恥知らずな御手洗会長 緊急経済対策を提言
御手洗会長が政府に緊急提言を出した。
「太陽光や電気自動車などの需要を促進する補助金を25兆円規模で実施してもらいたい。」との内容だ。
言っていることは非常に切実であり、また、政府が実施するべき政策である。
が、・・・
以前、御手洗会長は「麻生総理から雇用調整に派遣切りを控えてほしい。」と要望されたときに、考慮しますと言って、3日後にキャノンの大量解雇を発表した。
その舌の根も乾かない内に、「内の屋台が大変だから助けてほしい。」とおねだりをしてる。
他人の痛みは感受できるが、自分の痛みは感受できない。
なんて身勝手な発言だろうか!
実際、国民のことを考えて、経済対策はすぐに実施するべきだが、御手洗会長の恥知らずさには呆れ返る。
本来なら、麻生総理の会談で、「(派遣の首切り回避)それはできません。と断ってから、キャノンだけはもう少し待たせます。」というべきだったのだろう。そうすれば、今回の経済提言も意味をなすのであった。
いずれにしろ、経済対策は緊急だ!
2009.3.9 23:48産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090309/biz0903092352022-n1.htm
経団連が緊急提言 御手洗会長「早期に実施を」
日本経団連主催の「労使フォーラム」で講演する御手洗冨士夫会長=東京都内のホテル 日本経団連は9日、株価対策や25兆円規模の経済対策などを盛り込んだ緊急提言をまとめ、麻生太郎首相と全閣僚に渡し、検討を要請した。
同日会見した御手洗冨士夫会長は「早急に手を打たなければ金融機関がさらに痛む。1日も早くやらないと失業がさらに大きな問題になる」と述べ、早期実現を求めた。
株価対策には、政府の銀行等保有株式取得機構がETF(上場投資信託)を購入し、将来このETFに転換できる元利保証の機構債を投資家に販売する案を打ち出した。
損失が出た場合、国民負担が発生するため、政府による“損失補填(ほてん)”との批判も出ているが、御手洗会長は「株価が下がれば、金融機関が貸し出しを渋り、企業倒産が増える悪循環が起きている。市場から株を吸い上げ株価維持をする必要がある」と、緊急避難措置としての導入を訴えた。
« 小沢秘書逮捕にゆれる民意 | トップページ | 森田健作当選、身近なことで右往左往しないでいましょう。 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- アベノミクスと経済政策(1)(2015.05.14)
- TPPの功罪(2010.10.31)
- 上海万博が残すもの(2010.10.30)
- 日韓併合、悲劇の英雄と時代に逆らった宰相(2010.09.18)
- 見えざる野望と日本を勝たせた男(2010.09.01)
この記事へのコメントは終了しました。
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 恥知らずな御手洗会長 緊急経済対策を提言:
» 飯島愛「お別れの会」 [飯島愛「お別れの会」]
飯島愛「お別れの会」 なつかしの画像・動画を大公開中
[続きを読む]
コメント