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小沢一郎 公設秘書逮捕はなぜか?

逮捕されたということは容疑が固まったということだろう?

しかし、小沢氏の公設秘書だけという所が胡散臭さを感じずにはいられない。

垂れ込み?漏洩?何かのメモを見つけたのだろうか?

ともかく、今の時点では何も判らない。

普通に西松側から証拠が上がったなら、森元首相をはじめ、多くの秘書が逮捕されると思うのだが、いったいどうなっているのだろうか?

1月の情報ではこうなっていた。

ーーーーーーーーーーーーー

民主党の小沢一郎代表や山岡賢次国対委員長、自民党の二階俊博経済産業相や森喜朗元首相、尾身幸次元財務相ら与野党の議員に献金されていた。
平野貞夫によると¥小沢一郎の会計上の問題はない。」と言っている。
それが本当であれば、公設秘書が知っていて受け取っていたかが問題になる。
●主な献金先
小沢 一郎
二階 俊博
尾身 幸次
森 喜朗
藤井 孝男
山口 俊一
加納 時男
川崎 二郎
山本 公一

違法献金、現社長が発案・指示…西松建設幹部が供述 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090116-OYT1T00021.htm)もうアクセス不可
準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)が、OBを代表にした二つの政治団体を使い、国会議員らへの企業献金を続けていた問題で、複数の同社幹部が東京地検特捜部の事情聴取に対し、こうした献金システムを発案し、政治団体の設立の検討を指示したのは、同社の国沢幹雄社長(70)だったと供述していることが、同社関係者などの話でわかった。
両団体の会費は実質的に同社が負担しており、他人名義での献金や政党以外への企業献金を原則禁止した政治資金規正法に違反する疑いがある。こうした工作に同社のトップが関与していた疑いが強まった。
問題の政治団体の一つである「新政治問題研究会」(2006年解散)が設立されたのは1995年。複数の同社関係者によると、ゼネコン汚職(93~94年)で政治家と建設業界の癒着が社会問題になり、政治家への企業献金が以前よりやりにくくなったことから、当時、専務として経理・総務部門を統括していた国沢社長が、直属の部下で社長室経営企画部長だった同社子会社「松栄不動産」元社長・宇都宮敬容疑者(67)(外国為替及び外国貿易法違反容疑で逮捕)らに政治団体設立を検討するよう指示した。
これを受けて宇都宮容疑者が中心となり、国沢社長に相談したり同研究会代表に就くOBらと協議したりしながら、幹部社員らに会費を支払わせ、会費分を賞与に上乗せして補填(ほてん)する仕組みを作り上げたという。
同研究会の政治家への献金額は、95年が計約1100万円だったが、翌年には約6600万円に増加。「団体の存在が目立つ恐れが出てきた」(同社幹部)ため、99年には別のOBを代表にした「未来産業研究会」を設立し、議員側への献金を分散させていた。
両団体名義で行われた国会議員などへの献金やパーティー券購入などの総額は計約4億7800万円。2004年~06年には、民主党の小沢代表の資金管理団体に1400万円、自民党の森喜朗元首相の資金管理団体に300万円をそれぞれ献金していた。
宇都宮容疑者は93年から8年間、西松建設の経営企画部長を務め、国沢社長の「側近」とされる。国沢社長は99年に専務から副社長に、03年に社長に昇格した。
読売新聞は同社や国沢社長に取材を申し入れたが15日までに回答はなかった。

毎日新聞1月18日2時33分配信 (http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090118-00000010-mai-soci
)もうアクセス不可
準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)のOBが設立した二つの政治団体が、06年末に解散するまでに総額約4億7800万円の政治献金をしていたことが分かった。同社は両団体を隠れみのにして、与野党議員に政治資金規正法で禁じられた企業献金をしていた疑いが指摘されている。東京地検特捜部は歴代首脳陣が献金に関与していた可能性があるとみて、同社や両団体関係者から事情聴取を続けている模様だ。
問題の団体は「新政治問題研究会」(95年設立)と「未来産業研究会」(98年設立)で、西松建設の営業管理部長OBが代表を務めた。両団体の政治資金収支報告書や官報によると、解散までの約10年間に計約3億8500万円を議員側に寄付し、約9300万円分のパーティー券を購入。主な収入源は会費と政治資金パーティーだった。
献金先は与野党の有力国会議員や自治体首長など幅広く、最後の3年間(04~06年)で資金管理団体への献金額が多かった政治家は▽民主党の小沢一郎代表(1400万円)▽自民党の尾身幸次元財務相(400万円)▽森喜朗元首相(300万円)の順だった。
政治資金規正法は00年以降、政治家の資金管理団体への企業献金を禁止し、ほかの名義を使った献金も禁じている。両団体の会費は西松建設の課長クラス以上の成績優秀な社員が支払い、後で会社が賞与に上乗せする形で補てんしていたとされることから、実質的な企業献金だったと指摘されている。ある幹部は「上司に『よろしく』と頼まれて会費支払いを了承した。政治献金に使われるとは思っていた」と話している。
毎日新聞の取材に小沢氏や尾身氏の事務所、森氏の代理人弁護士はいずれも「政治資金規正法に基づき、適正に受領し、収支報告書に記載している」などと回答した。

「しんぶん赤旗」2009年1月18日(日)
Photo 西松建設
政界に5億円 政治団体代表
裏金管理会社の役員
政界へ五億円近い資金提供をしていた西松建設関連の二つの政治団体代表が、同建設の外為法違反事件にからみ元社長が逮捕された同建設の子会社「松栄不動産」の役員を務めていたことが本紙の調べで分かりました。同不動産は、裏金を管理・支出する役目があったとされ、裏金の一部が政界へのカネの原資となっていた疑惑が浮上しました。
松栄不動産は、西松建設が100%出資する子会社。東京都港区の西松建設本社ビル内にあります。東京地検特捜部は、西松建設元副社長の藤巻恵次容疑者(68)らとともに松栄不動産元社長の宇都宮敬容疑者(67)を逮捕しました。
宇都宮容疑者は二〇〇一年六月に同不動産社長に就任するまでは、西松建設の社長室経営企画部長でした。今回の事件で自宅が捜索され、参考人として聴取もされた西松建設の国沢幹雄社長(70)の側近だった人物です。
政治団体代表をしていたのは、一九九九年六月三十日から二〇〇七年六月二十九日まで松栄不動産監査役だった風間森夫氏と、九三年六月三十日から〇一年六月二十九日まで同不動産取締役だった神田行道氏の二人です。
風間氏は九五年十一月に設立された「新政治問題研究会」の、神田氏は九九年六月設立の「未来産業研究会」のそれぞれ代表。両氏とも西松建設の土木営業本部営業管理部長を退任すると同時に政治団体を設立、代表となりました。両団体は〇六年に解散。
政治資金収支報告書によると、両団体は、のべ約七千七百人から総額約五億一千五百万円の「会費」を集めたと記載しています。
両団体は、「会費」のほか、資金集めパーティーで約七千三百万円を集めていますが、同報告書からは会費納入者やパーティー券購入者などの詳細は不明です。
両団体はこうした収入を原資に、あわせて五億円近いカネを自民党、民主党などの政治家などにばらまいていました。

iZa 阿比留瑠比 2009/01/19 13:57 (http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/878870/)

 本日は、東京地検特捜部の捜査の行方に注目している準大手ゼネコン「西松建設」(東京都港区)の裏金問題について、私自身の頭の整理も兼ねて取り上げます。この問題については、連日のように新聞の1面や社会面で大きく取り上げられていますが、テレビの扱いはいまひとつのようですね。テレビの短いニュース枠では、特集でも組まない限り、こうした詳しい説明がないと理解しにくいような複雑な問題は、あまり報じない傾向があるのだろうと思っています。テレビニュースで読み上げられる字数は、実に少なく、新聞で言うとミニニュース程度の分量であることが多いですからね。
この問題は主に社会部マターであり、私は直接取材する立場にないので、ここでは新聞各紙が報じた内容をもとに、私の見聞きしたことを補足したいと思います。気分次第で適当に切り抜いておいた新聞記事の中から引用したものなので、漏らした記事や内容も多いことでしょうがそれはご容赦ください。
問題となっているのは、西松建設のOB2人が設立した政治団体、「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」が約4億8000万円に上る政治献金をしていた問題です。このカネが、民主党の小沢一郎代表や山岡賢次国対委員長、自民党の二階俊博経済産業相や森喜朗元首相、尾身幸次元財務相ら与野党の議員に献金されていたわけですが、この2政治団体は西松建設のダミーで、実態は脱法的な「迂回献金」に当たるという疑惑があります。この点について、昨年12月29日付の東京新聞は次のように書いています。
「リクルート事件をきっかけとした法改正で1995年、企業・団体から政治家個人への直接献金が禁じられ、2000年には資金管理団体への献金も禁止に。しかし、政治家が代表を務める政党支部を利用した迂回献金など、企業側は法の網をくぐり抜け、政治家に金を流し続けた」
「04~06年の主な献金先は、小沢一郎・民主党代表の資金管理団体『陸山会』へ1400万円、自民党・二階派の政治団体『新しい風』(二階俊博代表)へ778万円など、与野党首脳や建設族の議員が中心。小沢氏については、岩手県の政党支部にも1700万円を寄付している」
…この時点でも、興味深い記事だなあと注目していたのですが、西松建設をめぐっては今月14日、同社元副社長の藤巻恵次容疑者ら4人が東京地検特捜部に外為法違反容疑で逮捕されたことで、再びこの政治献金の問題がクローズアップされました。もともと政治資金規正法はザル法ですし、この事件の本筋でもないのでしょうが、各紙は続報などでこの問題を取り上げています。15日付の読売新聞はこう報じています。
「特捜部は、西松建設がOBを代表にした二つの政治団体を隠れみのにして国会議員らに行っていた献金についても捜査。これらは他人名義での献金や政党以外への企業献金を原則禁止している政治資金規正法に違反する疑いがあるため、同社関係者から事情聴取を行っている」
逮捕された4人の中には、同社子会社「松栄不動産」元社長、宇都宮敬容疑者の名前もありました。15日付の朝日は「外為法違反容疑で逮捕された4人のうち、裏金の使途解明に向けたカギを握るのは、西松建設の藤巻元副社長と、同社の元部長で子会社『松栄不動産』元社長の宇都宮敬容疑者とみられている。いずれも、社内で国沢幹雄社長の側近とされていた」と指摘しています。松栄不動産について、17日付の産経は「西松の政界への資金提供の窓口だった疑いのある」と指摘した上で、次のように書きました。
「松栄は民主党の小沢一郎代表が党首を務めた旧自由党の政治資金団体などに献金。西松が小沢氏ら国会議員8人の資金管理団体に事実上の企業献金を行った際のダミーだった政治団体の代表は、松栄の監査役を兼務していた。特捜部は松栄を通じて裏金も政界に流れていた可能性があるとみている」
「政治資金収支報告書などによると、松栄は平成13年、旧自由党の政治資金団体『改革国民会議』に200万円、14年にも100万円を献金。国会議員のパーティー券購入など、政界に資金を支出していた」
…さて、ここで「改革国民会議」の名前が出てきました。これは、小沢氏の側近である平野貞夫元参院議員が会計責任者を務めており、現在は小沢事務所が「関係団体だが、小沢氏自身の政治団体ではない」と説明している団体です。昨年9月の政治資金収支報告書公開時で11億1104万円もの繰越金(資産)を保有していました。ちなみに自由党は平成15年9月26日の解党の2日前、合併相手の民主党からなぜか2億9540万円もの寄付を受けた一方、解党当日には、改革国民会議に13億6816万円を寄付しました。そのため、国会で「(政党助成金は、解散時に残金があれば国に返還しなければならないため)政党助成金の返還逃れではないか」(故松岡利勝元農水相)と追及されたのは、以前のエントリで紹介した通りです。
ちょっと話が脇にそれましたが、要するに西松は、2つの政治団体と子会社を使って小沢氏の資金管理団体や政党支部、関係団体に献金してきたということになります。前述の通り、西松は小沢氏以外の複数の与野党議員にも献金していますが、特に小沢氏を大事にしている姿がうかがえますね。
それでは、なぜ西松は大物政治家とはいえ、野党生活が長く公共工事に絡みにくく見える小沢氏のことをこれだけ優遇してきたのか。旧田中派に詳しいベテラン秘書に意見を求めたところ、あっさりとこう言われました。
「そんなことも知らないの?西松には昔、Sさんという社長がいて、その娘が金丸信さんの次男坊と結婚している。そういう関係がある。金丸さんは当時、小沢さんを異常にかわいがっていて、小沢さんにいわゆる『利権』を譲ったから、西松の仕事は小沢さんが仕切ることになった。当時、西松は(金丸氏の地元の)山梨で大きく業績を伸ばしたけど、それも最後は小沢さんが取り仕切っていたよ」
…これは以前も書いたことなのですが、繰り返して述べたいと思います。2年前に国会で政治とカネの問題が大々的に取り上げられた際には、「分かりやすい」ためか、何よりも領収書の有無ばかりが焦点として扱われ、マスコミも大騒ぎし、まるで1円から領収書を公開すれば問題はなくなるかのような議論が横行しました。そうした中で、例えば資金管理団体、陸山会による大量の不動産購入問題では、事務所費の領収書を公開した小沢氏は一部メディアで喝采され、「次は自民党が公表する番だ」(毎日新聞の社説)といった論調が出ていました。
でも、あのときの小沢氏の「公開」は、コピーや写真撮影は認めず、公開時間も報道機関1社あたり30分間で、閲覧者も3人に限定するというもので、どの社だろうと、とても十分なチェックなどできるものではありませんでした。その点を当時指摘したのは日経新聞だけでした。私には、みんな問題の本質を忘れて領収書に目をくらまされているだけのように見えました。例えば領収書さえ整っていれば、いや、整っているように演出すればそれでいいのかと。とにかく物事を単純化してテレビの前で「分かりやすく」訴えれば、それでその他のことは不問にされていいのかと。
今回の西松による脱法的な迂回献金疑惑も示すように、政治資金規正法はまだまだ穴だらけな不透明なものです。脱法行為に何の手も打てず、それを正すことも難しい現状から見れば、法改正で1円から領収書を揃えることになったなどというのは極端に言えば枝葉の問題だと思います。何を今さらのような話ですが、ずっとそう書いてきましたし、今もそう考えています。東京地検特捜部の捜査が、多くの人が政治とカネについて思いをめぐらし、問題意識を持つきっかけになればいいと思っています。

日刊スポーツ.com (http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090303-467111.html
西松建設は与野党幹部に幅広く献金記事を印刷する
西松建設OBが代表をしていた「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」は2006年末に解散するまで、小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」だけでなく、森喜朗元首相ら与野党幹部側にも献金やパーティー券の購入などで計約4億8000万円を支出。政党の県連、支部などにも幅広く献金していた。
04~06年の主な支出先は、小沢代表、森元首相のほか、自民党の尾身幸次元財務相の資金管理団体、二階派の政治団体、山岡賢次・民主党国対委員長の後援会など。民主党岩手県連や自民、民主の地方支部にも支出していた。
支出額は1団体に対し年間100万~300万円が中心。陸山会への支出が計700万円に及ぶ年もあった。
西松建設関係者らの話によると、同社の課長級以上の社員から会費を集め、献金先の指定は土木、建築の各営業本部が管理本部を通じて総務部に指示。OBが会社を訪れた際に伝えていたとされる。(共同)
[2009年3月3日22時53分]

小沢一郎の国土交通省利権と西松建設(http://antikimchi.seesaa.net/article/112676867.html

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