景気対策と日本の未来を考えるのはいっしょのこと
>住宅価格の下落が銀行の体力を弱め、1929年に米国ではじまる大恐慌につながった。(株式日記と経済展望)
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/d005f274cca0987c6386dd6265d67612
(株式日記と経済展望内 私のコメントから抜粋)
【前略】 では何に投資するのかというと環境エネルギーなどに100兆円投資するとか、クリーンエネルギー開発に100兆円投資するとか、いくら金があっても足りないくらいなのに、日本の政治家は道路や橋を作ることしか頭にないようだ。日本中をハイテ・クインフラで整備することも必要だし電気自動車が走り回るようになれば充電スタンドの整備も必要だ。
日本に必要なのはこのような将来へのビジョンであり、超低金利の今こそ投資をするのに最適な時はない。財務官僚たちは超低金利の持つ意味が分からない為に無意味にドルを買ってアメリカ経済を支えることしか考えていないのだ。アメリカの景気がよくなれば日本の輸出産業は儲かるが国内はデフレのままだ。アメリカが不景気になれば日本政府は内需の振興に迫られるだろう。
石油や農産物の高騰は日本にとっては危機であり、国内農業の振興やクリーンエネルギー開発が戦略的に必要になってきた。天然ガスの代わりに水素ガスを使えば燃やしても水が出るだけだ。海水を触媒を使って太陽エネルギーで水素を作ることも出来る。水素を使って発電すれば公害は何も出ない。石油の時代はアメリカの時代ともいえるのですが、電気と水素の時代は日本の時代とも言えるのではないかと思う。
donnatの意見
私が言いたいことを全部言って頂いたコメントであった。
まさに、“日本の将来は次期エネルギーを何にするか?”それが問われていると考えている。石油に依存しない社会構造の転換の速度が次期世界の先駆者となると考えている。
同時、先行投資は社会の活性化を促し、内需の拡大と雇用の促進を促すのも明らかなのだ。それに投資しないで道路を作る作らないと騒いでいる政治家はなんと愚かなことだろうか。
景気を建て直し、将来のエネルギーに安心をもたらす。あわよくば、世界のリーダーになるいことができる一石3鳥の手に気づいていないのか、今からでも遅くはない。G7での国際公約である内需の拡大に新エネルギー関係を重点的に行うべきだろう。
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