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上海万博が残すもの

上海万博、それは中国の理想であり、自信であり、夢の力である。
世界の工場などと言われていても、入ってくる商品は夢のような商品。自分達の暮らしとは格段に見上げるような外国の商品が並んでいた時代、欧州、日本は憧れの存在であった。
彼らにような暮らしたい、それが中国民の願いであり、希望だったであろう。
しかし、現実が近づいてくると奇妙な感覚に襲われる。
それが『中華思想』である。

彼は世界に先駆けた素晴らしい国だったはずである。世界の王たる国であった。
どうしてこの国はこうなってしまったのか?
天安門事件が先進国への過渡期に起こった衝動なら万博を行っている中国民の感情は未来への溢れる力とその他への劣等感・憎悪に燃え、混沌とした世界を生きている。
日本人は憧れる力を推進力し、劣っている自分達を認めることができる民族である。
一方、中国は…と一括りにしてはいけないが、“臥薪嘗胆”と現実を見る国家である。いつかこの屈辱を他国に思い知らせることを夢にして力を蓄えることができる。
怒りは猛毒であり、人ならば、重い重病になってしまう。
ならば、国家はどうだろうか?
そう精神的に病んでしまうのだ。

特に日本はアジア人であり、近親憎悪に成りやすい立場にいる。
上海万博
それは中国の過渡期
取り戻されつつある自信が進歩と躍進に使われるか?破壊と復讐に使われるか?
その選択に迫られている。

中国の動向に注意が必要だ。第2のチベットになりたくなければ‼

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