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高速道路無料化は正しいことである。しかし、バラ色ではない。

鳩山総理の確立が益々高まっている。ほぼ規定路線という感じになってきた。自民党が逆転する余地もなくはなかったのだが、今の「へたれ自民」にはそれをやる勇気もない。そもそもチャンスに気づいてすらいない。
鳩山・岡田の微妙な意見の違いと、外交・国防問題。震災が起こったときに行動できる与党という立場。とにかく、謝るという低姿勢。
麻生総理が財源論を言っている時点で終わっている。(自民党では、「これ以上の支援はできません。」と言っているのに等しい。)、最後に自民党の正当性を言えば、「この4年で生活がよくなった1~3割程度しか票を入れなくていい。」と言っているようなものだ。自爆テロというより、空振りテロという感じだ。民主党はこれに助けられていると私は思う。
財源論のところで、民主党も一部の例を取り上げて、「ここをカットします。そうするとこうなります。」という感じでロジカルに回答すればいいと思うのだが、どうも苦手のようである。
{例.「特別会計で20兆は出せるのでは?」http://donnat.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-a41c.html
そして、最後にこう言えばいいのだ。「国民のみなさん。実際にそうなるかどうかは判りません。しかし、20兆は出せるように思いませんでしたか? そこに可能性があります。民主党は一番底まで掘り下げて検討します。日本を変えましょう。」これくらいは言ってほしいのだが、具体的な数字を出さないことによるメリットがどこまであるのかは不明である。

さて、高速道路無料化が実施されば、経済効果と物流コストの削減によって生活の中心がより自動車中心になる。電気自動車や水素自動車が実用化されているならば、両手を上げて喜ぶところかもしれない。しかし、残念ながら今はハイブリットカーが限界である。ガソリンという媒体を使用することが前提になると、国際条約(京都議定書など)が大きな障害となるのは目に見えている。世界的な流れからいえば、電車や船が見直される時期となっている。つもり、世界的な流れに逆行することになる。さらに、電車・飛行機・船の減収をどう対応するかという現実的な政策課題が残される。一旦廃止されると、復旧には膨大な時間と労力を必要とする。廃止は阻止したい。つまり、そちら側へ財政支出は避けられないのである。
「道路無料化は問題だらけ」なのである。
しかし、そもそも高速道路は無料化が前提で始まっている政策である限り、その政策は完遂させる方がよい結果が生まれると私は考える。有言実行こそ、政治の本分である。ゆえに、「高速道路の無料化」は絶対に行うべきと主張する。しかし、時代の流れからは完全に逸脱しており、経済効果や物流コストの削減に貢献し、車中心の社会になってもらっては困る。あくまで、高速道路の無料化は国の構造を単純化させる為の1つの手段でなければならない。
具体的に言うならば、二酸化炭素税(環境税)との抱き合わせである。
基本的に道路は一般道のみとする。整備維持費を残して、物流や輸送の中心を電車と船に転換する政策を行うことが最良の政策と考えている。いずれ電気自動車や水素自動車の実用化が追いついてくるかもしれない。しかし、それは先の話である。
もちろん、政府が一家に一台、電気自動車をプレゼントして、ガソリン車を事実上の廃車にすることができるなら別だが、それこそ夢物語である。
現実的には電車と船の大量輸送時代を経由して、電気・水素時代へと至るべきであろう。

つまり、高速道路無料化による経済効果と物流コストの削減の車社会に酔っていると、高い二酸化炭素税を海外から請求されるという馬鹿みたいなことになりかねない。ともかく、一度失うと再建が大変であることからも、電車の廃線や船会社を倒産させるようなことはしないでもらいたい。一時の快楽を高い買い物にしないくないということである。高速道路の無料化と同時に電車・船への移動にも補助金を出すのがBAST。とにかく、廃線や倒産を回避しておく。景気対策の中心を自動車から農業・林業へとシフト。都市部は安全にコストをかける社会基盤を整備して、そこに労働力を整備するのがいいだろう。日本全体ではハイコストだが、安全な国家という戦略を打ち立てることがいいと思っている。
さらに、外国人の入場はその制度が確立してからにしてもらいたい。社会基盤と秩序が失われた百鬼夜行が出没する世の中にしないことを願っている。

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コメント

鉄道・船舶・空輸は有料があたりまえなのにそれらと競合関係にある高速道路の「無料化は正しい」と簡単に言い切れるでしょうか。
鉄道は、国鉄時代も有料で、それどころか毎年のように値上げしてましたが、借金はふくらむばかり。民営化されてからは、値上げは止まりました。高速道路も民営化後は各種割引などで値下げに転じました。無料化は国営化と同義です。また、借金がかさみ税金にたよることにならないか心配です。

新自由主義派さん、こんにちは。

>鉄道・船舶・空輸は有料があたりまえなのにそれらと競合関係にある高速道路の「無料化は正しい」と簡単に言い切れるでしょうか。

言えます。上の中でも言っておりますが、「無料化」は政治公約であり、無料が前提で経済構造を考えるのが筋道です。

つまり、鉄道・船舶・空輸の有料と問題にならないように経済構造を再構築するのが前提条件です。

上では環境税を上げています。たとえば、環境税としてガソリンの値段に転化されれば、大量輸送の鉄道・船舶が優位になります。高速道路の無料化の有効性を無効化できます。
他にも様々な施策がありますが、これ以上道路にお金を掛けて道路の優位性を上げる必要はないとも思っています。
環境面でいうならば、過疎地の廃線になった電車の方が道路を維持するより管理費は格安です。経済性を考えて、国や地方の補助金の使い方を考え直してゆけば、公共の利便性という同じ観点からすべてを考え直すことができるのはないでしょうか?

ただし、社会構造の再構築という前提がない場合。
高速道路の「無料化は正しい」とは言えなくなります。この点を民主党さんが言っていないので、私は非常に危惧しております。
鉄道・船舶・空輸が採算に合わないとなって、倒産や廃線になると、後々に再構築するのが困難になります。これは本当に心配です。

最後に、正しいことが最善の策ではないと私も思っています。しかし、恒久減税を廃止したり、暫定税率を永遠と継続したり、言葉の嘘が多すぎます。国民と政治家の間には、「信頼」がなければいけません。そういって意味で有言実行はとても大切なプロセスと考えています。

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