巨星落【小沢辞任】 と 麻生叩き【鴻池スキャンダル】
麻生総理の人気が少し上がってきたので、今度は小沢さんも応援しようかなどと考えている矢先に辞任会見である。
ついに、官僚に小沢氏が屈したというべきだろう。
もちろん、無駄なあがきはやっている。しかし、本人が白旗を上げてしまっては限界がある。
小沢氏の政策は、『脱官僚』政治力を政治家に取り戻すことが彼の目的である。
小沢氏は日本の事を考える古いタイプの政治家である。
日本の国力をつける為に企業を擁護し、巨大となった企業から献金という形で影響力を大きくする。大きくなった権力でさらに企業を擁護し、国力を蓄える。
【金・企業・政治家】の3点セットで国力を考えている。
それが時代にそぐわなくなってきているとしても、
『脱官僚』という目的は悪くはない。
敵が強大であればあるほど、麻生総理にとっても都合がいい。
それだけ政治改革を進める必要に駆られるからだ。
しかし、そのレースも終わりのようである。
『小沢が沈めば、麻生も沈む。』
あくまで、これは私の推測である。
しかし、都合よく鴻池さんのスキャンダルが報じられた。
天敵である小沢が白旗を上げた。次は公務員改革つぶしを本格的に進めることができる。日本の経済など彼ら(官僚)の責任ではないと他人ごとだ。
金がなくなれば、庶民を絞れば出てくると考えている。
・ロシアとの外交を潰しにくるかもしれない。
・中国との関係を悪くするスキャンダルを出してくるかもしれない。
・北朝鮮問題でリークがでるかもしれない。
・閣僚のスキャンダルが連日に渡って報道されるかもしれない。
もし、そうなったなら官僚の抵抗が始まった証拠である。
または、麻生総理も白旗を上げるかもしれない。公務員改革は頓挫し、天下りOK法案が密かに出来るかもしれない。
小沢辞任は残念な報道であった。
追加:鴻池さんの動画はやっぱり政府サイドのリークらしい。
持ち込んだのは片岡。片岡と言えば南隆。やっぱりあのルートか。オレの見立て通りじゃないか。新潮もつるんでいたのか?つるんでいないとは言わせないし、つるんでいなかったとしたら、ネタ元は誰なのか知らなかったわけではあるまい。
南隆は内閣調査室。警察ルートでつながるのは三谷秀史と漆間巌。
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