ちょっとヤバイ世界情勢?
'Buy USA' push may see America slip from free trade church(http://www.telegraph.co.uk/finance/comment/ambroseevans_pritchard/4143540/Buy-USA-push-may-see-America-slip-from-free-trade-church.html)
この記事を御存知だろうか?
つまり、自国製品を政府が買わせようという露骨な政策だ。
日本などが貿易などで自国産業を守ろうとすると自由貿易の障害になるといって外交問題にするアメリカが自国の商品を買わせる為にはなりふりかまわないということだ。
今まででも間接的に農業補助を行っていた。
それゆえに日本も農業補助をするべきだと唱えていたのだが、日本政府はその場その場の対策のみで国家ビジョンが欠けている。
それは今回の問題と関係ない。
問題はアメリカがそれを行えば、他国も同様に行うだろうということだ。
恐慌後、大戦前の保護貿易主義に逆戻りになる。
その結果が何を生んだかはよく知っている。
これが可決され、法案化されるかどうかは判らないないが、世界はどうもキナ臭い匂いを漂わせている。
オバナ政権も危うい。
中東・アジアへの政策が綱渡りになることは、彼自身も承知しているだろう。
それを自覚して、防衛とエネルギー、自給率を唱える政治家がいないことが日本の不幸としかいえない。
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