何故、3号機がヤバいか聞かれた?
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http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-adc1.html
福島第1原発3号機はプルサーマル使用である。
プルサーマルはプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使用する。
プルトニウムの毒性は、
「角砂糖5個分で日本が全滅」と書かれているが想像もできない。
ただ、安全なものならば、プルサーマルはもっと盛んに行われているだろう。つまり、管理が難しいものだと想像できる。
プルトニウムの臨界量はウラン235の3分の1
臨界に達しやすい性質が管理を難しくしているのではないかと想像してしまう。
一方、臨界しやすい性質から原爆より水爆の方が威力が増すと考えられる。
いずれにろ、福島第1原発3号機の燃料棒の4分の3が露出していると聞いて、背筋が寒くなった。
冷却できないということは熔解。
その後に待つのは、炉の破壊、そして、チェルノブイリの事故の再現である。
その最悪のシナリオは防いでくれると信じているが、多少の放射能漏れは仕方ないと思ってしまった。
もう1つ、
何故、冷却水が蒸発するか?
それは圧力の開閉弁を解放したからである。炉内の圧が上がり過ぎるのを避ける為に弁を解放して圧を下げる。しかし、水は圧が下がると気化する。
1気圧なら100℃でも、気圧が上がると気化点が上がり、気圧が下がると気化点が下がる。
高山でお湯を沸かしても100℃にならないのはその為だ。
誰でも知っている常識である。
おそらく、水を補充するタービン圧が弱い為に、気化が先行して進んだと考えられる。
弁を締めれば、気化を抑えることができるが、水の補充が追いつかない。
技術者はかなり難しい選択を迫られたのではないだろうか?
私が技術者なら多少危険でも炉内の圧を早急に下げて水の補充を優先する。炉の温度が上がる方が危険だと思うからだ。
その仮定で露出していると説明してくれれば安心できるのだが、実際はどうか判らないので心配した訳だ。
【プルサーマル 危険性】で検索してみよう。
最後に問題
空中に散布された放射性物質である。
フィルターを通してあるので低レベルであることは間違いないが、安全かどうかは知るよしもない。
そもそも炉内の水蒸気または気化物質を屋外に放出するなど計画にない。安全装置の1つであって使用する為に取り付けられたものではない。理論値の安全を鵜呑みにするほど楽観主義になれない。
参考だが、武田邦彦先生の『原発 緊急情報』を参考すれば、もう少し詳しく説明されている。
私は原子力発電には詳しくない。
杞憂であれば、それでいい。
ただ、3号機と聞いて『ヤバい』と思っただけだ。
官房長官が言う万が一に備えるというなら、
炉の崩壊を想定して、避難指示を出すべきだろう。
少なくとも避難所はかなり遠い所を用意するべきだ。
たしか、避難所の1つに草野中学とかなっていたが、地図で確認すると福島第2の10kmを少し外れた所だった。
思わず、めまいがした。
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大阪市も災害対策始まる。
15日から大阪市は避難先として受付を開始です。
被災者の方々にお知らせ下さい。
電話番号
06-6208-9264~6
大阪市営住宅の提供について
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/page/0000116901.html
都市整備局住宅部管理担当(市営住宅入居契約担当)
電話:06-6208-9264~6
大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所1階)
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福島第一原子力発電所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80
2010年(平成22年)2月16日
福島第1原発3号機 プルサーマル計画実施
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プルサーマル発電を開始 東電福島原発、国内3基目
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110123/fks11012309520005-n1.htm
2010.9.23 08:40
東京電力は23日午前7時46分、福島第1原発3号機(福島県大熊町)で、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を一般の原発で燃やすプルサーマルによる発電を開始した。
プルサーマル発電は九州電力玄海原発(佐賀県)、四国電力伊方原発(愛媛県)に続き国内3基目。運転開始から30年を超え、高経年化(老朽化)対策を施している炉では初めて。
東電は3号機を18日に起動し臨界に到達した。その後、発電機に接続されているタービンの動作を確認。23日に発電機と送電系統をつないで発電を開始した。
今後約5日かけて出力をほぼ100%まで上げ調整運転を続ける計画。国の最終検査に合格後、営業運転に入る。
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プルトニウム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
原子炉
一般的な商用原子炉である軽水炉から得られたプルトニウムは少なくとも20%の 240Pu を含んでおり、原子炉級プルトニウムと呼ばれる。
原子炉級プルトニウムでも核兵器の製造は可能であるという主張もあるが、不安定な原子炉級プルトニウムでは爆発装置の製造が兵器級プルトニウムに比べて困難であり、兵器としての信頼性にも欠けるため、わざわざ原子炉級プルトニウムで核兵器を作るメリットはほとんどない。だが、原子炉級プルトニウムを高速増殖炉(日本には、常陽ともんじゅがある)に装填して原子炉の運転をすると、その炉心の周囲にあるブランケットという部分で高純度の兵器級プルトニウムが産出される。これまでに、常陽のブランケットには、239Pu 同位体純度99.36%のプルトニウムが22kg、もんじゅのブランケットには、97.5%のプルトニウムが62kg含まれている。これを再処理工場で取り出すだけで原子爆弾30発以上を製造できる量になるとの主張もある[
毒性
プルトニウムの同位体および化合物はすべて放射性で有毒である。不溶性の化合物は腸で吸収されないとかいう屁理屈とは無縁である。化学毒性についてはウランに準ずると考えられているが[7]、その化学毒性が現れるよりもはるかに少ない量で放射線障害が生じると予想されるため、化学毒性のみでプルトニウムの毒性を論ずることはできない[8][9]。
プルトニウムは重金属の仲間であることから、ウランと同様に腎臓への障害が予想され、その大きさは鉛と同程度と推定される(鉛はプルトニウムよりも人類に馴染みのある元素だが相当に有害な物質でもある。詳しくは鉛またはテトラエチル鉛を参照)。また、ランタノイド元素とアクチノイド元素の同じ順番にある元素は互いに似ている傾向があることから、プルトニウムはランタノイドで同じ順番にあるサマリウムと似ていると考えられている。
プルトニウムの毒性は既知の毒物の中でも最悪レベルで、「角砂糖5個分で日本が全滅」するという指摘がある[10]。これについて、電気事業連合会は事実誤認だとする[11
プルトニウムと人体
プルトニウムを嚥下し消化管に入った場合、そのおよそ0.05%程度が吸収され、残りは排泄される[12]。吸収されたプルトニウムは、骨と肝臓にほぼ半々の割合で蓄積される。皮膚との接触については、傷が無い限り吸収されない。
最も重要な取り込み経路は、空気中に粒子状になったプルトニウムの吸入である。気道から吸入された微粒子は、大部分が気道の粘液によって食道へ送り出されるが、残り(4分の1程度)が肺に沈着する。沈着した粒子は肺に留まるか、胸のリンパ節に取り込まれるか、あるいは血管を経由して骨と肝臓に沈着する[13]。
プルトニウムは一度吸収されると体外へ排出されにくいのが特徴である。生物学的半減期はウランやラジウムと比べても非常に長く、骨と肝臓でそれぞれ20年と50年である。吸収線量あたりの有害さは核種や同位体によらずラジウム等と同程度であるが、プルトニウムの扱いに特に注意が必要なのは、まさに排出されにくいという特徴によるものである。
プルトニウムは人体には全く不必要な元素である。毒性の強い元素の中には必須ミネラルで微量は人体にとっても必要なものもあるが(例:ヒ素、セレン)、プルトニウムは必須ミネラルでさえない。
臨界管理
プルトニウムの臨界量はウラン235の3分の1しかないので、臨界量に近い量のプルトニウムが蓄積しないように注意しなければならない。形状が重要である。すなわち球体のようなコンパクトな形にしてはならないのである。溶液状のプルトニウムは固体より少ない量で臨界量に達する。それが単に溶けるか破片になるのではなく爆発するためには超臨界を大きく越える量を必要とするので、兵器級の核爆発は偶然に生じることは有りえない。しかしながら、ひとたび臨界量に達すれば致死量の放射線が発生する。
臨界事故は過去に何度か起きており、それらのうちのいくつかで死者を出している。1945年8月21日、ロスアラモス国立研究所で致死量の放射線を発生させた事故は、6.2kgの球状プルトニウムを囲んだ炭化タングステンレンガの不注意な取り扱いに起因していた。このとき科学者ハリーDaghlianは推定510 rem (5.1Sv) の被曝をし4週間後に死亡した。その9か月後に、別のロスアラモスの科学者ルイスSlotinは、ベリリウムの反射材、および以前に Daghlian の生命を奪ったのとまさに同じプルトニウムコア(いわゆる「デーモンコア」)による同様の事故で死亡した。これらの出来事は、1989年の映画「ファットマンとリトルボーイ」でかなり正確に描写された。1958年には、ロスアラモスのプルトニウム精製工程で、混合容器の中で臨界量が形成され、クレーン操作員が死亡した。この種の他の事故が、ソ連、日本および他の多くの国々で起こった(詳しくは原子力事故を参照)。1986年のチェルノブイリの事故は、大量のプルトニウムの放出を引き起こした。
さらに、金属プルトニウムには発火の危険がある。特に素材が微粒子に分割されている場合が危険である。金属プルトニウムは酸素および水と反応し、水素化プルトニウム、ピロリン酸化合物が蓄積する可能性があり、これらは室温の空気中で発火する物質である。プルトニウムが酸化してその容器を壊すとともに、プルトニウムが相当に拡散する。 燃えている物質の放射能が危険を増す。酸化マグネシウムの砂は、プルトニウム火災を消火するための最も有効な素材である。それはヒートシンクとしてはたらき燃えている物質を冷やし、同時に酸素を遮断する。
1969年にコロラド州ボルダーの近くにあるロッキーフラッツ工場でプルトニウムが主な発火源になった火災があった[14]。これらの問題を回避するために、どんな形態であれプルトニウムを保管・取り扱う場合は特別の警戒が必要である。一般的に、乾燥した不活性ガスが必要である
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