青パト
今日は大阪市の現状を1つ
児童無差別誘拐・殺傷などの事件を受けて、青色パトロールという青い点滅灯をつけた車がパトロールをしている。
それほどの効果は期待できないが、市民で子供たちを護っていこうという現れである。
しかし、これに水を差すの警察である。
学校への通学路には歩行者専用道などもある。当たり前の話だ。
この青パトが歩行者専用道の通行許可書を毎週申請にいかなければ発行しない。これが警察の対応である。
言いたくないが警察がしっかりしていれば、青パトなど必要ない。つまり、警察のだらしないことが元凶なのだ。その自主防衛の自治体に非協力的な態度をとるというのはどういう了見だろうか?
抗議の末、4回分を一括発行まで譲歩させた。それでも1ヶ月分だ。
本来なら、自治会を集めて、どういう風に児童の安全を図るか、警察の役割と自治体の協力の分担をはっきりさせ、相互交流を深めていくべきところだろう。
実際、自治体は自治体、警察は警察、中々うまくいかない。
中には、「青パト自体をやめてしまおう。」という声を出始めている。
困ったものである。
ちなみに、警察と自治体がうまく連携できない1つの理由に、防犯の存在がある。
防犯とは、自治体組織の1つで地域の防犯を担当している。しかし、警察は自治体を通さずに防犯を召集したり、活動を指示することがある。これも自治会にとってうれしいことではない。
また、夏祭りなどの道路使用も警察は協力的とはいえない。夏祭りを拡張しようとしても道路の使用許可で問題になるのは必至だ。
これは警察の話ではないが、夏祭りの自治体が出す屋台や、正月の餅つき大会などのイベントにおいて食品の提供を自粛するように通達がきている。
食品衛生の観点から気持ちは判らないでもないが、お祭りで、「たこやき」、「お好み焼き」、「フランクフルト」、「カキ氷」などが消えてしまって、夏祭りの意義があるのだろうか?
また、餅つき大会で作ったお餅は食べないで下さいと言えというのだろうか?
どうも行政という組織は、文化や情緒というものを理解できないらしい。
食品安全の為に、視察や条件の強化はいたしかたないとしても、文化を否定するような行為は避けてもらいたいものだ。
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