信念とはなんだろう?
信念とはなんだろう?
人は誰も信念を持って生きている。それは価値感であり、人生観であり、その人自身である。
誰かに依存するのは、人間として未熟な状態である。
宗教などをやっている人に陥り易い落とし穴とも言える。
確固たる自分が存在しないから、他者にすべての価値を依存してしまう。自ら考えることを放棄してしまう。そうすることで束縛と責任を回避するのである。しかし、そこに自分は存在しない。
尊敬し、その人生観を学ぶことは正しい人間形成の道だが、依存し、考えることを停止させることは別だ。
依存するのではなく、共存しなくてはならない。
自ら考えること。それは信念の形勢である。
信念には様々な形がある。
私の場合は、『正しいものは存在しない。』付和雷同である。
今日、正しい判断も明日にはその正しさを失う。
「今日のさしみはうまいが、明日は腐っている。」
世界は常に変化し、正しさも変化する。
それゆえに不動の精神などという人の言葉を信じることはない。
真理というものは存在すると思う。しかし、その真理が正しいことを証明するには人間は幼すぎる。私も幼い。
それゆえに、雲のように流される存在が私である。
人はそれぞれ、様々な雲の形をしていればよいのである。
自分で考え、自分で決める。それをできる人物は信念を持っていると自信を持ってよいのである。
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