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小沢辞意表明

むっすとする小沢

話題が民主党に移ってしまった。

民主党内で意見の違いがあるのは、誰もが知るところである。

補給艦の撤退が民主党にあると言わせなくなかった小沢代表は、ISAFへの参加を表明することで国際的世論を抑えようと考えたに違いない。

憲法原則主義を唱え、普通の国を目指す。

これが小沢代表の考え方だ。

(一度口にしたことを納得するまで変更しないのも小沢氏の癖だ。ところが納得すると今まで言っていたことを忘れたのかと思われるほど態度を変えるのも小沢だと、平野貞夫氏が著書「虚像に囚われた政治家」でいっている。)

今回の党首会談は策謀のニオイが漂うものであった。

政権交代ができる2大政党制を目指す

これに変更はないであろうが、福田政権下では衆議院の逆転ができるかどうかは微妙なところである。

特に代表が言った意見を覆す議員がいることにも焦りを感じていたのであろう。

ISAFの持論はまさに虚を衝いた民主党の欠陥を暴露した小沢氏の失態であった。

結果的に見れば、福田総理がその虚を衝いた党首会談という一撃であった。

二人の会談

様々な疑惑を持って始まった会談は、双方にとって思惑の深い会談であったと思われる。

互いが互いに疑惑を投げ合い、

どちらが先に折れるかを競ったとしか思えない。

先手は福田総理である。

小沢代表と民主党議員への不信を高める為の二者会談をセッティングした。

これに対して小沢氏は、

自民党議員への不安を誘い出すことを狙って受けたと考えられる。

双方にとって、密室というセッティングは狙いがあった。

次に出された福田総理の提案は、

連立とISAFへの参加の交換ではないかと推察される。そして、「給油の見返りに連立を申して来たのは小沢だ。」という風潮を流したのでないだろうか。

《狙いは2つだ。国際的に給油活動再開の為にがんばっている。そして、民主党への揺さぶりである。》

これに対して小沢代表は、

連立への参加、民主党が述べている政策の実現とISAFへの参加必要法案の可決を述べたのでないだろうか?

《「民主党に政権実現能力があることが実証されてば、次の選挙では民主党に行く。」と自民党議員に情報を流せば、自民党議員は反対をいうだろう。少しずつ詰めていけば、自民党が崩壊するのは自明の理である。》

海部政権等で豪腕小沢と言われるほど、寝技を得意とする小沢氏は福田総理からの謀略戦を受けたと思われる。

こういった戦略は、商売でも国家間でもよくおこることで、ポーカーと良く似ている。

レートを吊り上げて、先に降りた方が敗者となるゲームである。

影の外務大臣といわれたほどの福田総理である。そのことは心得ていると考えられる。

双方とも狙っているのは、後ろにいる議員達である。

2度目の会談

福田総理は、小沢代表の提示を受け入れたと考えられる。

対する小沢は、さらにレートを吊り上げ、大臣の椅子か、確約書等を提示したのではないのではないだろうか。もちろん、福田総理が受け入れるのは計算の内だ。

受け入れないなら、会談自身がキャンセルされるからだ。

その結論をもって、民主党本部に帰る。

《この時点で小沢代表は勝利を確信していたのではないだろうか。そうでなければ、これほど早い段階での辞意表明が考えられないからだ。》

連立、又は政策合意集団として発表されれば、自民党議員内が騒然となる。また、公明党も抗議を入れることになる。一方、民主党は共産党や社民党が抗議して大きな損害はない。また、政策も異なる。

つまり、自民党が政策合意と異なることを言った時点でいつでも橋を降ろすことができる。カードは常に民主党側にある。

実際の話、2大政党制を目指す小沢氏にとって、二つの政党が1つにし、それから2で割るという構想もあったのかもしれない。

いずれにしろ、カードは常に小沢一郎の頭上にあるという慢心があったのでないだろうか。

降りた方が負け!

そんな簡単なことが理解できない民主党幹部に不満を覚えずにはいられないようであった。

「今、断らなくてもいつでも解消できるのだ。なぜ、ここで降りる。」

福田総理にとってもあっけない幕切れだったと思われる。

「あまりにも早い返事でおどろいている。」

とのコメントに言い尽くされるのでないだろうか。

(自民党幹部も、次に小沢が何を言ってくるかで協議を重ねていたのではないだろうか。)

記者会見で民主党の幼さを言わずにはおれなかったようだ。

むすっとした小沢氏の顔が印象的だった。

Ozawa

寝技で小沢一郎が負けるとは思わなかったので福田総理の無謀さを罵ったが、改めて訂正させて頂きます。

猿も木から落ちるとはこのことだろう。

しかし、場外乱闘戦ばかりで国会はどこへ行く?

(これで民主党も次の党首人選で国会どころではなくなってしまった。)

週刊紙などでは、小沢が辞意を表明した真実なるようなものが競争して発売されるのだろう。安部総理の辞意を表明した時のように、それよりその為に何を失ったかと議論する方が重要ではないだろうか?

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