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福島原発事故 レベル7 その原因と対策

原発情報 ←(最新)
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-adc1.html

はっきり言おう福島第一原子力発電所事故は人災である。
もちろん、現場の人間の責任ではない。
おそらく、彼らはもっとも頑張っている方々である。
問題は、現場の足を引っ張る首脳陣が問題なのである。

「落とした10円を拾おうとして、100円を落とした。」
そんな愚かな首脳陣が東電の社長以下首脳陣である。
JRの福知山線脱線事故と同じ構造である。
安全よりも利益を優先した企業体質が犯した判断ミスである。

さらに、それに拍車を掛けたのが内閣総理大臣 菅直人である。
対策をすべて一企業に押し付けて、やるべきことを怠った結果が今の現状である。
恥やプライドのみが彼の行動を阻み、肝心な時間を失ったのは取り返しようもない最悪の判断であった。
万が一を考えていなかったのが致命的である。

そして、最後に付いた嘘を否定できないという民主党の体質である。
20kmで安全であると言ってしまった呪縛から住民を退避させるタイミングを失ったのは最悪を超えて、大惨事に昇格させてしまった。
もちろん、今すぐにと言う訳ではない。
原子炉の制御に成功すれば、大惨事でするだろう。
失敗した場合は、大惨事ですら済まない。関東・東北圏崩壊、日本国滅亡の危機へと昇格する。
大爆発が起こるなんて馬鹿なことは言わないが、それに匹敵する放射能が関東・東北を覆い尽くすことになる。西日本、北海道も無事では済まないだろう。
原子力の制御だけは失敗してはならない。

すでに、被害はレベル7である。

ただ、その危機感が政権と東電から感じられないのが恐ろしく思える。

【事故の過程】
・地震発生から津波発生までは、プラントの各部に破損があったと思われるが概ね想定内に収まる。
・津波によって電源を失った原子炉は内部電源に切り替わり、バッテリー8時間を無事に制御できていた。

★東電のミス
事態を把握できない東電幹部が、原子炉の放棄を躊躇って通達が送れる。
>電源喪失を直ちに政府に通達。
>自衛隊の出動と仮設電源の確保。
>仮通電の確保による外部電源の復旧要請。(超法規的、外電を地面を仮に這わせるなど)
>人員の補充要請(設計会社〔日立や東芝等〕への協力要請)
>最悪の場合、海水注入の許可。
(この時点で放射能の危険性は極めて低く、仮設電源から非常用バッテリーへの通電が成功すれば、非常用冷却システムで維持が可能であり、原発事故を回避できたかもしれない。)

★菅総理のミス
12日時点で決断できていれば、2号機、3号機の原子炉事故は未然に防げたかもしれない。
しかし、判断の甘さがすべてを最悪の方向に導いている。
その大きな原因は、東電から上がってくる情報を鵜呑みにして状況を見誤った。
また、深刻な状況である福島第一に視察を行って、貴重な時間を浪費させ原子炉を危機的な状態にした。少なくとも3時~8時の5時間は人材が菅総理の対応に取られたのは残念なことだ。
また、未確認情報ではあるが、1号機のベント開始を遅らせることになったとも言われている。
いずれにしろ、12日から15日の丸三日間を東電任せにした罪は大きい。(視察の意味をなしていない)
>視察時、1号機の異常を知らされていないとすれば、東電の罪は余りにも大きい。
>福島第一、福島第二に政府官邸より目付け役(ホットライン)を配置しなかった。(情報の重要性を認識しない。このミスは大きい)
>福島第一、福島第二の場内に自衛隊の調整役(指揮官)を配置しなかった。(東電の要請待ちにしたのは明らかにミスである)
(第二では給水車両10両が活躍しているのに対して、第一では自衛隊の支援要求を考える余裕もなかったと考えられる)
>視察より8時間後、1号機の水素爆発。事態が急変しているのに、特別な指示が出ていない。
>技術者、自衛隊、民間等の協力を受けて、可能なことはすべて行う事態なのに、未だに東電主導で動いている。
>避難を10kmに拡大したのは、適切な処置であった。(初期避難として最適)
>住民の安全を徹底していない。(水素爆発後、放射能の拡散を考慮しない避難は無意味)
>住民の避難、万が一というなら法律を順守して、モニタリングを行い。順次避難が最適。
(危険地区指定とは、実効線量で1.3mSv/3月 ということは、1時間当たり0.6μSv/h以上になる)
>住民を放射能汚染の危機になっても、未だに徹底した対策を取らない。(国民を見捨てている)

時系列を見れば、
東電と菅総理の対応の遅れが今回の原子炉事故であることが良く判る。
天災から起こったことであるが、明らかにこれは人災である。

【2~3カ月で福島第一が沈静化】
5~10年後の被爆犠牲者も確実に福島で発生するだろう。
福島県中部から海岸部の高濃度放射能汚染
福島・茨城・栃木の低濃度放射能汚染
これは防ぎようがない。放射性物質が消えてゆくのを待つしかないだろう。
特に、子供と妊婦には要注意が必要である。外で遊ばせない方がいいだろう。
一方、大人はそれほど気にする必要なない。
ただし、福島第一が沈静化すればの話である。
また、今後は魚介類のモニタリングも注意する必要がでてくる。
くれぐれも子供に食べさせる物は注意してほしい。

【福島第一が長期化】
福島第一が長期化すると、風の向きによって1~6μSv/h程度の放射能が北関東一円、季節によっては岩手方面へも飛散する可能性が出てくる。
これに対しての対策は、まったくと言って何もない。
できることは、福島第一の放射線量とその周辺の放射線量、および風向きと強さで、放射能汚染注意報を発令して、光化学スモッグのように屋内待避を行いくらいしか対処がない。
また、農作物、魚介類のモニタリングを徹底して、
状況を把握するようにする必要がでてくる。
当然のことだが、子供と妊婦には要注意が必要である。
体内に入った放射能は排除されるが、排出される期間までは内部被爆を拡大する。
特に、放射能は距離の2乗で弱くなるように、近づくと距離2乗で強力になる。距離ゼロの内部被爆が怖いのはそこである。
というモノの、ウランやプルトニウムのように、人体に必要のない物はすぐに排出される。
それゆえに影響が少ないと言われている。
(おそらく少量の)ウランを間違って飲んでも死んだという報告がないのはその為かもしれない。
また、
今後、排出される放射能物質からヨウ素が減少してゆけば、子供への影響が少しは緩和されるかもしれない。

【福島第一が最悪化】
これは6基の内、1つでも高濃度の放射能を放射して、作業が一切できなくなった場合である。
火災は水を送り続けることで防げるとしても、放射能を含む大量の水蒸気が大気中に巻き散らし、東日本は放射能とつき合うか、逃げ出すかの二者選択を迫られる。
そうでなければ、
チェルノブイリのように人海戦術で強制的に鎮静化するしかない。
いずれにしろ、大量の人命が失われることには違いない。

【事故の時系列】
・2011年3月11日 14時46分 M7.9の東北・関東大震災が発生。
・約3分後、福島第一の原子力を緊急停止を確認。
・     福島第一、配管が破損し、作業員が非難する。
・14時42分15時42分 全
・14時50分 官邸対策室設置 緊急参集チーム招集
・15時20分頃 津波到達。岩手・釜石が水没してゆく。
・15時37分 第1回緊急災害対策本部(~15:56)
・15時40分頃、福島第一 津波が到達。最大10m以上?の波が襲った。
・15時42分  福島第一、全交流電源喪失(バッテリー8時間に切り替え)
  〃    15mの津波が海岸部の燃料タンク等をすべて破壊し、奪っていった。
  〃     7mの所の変電所も破壊され、外部電源を失う。
  〃    地下のディーゼルが水没、海水を被る。
  〃   非常用発電機の起動に失敗。(海水を被っている模様)
・2011年3月11日16時頃 気象庁 M8.4に変更
★2011年3月11日16時36分 福島第一、2号機 非常用炉心冷却装置注水不能
・2011年3月11日17時頃 気象庁 M8.8に変更
・2011年3月11日19時20分 福島第一 、原子力災害対策特別措置法(自衛隊出動)
・2011年3月11日21時20分 陸自、中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両が出発
→2011年3月11日21時23分 福島、半径3km以内の避難。10km以内の屋内待避がでる。
・2011年3月11日23時42分 福島第一、全機のバッテリー消失
〔最初の8時間を無駄に消耗した(東電の失策)〕
★2011年3月12日 1時20分 福島第一、1号機 格納容器圧力異常
(1号機、燃料棒の上部完全露出が疑われる)
・2011年3月12日03時過ぎ 国会会見にて、(枝野)、菅総理の福島視察を発表
→2011年3月12日06時前  福島、半径10km以内の避難地区拡大。
◆2011年3月12日07時36分 福島第一、菅直人の視察 
・2011年3月12日08時30分 陸自、福島第一5kmのオフサイトセンター到着
・2011年3月12日10時20分 福島第一、1号機 ベント開始(ウエット)
●2011年3月12日15時36分 福島第一、1号機 水素爆発
→2011年3月12日夕方   福島、半径20km以内の避難。20~30kmの屋内待避に変更(第一)
・2011年3月12日20時20分 福島第一、1号機 海水及びホウ酸を注入
・2011年3月12日20時41分 福島第一、3号機 ベント開始(ウエット)
★2011年3月13日05時10分 福島第一、3号機 原子炉冷却装置喪失
・2011年3月13日08時05分 陸自、原発冷却水支援のため、水タンク車9台が四倉町到着
・2011年3月13日08時41分 福島第一、3号機 ベント開始(ウエット)
・2011年3月13日11時00分 福島第一、2号機 ベント開始(ウエット)
・2011年3月13日13時12分 福島第一、3号機 海水及びホウ酸を注入
・2011年3月13日13時30分気象庁 国内の観測史上最大のM9.0に変更
〔・2011年3月13日17時57分 福島第二、空自、給水車両10両が作業開始]
・2011年3月14日05時20分 福島第一、3号機 ベント開始(ウエット)
・2011年3月14日07時44分 福島第一、3号機 格納容器圧力異常
(3号機、燃料棒の上部完全露出が疑われる)
●2011年3月14日11時01分 福島第一、3号機 水素爆発
・2011年3月14日13時25分 福島第一、2号機 原子炉冷却装置喪失
・2011年3月14日16時34分 福島第一、2号機 海水のみ注入
・2011年3月14日20時56分 福島第一5km地点 自衛隊オフサイトセンターから陸自、退避検討
・2011年3月14日22時50分 福島第一、2号機 格納容器圧力異常
・2011年3月15日00時02分 福島第一、2号機 ベント開始(ウエット?)
・2011年3月15日06時20分 福島第一、2号機 圧力制御室(異常音)損傷の疑い
・2011年3月15日08時25分 福島第一、2号機 白煙発生 
◆2011年3月15日午前     東電本社、菅総理乗り込む「 撤退などあり得ない」
 <2011年3月15日 福島第一、自衛隊活動命令(地震発生から5日目)>
・2011年3月15日11時頃  官邸、菅総理記者会見で福島避難を3kmを10kmに変更。
・2011年3月16日09時48分 空自、福島第一の3号機 ヘリによる散水準備、計測、実施しない。
→2011年3月17日     福島、アメリカ政府が自国民へ50マイル(80km)以内の避難勧告。
・2011年3月17日09時48分 空自、福島第一の3号機へCH-4による散水
・2011年3月20日     自衛隊、福島第一の東電との調整を正式に指示。

【今からでも遅くない原子力事故解決策】
難しいことではありません。
今からでも、頭脳である原子力技術者(設計・製造者)を招集します。
次に技師を招集し、作業員を募集します。
原子力技術者を中心に状況確認と最優先事項の確認をします。
保障と被害は後回しです。
持てる力をただ注ぎ込む。ただ、それだけのことです。

最後に1つ、最高責任者がすべての責務を負うと宣言することです。
(技術者を招集したような感じもありますので、何とかなっていくことを願っています))

【放射能で安全と言われる確率】
安全かどうかは自分で判断して下さい。
・飛行機が落ちる確率:1000分の2
・飛行機事故で死ぬ確率:2万分1
・交通事故で死ぬ確率:10万分の4.5
(日本の人口 1億2593万人、交通事故で死ぬ人 年間5700名)
・隕石が衝突して死ぬ確率:2万分1
・原子炉事故の確率:100万分の1
・地震の死ぬ確率:10万分の1
・日本で1年に死亡する確率:男子 100分の7.4 , 女性 100分の3.4
・64才までにがんで亡くなる確率:男子 100分の5 , 女性 100分の3
(年齢が下がると確率も下がる)
・胸部撮影一回で死ぬ確率:数万の1

たしか私の聞いた話で、
・放射線100ミリシーベルト(mSv/年)を浴びて死ぬ確率:1000分の1
(理論的には、1ミリシーベルトは、10万分の1)

原子力安全委員会が決めた基準とは、そんなものです。
安全か、安全でないか、そんな議論はほとんど無意味なものです。
母親にとって、全体の安全ではなく。
我が子の安全がどうかであり、「10万分の1」と言われても安心などできる訳もありません。
学者の安心と母親の安心は違うのです。

確率的に安全と言っているだけで、逆を言えば、犠牲者はいると言っているようなものです。
母親が子供のことを思えば、
原子炉の「100万分の1」だって嫌なはずです。
そして、目の前に「100万分の1」のハズであり原子炉危機が起こっています。
原子炉は安全です。
確率的には・・・・・・
でも、実際はどうでしょうか?

原子炉は不完全な機械と思っています。
例えるなら、ブレーキとエアバックのない車です。
アクセルを止めても、ブレーキがないので動き続けます。
エアバックのないので、放射能から体を守れません。
この技術ができれば、賛成派に回るのですが・・・まだ望めそうにありません。

私達(大人)の安全は確率でもいいですが、
子供達の安全は別次元で考えたものです。

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福島原発事故「レベル6」に上がったのか 原子力安全・保安院が検討の可能性
http://www.j-cast.com/2011/03/25091382.html?p=2
2011/3/25 21:13
「土壌汚染、一部でチェルノブイリと同レベル」
   これに対し、京大原子炉実験所の小出裕章助教は、実際はもっと深刻な可能性があると指摘する。
「3万~11万テラベクレルというのは、とても放出量が多いと思います。もしそうなら、むしろ『レベル7』と言った方がいいのではないでしょうか。とてもレベル5であるはずがありませんね」
   米シンクタンク「科学国際安全保障研究所(ISIS)」も、すでに2011年3月15日の時点でレベル7の可能性があるとしている。
   福島原発事故では、土壌の汚染も、局地的にチェルノブイリと同じレベルの場所があるとの見方を朝日新聞が紹介している。
   記事によると、福島県飯舘村では、1平方メートル換算で326万ベクレルのセシウム137が検出された。チェルノブイリでは、55万ベクレル以上は強制移住となったというが、その6倍の濃度だ。別の計算では、飯舘村は1200万ベクレル、20倍との極端な値さえあるという。もしそうなら住民の避難が必要で、場合によっては土壌の入れ替えもしなければならないとしている。
   経産省の広報班によると、原子炉等規制法で、セシウムなどのα線を放出しない放射性物質の場合は、1平方メートル当たり4万ベクレルを超えれば、国が放射線管理区域に指定しなければならないことになっている。
   前出の小出助教は、「報道がもし事実なら、無人地帯の放射線管理区域にしないといけないでしょう。『原発安定まで最低1か月は必要』と記事にありましたが、事態はもっと悪くなるかもしれません。しかし、こちらも情報が乏しくて判断できずに困っているのですよ」
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福島原発、最悪「レベル7」も 米シンクタンク指摘
http://www.at-s.com/news/detail/100010692.html
(3/16 10:08)

 世界の核関連活動を監視する米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は15日、東日本大震災に伴う福島第1原発の事故について「状況は相当悪化した」との見解を発表、事故・トラブルの8段階の国際評価尺度で上から2番目の「レベル6」に近く、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同じ最も深刻な「レベル7」に達する可能性もあると指摘した。
 米科学者らでつくる「憂慮する科学者同盟」は同日、事態が悪化すれば、より多くの放射性物質が東京にも拡散する可能性があると表明。最大の懸念材料として、施設内の放射線量が高くなり、作業員による原子炉を冷やす作業が難しくなっていることを挙げた。
 経済産業省原子力安全・保安院は国際評価尺度で上から4番目の「レベル4」に相当すると評価している。福島第1原発では、2号機で爆発音があり原子炉格納容器の圧力抑制プールが損傷。4号機でも爆発音がして火災が発生、外部に高濃度の放射性物質が漏れたとみられている。
 ISISの所長で物理学者のデービッド・オルブライト氏は「福島第1原発の衛星写真や報道、米軍や日本政府が測定した放射線量のデータなどを総合的に分析した」と話している。
 福島第1原発事故をめぐっては、フランスの原子力安全局も、「レベル6」に相当するとの見解を示している。
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