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杞憂です。(9)風評被害は止まらない!?

原発情報 ←(最新)
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-adc1.html

放射能の汚染が拡大し、農産物や生活に支障をきたし始めている。
私はこの話題をあまり取り上げたくない。
理由は単に、専門外だからである。
私にできることは、せいぜい過去の被害資料を探してきて、教える程度しかできない。

放射能専門の先生達なら安全の具体的な基準を示すことができるだろうが、私にはできない。
つまり、不安を煽るだけで解決方法に出口が示せないから取り上げたくないのだ。

しかし、カンジの専門家が素人以下のことを言う。
『とくダネ』小倉智昭がメインキャスターを務める番組で、放射能の専門家と思える人物が言っている。
・30km圏外です。
・外を歩いても大丈夫
・洗濯物を干しても大丈夫
・子供も大丈夫
(以下略)
つまり、普段の生活をして大丈夫と豪語してます。

はっきり反論できます。
《危険です》
原発と距離は関係ありません。放射能物質は風に乗って移動し、距離に関係なく被害をもたらします。
前回のチェルノブイリの被害地区を見て下さい。
発生地点より100km以上離れたロシアの方が大きな被害がでています。

『スーパーモーニング』出演者に鳥越俊太郎氏を迎えている番組です。
「直ちに健康に影響がない。しかし、念のため、ホレンソウ等出荷停止を行う」
鳥越氏は政府の発表に「安全と言って、出荷制限」とは、論理矛盾をしていると言っています。
論理矛盾は鳥越氏です。
政府は、将来、危険かもしれないから停止と言っている訳で矛盾はありません。
逆に、避難では、将来、健康被害があるかもしれなが逃げないで下さいと言ってます。
こちらの方が論理矛盾です。
最近、ときどき鳥越氏はおかしなことをいうので困ったものです。
さて、その番組に出ていた原子力か放射能の専門家みたいな人が豪語していました。
「ほうれん草は安全だ。おいしく頂きたい」
ベクレルとシーベルトに変換する公式はあります。
その専門家みたいな人がいうには、その変換されたシーベルトは体内の影響量の総量であるいうのです。
(私の知識と若干食い違いがありまたが、解決しました)←変更
もし、導き出される数値が体内の総量なら私の内部被爆の計算を根本から考え直さなくてはなりません。
思わず、顔を近づけて聞いていました。
「その方程式は?」
私は唾を飲み込みます。
「簡単に割り出す魔法の方程式があるんです」
???
ヒントにもならない答えに唖然としました。

まるで教祖のような言葉です。
「原理も理論も教えないけど、私を信じなさい」
そんな風にしか聞こえません。
(もう少し判り易く言って頂くとありがたいです。)←追加

これはとても大切なことです。ベクレルをシーベルトに換算して10μSVとしても、累積であれば加算されません。一方、累積でなければ、セシウムの最短でも100日の潜伏期間がありますから、100を掛ける必要があります。10日間食べれば1000を掛けなければなりません。
さて、どちらなのでしょうか?
(名前もない;さんのおかげで預託実効線量ということが判りました。)←変更
専門家みたいな人の言っていることが正しいなら、それこそ「ホウレンソウは大根拠が大丈夫だよ」って広めたい。しかし、そこ根拠が教祖みたいなことを言う専門家やしい人の話では広げようがない。
(専門家みたいな人、教祖みないなことと言って申し訳ありません)←追加

結論、マスコミから出る情報は信用できない。
住民は「冷静な対応」をしている。
風評被害というが、それは正しい情報を出さない。政府に問題があり、それを検証しないマスコミにある。
この風評被害は住民の冷静な判断の結果なのだから止めることなどできない。

《本当にホウレン草は安全か?》
私の結論を先に言えば、
高齢者にを対象にすると、 安全!!!
中年を対象にすると、  やや安全!!!
青年を対象にすると、  やや危険!!!
少年、少女、幼児、胎児を対象にすると、危険!!!
となります。
私の判定基準は、放射能ではなく潜伏期間を基準に言っています。

学会で、人間は放射能を除去する機能があることはよく知られていることです。同時に、染色体は年齢に応じて破損してゆくということも事実です。

つまり、放射能の影響がなくても、人間の体は年齢ごとに破壊されてゆきます。相対的に放射線による細胞破壊の比率が下がる訳です。
仮の簡単な計算をしましょう。
放射能の影響で20%の染色体に影響した場合。
幼児はほぼ100%正常です。
高齢者は50%が正常とします。
(仮の話です。染色体異常は個人差があって一概に言えない)
幼児の場合、100×20%=20個の染色体に影響します。
高齢者の場合、50×20%=10個の染色体しか影響しません。
つまり、年齢を重ねるほど、放射能の影響が小さくなる訳です。
(危険度が増すことには変わりません。)

放射能の影響は、癌になるといった人体に害のある影響から白髪になるといった人体に害のない影響まで様々です。
(稀に、力の強くなるとか、癌を正常に戻すといった寿命が延びるようなことをあるハズです。)
いずれにしろ、ロシアンルーレットみたいなものです。

過去の原発事故の推移から見て判るように、潜伏期間が5~10年あり。さらに症状が悪化するのに時間が掛ります。
ですから、
高齢の方が食しても、影響が出る前に寿命に達するので影響がないといえるでしょう。
一方、10代や幼児、胎児においては重大な欠陥となる可能性があります。

よって、青年以下の住民に食べることを推奨しません。
一方、高齢者は、食べ物を粗末にするという精神に基づいて、食されるのを止める必要はないと考えています。

《1号機 400℃以上》
1号機が高温になっています。
東電や保安院が黙っているときは、緩やかに上昇中と考えるのが最善というのが判ってきました。
安全なときは知らせず、危険になってくると伝える。
これはもう体質としか言いようがありません。

情報が上がらない=緩やかに危険方向に進んでいる

そんな風に考えると2号機もそろそろ危ないかもしれません。

細かい情報は【原発情報】でまた書きます。

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コメント

ベクレルをシーベルトに変換した数値は総量のようです。

内部被ばくに関する線量換算係数としてICRPでは,Dose Coefficient(線量係数)という数値を勧告しています。これは,1Bqを経口あるいは吸入により摂取した人の預託実効線量で単位はSv/Bqです。

http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/yotaku_jikkou_syousai.html

名前もない人さん、ありがとうございます。

預託実効線量、理解しました。

1元素に対しての1年間の被爆量に換算して、シーベルト表示になるんですね。
理論は判りました。
でも、どうしてそうなるのか考え始めると夜も眠れなくなりそうです。

専門家みたいな人さん、教祖みたいと言ってごめんなさい。
でも、「魔法の方式」とか言って、にっこり笑うのは止めて下さい。

やはり、放射能関係は奥が深いです。

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