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2011年2月

跛鼈(はべつ)も千里(せんり)

嬉しい話は嬉しい。楽しい話もことまた楽しい。
笑顔を見ることが一番の特攻薬である。
笑顔が近くにあると本当に心が落ち着く。

ニュースというのは無常で私の願いを聞き届けることがない。

今日一日だけでもそうであるように祈る。

私はテレビで可哀相な人の話が嫌いである。不幸を見て楽しい気持ちになれないからだ。
人の不幸は蜜の味という人もいるが、私は見苦しいだけで楽しいと思ったことはない。
「こんな不幸な人生を送りながらこんなに頑張っています。」
テレビの司会者がそう語るのが嫌いだ。
まるで自らが強者となって上から見下ろしているようで悲しくなる。
あえて誤解を恐れずに言うならば、“弱者撲滅”という叫びたい。
“弱者”とは何か?
それは生きる力を失っている人である。自ら生きようとしていない人間である。
それを何を勘違いしたのか、老人が弱者、障害者が弱者と叫ぶ人間を見ると悲しくなってくる。
歩みの速度が違うだけで、彼らを特別視するのは如何なものであろうか?

因みに、私のニックネーム“ドンちゃん”のドンは鈍である。
鈍くっさい、ドジ、ドンドン、鈍重、鈍亀のドンであり、昔はそう呼ばれるが嫌だった。
言われるくらいだから私はかなりドジであったと思う。
しかし、今ではこの“鈍”が自慢である。
鈍才こそ、掛け替えのない才能である。
できないからできるまで1つのことにこだわり続ける性格。

神社や寺院に行ったにとなら判りになるだろう。
社や家具が古くなり、黒く光沢を放つ美しさ。
これこそ長い時間が作り出す。
人でいうなら『鈍才』が作り出すに人間味である。
残念ながらまだその域には達していない。
孔子は30にして立ち40にして迷わずというが、30にして立ててもいないし40でも迷ってばかりである。
日々精進が足りないと三省(さんせい)してしまう。

私淑する安岡正篤の言葉が浮かんでくる。

現代日本人は人物というものができていない。
修養が足りない。

人を見れば悪口を言って、自分の事を棚にあげておいて、そうして一向努力はせぬ。

嫉視誹謗(しっしひぼう)し、そうして他に向かって大言壮語(たいげんそうご)ばかりする。行儀作法もなっていないという傾きがある。

これを根本的に是正しなければ、本当の意味において日本精神を発揚(はつよう)することはできない。

外に発展しようと思えば思う程、やはり内に深めなければならない。

『安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う』(致知出版社刊)

まったくその通りである。
歩みは遅くとも、この道を逝こうと思う。

ーーーーーーーー○ーーーーーーーー
『荀子』

驥一日而千里、駑馬十駕、則亦及之矣

故蹞歩而不休、跛鼈千里、累土而不輟、丘山崇成。

(読み)
驥(き)は一日にして千里なるも、駑馬(どば)も十駕(じゅうが)すれば則ち亦之に及ぶ

故(ゆえ)に蹞歩(きほ)して休(や)まざれば、跛鼈(はべつ)も千里(せんり)、累土(るいど)して輟(や)まざれば、丘山(きゅうざん)も崇成(すうせい)す。

〔解釈〕
名馬は一日で千里を走る。しかし、どんな駄馬でも十日も走りつづければ駿馬に追いつくことができる。

足の不自由なすっぽんも歩き続ければ、千里の先まで行くことができる。能力の劣った者でも努力し続ければ成功することのたとえ。

『孔子』
吾十有五而志于学、
三十而立、
四十而不惑、
五十而知天命、
六十而耳順、
七十而従心所欲
不踰矩

「われ十五(15才)にして学(学問)に志(こころざ)し」
「三十(30才)にして立つ」(学問で自立できるようになった)
「四十(40才)にして惑(まよ)わず」(いろいろな迷いがなくなった)
「五十(50才)にして天命を知る」(天が自分に与えた使命を知った)
「六十(60才)にして耳順(したが)う」(どんな人の話も聞けるようになった)
「七十(70才)にして心の欲するところに従(したが)っても矩(のり)をこえず」(心の思うままに行動しても人としての道をふみはずすことがない)

し‐しゅく【私淑】
孟子」離婁下の「子は私(ひそ)かにこれを人よりうけて淑(よし)とするなり」から》直接に教えは受けないが、ひそかにその人を師と考えて尊敬し、模範として学ぶこと

八百長は公然の秘密、何故騒ぐ!?

八百長を表明するには千秋楽の7勝7敗の力士の勝率を求めれば証明される。
これは私の持論。

といっても自慢できるほどの持論ではなく。半ば公然の秘密というものです。

ただし、これをすでに分析した学者がいたのは驚きであった。
米シカゴ大のスティーヴン・D・レヴィット教授
ヤバい経済学 [増補改訂版]で書かれているらしいので早速購入してみようと思っている。

ただ、マスコミの騒ぎ方は異常である。
相撲はそもそも地方巡業などで地元の有力者との関係でなりたっていた経緯があり、古くは大名、地名主、そしてヤクザである。
昭和に入って、ヤクザとの関係を少しずつ切ってきたと言っても、興業の障害とならない程度のつき合いは続いていた。平成になって社会情勢や警察とヤクザの対立関係があからさまになった為に、かなり改善しているといってもすべて改善するのは不可能である。
警察または政府が相撲会の家計をすべて持ってくれる訳ではないのなら、経済マフィアや経済ヤクザという存在は政治家でも何ともできない存在である。
マスコミの報道はまさに狂喜の正義の味方ごっこである。
知っていながらあまり清潔な事ばかり言っていると、しっぺ返しを食らうことになる。

八百長など昔からあった。
これを機会に止めるように持っていけば上々ではないか。
罪を憎んで人を憎まず。
マスコミが厳しい処置を求めるのはお門違いだ。

相撲会がどうするかは相撲界全体で決めていけばいい。
警察もただ、不当な賭けごとを取り締まり。
それぞれがそれぞれの役割を果たすだけでいいのではないだろうか。

一番心配なのはマスコミに踊らされた政治家だ。
願わくば、己の良心に従ってもらいたい。
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学者が八百長証明!「7勝」対「8勝」千秋楽の勝率は?
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/fuji-zak20110204006/1.htm年2月4日(金)17時0分配信 夕刊フジ 
  ケータイメールが動かぬ証拠となった大相撲の八百長問題。相撲協会の放駒理事長は「過去には一切なかったこと」と言うが、実は米名門大の経済学教授が過去の膨大な取組を分析し、八百長の存在を経済学的に証明している。その気になる中身は-。

2011

 大相撲の八百長を分析したのは、米シカゴ大のスティーヴン・D・レヴィット教授。ジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナー氏との共著で2006年に出版、07年に増補改訂版が出た『ヤバい経済学』(東洋経済新報社刊)で、ヤクの売人や出会い系サイトなどを経済学的に解き明かし、ベストセラーとなった。その第1章で大相撲も取り上げている。

 レヴィット教授は1989年1月から2000年1月までに開かれた本場所の上位力士281人による3万2000番の取組から、14日目まで7勝7敗と勝ち越しがかかる力士と、8勝6敗と勝ち越している力士の千秋楽での対戦をピックアップした。

 過去の対戦成績では、7勝7敗の力士の8勝6敗の力士に対する勝率は48・7%と5割を少し下回る。ところが、これが千秋楽の対戦になると7勝7敗の力士の8勝6敗の力士に対する勝率は79・6%と大きくはね上がるというのだ。

 これだけなら7勝7敗の力士のモチベーションが高い結果といえなくもないが、次の場所での取組(どちらも7勝7敗でない場合)では、前の場所で勝った7勝7敗の力士の勝率は約40%と大幅に落ち込む。この2人の力士が次の次の場所で対戦すると勝率は約50%に戻ると指摘する。

 同書では「一番理屈に合う説明は、力士たちの間で取引が成立しているというものだ」とする。

 興味深いことには、日本のマスコミで八百長報道が出たすぐ後に開かれた本場所千秋楽では、7勝7敗の力士の8勝6敗の力士に対する勝率はいつもの80%ではなく、約50%に下落。「データをどういじっても出てくる答えはいつも同じだ。相撲に八百長なんかないとはとても言い張れない」と結論づけた。

 レヴィット氏は米紙ワシントン・ポストで相撲の八百長に関するコラムを読んだのをきっかけに分析を始め、英語の相撲雑誌「スモウ・ワールド」のバックナンバーを15~20年分取り寄せたという。放駒理事長は反論できるのだろうか。

米シカゴ大のスティーヴン・D・レヴィット教授。
ジャーナリストのスティーヴン・J・ダブナー氏との
共著で2006年に出版、07年に増補改訂版が出た
『ヤバい経済学』(東洋経済新報社刊)で、
ヤクの売人や出会い系サイトなどを
経済学的に解き明かし、ベストセラーとなった。
その第1章で大相撲も取り上げている。

レヴィット教授は1989年1月から2000年1月までに
開かれた本場所の上位力士281人による3万2000番の
取組から、14日目まで7勝7敗と勝ち越しがかかる力士と、
8勝6敗と勝ち越している力士の千秋楽での
対戦をピックアップした。

過去の対戦成績では、7勝7敗の力士の8勝6敗の
力士に対する勝率は48・7%と5割を少し下回る。

ところが、これが千秋楽の対戦になると7勝7敗の
力士の8勝6敗の力士に対する勝率は79・6%と
大きくはね上がるというのだ。

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