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杞憂です。(10)風評被害は止まらない!? の続き

原発情報 ←(最新)
http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-adc1.html

昨日の続きです。
まず、専門家みたいな人が言っていたのは、預託実効線量だと思われます。
名前もない:さんからコメントを頂きました。
ありがとうございます。

預託実効線量とは、元素が出す放射線の総量を1年に換算したものでした。
実施に浴びる放射線とは若干違いがありますが問題ありません

.Photo

(1時間当たりに換算すると、初期は小さく現れるが長期を考えるにも問題なし)

若干ですが、意見を訂正させて頂きます。
もし、原発が3カ月以内に沈静化し、放射能汚染を拡大させないなら、
「あのホウレン草を1年間食べても安全です。」

しかし、
放射能汚染が収まらないなら、
「食べないことをお勧めします。」
ホウレン草が危険ではなく、放射能の蓄積総量が危険になるかもしれません。

放射能は蓄積されていきます。
特に、胎児、子供、女性は気を付けて下さい。
大人は子供達の為に、安全な水と食料を分けてあげましょう。
大人の方が安全率が高いからです。
子供達の未来を守りましょう。

以上が私の訂正であります。

簡単なイメージで言いますと、RPGゲームと思って下さい。
主人公には、ライフポイントが与えられます。
大人は多く。子供ほど少ないと思って下さい。
そして、
主人公は放射能と戦って、ダメージを増やしていくと考えて下さい。
低濃度の放射能物質はスライムのようなものです。
しかし、
休憩せずに戦っていると、たとえ最弱にスライムですら、ダメージを蓄積します。
気が付くと、危険なところまで来ていることがありますね!?
そんなときに限って、強い敵(原発事故)に出会ったりしませんか?

そうです。
私が心配するのはそこです。
小さなダメージでも蓄積すると危険なことがあります。

でも、
安心して下さい。人間には自然治癒の能力があり、ライフポイントは回復します。

今の東京の放射能レベルでは、回復の方が増していますので安全です。
ホウレン草も1カ月程度のダメージなら1年で回復可能な域です。
(これは子供も同じです。)

2ヵ月、3ヵ月と長期化するとどうなるでしょうか???

特に
子供はライフポイントがまだ少ないので、すぐに危険な領域になります。
子供には、イザというときの為に、ライフポイントを残しておきたいですね!

つまり、
福島の状況がこれからどうなるかを見極めてから行動を起こせばいいでしょう。
東京くらい離れている人の話です。
福島市の人の話ではありません。

【原発情報 ←(最新)】の地域別の放射線比べて下さい。

現在、東京の放射線濃度は、0.143μSv/h、千葉 0.104μSv/h、神奈川 0.097μSv/h、新潟 0.048μSv/h、秋田 0.035μSv/h、 岩手 0.031μSv/h(23日15:00~16:00)です。
福島市は一時 19.100μSv/h(3/16 15:10)で、今は 4.760μSv/h(3/24 14:00)であり、
郡山市は一時  3.180μSv/h(3/16 17:00)で、今は 1.380μSv/h(3/24 14:00)です。
比べて見れば判るように、危険度がまったく違います。
危険度が100~30倍近く違います。
まったく、慌てる必要はありません。
水も基準値を超えていますが、危険というよりやや注意という程度です。

.20110322dd0phj000014000p_size8 No

しかし、
先程も言いましたが、スライムでもダメージは蓄積してゆきます。
だからと言ってスライムを恐れる必要もありません。マスクをしたり、肌を全身守ったりする必要もなく。顔を洗ったり、お風呂に入るのを気にする必要はないという訳ですね!
飲み水も、現在の所は安全数値になりました。
どうするかは自分で決めて下さい。

今後も原発の様子を見て、注意深く行動を取ることです。

目安は、福島の放射線値と風向きです。
東京側に風が吹くときは要注意です。

因みに、
25日 西よりの風 1~3m/s 昼前から夜まで南東風 3~7m/s 
  上空1000m 西よりの風 3~7m/s 昼前から夜まで南より風 5~15m/s
(南よりの風: 風向が(南)を中心に(南東)から(南西)の範囲でばらついている風)
になるようです。
昼間までが北関東側、昼以降は仙台側が心配ですね!!!

《風評被害》
さて、風評被害はとどまる所を知りません。

大阪でも水が売り切れ続出です。
理由は2つあります。
1つは、被災者救援の為にメーカーがすべてそちらに回した為に、しばらく入荷がありません。
1つは、関東から水を送ってほしいという声で、普段買わない人が買った為に在庫が切れてしまいました。
余分に売れて入荷がない。売り切れが発生します。

「水が無くなる!?」
そんな噂が流れて、買い漁る人が続出!?
売り切れ続出!!!

近所のスーパーやホームセンターから水が消え、一般の小売店まで在庫を確認する電話が鳴りました。
もちろん、当店でも掛っています。
普段から買って頂いているお客様の分が底をついて大迷惑です。

予言しましょう。
1カ月~3ヵ月で店舗に通常の水が並ぶようになります。

実のところ、予言でもなんでもありません。
在庫は通常売れる分を買っておきますので、余分に2割売れると品切れ状態になります。
今回、震災が加わって、メーカーの在庫が尽きていますので、最長でも3ヵ月で稼動が追いつくだろうということです。

(紙パックのように日本の生産量の3割が茨城に集中しているような不測の事態がない限りという条件付きだったりするのだが・・・)

結局、風評被害というのは、正しい情報を持ってないことから起こるのであって、正しい情報を発信できていれば、かなりの確率で防ぐことができると思われる。

今回の水事件の根幹は、
政府の情報発信力のなさと不信が原因である。

安全です。
誰も政府の言うことを信じられない。
各々が冷静な対応を取った。
その結果、
関東で水ペット不足が発生している。
その余波が大阪も襲っている。

誰もが政府の言うことを信じられなくなっている。
自分の家族は自分で守らなければならない。
総合依存こそ、危機を回避する最も有効な手段であるが、今の政府ではそれがない。

ビジョンがない。
解決策を示さない。
情報を隠蔽する。

疑心暗鬼になってしまいます。

私もそうです。

東電と政府、どちらを信じるか???
どちらも信じ難い。
でも、情報は彼らしか持っていない。
福島原発は大丈夫なのだろうか?
津波の被災者の災害マップは完成して、全体を把握しているのだろうか?
私達にできることは何かないか?

原発の鎮火後のビジョンは?
震災の復興計画は?
日本の未来は?

何もかもが、霧の向こうに隠れている。

《放射線と人体》
・ベクトルとシーベルト
ベクトルは放射能物質が発生する放射線の総量です。
シーベルトは対象物に当たる放射線の総量です。
外部被爆の場合、ベクトルをシーベルトに変換するにはベクトルの一部が対象になり、
体内に入るとベクトルの総量が人体に与える総量になります。

・放射線物質が人体に与える影響と減少
放射能線が細胞の染色体を破壊することは知られています。
そして、潜伏期間に応じて影響力が小さくなってゆきます。
また、年齢に応じても影響力が小さくなってゆきます。

ウル覚えですが、たしかこんな感じだったと思います。
例.100の細胞に20%の影響を及ぼす放射線を受けた場合
1日1111111111  100×20%=20       
  1111111122  20個が破壊されます。(正常80個)

2日1111111122   80×20%=16、20×20%=4 
  1111111223  16個が破壊され、4個が変化します(正常64個)

3日1111111223   64×20%=12、36×20%=7 
  1111112223  16個が破壊され、7個が変化します(正常52個)

4日1111112223   52×20%=10、48×20%=10 
  1111122223  10個が破壊され、10個が変化します(正常42個)

5日1111122223   42×20%= 8、52×20%=10 
  1111222233   8個が破壊され、10個が変化します(正常32個)

6日1111222233   32×20%= 6、68×20%=13 
  1112222334   8個が破壊され、10個が変化します(正常26個)

7日1112222334   26×20%= 5、72×20%=14 
  1122223344   5個が破壊され、10個が変化します(正常21個)

これで見れば、判るように1日目に20個の正常な細胞を破壊した放射線は7日目には5個しか破壊できなくなっています。
もう少し正確にいうと、破壊モードとして、α粒子、β粒子、γ線が放射線として放出される 細胞より遥かに小さな粒子であるので、場所に関係なく通過できる。そして、惑星が流星にぶつかるくらいの確率で、細胞を構成する物質にぶつかり破壊し、染色体のデーターが欠落するのである。
しかし、人間が猿だった時の尻尾のデーターが破壊されても、何の問題がないように、髪の毛の色のデーターが壊されると白髪になったり、健康を阻害する異常データーが破壊されると健康になったり、遺伝子情報のどこが壊れるで問題が変わってくる。
弱い放射線の作用は、細胞を壊すというより変質させるという感じに近いかもしれない。
そして、地球内部から上がってくるラドン線や太陽のような天体から降り注いでくる宇宙線が常に人類すべてに振り掛っている。
つまり、人間は生まれた時から放射線によって細胞を破壊され続けており、時間の経過と共に正常な細胞が破壊される可能性が減り、放射線を受けても影響が減ってゆくのはその為である。人間が放射線に耐久性があると言われるのはその為である。
もちろん、自殺因子のような作用が細胞にあり、一定以上に破壊された細胞が自己破壊して体外に排出されるという説もある。
いずれにしろ、細胞が活発に細胞分裂を繰り返す、幼児・少年少女期は、放射線で破壊された細胞がそのまま複製されて逝く為に、障害が発生しやすいと考えている。

・預託実効線量
ベクトルをシーベルトに換算すると預託実効線量というもので表すことができる。
(実は最近まで知らなかった。)
換算できることは知っていたが、使用することもなかったので調べたこともなかった。
内部被爆の場合は、放射線の強さ(ベクトル)がすべてが、生体への被曝の大きさ(シーベルト)に換算され、外部被爆の場合は、その側面の放射線の強さ(ベクトル)が生体への被曝の大きさ(シーベルト)になる。
しかし、預託実効線量はそうでない。
被爆から被曝の大きさを累計し、1年間の総量として示している。
よって、実際の被爆直後は、この総量を365日で割った数値より大きい被爆量が表される。しかし、被爆年数で平均すると同じなる。

.Hoshasen2_2
-----------○-----------
東京電力記者会見24日29時
http://www.ustream.tv/recorded/13530401

-----------○-----------
≪内部被ばくに関する線量換算係数≫
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html
-----------○-----------
≪内部汚染で問題となる核種とその特徴≫
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/2_2_5.html
-----------○-----------
預託実効線量
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/yotaku_jikkou_syousai.html
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/servlet/food2_in

預託実効線量 H(mSv) = 0.001×m×d×p×a×f1×f2
m: 飲食物摂取量(単位:g/日)厚生労働省が実施した国民健康・栄養調査「平成17年国民健康・栄養調査報告」の食品群別栄養素等摂取量(全国)の値を用います。その値は、1人1日当たりの摂取量(g)を食品群別にまとめた一覧表として提供されています。   
d: 摂取日数(単位:日)1年間の飲食物摂取量を対象とするため、365日となります。   
p: 実効線量係数(単位:mSv/Bq)経口摂取による線量係数は、ICRP Publ.72により核種別に定められていて、この係数を用います。

例)Sr-90の場合は2.8×10-5、 Cs-137の場合は1.3×10-5   
a: 放射能濃度(単位:Bq/kg)全国の都道府県で採取した食品試料の核種別の放射能分析データを用います。   
f1: 市場希釈係数
f2: 調理等による減少補正
流通経路、調理方法等、さまざまな条件によりこれらの値は異なりますが、いちばん厳しい値として、ともに1を用います。

放射性物質の体内への摂取に伴う被ばく(内部被ばく)の線量評価に用いられる線量としては、預託等価線量及び預託実効線量がある。 預託等価線量HT(τ)は、放射性物質の体内への摂取後に、体内に残留している放射性物質から個々の組織又は臓器Tが受ける等価線量率を時間積分した線量である。τは摂取後の年で表した積分時間であり、放射線業務従事者については、積分時間は50年とされている。預託等価線量の単位はシーベルトである。預託実効線量E(τ)は臓器又は組織の預託等価線量とその臓器又は組織の組織荷重係数との積の全身の総和である。
-----------○-----------
自然放射線の量:1.4mSV/年(世界 2.4mSV/年)
* 1 ベクレル= 27 ピコキュリー
** 1 ミリシーベルト= 100 ミリレム

100ベクレル=5mSV/年=0.035μSV/h

家屋内ラドン濃度と実効線量当量率
国   名   濃度    実効線量当量率
     (ベクレル/m3)(ミリシーベルト/年)
オーストリア  12        0.73
カナダ     17        1.0
デンマーク     4.8       0.3
フィンランド  17        1.0
西ドイツ     8.1        0.5
ハンガリー   20        1.2  
(ハンガリー) 120        7.3
ノルウェー   11        0.7
(ノルウェー) 26        1.6
ポーランド   6-17       0.4-1.0
スウェーデン  60        3.7
イギリス    15        0.9
(イギリス)  13        0.8
アメリカ    15        0.9
ソ連       4.8       0.3
(ソ連)    16        1.0
数カ国     18        1.1

-----------○-----------
自然放射線の量

自然放射線の量は地域によってどのくらい差があるのでしょう。
日本各地の宇宙線と大地からの放射線の量を下の図で見てみましょう。
これには、ラドンなどの内部被ばくは含まれていません。関西や中国地方
は放射性同位元素を多く含む花崗岩地帯が多いので大地からのガンマ線の
量が多く、逆に、関東平野は火山灰地のためガンマ線の量は少なくなって
います。
大地からのガンマ線が高いところとして、外国ではインドのケララ地方
やブラジルの一部が知られています。この地域では年間数十ミリシーベル
ト程度と、なんと日本の数十倍もの値が報告されています。
自然放射線の量
(放射線医学総合研究所)
全国の自然放射線量
0.99以下
1.00以上~1.09以下
1.10以上
(ミリシーベルト/年)
日本における自然放射線からの
1人あたりの年間線量(実効線量当量)
(大地、食物からの放射線と
宇宙線を加えたもの)
生活環境の違いも放射線の量に大きく影響します。
コンクリートの建物は、宇宙線や大地からの放射線を遮る力は大きいの
ですが、コンクリートや骨材自身が天然の放射性同位元素を比較的多く含
むため、木造建築より建物から発生する放射線の量は多くなります。
花崗岩の敷石の道路の両側に立派なビルディングの立ち並ぶ銀座通りは、
海の上に比べてガンマ線の量が4倍も多くなっています。これは、海上では
大地からの放射線が海水によって遮られ、また海水自体は土に比べあまり
放射性同位元素を含んでいないからです。
飛行機に乗った場合も大地から遠ざかるので放射線は減るような気がし
ますが、高度が高いほど宇宙線による被ばくが急激に増えます。例えば、
海外に行くとき1万メートルの上空を30時間も飛ぶと地上にいる場合に比
べ50マイクロシーベルト(0.05ミリシーベルト)程度多く被ばくすること
になります。
-----------○-----------
医療放射線
http://rcwww.kek.jp/kurasi/page-48.pdf
あなたは、胸部エックス線撮影や、バリウムを飲んで行う胃部エックス
線撮影、あるいは歯医者さんでレントゲン撮影を経験したことがあります
か。
これらは、いずれも人体の各臓器や筋肉、骨や歯に対するエックス線の
透過率の違いを利用して体内の写真を取り、治療に役立てるものです。
最近では、エックス線をあらゆる角度から照射し、透過率の違いをコン
ピュータで解析して、目的の臓器などの映像をブラウン管に映し出せるよ
うにしたものがあります。これをエックス線CT検査、通称シーティースキ
ャンといい、脳内出血などの脳の診断に威力を発揮しています。
医療被ばくには、エックス線撮影の他に、放射性同位元素を投与する肝臓
検査やコバルト-60からのガンマ線をつかったガン治療などがあります。
表は検査や診断で受ける放射線の量の推定値です。
医療放射線

病気の検査や診断で受ける放射線の量
診断部位  診断1件当たり   年間診断件数
      実効線量当量(mSv)

<撮影>
頭部     0.05       6.8 ×104
胸部      0.06       53.9 ×104
胃       2.7       16.7 ×104
バリウム注腸  4.3        1.8 ×104
腰椎      1.5        6.3 ×104
膀胱      1.9        0.16 ×104
股関節     0.32       2.5 ×104
<集団検診>
胸部      0.30       26.5 ×104
胃       4.1        4.10 ×104
<C T>
頭部      0.49       1.23 ×104
胸部      6.8        0.0037 ×104
腹部      3.8        0.160 ×104
<透視> 
頭部      0.27       0.099 ×104
胸部      2.4        1.05 ×104
胃       2.8       16.0 ×104
バリウム注腸  4.2        1.7 ×104
腰椎      3.7        0.50 ×104
膀胱      3.0        0.12 ×104
股関節     2.3        0.015 ×104
<歯科>
口内法     0.029      84.5 ×104
パノラマ    0.043      11.2 ×104
<核医学>
診断      4.3        0.99 ×104

出所:放医研調べ
放射線保健学、社団法人日本放射線技師会、マグブロス出版(1991)
-----------○-----------
レントゲンによる値
自然界における放射線の量は、場所によって異なる。低い所では17 μR/h で、高い所では1100 μR/hに達する。一般に、都市部では高い値を示す。人が一生の間に被曝する自然放射線の量は約16レントゲン(160ミリシーベルト)である(寿命を60年とし、自然放射線の量を 30 μR/hとして計算)。

人間が500レントゲンの放射線を5時間程度の短時間に浴びると致命的である。
-----------○-----------
グレイ (単位)
グレイ(gray、記号:Gy)は、吸収線量・質量エネルギー分与・カーマの単位で、SI組立単位の一つである。放射線によって1キログラムの物質に1ジュールの放射エネルギーが吸収されたときの吸収線量を1グレイと定義する。1グレイは100ラド(かつて使われていた単位)に等しい。

グレイは、1940年に同様の概念の単位を使用したルイス・ハロルド・グレイ(1905年 - 1965年)を記念して1975年に定められた。ルイス・ハロルド・グレイは、「1レントゲンの放射能によって単位体積の水中に生じるエネルギーに等しい量のエネルギーの増加を単位体積当たりの組織の中で生じる中性子放射線の総量」を単位とした。単位の関連は記事 放射線に詳しい。
-----------○-----------
シーベルト(Sv)
放射線防護の目的に用いられている放射線量の単位。種々の放射線に被曝した際、線量の合計は各放射線の物理的線量(単位は グレイ)にそれぞれの放射線の生物学的な影響の強さに対応する係数を掛けて合計します。ガンマ線に対する係数は1なので 1 Sv = 1 Gy(1ミリシーベルト[mSv] = 0.001 Sv) となり、原爆放射線に含まれている中性子に対する係数は10なので 1 Sv = 0.1 Gy ということになります。

いろいろな症状が現れる被ばく量(Sv)
500 皮膚  壊死
50 皮膚 永久的な潰瘍
25 皮膚 一時的な潰瘍
15 全身 死亡までの期間1~5日
     (神経系障害)
10 全身 死亡までの期間10~20日
     (消化管・肺障害)
 5 皮膚 一時的な脱毛と紅斑
 5 眼  白内障
3~5 生殖腺 永久不妊(男性3.5~6Sv、女性2.5~6Sv)
 3 全身 被ばく後60日以内に半数の人が死亡(骨髄障害)
1.5 全身 死亡のしきい線量
1.0 全身 一割の人が悪心・おう吐
1.5~0.5 生殖腺 女性の一時的不妊
0.5 全身 リンパ球の減少
0.15 生殖腺 男性の一時的不妊
0.1 全身 染色体検査で変化が出る

-----------○-----------
晩発効果
被ばく後、しばらく症状の現われない潜伏期間があるものを晩発効果と
いいます。代表的なものに、ガンや白内障、寿命短縮、不妊があります。
放射線によって細胞の中のDNAなど遺伝物質が損傷すると細胞再生産が
うまく行われなくなります。発ガンはこれが体細胞について起こった場合
であり、細胞は無秩序に細胞分裂を繰り返します。しかし、DNAが損傷を
受けても生体の修復能力によりほとんどのDNAは元通りになります。
発ガンの潜伏期間は、放射線の量や被ばくした部位、年齢などで異なり
ますが、だいたい10~30年程度です。また、死に到るような発ガンの可
能性は、全身に10ミリシーベルトの放射線を一度にあびた場合、1万人に
1人程度です。一度に2シーベルト以上を目に被ばくした場合に起こる白内
障の潜伏期間は数年から数十年といわれています。
-----------○-----------
胎児への影響
器官や組織が作られる胎生期には細胞分裂が盛んなので、胎児が放射線
の影響を受ける可能性は高くなります。
受精から9日目までは0.05グレイ以上*1被ばくすると受精卵の胚は死亡し
ます。受精後2週から8週までの時期は、器官形成期と呼ばれ、身体の臓器
や組織の基ができる時期です。この間に大量の被ばくをすると、奇形が発
生します。被ばくによる奇形としてこれまでに知られているのは小頭症で、
0.1グレイ以上の被ばくで発生すると考えられています。
受精後8週から15週の胎児は大脳がつくられる時期です。この時期に被
ばくすると精神発達が遅れる可能性があります。胎児が0.12~0.2グレイ
以上*2の被ばくをすると起こるといわれています。また、8週から25週の期間
に被ばくすると、多く被ばくすればするほど知能指数(lQ)が低下するこ
とが知られています。1シーベルト被ばくした場合には、約4割がIQが67
以下の重度の精神発達遅滞を起こします。
このように、胎児が一度に50ミリシーベルト以上の放射線を受けた場合
には胎児に何らかの症状が現れる可能性があります。そのため、妊娠中は
不用意に医療被ばくなどしないように注意が必要です。しかし、50ミリシ
ーベルトに達しないような放射線量では生まれてくる赤ちゃんに奇形や知
恵遅れなどの症状が見られることはありません
-----------○-----------
ベクレルとシーベルト
http://chie.yakudachidata.com/cpdata/cpi/isaigai/%E7%81%BD%E5%AE%B3/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88/

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