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大暴落の心理

世界大暴落です。
ギリシャから発信された金融不安は瞬く間に世界同時株安を引き起こしました。その発端は入力ミスと言われますが、それは誰もが暴落を予想しているからです。落ちても不思議ではない、そんな心理が常にあり、回避できない経済不安が鎌の底にあるからです。一度誰かが火をつけると鎌は煮上がって、ぐつぐつと混乱してしまう訳です。
この金融不安を無くすのは、主に2つの方法があります。
各国が独自の内的金融に重視し、グロバルを否定する。
または、世界銀行を設立して、取引通貨を統一するかです。
前者はブロック経済の1つであり、クロウズできる国家は助かりますが、できない国家が戦争を引き起こす可能性が生まれます。
後者は将来の姿ですが、誰が世界金融の番人になるかという覇権争いがあり、今日明日で設立することはありません。
という訳で現世界は手詰まりの状態なのです。

まさにババ抜き状態と言った方がいいでしょう。
世界には負債というババが多数あり、誰にそれを押し付けるかというゲームをしている訳です。
ですから、誰かがババを切ると一斉にババを切ってくる訳です。
ゲームに参加しないことが大きな損をしない方法ですが、ゲームに不参加を表明するのは相当の国力が必要なのです。
半強制参加といった所でしょう。

EUとアメリカは経済崩壊状態
中国・インドはバブル
その他の国はそのEU・アメリカ・中国・インドにお金を投資している。

しかし、これはゲームであり、経済破綻を来しても世界は崩壊しない。しかし、多くの人は損をすると考えているので世界崩壊だと騒いでいます。
お金は道具であり、古くなって使えない道具は新しい道具に返れば済むことなのですが、損をしなくない人が戦争を起こしても防ごうとするので話はややこしくなる訳です。

と言いつつも、私も多少参加しております。

「虎穴に入らずんバ故事を得ず」

もちろん、損をすれば諦める覚悟があれば、財を得る為には避けられない道なのです。

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