リーマン・ブラザーズ破綻、後にブラックマンデーと呼ばれるのか?
リーマン・ブラザーズが破綻した。巨大保険会社AIGは$850億で(有償)救済された。
これを始めに世界同時株安がはじまった。ブラックマンデーなみの暴落はめずらしくない。しかし、今回はアメリカ・EU・日本・中国・ロシアと世界を巡っている。
昨日のロシアは1998年の財政破綻以来最大の損失を計上した。株価が急落を続ける中、主要取引所2カ所での取引を停止したそうだ。
ディミートリ・メドヴェージェフ大統領は$600億という資金を注入すると約束した。これはかなり異常な事態だ。
グルジア侵攻以降、海外の投資家が退去するロシアにおいて好景気のロシアでもきな臭い危険な匂いを出していることになる。
一方、アメリカはモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、シティグループ、ワコヴィア、バンク・オブ・アメリカの株価が全て急落している。信用テーブルのおしくらまんじゅう状態で、誰が次に落とされるか?
少なくとも100行以上の中小の銀行・投資会社の倒壊は免れない。
寄らば大樹の影とはいったものだ。
信用崩壊した市場経済が如何にして、信用を復活されるか?
アメリカの崩壊は西側世界(EU・日本)の崩壊を意味する。
と言っても、世界のバランスの崩壊であって、日本自身が崩壊することを防ぐ手段がない訳ではない。それに気がついているかどうかは疑問だが・・・
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