NTTの50才異動の指摘はおかしな指摘だ!
3月8日、参議院、共産党の山下氏にの質問で50才になると異動か、3割減給の上で地方に左遷されるという。「是正しろ!」という意見だがこれはおかしな要望である。
この制度が正しいがどうかは疑問が残る。
検討に余地や改善の必要は大いに感じるところであるが、これが問題かどうかは大いに疑問である。
まず、50才以上の企業の平均年収が664万円である。NTTはシュミレーションで50才1001万円となっている。これに3割削減されたとしても、約700万円であり、全上場企業の平均を上回る。もし、個人的に優秀な人材であるなら、転職してさらに高収入を得る企業に移ればいいと思われる。スカウトに来ないということは、逆に高収入過ぎると考えるべきである。
(参考:NTTの平均年収と業界ランキング順位)
http://search.1049.jp/income/result/2302
ということで、共産党の山下氏の要望は、的を得ていないと考えられる。
しかし、全員が50才で一律に削減するのはおかしなシステムであり、根本的に給与が高過ぎるのではないか?
能力や開発力や営業人脈による区別など、様々な企業の合理化を要望するのは妥当かもしれない。
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