どうした麻生太郎???
麻生総理が開く国会が開催された。
今日の討論に点数を付けるなら、麻生30点、小沢40点の共に赤点である。
本当に代表質問は残念な討論となった。
小沢代表は代表質問を異例の所信表明とした。
麻生総理の質問に答えない小沢氏、小沢氏の質問にスルーする麻生総理
「できる・できない」は別として民主党の方がインパクトのある法案を出している。
麻生総理も1つくらいは具体的なビジョンを示すべきだった。
または、細川政権ように民主党の緊急経済対策案の一部を飲み込むことを示唆しても良かったのではないだろうか?
「通さないという自民案の替わりに、ともかく国民の為に民主党案の一部を採用する。」と揺さぶりを掛ける程度の器量を見せてほしかった。
そうすると民主党は「一部でも通すべきだ!」、「一部ではダメだ!」と党を二分することになる。麻生総理は本気で勝つ気があるのだろうかと疑問に思った。
麻生総理の著書やホームページにはバブル・バブル崩壊の当時政策について分析されている。経済的観念は持っている。しかし、現在の経済状況を把握し、その具体的対策を持っているかは未だに不明である。
少なくともこの所信表明では述べられていない。
今後の対応に注目することにする。
ところで鳩山幹事長の答弁は皮肉たっぷりの要点を抑えた答弁であった。
今日のところは鳩山幹事長に軍配が上がった感じだ。
埋蔵金というかどうかは別にして、「余剰金(40兆程度)をすべてこの補正予算に盛り込みます。」と言ってくれるくらいの麻生節をみたいものだ。
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