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官邸崩壊

上杉隆「官邸崩壊」読了

上杉隆氏は政治記者の中でも信憑性がある記事を書かれる方と信頼している。

人間安倍として、信頼と信用できる総理と期待していた私は総理の取り巻きの悪さを改めて確信されられた。

私が手に入れることができるソースは、ニュースとメルマガとブログしかなく。本人が出版される出版物と政治記者が出される出版物は政治を知る上で欠かせないものである。

問題は誰の記事を信じるか、また、信じられるニュースであるか、きわどい見極めが必要になる。この官邸崩壊は井上、世耕という二人の政治資質を知る上で極めて重要なファクターとして記憶されることになった。

やはり、最初に危惧された取り巻きの悪さが露呈されたものだとしか言いようがない。

小泉総理

ライオンハートで始まった官邸メルマガであるが、小泉総理自身が自ら語ったことはなく、誰かがまとめた作品を読み続けた私は日に日に不満と不振を募らせていった。

総裁戦で公約した「首相公選制」を“その程度のこと”で片付けられた時から小泉総理への不振は始まった。

受けの良いフレーズを連発する総理、しかし、同時に多くの公約を守ることはなかった。

財政再建優先、増税はしない、継続的な医療の形成、一総理・一閣僚

すべて裏切った政策である。

もちろん、これに対して批判的な意見の方もいるだろうが、言葉の言い回しではなく、結果として行われた事実のみを見れば、間違いなく裏切り行為であった。

総理にとって自分の権威を守ること以外の何ものもなく。政治的野心は存在しても、国家としての存続の意義や大儀、威信などというものは存在しない。国民に対する感謝や温情などというものは考える対象ですらなかった。

必要なものは人気と話題性のみであったとしかいいようがない。

よきにしろ、あしきにしろ、様々な問題を残したまま小泉純一郎は総理の席を立った。

安倍晋太郎

彼のことを気に掛けるようになったのは、やはり北朝鮮への訪朝である。

骨のある政治家が出てきた。

これが第一感である。

また、国会前に座り込む被害者に頭を下げたことも彼の評価を上げるものであった。

彼の著作品を読めば、彼が強い意思を持っている政治家であることを疑う者はいなかったのでないだろうか。

私も人間らしさがある安倍晋太郎という人物に期待していた。

言うべきことをいう政治家の誕生にである。

官邸崩壊

政治家や番付記者がもつ安倍晋太郎という人物は、一般の国民とはかけ離れたイメージがあったと思われる。特に人間らしさという部分である。

その部分はここである。安倍総理が誕生したとき、小泉総理が安倍を選んだ理由として「決して裏切らない。」と言った言葉だ。我々は単に約束は守る男気があるという程度に受け取っていた。

しかし、実際はそうではない。他に政敵を作らないその人柄そのものを差していたのだ。訪朝の強い安倍は表の顔であり、普段の安倍はそれとは異なっていたとしかいいようがない。

そして、人を信じる安倍議員が安倍総理になったとき、すでに官邸崩壊は始まっていた。

安倍総理は言うなれば、劉備であり、劉邦であった。

しかし、肝心の諸葛孔明も、韓信も、張良もいなかったことがすべての敗因と言わざるえない。塩崎、世耕、井上のこの三人は本来協力するべき仲間であり、安倍総理の影に徹さなくてはならなかった。しかし、彼らは自らの功を競い合い、本来なすべき情報の収集と対策を疎かにした。もちろん、彼ら3人以外もそうだ。

結果として、軍師のいない安倍総理は自ら梶を取ることになった。

政治家として、血統がよく、人間味があり、見た目の良い安倍総理は神輿として最高の逸材である。しかし、政治的センスがある訳でなかった。

政治汚職、年金問題、従軍慰安婦問題と立て続けに起こった問題も、「災い転じて福となす。」のことわざの通り、乗り切ることで安倍政権を磐石のものにすることができたのだ。

そもそも、すべて安倍晋太郎が引き起こした事件ではない。過去の問題を如何に処理するかで評価が変わると考えなかったのが不思議である。

「1円まで領収書をつけましょう。」、「企業献金を禁止しましょう。」、「年金問題に関わったものすべてで賠償いたします。賠償を否定するものは国家の威信を落としたとして名誉棄損で国家賠償を求めます。」、「私が渡米してアメリカ議会に乗り込みましょう。」

いささか過激な意見もあるが、国民に対して誠意を見せていれば、選挙の結果はおのずと異なっていただろう。

結局、みなが保身に走り、ケープゴートにされたのは安倍総理自身だった。

官邸崩壊では主に塩崎、世耕、井上のことが書かれていた。

私の中でこの3人の評価が下がったことはいうまでもない。

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