的に不可能になります。
中~低濃度の場合は、自然界は放射能の除去する能力がある為に、4半世紀も必要としません。
しかし、数~20年は必ず必要となります。農地としては致命的な打撃です。〕
Q,放射能汚染された農地の野菜は食べれませんか?
A,そんなことはありません。
〔グランドや公園の放射能を除去できるように、農地の土から放射能を除去できます。
しかし、急いだ方がいいでしょう。雨水が浸透してゆくほど、表層の削る土の量が増してゆきます。
最悪の場合、3mほど掘って、別の土地から土を持ってくるという方法もあります。〕
Q,じゃあ、野菜を食べても大丈夫ですね?
A,残念ながら安全とは言えません。
〔放射能を測定してからでないと安全と言えません。〕
Q,放射能が許容値以下なら安全ですよね?
A,すみません。これも安全と言えません。
〔国の基準は非常に曖昧です。東京の水のように“不検出”とされているもの以外は疑って下さい。〕
Q,どうして許容値以下でも危ないの?
A,政府は各放射能物質の許容値で安全基準をしていますが、これは誤った検出法です。
〔少し以前までは土の付いたままで検査をしていましたから高い数値が出やすい状態でした。
そういう意味で、以前の検出方法で安全な野菜は安全と言えました。
現在はよく水洗いをした野菜を検査しております。
この場合では、許容値ではなく、換算許容値に変更して計測しなければなりません。
簡単に言うと安全性が疑われる訳です。〕
<許容値と換算許容値>
放射能には色々な放射能物質があり、ヨウ素とセシウムだけではありません。
主に下に書かれている放射性物質の総量で気険性を考えなくてはならないのです。
1つの放射能物質の測定値のみでは判断できません。
換算許容値とは、仮にそれらの放射性物質を1つの物質に置き替えた場合の値です。
例を下に、表記しておきました。
私自身もサンプリングデーターを持っていませんので代用で計算しております。
国がすべてのデーターを開示して頂けると、はっきりと安全かやや気険かを判断できるのですが、今はこれが精一杯です。
主な放射性元素(その他同位体があります)
Be-7(ベリリウム7) C-14(炭素14) K-40(カリウム40)
Sr-90(ストロンチウム90) I-131(ヨウ素131) Cs-134(セシウム134) Cs-137(セシウム137)
Tl-208(タリウム208) Pb-212(鉛212) Pb-214(鉛214) Pb-210(鉛210)
Bi-214(ビスマス214) Po-210(ポロニウム210) Ra-226(ラジウム226) Ac-228(アクチニウム228)
Th-228(トリウム228) Th-230(トリウム230) Th-232(トリウム232) U-234(ウラン234)
U-235(ウラン235) U-238(ウラン238) Pu-239+240(プルトニウム239+240)
Q,安全な野菜か見分けることができないのか?
A,目安ですが、基準値の10分の1くらいの値なら安全です。
〔土の付いた野菜を洗うと10分の1くらいに放射量に下がります。
下にある3/21のホウレン草ですが、ヨウ素(1700Bq/kg)が高い値を出しており、セシウム(230Bq/kg)と共に基準値以内ですが、私が計算した暫定値では659.82μSv/g年まで累積される可能性があります。被爆及び内部被爆の可能性を考えると摂取は控えた方がいいでしょう。
より安全な食べ物を供給する為に、農家や自治体の努力に期待するところです。〕
放射能を調べていると、昔の基準値は大雑把な方法であるが合理性が取ってみれる。
土が付いたままの測定なら洗うと放射能は10分の1くらいに減少する。かなり厳しい基準値にさらに安全率を取っているのだから、昔の基準なら安心して食べられる。また、土壌が汚染されている限り、基準値をクリアーできない生産者は土壌洗浄を考えるハズであった。しかし、政府は基準の方を緩めた。安全神話が崩れた瞬間である。どうやらこの国のトップは物事の本質から目をそらしたいらしい。放射能物質は簡単に無くならない。燃やすことも出来なければ、海に流すこともできない。非常にやっかいな代物である。できることは集めて隔離することだけである。
経済的損失を考えると、天文的な金額になる。
しかし、目を背けてはならない。目を背けても放射能は無くならないし、気険も去って逝かない。
立ち向かうことだけが、放射能の恐怖を取り除く唯一の方法だと思う。
PS.放射能と戦うと言っているが例外がある。
もし、原子炉の制御に失敗した場合は、逃げる覚悟だけはもってほしい。
放射能と戦うと言っても、連続して降る高濃度の放射性物質と戦うのは危険である。
あってはならないが、危険度は五分五分である。
3基とも暴走中ということが昨日判明した。(制御を失っていないだけマシと思うしかない。)
政府と東電に期待するが、覚悟だけは持っておいてほしい。
-------------○-------------
東京に振った最大時の放射性物質の放射性物分布
Bq/m3 μSv/日 計算値 換算値(Bq/m3)・(μSv/日)
I -131 720 130 5.538 1.615 1163 210
I -132 450 0.8 562.5 262.5 118125 210
I -133 20 0.6 33.3 350 7000 210
Te-132 570 24 23.75 8.75 4988 210
Cs-134 110 28 3.93 7.5 825 210
Cs-136 21 0.9 23.3 233.3 4899 210
Cs-137 130 23 5.65 9.13 1187 210
合計 210
注.ヨウ素 (ヨウそ、沃素。英: iodine、英語発音: /?ai??dain/ アイアダイン、/?ai??di?n/ アイアディーン) は原子番号 53 の元素。元素記号は I。
テルル(Tellurium):原子番号52の元素。元素記号はTe。酸素族元素の一つ。
セシウム (caesium) は原子番号55の元素で、元素記号は Cs である
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食品と放射能
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food/servlet/food_in;jsessionid=de304150a64081533aba267a707527232365?pageSID=619_de304150a64081533aba267a707527232365
東京都におけるCs-137測定結果
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food/servlet/food.do;jsessionid=de3088a8f0ebd87e583b35325211426161c2?pageSID=129_de3088a8f0ebd87e583b35325211426161c2
食品 最小値 平均値 最大値 全試料数 検出数 非検出数( Bq/kg)
ほうれんそう 0.027 0.11 0.36 53 15 38
-------------○-------------
食品中の放射性物質の検査結果について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015txf.html
緊急時モニタリングの検査結果について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015txf-att/2r98520000015u1n.pdf
神奈川県平塚市 3/21
核種別放射能濃度 ( Bq/kg)
放射性ヨウ素 1700
放射性セシウム 230
-------------○-------------
厚生労働省資料
【核種】 【食品別摂取制限に関する指標値】(Bq/kg)
放射性ヨウ素 飲料水・牛乳・乳製品ーーー300
〃 野菜類(根菜・芋類はのぞく)ーーー2000
放射性セシウム 飲料水・牛乳・乳製品ーーー200
〃 野菜類・穀類・肉・卵・魚・その他ーーー500
ウラン 飲料水・牛乳・乳製品・乳幼児用食品ーーー20
〃 野菜類・穀類・肉・卵・魚・その他ーーー100
-------------○-------------
<食品の安全を計算してみた。>
ホウレン草で計算すると
5000Bqの放射性セシウム、または20000Bqの放射性ヨウ素に
汚染されたほうれん草を1kg摂取した場合、放射線量は440μSvになる。
(1g摂取した場合、0.4μSv/g)
3/21の測定値を換算すると、
放射性ヨウ素 1700Bq/kg 37.4μSv(0.037μSv/g)
放射性セシウム 230Bq/kg 20.2μSv(0.00202μSv/g)
合計 57.6μSv
このヨウ素が何のヨウ素が判りませんが、数値が大きいI -131と推測します。
3/21の測定値
放射性ヨウ素 1700Bq/kg 37.4μSv
これに換算式の値 1.615を掛けると全体の放射線量と考えます。
37.4× 1.615 = 60.4μSv/kg(0.0604μSv/g)
ヨウ素とセシウムの合計である57.6μSvと近い数字になることが判ります。
1回の摂取量が15gとして、摂取することになる被爆量は、60.4×15÷1000=0.9064μSv/g
週1回の摂取として、52回分の被爆量は、0.9064×52=47.13μSv/g年でなる。
ホウレン草、小松菜、キャベツ、牛乳などから同等の摂取をすると約14倍の659.82μSv/g年となる。
1mSvの約半分ということになる。
外部被爆、呼吸による内部被爆、食糧摂取による被爆を考えると、3/21の測定値された放射能量でもぎりぎりなことが判る。
基準値を下回っていても安全とは言い難い。
基準値の半分、10分の1程度が安全と思われる。
ただし、胎児・子供にはより大きめの安全を、大人はこれより緩い安全でも問題ない。
正しい目安ではないが、大人との体重比較ぐらいは安全を多めに取るのがいいだろう。
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第177回国会審議中継
4月18日9:50~
予算委員会審議中継を見ています。東日本大震災集中審議(枝野答弁)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?sin=808&mode=LIVE&un=f7aca57c822999244cc18032dec9d65c&ch=n&pars=0.40748303054812
【動画ニュース掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj6.cgi
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家族逃がした枝野、党内会議で「家族はたまたまシンガポール」と認める!
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/fc5350cd2be8e4382eaaaba3f27fd3ba#comment-list
福島第一原子力発電所の原子炉が爆発して放射能汚染
のレベル7で日本中一丸となって困難に立ち向かってい
る時に、妻と子供をシンガーポールに避難させた内閣官
房長官の心は非日本人であり日本人社会の破壊者であ
る事は明白、即刻官房長官の役務を剥奪して糾弾しなけ
ればならない。
【東日本関東大震災の真相は!の掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj13.cgi
投稿: 愛信 | 2011年4月18日 (月) 10時52分